概要
イロハが居た未来において、彼女が宮司を務めていた神社。
しかし、実際にイロハがいた醴泉神社とは、厳密には似て非なる場所のようだ。
ここには「瑞獣」と呼ばれる存在が多数暮らしている。
普通の獣が100年生きると妖力を得て妖獣化する。
妖獣が更に900年、計1000年以上生き続けると神通力を得て"裏返り"、「瑞獣」となる。
醴泉神社は瑞獣の集まる拠点であり、彼らはここで「大いなる闇」なる者を封印し続けているらしい。
そして封印を強化するために、本来の時空から切り離された小異世界へと神社を移動させたのである。
醴泉神社へと行く方法とは、博麗神社のすぐそばにある池に住んでいる玄爺に頼むこと。
実は玄爺は、「大いなる闇」を封印する瑞獣たちの中のリーダー格だったのである。
霊夢とイロハの友好度が最高でかつPCがレベル99の状態で玄爺に話しかけることで初めて醴泉神社へと招待される。
そしてここで、「大いなる闇」の封印が解けかけられていること、再封印を施すために、「四霊」の力を集める必要があると言われ、特別なクエストを依頼されることになる。
出没キャラクター
- 玄爺
瑞獣たちのリーダー格。
現在の「四神」が就任する以前に四神と呼ばれ、現在は「四霊」と呼ばれている存在、「霊亀(かつての玄武)」。
PCの力と人格を認め、再封印を依頼する。 - 博麗霊夢
ペットの亀が神社を掛け持ちしていたことにこっそりショックを受けている。
異変を解決する博麗の巫女として、「大いなる闇」の再封印に渋々協力する。 - イロハ
未来の世界において醴泉神社の宮司だった女性。
この世界の醴泉神社で封印されている「大いなる闇」が、自分の世界が滅びに瀕した原因ではないかと考え、再封印に協力する。 - 玉造魅須丸
「大いなる闇」封印の要となる醴泉神社の勾玉の製作者。
センリから「醴泉神社の勾玉」についての話を聞いた後、一旦醴泉神社からエリアチェンジして次にもう一度醴泉神社に入ると登場している。
以降は時期・時間を問わずずっと居る。
「大いなる闇」封印には間接的な形ではあるが協力してくれる。
パーティへの誘いはもちろん、マテリア加工とアートマ抽出も依頼できる。
玄爺や他の四霊とも以前からの知り合いらしい。玄爺のことは「玄爺くん」と若干みょんな呼び方をする。 - 冴月麟
「四霊」となり得る霊力を秘めた謎多き少女。
しかし今の力では足りないため、四神たちから霊力を受け取る必要がある。
登場させるために関連イベントを完了させていなければならないため、もしまだ登場させていなかった場合、クエストの進行が止まってしまう。 - カワウソ霊
八千慧率いる「鬼傑組」の幹部。
瑞獣の一体であるが、瑞獣の中では新米であり、からかわれる立場。
いつもネズミの瑞獣だと勘違いされ、その度に「カワウソですが!?」と律儀に返す。 - 鳳凰
瑞獣たちのリーダー格「四霊」の一体で、かつて「朱雀」と呼ばれていた。
炎を纏った鳥としての姿と、赤い髪の女性としての姿を持つ。
強力な癒やしの力を持ち、炎を纏った姿と合わせて不死鳥(フェニックス)を思わせる。
非常に思い込みの激しい性格で、一言でいうと「ヤンデレ」。
ある人物が持つ武器「鳳凰丸」と繋がりが深い。 - 応龍
瑞獣たちのリーダー格「四霊」の一体で、かつて「青龍」と呼ばれていた。
青龍としての姿と、下半身が龍、上半身が陰陽師風の青年の半人形態の姿を持つ。
見た目通り優れた陰陽師で、多数の式を召喚して従わせることができる。
「大いなる闇」の再封印に向けて、霊夢に術の修行をつける。 - 白帝
上位瑞獣の一体で、先代の「四神・白虎」。
「四霊」ではないが、四霊に匹敵する霊力の持ち主。
白虎の位を弟子に譲り、自身は修行の旅に出ていた。現白虎からは「師父」と呼ばれている。
修行の末、白虎としての姿に加えて、白虎を擬人化したような半人形態を会得した。
超人的な格闘術を修めている上、地上のものを根こそぎ上空へ打ち上げる程の強風と雷撃を操ることが出来る。 - 麒麟
瑞獣のリーダー格「四霊」の一体にして、上位瑞獣「四神」の統率者。
現存する瑞獣の中で最も古き存在であり、玄爺ら現在の四霊がまだ四神だった頃から「大いなる闇」を監視していた。
膨大な霊力を持つ一方、永く生きすぎた為に魂が荒魂に染まりつつあり、やがては和魂を失い、ただ暴れるだけの暴虐の獣になってしまう運命にある。
そうなる前に自分を討ち、その霊力を受け継いで新たな麒麟となってくれる存在を待ち望んでいる。 - 博識のセンリ
瑞獣の一体。太っちょの猫妖怪。
非常に博識で、話しかけると色んな事を教えてくれる。
ストーリーや設定上の分からないことがあったら聞いてみよう。 - 百雷のヌエ
瑞獣の一体。
ぬえの同族で、彼女を連れてくると封印される前からの知り合いらしいことが聞ける。
正体不明の妖怪として恐れられる鵺であるが、彼の姿はどう見てもレッサーパンダそのもの。 - 鈴仙・優曇華院・イナバ
自分が呼ばれた気がして、自身の能力で醴泉神社の場所を見破り自力で入ってきた。
残念ながら、全然関係ない。
でも善意で協力してくれる。
センリの話
「未来の醴泉神社」について
イロハが来たっていう未来の醴泉神社について訊きたいニャ?
正直言って、にゃーでも未来のことまでは知らニャいニャ。
でも、推測だけは言えるニャ。
きっと、イロハのいた世界は、封印が破られて「大いなる闇」が世界に侵入したんだと思うニャ。
その世界でのにゃーたちがどうなったかは分からニャいけど……多分、「大いなる闇」に呑まれたんだろうニャ……。
「醴泉神社の勾玉」について
醴泉神社の勾玉について訊きたいニャ?
大昔、魅須丸っていう神様が、「大いなる闇」を封じるために造ってくれた、醴泉神社の宝物ニャ。
勾玉は魂を象った魔法の道具で、魂を映して複写できるって知ってたニャ?
中でも醴泉神社の勾玉は特別製で、四霊さまたちの霊力を映し取る事が出来るのニャ。
その膨大な霊力を使って、「大いなる闇」を封じていたという訳だニャ。
そして、今の勾玉は霊力が底を尽きそうだから、四霊さまの全力を受け止めることで、霊力を回復させようっていうのが、玄爺さまの話ニャ。
ちなみに、イロハが未来から持ってきた方の勾玉は、霊力が完全に尽きているみたいだニャ。
恐らくだけど、未来の世界で勾玉の霊力が尽きた事で「大いなる闇」が復活したんだろうニャ。