概要
「埋もれた負債」作戦 (Operation: Buried Debts) はオーブ峡谷で実施される2019年最初の作戦イベント。
本イベントの難易度設定は上級者向けとされている。また、リーダーボードシステムは導入されていない。
「サーミアの裂け目」「データハッシュの収集」「エクスプロイター・オーブ討伐」の3つのパートで構成される。
本イベント後、「サーミアの裂け目」は定周期で発生する常設イベントとなっている。
エクスプロイター・オーブ討伐も常設化されており、フォーチュナーのバックルームにてEudicoから依頼ミッションを受けるか、或いはフリーローム状態でデッキ12に進入することでいつでも実施可能。
- 「希釈サーミア」を1つ以上所持していないと開始できないので、無い場合は「裂け目」イベントを待つ必要がある。
- 依頼を受ける場合はソラリス連合の地位が「旧友」に達している必要がある。
- データハッシュの収集は不要なまま。
サーミアの裂け目
イベント期間中、峡谷の各所にサーミア(橙色のガス)が噴出する裂け目が発生する。
この裂け目を封鎖すると「希釈サーミア」と作戦ポイントが得られ、一定のポイントが貯まる毎に報酬を受け取ることができる。
また、イベント中はワールド全体で「裂け目の制御状態」が管理*1され、状態に応じてオーブ峡谷でのミッション時に以下のボーナスを得られる。
- 制御不能:ボーナスなし
- 間欠的な制御:クレジットのみ2倍
- 制御:クレジットと素材が2倍
この「裂け目の制御状態」については、裂け目を封鎖すると制御に近づき、時間経過で制御不能に近づいているものと思われる。
なお、ボーナスは同種のブースターとは別枠で処理され、重複すると乗算され効果が4倍になる。
例外的な所では、ブースターなどでは適用されないサターン・シックスの脱獄者は確保時に得られるNightwave地位も、素材扱いで2倍になる。
累計ポイント報酬
ポイント | 報酬 |
---|---|
5 | 「埋もれた負債」エンブレム |
25 | Amalgam Shotgun Spazz |
Amalgam Serration | |
50 | Amalgam Barrel Diffusion |
Amalgam Organ Shatter | |
75 | 「埋もれた負債」シジル |
100 | OPTICOR VANDAL |
封鎖手順
- エクスプロイター オーブの足元からスポーンするクーラント ラクノイドを倒し、冷却液容器を拾う。
- 峡谷のどこかにあるサーミアの裂け目を探し、裂け目に容器を設置する。
- 裂け目の封鎖が完了するまで敵から容器を防衛する。
- 封鎖完了までには3分かかる。
- 封鎖の完了ごとに冷却液容器にサーミアが1/4ずつ満たされ、作戦ポイントを1点取得する。
- 1つの容器で4つの裂け目を封鎖し、サーミアで満たされた容器を回収することで、ボーナスポイントを3点(トータル7点)と生産素材「希釈サーミア」が得られる。
備考
- 裂け目の探索要素はあるが、ほぼ機動防衛ミッションと同様の戦闘になる。
- 冷却容器のヘルス、シールドはやや低め。
- オーブ峡谷での他戦闘と同様に、増援ビーコンの早期破壊に集中すれば難易度は低めに保ちやすい。
- 裂け目の出現位置はある程度決まっており、その中から抽選される。
- 裂け目は炎の柱のようなエフェクトが吹き上がっており、比較的遠目から確認できる。AWで上空から捜索する。
- 1箇所で防衛が進行中の場合、他の裂け目を並行して進める事はできない。
冷却液容器の追加
最初の容器を投入してから30秒以内であれば、追加の冷却液容器を投入できる。
容器を追加した分だけ裂け目の必要数が減少するが、代わりに封鎖防衛の難易度は上昇する。
- 容器は最大3つまで追加可能(合わせて計4つ)。
- 最大まで追加すれば、1つの裂け目を封鎖するだけでボーナス分を含めた7ポイントと希釈サーミアを得られる。
- 容器を追加するごとに封鎖進捗の最大値が+25(50秒延長)される。
- つまり裂け目1回分(3分)が50秒に短縮される。1つ追加するだけでもそこそこの時短になる。
- 4つ投入した場合、封鎖進捗の最大値は175(5分30秒)となり、追加無し4回分の半分以下の時間で完了できるようになる。
- 容器を追加投入するごとに封鎖中の初期警戒レベルが上昇する。
また、裂け目が「げっぷ」をする頻度が上昇し、容器の数によっては特殊な「げっぷ」が追加される。
「げっぷ」について
封鎖中は5~15秒ごとに裂け目が「げっぷ」をし、以下のいずれかの効果を周囲に発生させる。
- ナリファイア げっぷ
- 裂け目を中心に半径30mのナリファイアバブルが発生する。
- サーミア ラクノイド げっぷ
- 裂け目の周囲に大量のサーミア ラクノイドを出現させる。
容器を2つ以上投入している場合のみ発生する。
- 敵のレベル げっぷ
- 警戒レベルを上昇させる。
容器を2つ以上投入している場合のみ発生する。
- 放射線状態異常 げっぷ
- 裂け目から半径30m範囲に、100%の状態異常率を持つ放射線ダメージバーストを発生させる。
容器を3つ以上投入している場合のみ発生する。
- 激怒 げっぷ
- 周囲の敵のダメージ出力を上昇させる。
容器を3つ以上投入している場合のみ発生する。
ナリファイアと放射線異常を警戒し、35~40m程の位置に陣取ると影響を受けずに済む。
特に放射線異常はかかったその瞬間に容器を破壊してしまう事故が発生しやすいため、状態異常対策が万全でないのなら極力近づかないこと。
ネクロメカがあるなら状態異常を気にせずに防衛に専念できる。
注意点
- 冷却液容器を持っている間にセカンダリ射撃操作を行うと容器を投げてしまい、消失してしまう。
- 希釈サーミアとボーナスポイントが貰える条件は「トータル4箇所封鎖」ごとではなく、「1つのセルで4箇所を封鎖し、セルを使い切った」時である。
- 当然、セルを失えばこの進捗は失われ、他のセルを使って0からやり直しをする事になる。
- また、バグやホストが切断した際の移行などでもセルが失われる(拾えなくなる)場合がある。
- こうした仕様や比較的長時間を要する事、ホスト移行失敗のリスクなどから、野良では最短の1つのセルを使って4つ進行→引き上げる(粘る場合でもセルを使い切ってから次のセルを使用する)というパターンが多い。進行中のセルを消失させてしまったり、下手に新しいセルを使おうとすると進行妨害となりうる。
- もちろん故意でなくてもセルが消失してしまう場合があるが、できるだけそれを回避するために運搬中には余計な事をするのは厳禁。運搬に集中しよう。
- そもそも期間中であっても野良マッチングした相手が必ずしもサーミア目当てとは限らないため、野良でのプレイはあまり推奨できない。
全てのデータ・ハッシュを集めよ
オーブ峡谷でデータ・ハッシュを見つけてスキャンする。
海外の有志製作のマップが詳しい。外部リンクへ
HELIOSがいると自動でスキャンしてくれるので、見つけやすい。
エクスプロイター オーブ討伐戦
2019年3月14日のUpdate 25.5.0にて追加。
上記データハッシュの解読が完了し、かつてソラリス連合が有り、Nef Anyoによって掃討された旧地下労働施設「デッキ12」への扉が開いた。
データハッシュを集めきったアカウントなら、マップの端、中央整備局からまっすぐ東にいったアーチ状の巨岩の脚元の洞窟の中の扉を開けることができる。(初回では、データハッシュの収集は一連の不具合状況を鑑みて今回は不要とされ、制限なく扉が開いた。)
フォーチュナーと寸分たがわず、されどひどく老朽化したその空間でエクスプロイター オーブとの決戦に臨むこととなる。
詳細はこちら>エクスプロイター
履歴
作戦期間(日本時間)
- PC第一回:2019/03/08(金)~03/26(火)午前9時
- CS第一回:2019/03/21~04/7