Renault FT AC

Last-modified: 2024-04-05 (金) 20:07:37

Tier 2 フランス 駆逐戦車 / 略称:FT AC

FT_AC_0-min.PNG
↑ 25 mm automatique mle. 1936
投げやり過ぎる戦闘室形状が目を引く。

 

FT_AC_1-min.PNG
↑ 47 mm SA-L mle.37
最終状態。最終砲に換装すると、それなりに駆逐戦車らしい見た目に。

v0.9.18まで

FT AC_0-min.PNG

 

FT AC_1-min.PNG

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値240
車体装甲厚(mm)16/16/16
最高速度(前/後)(km/h)21/8
重量(初期/最終)(t)4.66/4.69
実用出力重量比(hp/t)9.6
主砲旋回速度(°/s)24
視界範囲(m)300
本体価格(Cr)3,600
修理費(Cr)
超信地旋回
 

武装

名称(通常砲)発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
25 mm AC SA-L mle. 193735.29AP
APCR
50
75
20
20
7060.411.5900
1,125
8005
800
70-7°/+15°
47 mm SA-L mle. 193726.09AP
APCR
HE
66
98
24
55
55
70
1,4350.371.9855
1,069
855
30020
1,200
13
100-15°/+15°
名称(機関砲)連射弾数/間隔(s)弾倉交換時間(s)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力弾倉合計攻撃力精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)弾倉/総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
25 mm automatique mle. 19362/0.346.5AP
APCR
50
75
20
20
2000.431.7920
990
10/8005
800
70-7°/+15°
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Renault3920266
Renault M26/274520266
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
Renault FT AC4.89271,200
Renault FT AC bis6.89301,200
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
ER 52300100
 

乗員

1Commander(Radio Operator)2Gunner(Loader)3Driver
 

拡張パーツ

改良型換気装置×装填棒×砲垂直安定装置×改良型旋回機構×改良型照準器×追加グローサーClass3
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造×改良型装甲材Class3内張り装甲×
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時14.71%3.63%
移動時8.84%2.18%
 

射界

射界左6°/右6°

tm_Renault_FT_AC.jpg

 

開発ツリー

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25 mm AC SA-L mle. 1937
(初期/3,000)

47 mm SA-L mle. 1937
(335/8,400)
ER 52
(初期/0)

25 mm automatique mle. 1936
(300/6,500)
Renault
(初期/0)
Renault M26/27
(30/300)
Renault FT AC
(初期/240)
Renault FT AC bis
(80/560)
 

車両に関する変更履歴

クリックで表示
v0.8.9初期履帯の旋回速度を28°/秒から27°/秒に変更
中程度の地盤での初期履帯の抵抗を7%減少
軟化した地盤での初期履帯の抵抗を7%減少
視認範囲を320mから330mに変更
25 mm AC SA-L mle. 1934の俯仰角を-6°/+17°から-7°/+15°に変更
25 mm AC SA-L mle. 1937の俯仰角を-6°/+17°から-7°/+15°に変更
25 mm automatique mle. 1936の俯仰角を-6°/+17°から-7°/+15°に変更
47 mm SA-L mle. 1937の照準速度を2秒から1.9秒に変更
47 mm SA-L mle. 1937の俯仰角を-6°/+12°から-15°/+15°に変更
47 mm SA-L mle. 1937の砲塔旋回時のレティクルの広がりを25%減少
砲旋回速度を44°/秒から24°/秒に変更
v0.9.6視認範囲を330mから300mに変更
v0.9.14一部モジュールを削除
v0.9.19HDモデル化
v1.9.0通常車輌からコレクション車輌に変更
25 mm AC SA-L mle. 1937の総弾数を400発から800発に変更
25 mm automatique mle. 1936の総弾数を400発から800発に変更
47 mm SA-L mle. 1937の総弾数を150発から300発に変更
修理費用を50%ダウン
収益性を21%ダウン
HPを120から240に変更

解説

  • 火力
    俯仰角は-7°/+15°であり、47 mm SA-L mle. 1937のみ俯角が-15°と優秀になる。
    なお、射界は左右6°ずつと狭いので注意。
    • 25 mm AC SA-L mle. 1937
      初期砲。後述の機関砲の単発仕様なので精度・照準時間に優れるが、個性に乏しい。
       
    • 47 mm SA-L mle. 1937
      最終砲候補。
      精度・貫通力・発射速度に優れ、火力もまずまずとバランスに優れる。
      また、上述の通り俯角が-15°へ向上するため、地形適性が大幅に強化される点も見逃せない。
      下記の25mm機関砲よりも扱いやすく、とりあえず迷ったらこの主砲を搭載すると良いだろう。
       
    • 25 mm automatique mle. 1936
      1セット10発の機関砲。
      単発火力20を2連射×5セット=弾倉合計火力200となる。
      3種類の主砲の中で最も精度が悪いものの、弾倉交換時間も6.5秒、照準時間1.7秒とまずまず。
      通常弾のAPでも貫通力50mm、課金弾のAPCRで貫通力75mmと機関砲としては優秀な点も見逃せない。
      しかし、本車両は装甲・機動性が劣悪なので接近戦は不得手であり、ミスマッチな印象が否めない。
       
  • 装甲
    Renault FTの車体をベースにしているが、Tierが上がった事で基本的に防御力はあてにならない。
    砲塔の代わりに設置された戦闘室は15mmの巨大な垂直装甲であり、HEに撃ち抜かれる危険性がある。
    なお、隠蔽性能は最低限のものは有しているとはいえ、Tier2駆逐戦車で最下位の数値となっている。
     
  • 機動性
    ベースのRenault FTから出力重量比が若干向上したものの、やはり鈍足の域を出ない。
    遠距離射撃や遮蔽物の活用を心がけ、被弾に気を付けて戦っていこう。
     
  • 総論
    低速・低隠蔽の代わりに優秀な火力を有した駆逐戦車である。
    他のTier2駆逐戦車に比べると上述の欠点が痛く、逆に明確に優れた点は少ない。
    とはいえ、一定の砲性能は持っているため、駆逐戦車らしい運用をすれば十分に活躍することが出来るだろう。
     
    分からない単語があれば用語・略語

史実

「戦車」の基本的デザインを確立した車両であり、WW1におけるベストセラー戦車であるRenault FTは、ベストセラーであるがゆえにWW2が勃発してもなお、フランス陸軍に大量に配備されていた。
こうした大量のルノーFTは主に後方の警備任務に使用されていたが、これに目をつけたAPX(国営プトー工廠)はルノーFT-17の車体を転用した対戦車自走砲の設計案を1939年末に作成した。
本設計案は旋回砲塔を撤去したFT17の車体にAPX製の長砲身47mm砲を防楯ごと搭載し、その左右と正面を鉄板で囲って簡単な戦闘室を構成するというオーソドックスかつシンプルな対戦車自走砲であったが、ルノーFT17の「時速7km/h程度」という劣悪な機動力はやはり対戦車車両としては余りにも問題であり、ラフリィS15やロレーヌL37といった装輪・装軌牽引車のほうが自走対戦車砲のプラットフォームとしてより適当であるとの結論に達したため、簡単な図面が作成されたのみで本計画は終了した。

 

Renault_FT_AC_1.jpg
↑本車の図面。シンプルな車両なだけに図面も実にシンプル。

 

・参考資料
WoT公式webジャーナル
valka.cz

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