Asashio

Last-modified: 2024-04-22 (月) 16:11:49

朝潮型駆逐艦

Asashio.jpg

販売にあたり迷彩の色合いが変わった。
販売前のものと比べ青みが強い。
また魚雷発射管も白露・陽炎と共通のものから、専用の新しい精巧なモデリングに置き換わっている。

販売前
IJN Asashio.jpg

調整時に青緑だった部分が今は紺色になっている。

Asashio B

Asashio B
2018年11月のブラックフライデーセールにて発売されたブラック迷彩の朝潮。独立した艦艇でオリジナル朝潮と同時に所有できる。諸元はまったく同じ。

ブラックだねえ.jpg

性能諸元

編集時 ver.0.10.8.0

・基本性能

Tier8種別プレミアム艦艇
艦種駆逐艦派生元-
国家日本派生先-
生存性継戦能力15,100
装甲13-20mm
・艦首・艦尾 19-20mm
・砲郭 20mm
・装甲甲板 16-19mm
対水雷防御ダメージ低減0%
機動性機関出力50,000馬力[hp]
最大速力35.0ノット[kt]
旋回半径640m
転舵所要時間3.6秒


隠蔽性 通常火災煙幕
海面発見距離6.8km8.8km2.5km
航空発見距離3.0km6.0km-


射撃管制装置船体モジュール主砲射程最大散布界
-mod.110.9km97m


主砲船体口径基数×門数最大ダメージ(火災)装填180度旋回弾種
-127mm/503基×2門HE弾 2150(9%)
AP弾 2200
7.0秒26.09秒HE Type1
AP Type0


魚雷船体口径基数×門数(片舷)最大ダメージ装填射程雷速発見
-610mm Type93 mod.2 dw2基×4門(8門)20967112秒20.0km67kt0.9km


爆雷グループ数爆弾数最大ダメージ装填準備時間投射タイプ
28330040秒投射機 2発
投下軌条 6発


対空砲船体距離口径基数×門数爆発数秒間ダメージ命中精度有効ゾーン
爆発半径内継続的
-25mm/602基×2門-1195.0%0.1-2.5km


・アップグレード

スロット1スロット2スロット3スロット4スロット5スロット6
搭載可能アップグレード

搭載可能アップグレード

1MainWeapon1.png主砲兵装改良1主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20%
主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50%
主砲および魚雷発射管の修理時間 -20%
SecondaryWeapon1.png副兵装改良1副砲の抗堪性 +100%
対空砲座の抗堪性 +100%
PowderMagazine1.png弾薬庫改良1自艦の弾薬庫誘爆率 -70%
2DamageControl1.pngダメージコントロールシステム改良1浸水発生率 -3%
対水雷防御ダメージ軽減率 -3%
火災発生率 -5%
Engine1.png推力改良1主機損傷確率 -20%
主機修理時間 -20%
SteeringGear1.png操舵装置改良1操舵装置損傷確率 -20%
操舵装置修理時間 -20%
3MainGun2.png主砲改良2主砲装填時間 +5%
主砲旋回速度 +15%
Guidance1.png射撃システム改良1主砲弾の最大散布界 -7%
魚雷発射管旋回速度 +20%
副砲最大射程 +5%
副砲弾の最大散布界 -5%
FireControl1_US.png射撃管制室改良1主砲最大射程 +16%
副砲最大射程 +5%
副砲弾の最大散布界 -5%
AirDefense2.png対空砲改良2対空砲座の最大射程 +20%
4DamageControl2.pngダメージコントロールシステム改良2浸水復旧時間 -15%
消火時間 -15%
Engine2.png推力改良2最大出力への到達時間 -50%
艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上
SteeringGear2.png操舵装置改良2転舵所要時間 -20%
5ConcealmentMeasures_1.png隠蔽システム改良1発見距離 -10%
LookoutStation_1.png目標測距装置改良1敵艦艇の強制捕捉範囲 +50%
最大目視範囲 +20%
魚雷捕捉範囲 +20%
SteeringGear3.png操舵装置改良3転舵所要時間 -40%
操舵装置修理時間 -80%

・消耗品

搭載可能消耗品
スロット消耗品使用
回数
準備
時間
有効
時間
効果
RCrashCrew2.png405火災・浸水・損傷したモジュールの修復
T発煙装置II.png316010自艦艇を中心に半径 0.45 [km] の煙幕を展開する
煙幕の持続時間:85 [秒]
YConsumable_PCY015_SpeedBoosterPremium.png3120120艦艇の最大速度を向上させる
最大速度の上昇率:8 [%]
U魚雷装填ブースターII.png32401魚雷の装填時間を短縮する
装填時間:8 [秒]

ゲーム内説明

吹雪型駆逐艦の就役後に建造されたこの朝潮型駆逐艦は、日本の艦隊型駆逐艦の完成形です。排水量に制限を受けなかったことから、造船技師達は速力、兵装、船体サイズの最適なバランスを実現することができました。レイアウトが良好であったため、本型はその後の多くの駆逐艦の基本形となりました。

朝潮型駆逐艦は白露型の発展型です。前級の速力と火力が吹雪型よりも劣っていることを受け、朝潮型の設計には大幅な変更が加えられました。日本はロンドン海軍軍縮条約を無視するという決定を下していたため、新たな設計案では条約の制限を受けずに、排水量を増やしています。本級の1番艦朝潮は1937年8月に就役しました。その後フィリピンとマレーシアにおける水陸両用作戦や、バリ島沖海戦にも従事。ミッドウェー海戦およびガダルカナル島の戦いにも参加しています。

解説

日本のTier8駆逐艦、プレミアム艦艇。
2018年4月からプレミアムショップにて販売されていた艦艇。現在は販売を停止しており無期限で入手不可となっている(詳細はこちら)。
 

  • 抗堪性
    • HP
      HPは陽炎と同値で雷駆らしく少ない方に入る。艦長スキル「抗堪専門家」は必須。
       
  • 魚雷
    • 命中可能艦艇
      本艦の魚雷は深度魚雷でありながら命中可能な艦艇が戦艦と空母にのみという特異な性能を有している。空母と会敵する機会が極々僅かだという事を考慮すると実質対戦艦専用魚雷と言っても過言ではない。
      深度魚雷よりも深い深々度魚雷なので当然敵駆逐艦に命中せず、巡洋艦にも命中せず、深度魚雷と言いつつどの深度の潜水艦にも命中しない。このため魚雷による牽制が一切効かないので適切な間合い管理が必須となる。
    • 魚雷性能
      多大な制約の代償として魚雷性能は強力無比の一言。
      射程は20kmと実装艦最長距離でありながら67knotで爆走する。また、島風の20km魚雷と異なり魚雷発見距離も短く非常に優秀。リアクションタイムが5.16秒のため、戦艦が朝潮の魚雷を発見してから回避は難しい。*1
      威力は2万越えの高威力であり、Tier10戦艦に対して魚雷発射管1基4本の魚雷が命中すればHPの半分を削る程の威力である。更に浸水発生率が436%で実装されている魚雷の中で最も高く、まず浸水発生は避けられない。おまけと言わんばかりに独立スロットで「魚雷装填ブースター」も使用可能であり、敵戦艦が朝潮を見つけただけで反転してしまうのも道理である。
       
  • 主砲
    • 性能
      日駆でお馴染みの127mm連装砲を搭載しており、基本的な性能は同格の陽炎と同じである。
      (砲の詳細説明はKageroの項目を参照)
    • 重要性
      UGを考える場合、本艦は下記の魚雷よりも主砲の方が重要。
      敵駆逐艦と巡洋艦に対して魚雷による攻撃が不可能なため(よっぽど非戦的な戦い方をしないのであれば)必然的に主砲による攻撃する機会が多くなる。特に残存艦が少なくなる戦闘終盤においては主砲の扱いで勝敗を決する場面が多い。魚雷性能は十二分である事から艦長スキルやUGは主砲関連に補強するのがベストだろう。
       
  • 爆雷
    爆雷の性能はツリー艦である陽炎と同じ。
    まず最初に投射機で左右に1発づつ爆雷を射出した後、投下軌条で艦の真下に6発を落とす流れになっている。投下軌条による投下が多い事から広範囲にばら撒くのを苦手とする。的確に敵潜水艦の頭上から爆雷を投げる必要がある事に注意。
     
  • 対空
    無に等しい
    対空兵装が小銃たったの2基しか無く、中Tier以降の日駆の中でも飛び抜けて貧弱な性能*2。煙幕に隠れようが艦載機に張り付かれると手も足も出ない。味方巡洋艦の防空圏を意識し、いつでもそこに逃げ帰れる立ち回りを意識しよう。
    最良隠蔽にした場合、射程が2.5km、航空発見距離2.4kmとほぼ変わらないが、0.1kmの差で発見されなかったりするので対空のON,OFFはしたほうがよい。
     
  • 機動性/隠蔽性
    機動性は良くない。
    同格の陽炎に比べて速力と旋回半径は同値であるが、転舵所要時間は陽炎の後期船体より劣る。速力は35ノットと鈍足の為、足の速い砲駆を振り切るのは難しい。幸い隠蔽性は実装艦実質トップタイの6.8km(最良隠蔽値5.4km)の為*3、先手を打ち易い。この高い隠蔽性を活かしつつ、低い機動力をカバーするよう運用したいところ。艦長スキル「無線方向探知」があれば敵駆逐との不意の遭遇を防いだり、敵の雷撃方向の予測が立て易くなるので魚雷回避を意識した立ち回りがし易くなるだろう。
     
  • 消耗品
    消耗品はいつもの「応急工作班」「発煙装置」「エンジンブースト」以外に、独立スロットで「魚雷装填ブースター」を搭載する事が出来る。この為、魚雷装填ブースターを使用する事で、疑似的に16射線による強烈な面制圧が可能である。攻撃可能艦種が戦艦と空母のみなので使用する場面は多くはない。チャンスと見た際は躊躇なく使用していこう。
     
  • 総評
    Tier8駆逐屈指の強艦であり、オンリーワン特性を持つプレミアム艦艇。
    本艦の最大の長所は敵戦艦に対して圧力をかける事で前線を押し下げる事が出来る点である。先述したように高威力長射程の魚雷を持つため、敵戦艦が対面に朝潮がいるとわかっただけで簡単に前進する事が出来なくなる。上手く圧力をかけられれば敵戦艦を後退(転戦)させ、置いてけぼりにされた敵駆逐艦と巡洋艦を味方と共に蹂躙するのが得意戦術である。
    ただし、それを実行するためにはそれ相応のプレイヤースキルが求められる。遠方から魚雷を垂れ流すような消極的な戦法では後方の味方艦が付いて来ない。駆逐艦の仕事であるcapやspotをこなす積極的な姿勢を示しつつ、対駆逐巡洋艦相手に主砲と隠蔽という限られた武器だけで挑むだけの力量と洞察力が揃ってこそ出来る戦術である。

FAQ

  • Q.戦艦にしか当たらない魚雷で活躍出来るんですか?
    A.十分、活躍出来ます。
    解説

    攻撃可能艦艇が限られた魚雷を持つ朝潮に対して疑問に思うかもしれないが、プレイヤー統計データ上では、1戦あたりの与ダメージが平均5万以上という結果が示されている。(同格と比較すると倍以上であり、与ダメ5万台はTier10の一部の艦のみである)この事から朝潮は十分に活躍出来るポテンシャルを有する事がわかる。
    案の定、強すぎて(あるいは影響力が強すぎて)販売停止したのが何よりの証拠。

  • Q.対駆逐艦・巡洋艦相手に主砲だけで戦えるの?
    A.戦える、と言うより戦わざるを得ない。
    解説

    v0.7.11以降は主砲の威力が強化され、同格以下であれば対駆逐戦でそれほど苦戦しない。格上相手の場合は追い払ったり、状況次第では競り勝つ事も可能である。巡洋艦や装甲の厚い駆逐艦と相対した場合はHE弾で艦橋を狙い、腹を向けている場合は艦首、艦尾をAP弾で狙う基本的な戦法を心がけて戦おう。

  • Q.他艦の127mm砲より朝潮の127mm砲の方が強くないですか?
    A.威力は同じです。
    解説

    実装時に「他の日駆が持つ127mm砲より強いのではないか」という声が上がったが、有志が調査した結果は威力は変わらないという結論であった。何故この様な誤解が生じたかは諸説あるが、日駆の特性上主砲を撃つ機会が少ないためDPSが高いという認識が薄いのが誤解を招いた原因ではないかと言われている。

  • Q.朝潮の魚雷は潜水艦に命中しますか?
    A.当たりません
    解説

    2021年1月8日の雑談板にて検証結果が報告された。朝潮の魚雷はどの深度でも命中させることは出来ず、深度が同じであればなどの条件は存在しないようだ。よって、本艦の対潜武装は爆雷or主砲だけとなる。レアケースだろうがすぐ近くに潜水艦がいたとして魚雷を投げても無意味だということは覚えておいたほうがいいだろう。情報提供者様に感謝いたします。

史実

史実では白露型の次級、陽炎型の前級にあたる朝潮型駆逐艦は、第二次ロンドン軍縮会議において軍縮条約から脱退した日本海軍が、脱退後初めて排水量の縛りを受ける事なく建造した駆逐艦である。
白露型駆逐艦からの大きな変更点は2点あり、一つは高温高圧缶の採用による航続距離の増加(公試で5190海里/18ktを記録)、もう一つは艦内電源の交流化による重量削減である。
しかし一番艦朝潮の建造直後に第四艦隊事件が発生、結局艦体強度の強化が行われた結果排水量は2000tへと至ってしまった。
本級は10隻建造されたが、10隻とも戦没。一番艦朝潮は1943年3月3日、ダンピールの悲劇とも呼ばれるビスマルク海海戦において連合軍機の熾烈な攻撃を受け沈没した。

編集用コメント

編集用のコメントはこちら
  • 性能諸元修正 -- 2019-10-15 (火) 22:07:34
  • 武器庫削除予定追記 -- 2021-03-16 (火) 18:26:31
  • 潜水艦のところを修正 情報提供者さんありがとうございます。 -- 2022-01-08 (土) 11:08:38
  • 400戦も乗って駆逐相手に魚雷流すのが居たので当たらない方も強調表記。 -- 2023-11-06 (月) 21:42:20
  • ゲーム内説明追記 -- 2023-11-17 (金) 10:38:51

コメント欄

  • 復帰勢だけどこれより強い8駆逐出た? -- 2023-12-21 (木) 18:07:25
    • 強いの基準によるとしか言いようがないけど、昔からいるけどコサックやローヤンのが強いんじゃね? -- 2023-12-21 (木) 18:38:57
      • うん、コサックは強いかも。けれども戦艦泣かすのはこいつにかなわないと思うよ。 -- 2023-12-21 (木) 20:51:42
      • ランダムに限るなら朝潮がやっぱ一番かもね。ただ空母環境になってるし潜水艦もうようよいるから昔よりは乗りづらくなってるのは注意。 -- 2023-12-21 (木) 21:00:09
    • 今は朝潮しんどいからなんともいえんぞ。 -- 2023-12-21 (木) 23:36:12
      • 他のT8駆逐は空母2隻と潜水艦に見られてしんどいなんてもんじゃない 寧ろ環境は相対的に朝潮有利 -- 2023-12-22 (金) 03:11:58
    • 実装時もランクやクラン戦では朝潮は地雷だったことから質問はランダムについての話だと推測する 空母と潜水艦のせいで駆逐自体が前に出られなくなったが射程が長くて現実的に当たる魚雷持ってるコイツは被害が少ない コサックやローヤンと違って下手糞でも脅威足り得るという点も相変わらず 雑に強いという意味では朝潮以上は未だに出て来てないし、ボトムのほうがヤバさが増すのも変わってない -- 2023-12-22 (金) 03:30:14
      • 視界やCAP取りの意味でも、生きてるだけで影響与えるからなあ -- 2024-01-28 (日) 18:50:09
    • 昔よりレーダー持ち増えてすぐ沈むようになった。使い方変えないとダメだな -- 2024-03-10 (日) 12:22:28
  • 島風用艦長で使ってきたけど北風用艦長乗せてみたらなんかしっくり来るわ。気軽に試せるのがプレ艦のいい所だね。 -- 2024-01-06 (土) 00:46:27
  • 魚雷を撃つリスクが極端に少なく、高隠蔽で生存性がダントツで高いのが何よりも価値あることだと感じる。CAP取りの兼ね合いから最後まで生き残ることが重要だから、どんな環境でも他の駆逐に見劣りしないと感じる -- 2024-01-31 (水) 10:48:16
    • すごい感じたわ・・・ -- 2024-01-31 (水) 10:49:17
  • 意味無く通報入れるのやめろ、〇〇共! -- 2024-03-18 (月) 12:22:14
    • つ通報+1 -- 2024-03-18 (月) 14:27:48

過去ログ


*1 史実における酸素魚雷を思わせる高性能である。燃料の酸化剤として空気より高濃度の、もしくは純酸素を用いることで空気に比べて容積を最大1/5に節減でき燃焼効率もアップ。その分火力、速度を増すことができた。さらに排気も水によく溶ける炭酸のみとなり、雷跡が残りにくく発見されにくいという利点もあった。
*2 1機でも落としたら実績を付与しても良いレベルである
*3 実はTachibanaが最良4.7km