サン・ルイ級重巡洋艦
性能諸元
・基本性能
Tier | 9 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 巡洋艦 | 派生元 | Charles Martel |
国家 | フランス | 派生先 | Henri IV |
生存性 | 継戦能力 | (A) 38,800 (B-C) 40,900 | |
装甲 | 25-100mm ・防郭 64-100mm ・艦首・艦尾 25mm ・砲郭 25mm ・装甲甲板 25-80mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | (A-B) 19% | |
機動性 | 機関出力 | 120,000馬力[hp] | |
最大速力 | 33.0ノット[kt] | ||
旋回半径 | 720m | ||
転舵所要時間 | (A) 14.2秒 (B-C) 10.2秒 |
隠蔽性 | 通常 | 副砲 | 主砲 | 火災 | 煙幕 | |
---|---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 14.5km | - | - | 16.5km | 9.13 km | |
航空発見距離 | 7.2km | - | 0.0km | 10.1km | - |
射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
A-B | mod.1 | 16.7km | 148m | |
mod.2 | 18.3km | 160m |
主砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 | 弾種 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 203mm/55 | 3基×3門 | HE弾 2800(15%) AP弾 4900 | 11.0秒 | 25.7秒 | OEA Mle 1927 OPf Mle 1936 |
副砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|---|
A | 100mm/45 Mle 1931 | 7基×2門 | HE弾 1400(6%) | 4.0秒 | 5km | |
B | 100mm/55 CAD Mle 1945 | 7基×2門 | HE弾 1400(5%) | 3.0秒 | 5km |
魚雷 | 船体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 550mm 23DT | 2基×3門(3門) | 14833 | 90秒 | 9.0km | 60kt | 1.3km |
対空砲 | 船体 | 距離 | 口径 | 基数×門数 | 爆発数 | 秒間ダメージ | 命中精度 | 有効ゾーン | |
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爆発半径内 | 継続的 | ||||||||
A | 短 | 20mm/70 Mk4 | 20基×1門 | - | 158 | 85.0% | 0.1-2.0km | ||
中 | 40mm/56 Bofors Mk1 | 12基×2門 | - | 245 | 90.0% | 0.1-3.5km | |||
長 | 100mm/45 Mle 1931 | 7基×2門 | 3 | 1260 | 60 | 90.0% | 0.1-5.8km | ||
B | 短 | 20mm/70 Mk4 20mm/70 Mk20 | 12基×1門 8基×2門 | - | 189 | 85.0% | 0.1-2.0km | ||
中 | 40mm/56 Bofors Mk1 40mm/56 Bofors Mk2 | 8基×2門 4基×4門 | - | 266 | 90.0% | 0.1-3.5km | |||
長 | 100mm/55 CAD Mle 1945 | 7基×2門 | 6 | 1400 | 126 | 90.0% | 0.1-5.8km |
・アップグレード
スロットA | スロットB | スロットC | スロットD | スロットE | スロットF |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
搭載可能アップグレード
A | 主砲兵装改良1 | 主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20% 主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50% 主砲および魚雷発射管の修理時間 -20% | |
副兵装改良1 | 副砲の抗堪性 +100% 対空砲座の抗堪性 +100% | ||
弾薬庫改良1 | 自艦の弾薬庫誘爆率 -70% | ||
B | 主砲改良2 | 主砲装填時間 +5% 主砲旋回速度 +15% | |
副砲改良2 | 副砲最大射程 +20% 副砲弾の最大散布界 -20% | ||
射撃システム改良1 | 主砲弾の最大散布界 -7% 魚雷発射管旋回速度 +20% 副砲最大射程 +5% 副砲弾の最大散布界 -5% | ||
対空砲改良2 | 対空砲座の最大射程 +20% | ||
C | 主砲改良3 | 主砲装填時間 -12% 主砲旋回速度 -13% | |
副砲改良3 | 副砲装填時間 -20% | ||
魚雷発射管改良3 | 魚雷発射管装填時間 -15% 魚雷発射管の機能停止発生率 +50% | ||
射撃管制装置改良2 | 主砲最大射程 +16% | ||
対空砲改良3 | 対空砲座の秒間平均ダメージ +20% | ||
D | ダメージコントロールシステム改良1 | 浸水発生率 -3% 対水雷防御ダメージ軽減率 -3% 火災発生率 -5% | |
推力改良1 | 主機損傷確率 -20% 主機修理時間 -20% | ||
操舵装置改良1 | 操舵装置損傷確率 -20% 操舵装置修理時間 -20% | ||
E | ダメージコントロールシステム改良2 | 浸水復旧時間 -15% 消火時間 -15% | |
推力改良2 | 最大出力への到達時間 -50% 艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上 | ||
操舵装置改良2 | 転舵所要時間 -20% | ||
F | 隠蔽システム改良1 | 発見距離 -10% | |
目標測距装置改良1 | 敵艦艇の強制捕捉範囲 +50% 最大目視範囲 +20% 魚雷捕捉範囲 +20% | ||
操舵装置改良3 | 転舵所要時間 -40% 操舵装置修理時間 -80% |
・消耗品
スロット | 消耗品 | 使用 回数 | 準備 時間 | 有効 時間 | 効果 |
---|---|---|---|---|---|
R | ∞ | 90 | 5 (7) | 火災・浸水・損傷したモジュールの修復 | |
∞ | 60 | ||||
T | 2 | 180 | 100 (120) | 魚雷、敵艦の強制捕捉範囲を向上させる 魚雷強制捕捉距離:3.50 [km] 敵艦強制捕捉距離:5.00 [km] | |
3 | 120 | ||||
2 | 180 | 40 | 対空砲の性能を高め、敵機による攻撃の精度を低下させる 対空防御砲火性能の上昇率:300 [%] | ||
3 | 120 | ||||
Y | 3 | 180 | 360 | 自艦艇を追従し、敵機を自動的に迎撃する 速度・秒間平均ダメージ・弾薬・生存性は艦載機を参照 | |
4 | 120 | ||||
3 | 360 | 100 (130) | 主砲の射程を 20 [%]延伸する | ||
4 | 240 | ||||
2 | 180 | 180 (270) | 艦艇の最大速度を向上させる 最大速度の上昇率:20 [%] | ||
3 | 120 | ||||
U | 2 | 120 | 28 | 自艦のHPを回復する 回復量:最大HPの 0.5 [%/秒] | |
3 | 80 | ||||
I | 3 | 120 | 15 | 主砲の装填速度を一時的に高める 主砲装填時間:-50 [%] | |
4 | 80 |
注:括弧内は各レアアップグレード搭載時の値
ゲーム内説明
サン=ルイは、重巡洋艦の計画案であり、戦時中における最後の艦艇建造計画に含まれていたものです。本案は、基本的には従来の計画の艦艇と同様のものでしたが、軍縮条約による制限がなくなったため、大型化が実現でき、対空能力も強化されていました。
解説
アメリカTier3巡洋艦 フランスTier9巡洋艦。
- 主砲
Charles Martelの後期砲と同じ砲である。
本艦では射程距離がさらに延長され、18.3kmと巡洋艦としては極めて長い射程を獲得している。
この数値は同格では最も射程距離が長い。さらに射撃管制装置改良2を搭載すると21.3kmと戦艦クラスとなりアウトレンジから沈める事も。
そのため、前級と比較してより手広く投射火力を発揮できるようになっている。
主砲装填ブースターもこのTierより準備時間が短縮されており、主砲装填ブースターを使用すると80秒毎に1回多く射撃できるようになる。
主砲改良3を搭載すると装填時間9.7秒、180度砲旋回が29.6秒。初期最大射程でも熟練砲手を習得しなくても全力転舵に追いつくが近接戦したり船体を振り回すような転舵を繰り返すなら欲しい所。
- 魚雷
Charles Martelより指向数、性能ともに変化していない。
9kmと射程距離は長いものの、指向数は片舷3連装1基のみであるため近接用と割り切ろう。
- 対空
本艦を語る上で、最も重要となってくるのがこの対空能力の高さだろう。
フランス巡洋艦の中で最も対空能力に優れるのが本艦となる。
しかしマッチ帯の空母もまた相応に強化されており、集中攻撃された場合は回避機動も必要になってくるのは言うまでもない。
野晒しの小口径機銃が大半なので壊れやすく、対空を意識するならアプグレで耐久を上げたい。
- 機動力
素のままでは非常に悪いため、操舵改良などは必須である。
特に操舵改良2と操舵改良3は両方付けることで転舵所要時間が4.9秒まで改善される。操舵改良2のみで8.1秒。操舵改良3のみで6.1秒。
また、フランス巡洋艦としての特色であるエンジンブーストも前級と同様にエンジン出力は+20%となっており、優秀な速力と加減速を確保する事が可能となっている。
特に推力アプグレを取得しエンジンブーストを使用すれば、素で優遇と合わせヌルヌルと過減速が出来るようになり、最大射程付近では加減速のみで大抵の戦艦砲を回避できる事すら。なお次級は加減速優遇がない*1ため加減速のみで敵弾を避けるような芸当が出来るのは本艦までである。
前級より旋回半径が30m拡大しているが誤差。
- 生存性
前級からほぼ変わっていないため、非常に低いと言わざるを得ない。
本艦はバイタル位置が高くむき出し100㎜のままのため、被弾にはソ連巡洋艦以上にに弱い。
船体装甲も最大100mmしかため、十分な防御力があるとは言えず被弾は原則的に厳禁である。
一応、対水雷装甲奥のバイタル側面が45㎜になり+5㎜されているがあってないようなもの。
本級より修理班が解禁となるが隠蔽転舵旋回半径も悪化しているのでミスからのハカイチも受けやすくなっている。
即座に沈んでは意味がないが、過貫通と火災は最大100%回復なのである程度無視できるようになった。
また先述の機動性を活かせば、そもそも当たらないような立ち回りも可能。装甲で受けるのではなくあくまで回避を基本とし、装甲はミスの際の保険として考えよう。
- 隠蔽性
海面発見距離が15kmに匹敵するほど長いため、艦長スキルや隠蔽システム改良は必須である。隠蔽処理専門家、隠蔽システム改良1どちらかで13.0km、2つ合わせて11.75km。
非常に高火力である本級は生存性の低さも相まって戦場では狙われやすい艦であるためこの隠蔽性の確保は最も重要であると言っても過言ではない。
なお重榴弾スキルを取得し隠蔽を全て切った状態で最上級砲手発動を狙う通称「全裸」ビルドも存在する。立ち回りに大きな制約が出るとともに回避の腕がなければ到底扱える代物ではないが、素で悪い隠蔽を生かし戦場の全てを焼き払う様なプレーも可能ではある。
- 総評
前級Charles Martelの純粋強化版と言える。
高い砲撃能力はそのままに、機動性も大きく変化することなく引き継ぎ、悩みの種であった対空砲は
フランス巡洋艦ツリーの中で最高とも言える性能を獲得している。
また射程距離も18kmまで延長されたため、主砲改良3を装備した場合は射程距離と投射量は同格の中ではこの巡洋艦の右に出るものは居ない。
非常に高いバランスで纏まっている巡洋艦と言えるだろう。
史実
アルジェリー級巡洋艦の次級艦として計画された巡洋艦。しかし1940年にフランスは降伏。3隻計画されたが全て未着工に終わり、幻となった。
小ネタ
米Tier3巡洋艦St. Louisと混同されることがよくあり、公式でもネタにされている。
実はこのSaint LouisとSt. Louisの由来となったミズーリ州の都市「セントルイス市」の元ネタは同じ「ルイ9世(聖ルイ)」である。英語読みだと「セントルイス」、フランス語読みだと「サン=ルイ」となる。
「なぜアメリカの都市名がフランス人由来なのか?」と言えば、ミズーリ州を含む北米の中央地域はフランスの植民地(仏領ルイジアナ)だったからで、当地を開拓し都市を作ったのもフランス人だからである。
0.7.10で再装填ブーストの無料消耗品を使用した場合に砲塔のどれか1つが5%の確率で機能停止になるというバグがあったが0.7.10.1にて修正された。
編集用コメント
- 画像を添付しました。 -- 2017-04-25 (火) 18:32:58
- 消耗品についてのとある仕様を加筆しました。 -- 2018-10-28 (日) 12:49:48
- 隠蔽について修正をかけました。並びに解説の隠蔽についても一部書き換えました(計算間違ってたらすいません) -- 2024-04-05 (金) 14:08:34
コメント欄
- あり得ないほど舵ぶっ壊れるけど俺だけ? -- 2022-03-01 (火) 17:14:13
- 三塁走者は真っ直ぐ走れって事だよ -- 2022-03-01 (火) 17:43:59
- 仏巡はアンリ以外そういうもん -- 2022-03-01 (火) 17:46:40
- 1海戦3回とか壊れるから修理班大事よな!同じt9のカルノーとかt10アンリは壊れた事は無いんだが。 -- 2022-06-07 (火) 18:35:03
- ポテンシャル高いのになぜか脆い・・・仏蘭西パン炸裂。超高スキル艦長なら本来のパワーを出せる筈。・・と思いたい。射程はバッチリなので集弾性を高めるスキル”数的劣勢”や更なる装填時間短縮を計って”最上級砲手”などを持たせたいね。アップグレードの射撃システム改良をとるか主砲改良(旋回速度改善)をとるかは各人のプレイスタイルによるため優劣は付け難いかな? -- 2022-04-13 (水) 20:50:42
- フランスとオランダとスペインとパンアジア(仏/蘭/西/パン)の何がどう炸裂するの…?と2秒ほど真面目に考えてしまった -- 2022-04-13 (水) 21:19:24
- アンリの前級として裸踊りの練習をするセットアップじゃないのか? -- 2022-04-13 (水) 22:46:10
- 聖騎士艦長の為に建造して数戦してみたが、腹を撫でられただけで逝ってしまう敏感な子ですな~。火力は出せるから推力転舵•射程延長ビルドでバイタルを狙うのが無難ですかね。 -- 2022-09-24 (土) 14:06:16
- なんかシャルマはダメ出るのに三塁だと与ダメでないのマジでwww -- 2022-06-20 (月) 09:38:02
- 周りが硬くなってるのに砲性能が変わらないからでしょ。 -- 2022-06-20 (月) 09:49:03
- IFHEナーフの犠牲者。 -- 2022-06-20 (月) 11:00:57
- AL艦長、何言ってるのか分からん。 -- 2022-06-26 (日) 16:19:15
- 戦闘開始①戦闘開始だ指揮官 あなたが(勝利に)導いてくれる限りあなたの道に立ちはだかる障害はこの私が振り払おう!②アイリスの聖騎士サン=ルイ世の理に反するものに等しく裁きをくれてやる③騎士姫の命によりこの戦場を預かる 指揮官、アイリス護教騎士団の力を上手く導いてくれ 平常時:指示を待っている F10:聖人の名を預かる私とて一介の戦士、共に戦えることをうれしく思う轟沈:神よ 何故見捨てたのだ… 次こそは! 優勢時:指揮官勝利目前だ!制裁を敵にくれてやろう!勝利時:勝利か… 導く者よ見事だ だがアイリスの聖騎士は精勤を美徳とする 次の戦場へと歩んでいこうではないか …こんな感じ -- 2022-07-26 (火) 19:44:02
- 修理あるって全然違うな。対空も強いし消耗品これでもかってくらいあるしこのツリー好きやわ。コンデが楽しみ -- 2022-10-15 (土) 22:42:46
- 「当たらなければどうということはない」 -- 2023-01-27 (金) 22:48:28
- 乗りやすい、回復もあって粘れる -- 神田橋? 2023-09-01 (金) 02:57:20
- こいつの初乗りで消耗品がエンブじゃなくて戦闘機だった時のあの何とも言えない気持ちよ…。 -- 2023-09-15 (金) 11:29:04
- 外周プッシュめっちゃ楽しい、マルテルとはまた違った良さがある
(どちらも機動力は前提として)マルテルは高火力を生かして敵のプッシュを止める/焼き尽くす感じで、サンルイは射程と修理班を生かして前線をグイグイ押し上げる感じ -- 2023-10-30 (月) 00:17:35 - 今回の闘争だと駆逐相手には副砲特化したら結構強くて笑っちゃった。ソナーあるしエンブで煙幕突撃して三秒未満で副砲撃ちまくるから駆逐処理早くて楽しい -- 2024-03-02 (土) 05:12:08
- 貫通力も精度も低いから効果薄いと思う。 -- 2024-03-02 (土) 06:46:48
- まあメインは主砲装填ブースターのHE弾なんで、それに敵の占領中に島浦からエンブで突撃カマスから威圧感結構あるからミリ残し系の奴らの取り残さないのが偉い、闘争なんで戦艦居ないから一撃でVP抜かれて沈むこと無いから強気出前出れるのが嬉しい。ソナーあるのが一番うれしい -- 2024-03-02 (土) 14:19:17
- 貫通力も精度も低いから効果薄いと思う。 -- 2024-03-02 (土) 06:46:48