Tier 10 アメリカ 駆逐戦車
↑T110E3よりスリムになって限定旋回式の砲塔を載せてパワーアップした風に見える。
↑「砲塔がゴツくなったT110E5」といった感じ。
T110E3より少し大きさは小さいが、やっぱり車体中央部に箱が存在している。
砲塔を回すとこいつに引っかかるせいで砲塔が左右90度しか回らない。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 2,000 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 260/76/38 |
最高速度(前/後)(km/h) | 35/10 |
初期重量(t) | 64.03 |
実用出力重量比(hp/t) | 13.67 |
本体価格(Cr) | 6,100,000 |
修理費(Cr) | 21,880~ |
超信地旋回 | 可 |
ロール | 攻撃的駆逐戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
155 mm AT Gun T7E2 | 3.08 | AP APCR HE | 295 375 90 | 750 750 1,100 | 2,308 | 0.37 | 2.9 | 870 1,088 870 | 27 | 1,650 5,200 1,120 | 3,371 | -6°/+12° |
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砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
T110E4 | 203/152/152 | 18 | 390 | 20,000 |
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エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Continental AOI-1490 | 875 | 20 | 1,200 |
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履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
T110E4 | 67 | 26 | 8,000 |
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無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
AN/VRC-3 | 745 | 160 |
---|
乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader | 5 | Loader |
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拡張パーツ
Class1 | Class1 | × | Class1 | Class1 | Class1 | ||||||
× | × | Class1 | Class1 | Heavy |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
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静止時 | 9.06% | 1.22% |
移動時 | 5.42% | 0.73% |
派生車両
派生元 | T30(TD/211,000) |
---|---|
派生先 | なし |
射界
射界 | 左90°/右90° |
---|
開発ツリー
155 mm AT Gun T7E2 (初期/335,000) | |
T110E4 (初期/66,000) | |
AN/VRC-3 (初期/51,600) | |
Continental AOI-1490 (初期/100,000) | |
T110E4 (初期/82,500) |
車両に関する変更履歴
v0.9.9 | HDモデル化 |
解説
- 装甲
T30と比較すると車体装甲が大幅に強化された一方、砲塔は若干やわらかくなり弱点も増えた。- 車体
車体上部は260mm~180mm+傾斜でかなり硬く、撃ち下ろされなければほぼ防ぐことが出来る。下部は貫通200mm程度あれば安定して抜かれるため、必ず隠したい。
側面は大部分が76mm、下部はわずか44mmしかなく、昼飯や豚飯に使用するには不足気味。 - 砲塔
防盾はT30と同じような形状をしているが、254mm厚とやや薄くなっている。中心付近は裏装甲もないためTier10ともなれば射抜かれてしまう危険性が高い。
防盾横は203mm厚で、傾斜込みでも230mm程度しかなく、格下でも貫通可能である。
砲塔上にある機銃塔は200mm~相当で、T110E3と違い普通に貫通されてしまう。
側面は152mm厚。角が丸っこい形状をしているためよそ見は非推奨。
また、この砲塔は左右90度までしか回らないため、機動力の高い車両に後ろにつかれると一方的に撃たれてしまいかねない。
敵として遭遇した場合、装甲の薄いところは何箇所かあるが、面積の広い車体下部が一番安定する。防盾横や機銃塔も弱点ではあるが、Tier10ともなると簡単には狙わせてくれないだろう。
相手が車体下部を隠しており、なおかつこまめに動いていて狙いにくい場合は、裏取りをするか自走砲に援護を頼もう。本車の主砲は貫通力が高く、無理をして撃ちに出るとほぼ確実に貫通されてしまう。 - 車体
- 機動性
T30の最終エンジンより15馬力増強されてるが、ほとんど変わらないと思っていい。旋回速度こそ向上されたものの、砲搭が限定旋回のため相変わらずNDKには弱い。
- 総論
高単発かつ高貫通の主砲を限定とはいえ旋回する砲塔に搭載した車両であり、そこそこの装甲も持つため重戦車のように戦うことができるのが本車の一番の強みである。とはいえ弾くことは多いが信用できるとはまったく言えない装甲やHTと比べると少ないHP、T110E5やT57 Heavyに完全に劣る機動力(その二両はHTとしては速い方ではあるが)など欠点も多く、そこを理解しなくては活躍は難しいだろう。
Obj. 279 (e)など同格HTでも攻めあぐねるような強力な装甲を持つ車両を圧倒的な貫通力で抜いていくことができれば、勝利に貢献できるはずだ。
史実
1954年デトロイトで将来の重戦車の行方を追及する会議が行われた。クライスラー社は、TS-31計画を参考にした計画を進めた。ベルントンネルを通過できるように設計されるのを要求されたが、計画は中止されてしまった。
なお、史実におけるT110E4は本ゲームのE3と同一のデザインの車両であり、もちろん固定砲塔である。砲塔が左右90度旋回出来るのはこのゲームの仕様である。
T110E4はE3のエンジンのパワーパックの問題に対してクライスラー社が提示した改修案だとされており、そもそもT110戦車の搭載砲は155mm砲ではなく120mm砲(M103と同一)が予定されていた。
これらの事からT110E4の計画案は実在はしたものの、本ゲームにおけるデザインや性能の殆どはWG社が創作したものと言えるだろう。
新説はE5の史実の項を参照。
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