Franken

Tier 8 フランス 重戦車 フランケン

見た目は実在の超重戦車FCM F1と同様である。
車体長は非常に長く、あのTOG II*をわずかながら上回るほど。

スペック(v0.9.20.1)

車体

武装

砲塔

エンジン

履帯

無線機

乗員

拡張パーツ

	×		×		×		○		×
	Large		×		×		×

隠蔽性

射界

解説

• 概要
  2017年10月27日から開始されたハロウィーンイベントで使用できるイベント専用車輌。
  フランスの重戦車FCM F1を元にしている。
  車輌詳細

  重戦車 Franken
  フランケン(Franken)は、死せる戦車の国におけるフランスFCM F1戦車であり、遠く忘れ去られた終わりなき戦いを続けている...完全に動作する砲塔を2つ備えており、ハロウィーン・イベント中にマップ「闇の試練」限定で使用可能。本車の装甲はTierⅧ駆逐戦車と同等であり、前部および後部の砲塔も強化型であるため、リヴァイアサンおよびそのミニオン（子分）との戦いに適している。フランケンは、シュタインに比して加速力が低く、装甲も薄いが、より大型の主砲を搭載している為、遠距離におけるダメージにおいて優れている。装填時間も長いため、遠距離からの狙撃に最適と言えるだろう。本車の副砲塔は限定旋回式であり、標準状態で前方への攻撃に適していると言えるが、主砲塔を側面に向けた場合には俯角がやや向上する、という特徴も備えている。

   

• 火力
  • Spectral 90 mm DCA 45
    Frankenの主砲。
    装填にはそれなりに時間がかかるものの威力が高く使い勝手は良い。
    正面を向いていると副砲と干渉して俯角が殆ど取れない(-0.7°)点と、砲塔旋回がかなり遅い点に注意。
     
  • Spectral 47 mm SA37 amélioré
    Frankenの副砲。Qキーで発砲する。また主砲装填時ならばダブルクリックで主砲と同時発砲する。
    発射速度が非常に速く凄まじいDPMを誇る。
    射界はかなり広いが、流石に後方には撃つことができない。
     
  • 同時発砲
    副砲塔の射界制限から、同時攻撃可能な砲塔角度は車体正面から左右120度程度である。
     
• 装甲
  車体正面は微妙に傾斜があり220mm相当。砲塔はほぼ垂直でスペック通りの210mm。車体下部は200mm相当。
  車体中央の盛り上がった箇所が100mmなので明確な弱点になっている。
  側面は100mmでSteinより薄く豚飯は一応可能だが、確実に弾くには70度以上のかなりきつい角度が必要。また、Churchill I等と同様に履帯内部に被弾判定がある為はみ出しにも注意。
   

• 機動性
  数値上は絶望的な出力重量比だが、イベント車輛のためか軽快に動ける。
  だたし、（車体全長から見れば良い方かもしれないが）旋回性能はあまり良くない。
  また背が高い割に車幅が狭い為か障害物に乗り上げて横転する事がある。
   

• 砲塔
  主砲塔は過去にARL 44の初期砲塔としてゲームに実装されたこともあった。
  その特徴的な形状から通称ヘーベルハウスとも呼ばれていたが、長砲身主砲と組み合わせるとバランスが取れている。
   

• 搭乗員
  Steinと違い、乗員に専任装填手がいる。装填手スキルは役職別固有スキル型スキルは存在しないので、経験値の入手の都合上共通スキル型を選択するとよいが、5人乗りなので平均発動では2割しか貢献しない。
  かといって役職別パーク型を100%発動となると、ミッション「献身に対する褒章」を42回もクリアしなければならないので、期間中に発動させること自体が難しい。
   

• 総論
  • PvsPの場合
    対人戦では、DPMや貫通力などでSteinよりやや有利と言える。
    対同型Frankenでは正面同士の戦いになることがほとんどである。
    主砲副砲ともに敵に照準を向けて、昼飯を含めた防御体制をして撃ったら引いて、装填が終わるまで隠れることを心がけよう。
  • PvsEの場合
    耐久性はSteinに少々劣る為、敵の射線を気にしつつ戦う必要がある。
    対ミニオン戦はそれほど強敵と言うわけでは無いが、装甲の関係で単純な撃ち合いをするとダメージを受けやすい。
    対Leviathan戦では安易に車体を晒すと大ダメージを受ける。装甲が薄いので至近～近距離戦闘は圧倒的に不利であり行ってはいけない。障害物を利用して射線を切りつつ、中遠距離から高い貫通力を活かして攻撃するのが良いだろう。
     
    敵の砲撃はこちらの後部主砲塔の根元を照準してくるため、主砲さえ隠していれば前方の副砲だけ建物の陰から出して砲撃を行うといった芸当もできる。
    主砲塔の位置から豚飯をしたくなるが、敵の主砲は榴弾なのであまり意味が無い、狙われている時はきちんと主砲を隠そう。また、高いHPを持つLeviathanには主砲および副砲を活用しなければ火力が不足しがちである。
    防御面では劣るが、射界制限が緩く姿勢をあまり気にせずに離れた距離から攻撃できることから対Leviathan戦では扱いやすい車輌と言える。

史実

FCM F1は、Forges et Chantiers de la Méditerranée社によって戦間期後期に開発されたフランスの超重戦車である。
1940年に2C重戦車の代替の為に12両が発注されたが、木製のモックアップが完成した時点でフランスが敗北し開発は終了した。
FCM F1は大きく細長い車体を持ち、前部に1つ、後部に1つの砲塔があった。各砲塔には1門の高初速砲が搭載されていた。 後部砲塔は射界を妨げないように前部砲塔より高い位置にあり戦艦の砲塔配置を思わせるものであった。
車両は重装備を目的としており、そのサイズと装甲は、1940年までに実際に生産された車輌のうち最も重い約140トンとなる予定だった。そのため2つのエンジンにもかかわらず、その機動性は低速となっていたと思われる。
この戦車の主な目的は、敵戦車と戦うことではなく、ドイツの要塞ラインを突破することだった。
FCM F1の開発は、設計目標が重複している多数の超重戦車プロジェクトが存在し、その仕様が定期的に変更されたためきわめて複雑で、各プロジェクトごとに複数の企業が1つ以上の競合する提案を提出した。

Wikipedia

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