Tier 2 フランス 駆逐戦車 / 略称:FT AC
↑ 25 mm automatique mle. 1936
投げやり過ぎる戦闘室形状が目を引く。
↑ 47 mm SA-L mle.37
最終状態。最終砲に換装すると、それなりに駆逐戦車らしい見た目に。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 240 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 16/16/16 |
最高速度(前/後)(km/h) | 21/8 |
重量(初期/最終)(t) | 4.66/4.69 |
実用出力重量比(hp/t) | 9.6 |
主砲旋回速度(°/s) | 24 |
視界範囲(m) | 300 |
本体価格(Cr) | 3,600 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 可 |
武装
名称(通常砲) | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 | |
25 mm AC SA-L mle. 1937 | 35.29 | AP APCR | 50 75 | 20 20 | 706 | 0.41 | 1.5 | 900 1,125 | 800 | 5 800 | 70 | -7°/+15° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
47 mm SA-L mle. 1937 | 26.09 | AP APCR HE | 66 98 24 | 55 55 70 | 1,435 | 0.37 | 1.9 | 855 1,069 855 | 300 | 20 1,200 13 | 100 | -15°/+15° | |
名称(機関砲) | 連射弾数/間隔(s) | 弾倉交換時間(s) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 弾倉合計攻撃力 | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 弾倉/総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
25 mm automatique mle. 1936 | 2/0.34 | 6.5 | AP APCR | 50 75 | 20 20 | 200 | 0.43 | 1.7 | 920 990 | 10/800 | 5 800 | 70 | -7°/+15° |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Renault | 39 | 20 | 266 |
---|---|---|---|
Renault M26/27 | 45 | 20 | 266 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Renault FT AC | 4.89 | 27 | 1,200 |
---|---|---|---|
Renault FT AC bis | 6.89 | 30 | 1,200 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
ER 52 | 300 | 100 |
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乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner(Loader) | 3 | Driver |
---|
拡張パーツ
× | × | × | × | × | Class3 | ||||||
× | × | × | Class3 | × |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 14.71% | 3.63% |
移動時 | 8.84% | 2.18% |
射界
射界 | 左6°/右6° |
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開発ツリー
25 mm AC SA-L mle. 1937 (初期/3,000) | ┳ ┃ | 47 mm SA-L mle. 1937 (335/8,400) |
ER 52 (初期/0) | ┃ ┗ | 25 mm automatique mle. 1936 (300/6,500) |
Renault (初期/0) | ━ | Renault M26/27 (30/300) |
Renault FT AC (初期/240) | ━ | Renault FT AC bis (80/560) |
車両に関する変更履歴
v0.8.9 | 初期履帯の旋回速度を28°/秒から27°/秒に変更 中程度の地盤での初期履帯の抵抗を7%減少 軟化した地盤での初期履帯の抵抗を7%減少 視認範囲を320mから330mに変更 25 mm AC SA-L mle. 1934の俯仰角を-6°/+17°から-7°/+15°に変更 25 mm AC SA-L mle. 1937の俯仰角を-6°/+17°から-7°/+15°に変更 25 mm automatique mle. 1936の俯仰角を-6°/+17°から-7°/+15°に変更 47 mm SA-L mle. 1937の照準速度を2秒から1.9秒に変更 47 mm SA-L mle. 1937の俯仰角を-6°/+12°から-15°/+15°に変更 47 mm SA-L mle. 1937の砲塔旋回時のレティクルの広がりを25%減少 砲旋回速度を44°/秒から24°/秒に変更 |
v0.9.6 | 視認範囲を330mから300mに変更 |
v0.9.14 | 一部モジュールを削除 |
v0.9.19 | HDモデル化 |
v1.9.0 | 通常車輌からコレクション車輌に変更 25 mm AC SA-L mle. 1937の総弾数を400発から800発に変更 25 mm automatique mle. 1936の総弾数を400発から800発に変更 47 mm SA-L mle. 1937の総弾数を150発から300発に変更 修理費用を50%ダウン 収益性を21%ダウン HPを120から240に変更 |
解説
- 概要
v0.7.4で追加されたTier2のフランス駆逐戦車。(コレクション車輌)
Renault FTをベースにした対戦車自走砲の計画案である。
- 火力
俯仰角は-7°/+15°であり、47 mm SA-L mle. 1937のみ俯角が-15°と優秀になる。
なお、射界は左右6°ずつと狭いので注意。- 25 mm AC SA-L mle. 1937
初期砲。後述の機関砲の単発仕様なので精度・照準時間に優れるが、個性に乏しい。 - 47 mm SA-L mle. 1937
最終砲候補。
精度・貫通力・発射速度に優れ、火力もまずまずとバランスに優れる。
また、上述の通り俯角が-15°へ向上するため、地形適性が大幅に強化される点も見逃せない。
下記の25mm機関砲よりも扱いやすく、とりあえず迷ったらこの主砲を搭載すると良いだろう。 - 25 mm automatique mle. 1936
1セット10発の機関砲。
単発火力20を2連射×5セット=弾倉合計火力200となる。
3種類の主砲の中で最も精度が悪いものの、弾倉交換時間も6.5秒、照準時間1.7秒とまずまず。
通常弾のAPでも貫通力50mm、課金弾のAPCRで貫通力75mmと機関砲としては優秀な点も見逃せない。
しかし、本車両は装甲・機動性が劣悪なので接近戦は不得手であり、ミスマッチな印象が否めない。
- 25 mm AC SA-L mle. 1937
- 装甲
Renault FTの車体をベースにしているが、Tierが上がった事で基本的に防御力はあてにならない。
砲塔の代わりに設置された戦闘室は15mmの巨大な垂直装甲であり、HEに撃ち抜かれる危険性がある。
なお、隠蔽性能は最低限のものは有しているとはいえ、Tier2駆逐戦車で最下位の数値となっている。 - 機動性
ベースのRenault FTから出力重量比が若干向上したものの、やはり鈍足の域を出ない。
遠距離射撃や遮蔽物の活用を心がけ、被弾に気を付けて戦っていこう。
- 総論
低速・低隠蔽の代わりに優秀な火力を有した駆逐戦車である。
他のTier2駆逐戦車に比べると上述の欠点が痛く、逆に明確に優れた点は少ない。
とはいえ、一定の砲性能は持っているため、駆逐戦車らしい運用をすれば十分に活躍することが出来るだろう。
史実
「戦車」の基本的デザインを確立した車両であり、WW1におけるベストセラー戦車であるRenault FTは、ベストセラーであるがゆえにWW2が勃発してもなお、フランス陸軍に大量に配備されていた。
こうした大量のルノーFTは主に後方の警備任務に使用されていたが、これに目をつけたAPX(国営プトー工廠)はルノーFT-17の車体を転用した対戦車自走砲の設計案を1939年末に作成した。
本設計案は旋回砲塔を撤去したFT17の車体にAPX製の長砲身47mm砲を防楯ごと搭載し、その左右と正面を鉄板で囲って簡単な戦闘室を構成するというオーソドックスかつシンプルな対戦車自走砲であったが、ルノーFT17の「時速7km/h程度」という劣悪な機動力はやはり対戦車車両としては余りにも問題であり、ラフリィS15やロレーヌL37といった装輪・装軌牽引車のほうが自走対戦車砲のプラットフォームとしてより適当であるとの結論に達したため、簡単な図面が作成されたのみで本計画は終了した。
・参考資料
WoT公式webジャーナル
valka.cz
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