フューリアス HMS Furious 47
性能諸元
・基本性能
Tier | 6 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 空母 | 派生元 | Hermes |
国家 | イギリス | 派生先 | Implacable |
生存性 | 継戦能力 | (A) 42,700 (B) 44,100 | |
装甲 | 10-76mm ・防郭 19-25mm ・艦首・艦尾 19mm ・砲郭 76mm ・装甲甲板 21mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | (A) 16% (B) 16% | |
機動性 | 機関出力 | 90,000馬力[hp] | |
最大速力 | 31.5ノット | ||
旋回半径 | 1,070m | ||
転舵所要時間 | (A) 17.6秒 (B) 12.5秒 |
隠蔽性 | 通常 | 副砲 | 主砲 | 火災 | 煙幕 | |
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海面発見距離 | 12.4km | 12.0km | - | 14.4km | 2.0km | |
航空発見距離 | 11.0km | 11.0km | - | 14.0km | - |
種別 | 機体 | 兵装 | 生存性 | 速度(最速) | 小/中隊機数 | 最大ダメージ(火災) | 貫通 | ペイロード | 発見距離 |
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攻撃機 | Blackburn Skua | RP-3 60lb HE No1 Mk.I | 1,820 | 121(161) | 2/6 | 1,500 (5.0%) | 26mm | 4 | 10.0km |
Hawker Sea Hurricane | RP-3 60lb HE | 1,920 | 125(165) | 2/6 | 1,500 (5.0%) | 26mm | 6 | 10.0km | |
種別 | 機体 | 兵装 | 生存性 | 速度(最速) | 小/中隊機数 | 最大ダメージ(浸水) | 射程 | ペイロード | 発見距離 |
雷撃機 | Fairey Albacore | Mark Ⅷ | 1,870 | 112(147) | 2/6 | 5,200 (0.0%) | 2.4km | 2 | 10.0km |
Fairey Barrucuda MkⅡ | Mark Ⅻ | 1,970 | 122(157) | 2/6 | 5,200 (0.0%) | 2.4km | 2 | 10.0km | |
種別 | 機体 | 兵装 | 生存性 | 速度(最速) | 小/中隊機数 | 最大ダメージ(火災) | 貫通 | ペイロード | 発見距離 |
爆撃機 | Blackburn Skua | 250lb G.P.Bomb | 1,940 | 121(156) | 2/4 | 4,700 (27.0%) | 32mm | 4 | 10.0km |
Fairey Barrucuda MkⅡ | 250lb G.P.Bomb | 2,030 | 122(157) | 2/6 | 4,700 (22.0%) | 32mm | 6 | 10.0km |
副砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
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A | 102mm/45 | 6基×2門 | HE弾 1,500(6.0%) | 3.0秒 | 4.0km | |
B | 102mm/45 | 6基×2門 | HE弾 1,500(6.0%) | 3.0秒 | 4.0km |
対空砲 | 船体 | 距離 | 口径 | 基数×門数 | 爆発数 | 秒間ダメージ | 命中精度 | 有効ゾーン | |
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爆発半径内 | 継続的 | ||||||||
A | 短 | 20mm Oerlikon Mk.IV | 9基×1門 | - | 77 | 95% | 0.1-2.0km | ||
中 | 40mm/39 QF Mk.VIII | 6基×8門 | 231 | 100% | 0.1-2.5km | ||||
長 | 102mm/45 QF Mk.XIX | 9基×1門 | 3 | 1,120 | 77 | 100% | 0.1-5.8km | ||
B | 短 | 20mm Oerlikon Mk.IV | 9基×1門 | - | 158 | 95% | 0.1-2.0km | ||
短 | 20mm Oerlikon Mk.V | 6基×2門 | |||||||
中 | 40mm/39 QF Mk.VIII | 6基×8門 | 224 | 100% | 0.1-2.5km | ||||
長 | 102mm/45 QF Mk.XIX | 6基×2門 | 3 | 1,120 | 77 | 100% | 0.1-5.8km |
・アップグレード
スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 | スロット5 | スロット6 |
○ | ○ | ○ | ○ |
・消耗品
ゲーム内説明
フューリアスは比較的大型の軍艦であり、当初は巡洋戦艦として起工されましたが、数段階に渡る改装を経て本格的な航空母艦として生まれ変わり、1925 年に就役しました。本艦は、当時としては最速の航空母艦でした。
解説
- 母艦
速力では30ノットの高速を持つので場所移動では困ることはないだろう、しかし旋回半径が1000mを超えている。457mmを積んだ名残だろうか…島に隠れるなどの細かな操艦には苦労するだろう。
T4時代にあった巡洋艦並の装甲は無くなり、普通に脆いので位置取りには注意。(せいぜい飛行甲板で駆逐艦の主砲が防げるか防げないか程度)
- 攻撃機
1機6発のロケット弾で攻撃小隊は2機。6機中隊である。ロケット弾1発の威力は低い上に貫通力もないので、正直どうあがいても他国の威力を超えることはないと言っても過言ではないだろう。幸い精度と照準速度は良好で航空機の体力は高いので強引な攻撃や偵察は得意な方だろう。
- 雷撃機
攻撃小隊は2機の6機中隊。照準速度は早く、信管作動距離の短い魚雷を収束する弾道で放てるので命中させやすい。英空母の常として機動力も優秀なので連続攻撃を敵艦にお見舞いしてやろう。あと旋回しても魚雷の精度が落ちない点も見逃せない。
- 爆撃機
爆弾の個数は1機6個で攻撃小隊は2機、攻撃当たり計12個の爆弾を投下できる。ハーミーズとはかなり性能の変化があり、ばら撒く範囲が広がって空間当たりの投下数は低下。投下後から着弾まで時間もレティクルの収束速度も遅くなっているなど、使い勝手はかなり癖が強くなっている。とくに投下後、後方と前方とで着弾時間に差があることに注意したい。代わりに爆弾一個当たりの威力は大幅に向上しているため、縦向きに敵艦をスッポリ収めて投下した際の威力は強烈で、戦艦相手でも無視できないダメージを与えるため、上手く収束させたい。
総じて、駆逐艦よりも戦艦を相手にしやすい性能に代わっている。
アップデートで攻撃小隊の機数は増えたが火災発生率が低くなり浸水火災コンボはやりづらくなっている。
- 総論
独日米空母と比べ一撃一撃が軽めではあるがまだ何とかなる方である。
イギリス航空機特有の耐久力の高さでもって、他国空母では攻撃を諦めざるを得ない場面でも攻撃を通す……とかよりは駆逐艦に長時間張り付く事が出来ることに着目すべき。ただ無理すれば機体が少ないので無理をするとすぐ定数割れを起こす。トップtierでも空撃ちをしないとただの案山子になる。
ちなみにこの空母に搭載された雷撃機、爆撃機は旋回しても精度は落ちない、そして遅い遅い言われているが遅いのは攻撃機だけで雷爆撃機はそこまで遅くない。だから何だと言いたいが覚えといていいだろう
史実
この艦こそが艦艇の歴史にその名を遺す世界初の空母である。世界初だけあって空母の形を様々に模索…もとい魔改造を繰り返した艦としても有名。
ツリー上の前身であるハーミーズよりも古参の艦であり、元は満排水量28000トン余りの船体に18インチ砲を単装2基装備する、巡洋戦艦とか大型軽巡洋艦とかひみつの巡洋艦*1とか呼ばれる艦であった。
しかし建造中にこの手の艦の需要がなくなったため、発展著しい航空機を運用するべく設計を変更。
ハーミーズの建造が開始される前年(1917年)に、18インチ砲一門と533mm水中発射管単装2基と小さな飛行甲板を備えた世界初の航空母艦として竣工している。今の我々が想像する空母とは似ても似つかない姿だが、当時としては正に画期的であった。
同年に竣工後一度目となる改装を受け、上部構造を挟んで前後に飛行甲板を持つようになる。もっともこの状態では明らかに上部構造物が邪魔であり、ここから初の全通甲板空母「アーガス」の建造へとつながる(ちなみにこの時魚雷発射管も追加装備されている)
1922年から二度目の改装に入り、ハーミーズが就役した1924年時点でも改装の最中であった。
翌年に終了したこの改装によって、全通甲板に加えて艦首にも飛行甲板を持つ二段式空母として生まれ変わったのである。
艦首の下段飛行甲板は見た目通りの小規模なもので、軽量で滑走距離の短い艦上戦闘機*2をこの甲板から発艦させ、上段の全通甲板では着艦と爆撃機の運用を行う…という構想であった。
この構造は日本の空母赤城や加賀などにも採用されたが、航空機が大型化していく中で下段甲板では戦闘機の発艦にも距離が不足することになり、結局高角砲の置き場になって飛行甲板としては使用されなくなった。
空母が着艦と発艦を同時に行えるようになるには、後に発明されるアングルドデッキの実用化を待つことになる。
ゲーム内のモデルはこの状態を再現している。
飛行甲板中央にある特徴的な上り坂。着艦時の減速のために設けられた……が、変に起伏があるせいで発着艦の難易度が上がるだけであまり役には立たなかったらしい。艦首部分も緩い下り坂がある。これは二段空母時代の名残で、発艦時に速度を稼ぐために設けられたもの。が、言うまでもなく(ry
空母黎明時代の試行錯誤がよくわかる例。同様の試みは、他国でも見られる。
大型軽巡としての前級にカレイジャス級(日本ではグローリアス級とも)があり、こちらは大型軽巡として就役していたが、やはり需要が無くなったため本艦に続いて空母に改装された。
元が同じ艦種であり、改装も本艦に倣って行われたため、外観から構造までよく似た仕上がりになった。
そのため空母としては同型ないし準同型艦として扱われるが、先に改装された本艦をネームシップとした「フューリアス級」ではなく、逆にカレイジャス級に本艦が含まれることが多い。
大型軽巡としての建造順に従ったものだろうか?
WWⅠには非全通甲板の状態で参加。空母による世界初の戦闘「トンデルン攻撃」を行う。
WWⅡでは潜水艦に沈められた義理の姉妹艦カレイジャスの穴埋めとして本国艦隊に所属、グナイゼナウや通商破壊部隊などのドイツ艦船の捜索を行った。
その後はH艦隊に移籍したり本国艦隊に戻ったりしながら数々の作戦に参加し、タングステン作戦では空母ヴィクトリアスと共同で修理を終えたばかりのティルピッツを奇襲し、14発の命中弾を与えてドックに逆戻りさせている。
以後も幾度となくティルピッツを襲撃するも、本艦がティルピッツを沈めることはついに叶わなかった。
1944年9月に老朽化のため予備役に入り、翌年4月に退役。
航空爆撃が艦船に与える被害の研究に用いられたのち、1948年にスクラップとして売却、1954年までに解体された。
小ネタ
本当に逸話には事欠かないので、興味を持った方は各自で調べてみるといい。
かの有名なフィッシャー卿の手になる艦の一つであり、全通式甲板を持たない癖に固定脚の艦上機を運用した……
という事実だけで、まあ、海軍周りに詳しい方は事情とヤバさ加減を察していただけるであろう。
日本の帝国海軍との関わりだと、「世界初」のタイトルにまつわる鳳翔との微妙な関係が一番だろうか。
あと、赤城・加賀の三段式甲板はこいつに由来するものだったりする。実用性?なにそれ、おいしいの?
編集用コメント
- なーんか全然更新されてないから全部更新しといた。 -- 2019-06-04 (火) 01:18:49
- 画像更新&史実追記 -- 2019-10-17 (木) 18:26:29
- 基本性能の「艦種」を巡洋艦から空母へ修正しました。 -- 2020-11-19 (木) 19:31:42
- 総評編集 -- 2021-09-23 (木) 21:46:32
- 艦載消耗品及び航空機消耗品について追記した。対空砲についてはあとで修正を記入する予定。 -- 2022-12-21 (水) 11:43:27
- 対空砲緒元を現行のものに修正した -- 2022-12-26 (月) 23:28:21
コメント欄
- インプラカブルとオーディシャスで絶望を味わうことになるから他のツリーを進めることを推奨しますよ -- 2021-06-03 (木) 09:40:27
- アーク・ロイヤルと比べて弱すぎる -- 2021-07-14 (水) 01:36:43
- すぐ島嶼に津あえて -- 2021-08-21 (土) 19:09:58
- すぐ島嶼に閊えてなかなか進まない。足が速くても・・・雷撃は当てやすくとも船が弱すぎる -- 2021-08-21 (土) 19:12:47
- 旋回半径なんか龍驤以外大して変わらんし気にならんでしょ、母艦なんて隠蔽が飛び抜けてる龍驤と頭一つ抜けて足が速いルーヴェンハルト以外は誤差だよ -- 2021-08-21 (土) 21:02:34
- すぐ島嶼に閊えてなかなか進まない。足が速くても・・・雷撃は当てやすくとも船が弱すぎる -- 2021-08-21 (土) 19:12:47
- なんでスキュアは爆弾同時投下なのに、バラクーダは時間差爆撃なんですか?同時投下のほうが扱いやすくてダメージ出る気がするのですが…… -- 2021-09-02 (木) 18:38:40
- 追記 爆撃機改修しないでスキュアでインドミタブル的運用じゃだめですか? -- 木 2021-09-02 (木) 18:54:43
- どうやってダメージ出すの?? -- 2021-09-20 (月) 18:19:57
- 変な装甲しててすぐやられてるイメージしかない。 -- 2022-05-06 (金) 23:22:59
- バージョン0.11.6になってから魚雷の速度って変わりました?当てにくくなった気がするんですけど -- 2022-07-16 (土) 23:04:18
- コイツの評価酷すぎでワロタ 私的には強いんだけどな -- 2022-08-10 (水) 10:45:26
- 弱いけど次よりはマシ -- 2022-09-20 (火) 10:47:51
- コイツはこのtireの空母の中でも頭一つ抜けて強いと思ってるんだけど評価低すぎ もしかしてイギリス空母の特徴である魚雷とか爆撃とか収束した後どんなに動かしても広がらない事を知らないのだろうか -- 2022-11-24 (木) 09:05:23
- 利便性が良い。それは認めるけども威力に少し問題ありなのがね……でもまだフューリアスはマシか -- 2023-06-09 (金) 14:47:29
- お前ら爆撃機は初期のやつを使え駆逐がとけるー -- 2022-12-18 (日) 15:11:00
- インプラカブルは4回に1勝利で酷いけどフォーリアスは今は悪くないな。 -- 2023-04-29 (土) 01:53:40
- 17戦して平均ダメ27,995だけど勝率70% こいつは火力吐き出すというより強行索敵したりクロスで転舵させて味方にシバキ倒してもらうって船だね 一応どんな状況でも当てられるし -- 2023-06-30 (金) 15:15:32
- このtireにしては艦載機が堅いのでちゃんと当て続ければ火力もっと出る -- 2023-09-01 (金) 01:55:08
- こいつが敵に出てきたとき、全初期船体のweserでも余裕で勝てたわ。以来こいつを見たら頭の中で勝ち確BGM流れてるわ -- 2023-11-09 (木) 12:13:26
- ニューメキシコに乗ってるときに、こいつの雷撃機に理不尽雷撃(攻撃開始後90°曲げてくる!)を決められたのがきっかけで開発してみた。爆発力こそないけど、今まで乗ったT6ツリー空母(日米英ソ、T8空母の開発もポイント的には可能だけど、自分の腕では活躍できる気がしないので保留中)の中で一番コンスタントに“勝てる”空母と言う印象。 -- 2024-01-29 (月) 00:38:13