コレクション/「World of Warshipsの 2 年間」
最初の実績を解除する、またはプレミアムショップから入手可能な「World of Warships アニバーサリー」コンテナを購入することによって、コレクションアイテムを初めて入手すると、 World of Warships 2 周年記念コレクション「World of Warships の 2 年間」がアンロックされます。このコレクションは World of Warships の 2 年間の軌跡をテーマにした全 16 種類のアイテム、 4 つのサブコレクションで構成されます。
同じコレクションアイテムが重複してしまった場合、重複分 2 つを未取得のコレクションアイテム 1 つと交換することができます。コレクションをすべて完成させた場合、余剰分のコレクションアイテムは 1 つにつき 15,000 クレジットと交換できます。
サブコレクションを完成させると、それぞれにつき次の Tier VIII 艦艇専用の無期限制迷彩を入手することができます: Kiev、Charles Martel、Z-23、New Orleans
「World of Warships の 2 年間」コレクションをすべて完成させると、特別実績と特別記念旗、そして、イギリス戦艦 Monarch 専用の無期限迷彩を入手することができます。
パート 1
経済改革
アップデート 0.5.12 は、何といってもゲーム内エコノミーへの変更があった点が、プレイヤーと開発者の双方にとって記憶に残ることでしょう。チームの成功に貢献するような行動こそが、戦闘終了後の報酬に影響するようになったのです。その狙いは、プレイヤーがダメージを受けることを恐れすぎずに、積極的に行動し、多様な戦術を駆使するように促すことでした。
この新しいシステムに慣れるには、時間と努力を要しました。また、次のアップデートにおいて若干の追加調整を施しました。紆余曲折もありつつ、最終的にはうまく機能するようになりました。経済改革は、ほぼ完了したと言えるでしょう。少なくとも現時点においては。
イギリス艦隊の進撃
イギリス巡洋艦ツリーの誕生は、新たなオペラの良き題材となりました。それともバレエ、あるいはスリラー映画でしょうか。
プレイヤーの皆様からの支援とサポートを得て、スーパータンカーのような特大コーヒーポットに頼りつつ、リアルさとゲームプレイとのバランスを取るという挑戦を続けてきた結果として、全てを望み通りに仕上げることができました。アップデート 0.5.13 で実装されたこれらの艦艇は、特徴的な性質を備えており、実装後間もなく、栄光をその手に掴みました。その戦闘能力を考えれば、当然のことだったと言えるでしょう。
今日の褒賞をお届けします
アップデート 0.5.13 では、デイリーミッションがよりインタラクティブなコンテナへと置き換えられました。それに合せて登場したのが、あの魚雷磨き男でした。
毎日、多くのプレイヤーによって無数のコンテナが開封されています。「大当たり」を狙っている人もいれば、堅実に消耗品や信号旗を補給するためにコンテナを利用している人もいます。そんな中、魚雷磨き男は、昼夜を問わず魚雷を磨き続けているのです。
闇と光の戦い
愉快なゲームモードは、World of Warships においては目新しくはありませんが、その中でも 2016 年のハロウィーン・イベントは、そのスケールと出来栄えの両面で最高のものだったと言えるでしょう
多くのプレイヤーが、悪の艦隊との激戦を楽しむ中で、一部のプレイヤーは、これにはより深い意味があるのではないかと推測していました。そんな中、開発チームには、休日のムードを楽しんでいる余裕など全くなかったのです。何故なら、この「トランシルヴァニアを救え」モードには、アミューズメントとしての側面の他にも、重要な目的があったからです。そしてその数ヶ月後、ハロウィーン・モードの開発と運用で得られたノウハウが、PvE オペレーションの開発に活かされたのでした。
パート 2
ゴールド迷彩
無期限迷彩が激論の種となったことはありませんでした。そう、そのスポットライトが Tier X 艦艇に当たるまでは。背後には、こんな不満がありました。「ほとんどの場合、Tier X 艦艇はプレイヤーの港で放置されているだけです。何といっても、全然稼げないですからね...」「ああ、2 隻のビスマルク級を 1 撃で仕留められればいいのに!」そこで、高 Tier 艦艇用の無期限迷彩では、修理・補給費用が大幅割引されるようにしました。
アップデート 0.5.14 で実装されたこの新アイテムは、大人気となりました。お気に入りの Tier X 艦艇で稼げるようになったことにより、仕様艦艇の平均 Tier にも良い影響がもたらされました。
忍者!!
アップデート 0.5.15 で実装された日本駆逐艦ツリーのサブブランチは、多くの感情を生み出しました。サブブランチの駆逐艦は、他の日本駆逐艦に比べ、主砲を活用しながら戦うことが重要である点が特徴でした。そして、白露 (Shiratsuyu) と秋月 (Akizuki) は最高に楽しい駆逐艦でした。
前者は恐ろしいほどの数の魚雷を一斉に撃ち出すことが可能であり、後者は他に類を見ないような特徴的な両用砲を搭載しているのです。
ですが、残念な部分もありました。このサブブランチ、Tier VIII の秋月で終わっているのです。少なくとも、現時点においては。
ミッション・ブリーフィング
2 種類のキャンペーンがありました。キャンペーンは、それに含まれる様々なミッションを達成していくことで、ゲームへの理解を進めたり、プレイスキルを高めたりすることができるようにデザインされています。開発チームは、その意図の重要性を示すため、キャンペーン「名誉ある貢献」および「勝利の科学」の最終褒賞として、Tier VI 駆逐艦東雲 (Shinonome) およびプレミアム 7 日間をそれぞれ用意しました。
そしてこれは始まりに過ぎません。プレイヤーはこの要素を気に入ってくれましたし、これはこのゲームの重要な要素となったのですから。
駆逐艦ハンター
プレイヤーは不満でした。「なんでこのツリーの駆逐艦はどれも隠蔽性が悪く、魚雷の射程も短いんだよ?」そして開発チームは答えました。「水中聴音で敵艦を見つけて魚雷を撃ち込んだり、高貫通の徹甲弾で敵を驚かせるためです」と。しかしプレイヤーは納得せず、ドイツ駆逐艦ツリーは当初にはあまり歓迎されなかったのです。ですが、その後の数回のアップデートによりバランス調整を重ねた結果として、確かな評価を得るに至り、一部の艦艇についてはその Tier における最高の艦艇だと評価されるようになりました。それに至る道のりは平坦ではありませんでしたが、最終的には安定した航海を実現するに至りました。
それ以来、開発者とのコミュニケーションにおいて、穏当に意義を唱えたいときには、「おい、ドイツ駆逐艦のときみたいに混乱を招くのはもうこりごりだろ?」のようなことを言うのが良いエチケットとみなされるようになりました。
パート 3
美しき軍艦
私たちが初めて取り組んだ、とても風変わりで特徴的なコンテンツをこのゲームに実装する、という試みについては、多くの皆様が覚えてくれていることでしょう。そのために若干の機能調整が必要でしたし、「おお神よ、私はこんなものは見たくないんだ!」に応える機能を実装する必要もありましたが、その結果として、よりフレキシブルにコンテンツを追加できるメカニズムが整いました。今後開発チームが想像力を活かした様々なコンテンツを実装する上では、壁はもうありません。
その姿が大好きな人もいれば、単に日本艦艇を無料で取得したかっただけという人もいたことでしょう。どちらにしても、忘れられない日々になったと思います。
鈴の音
キャンペーン「グラーフ・シュペー追撃」および「秘密のサンタ」によって、2016 年 12 月の薄暗い空は、明るく照らし出されました。そう、炎上中の艦艇が放つ陽気な光によって。特別コンテナの中には価値あるアイテムや素晴らしい褒賞が含まれており、新年の華やかな雰囲気をさらに盛り上げました。
しかし、花火やクラッカーの煙が晴れたら、また仕事が始まります。2017 年には、開発者には多くの困難かつ重要な挑戦が待ち構えており、プレイヤーは、大海の制覇を目指した激戦を繰り広げ続けるのです...
変化の風
アップデート 0.6.0 のハイライトは、艦長スキルが全面的に刷新されたことでした。従来のスキルの再構成に加え、新スキルも登場し、エリート艦長 EXP という新機能も実装されました。これらに関しては、公開テスト中から活発な議論が交わされました。
これは大変な作業でしたが、プレイヤーの皆様からのサポート (およびちょっとした黒魔術) のおかげで、何とか正式リリースすることができました。そしてその努力は報われたのです。刷新版の艦長スキル・システムは、プレイヤーのニーズにとてもうまく応えてくれました。
俺は好きな場所で煙幕を展開する
アップデート 0.6.1 のリリースに合せてランク戦第 6 シーズンを開始しましたが、これは論争の種となりました。多くのプレイヤーが積極的に参加してくれたことは良かったのですが、無視できない大きな問題を抱えていたのです。
そして、プレイヤーの皆様からのフィードバックを参考にしつつ検討を進めた結果として、煙幕を乱用する戦術や、各種マップの問題点、艦艇バランスに関するその他の問題について究明することができたのでした。
パート 4
もっと駆逐艦が必要だ
アップデート 0.6.2 では、ソ連駆逐艦ツリーにサブブランチを追加し、これは好評を得ました。ハバロフスク (Khabarovsk) を頂点とするメインブランチは、巡洋艦に近い砲戦主体のプレイスタイルに適しており、常に動き続けながら積極的に射撃し、高速を活かして急襲を仕掛ける。このようなスリリングな戦闘体験が保証されていました。
一方で、グロザヴォイ (Grozovoi) を頂点としたサブブランチは、魚雷を主体として主砲を補助的に使うという、一般的な駆逐艦に近い特性を有していました。
次は? エンジンブーストを戦艦にも搭載するの?
アップデート 0.6.4 で実装されたフランス巡洋艦ツリーはバランスが良好であり、バランス上の問題点が皆無でした。そしてこのツリーの実装は、プレイヤーがフランス料理の用語を学ぶ良い機会になりました。
消耗品「エンジンブースト」はこれらの艦艇の特性によく合っており、Tier X のアンリ 4 世 (Henri IV) は、巡洋艦としては異例の 240 mm 砲を搭載しており、最高火力の巡洋艦としての地位を素早く固めました。
マイティ・ビスマルク
キャンペーン「ビスマルク追撃戦」は、大規模なものでした。参加者は 30 万人以上であり、そのうち 14 万人がコレクションを完成させ、付与されたコンテナの数は 700 万個を超えました。そして 6 万隻以上もの Tier VIII 戦艦ビスマルク (Bismarck) が、様々なスキルのプレイヤーの手に渡りました。
このイベントでは、キャンペーンの各種ミッションを達成することで、歴史に関する読み物が読めるという要素が用意されており、これもまたプレイヤーを大いに楽しませました。
ボットの逆襲
霧に覆われたある美しい朝に、開発チームは、Co-op 戦でボット相手の戦闘を楽しむプレイヤーの数が驚くほど多い、という事実に気付きました。このモードは当初は入手したばかりの新艦艇を試すためのモードとして設計されたモードであったため、開発チームにとってこの事実は驚くべきものだったのです。しかし、このモードを楽しむプレイヤーの数が多いという事実と、ハロウィーン・モードが大好評だったという結果を踏まえ、PvE 要素の充実を図ることに決めました。
そしてアップデート 0.6.6 において、PvE オペレーションの第 1 弾を実装し、海軍基地の防衛、船団奪還、基地攻撃、空母護衛という、4 つの特徴的なシナリオを用意しました。これに伴いボットが少し賢くなり、PvE モードが単純に敵艦を撃つだけのモードから、特徴的な興味深い戦闘モードへと進化を果たしつつあるという点は、特筆に値すべきでしょう。