Bofors Tornvagn

Last-modified: 2024-05-08 (水) 15:13:22

Tier8 スウェーデン 重戦車(課金戦車) (略称:Tornvagn / 日本語表記: ボフォース・トーンヴァン)

Tornvagn.jpg

スペック(v1.22.1)

車体

耐久値1,600
車体装甲厚(mm)260/50/40
最高速度(前/後)(km/h)35/12
重量(t)43
実用出力重量比(hp/t)11.63
本体価格(Cr)
修理費(Cr)
超信地旋回
ロール攻撃的重戦車
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
Bofors 120 mm4APCR
APCR
HE
248
297
60
400
400
515
1,6000.42.31,000
1,450
680
381,015
4,800
870
1,670-10°/+20°
 
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
Bofors Tornvagn280/90/75253709,000
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
2 st scania DS14500122,400
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
Tornvagn4.52510,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
Ra 42185027
 

乗員

1Commander(Radio Operator/Loader)2Gunner3Driver(Loader)
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class1装填棒Class1砲垂直安定装置Class1改良型旋回機構Class1改良型照準器Class1追加グローサーClass1
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class1改良型装甲材Class1内張り装甲Heavy
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時6.04%1.09%
移動時3.02%0.54%
 

車両に関する変更履歴

クリックで表示
v1.15.0新規実装
v1.22.1車体の旋回速度を22度/秒から25度/秒に上昇
散布界を0.42 m*1から0.4 mに縮小
砲塔旋回に伴う散布界の拡大を20%軽減
視認範囲を360 mから370 mに拡大
砲塔の旋回速度を22度/秒から25度/秒に上昇
最大速度を32 km/hから35 km/hに上昇

解説(v1.22.0以前)

  • 概要
    v1.15.0で追加されたTier8のスウェーデン課金重戦車
    1970年代後期、ボフォース社が提案した針状砲塔の次世代戦車の計画案である。
    Torn(トーン)は「針」や「棘」を意味するスウェーデン語。
     
  • 火力
    • Bofors 120 mm
      単発火力・貫通力・発射速度はアメリカのT34と同等*2であり、同格と比べて単発と貫通力は優れているが、DPMと精度が劣る。
      T34と比べるとやや精度で劣るのが気になるところ(T34は0.35、本車両は0.4)だが、ハルダウン時の投影面積や弱点がT34よりも小さく、絞る時間を比較的確保しやすい。また、照準時間や拡散は勝っており、あちらよりも近~中距離での取り回しにおいて全体的に優れている。
      移動時の拡散は良好だが、砲塔旋回時の拡散は劣悪。多少の旋回であればそこまで拡散しないため、後述の装甲配置も相まって砲塔をあまり動かさないように射撃する必要がある。
      俯角は10度とこちらもT34と同等。スウェーデン車両としての特徴とも言える。
       
  • 装甲
    スウェーデン車両らしく傾斜が豊富であり、同格車両相手には優れた正面装甲を誇る。
    しかし、全体的に傾斜に頼った装甲配置であるため榴弾耐性が低く*3、独特な砲塔形状から天板の露出面積が大きく、自走砲や撃ち下ろしに非常に弱い。
    また、各所に弱点が点在しているため、しっかりと装甲配置を理解して戦うことが求められる。
    耐久力は1600と、同格重戦車の中では平均的な値。
    • 砲塔
      投影面積を最小限まで減らしたような形状であり、ハルダウンをするだけで非常に被弾しにくくなる。
      正面の装甲厚は傾斜込みで300mm相当あり、同格の弾は十分防げる。俯角を最大限に取ると砲塔正面下半分の傾斜が減り270mm程度に減少するため、俯角を使ったハルダウン時には注意が必要。
      側面は90mmと薄いが、絞られた形状になっているため正面からの弾には強い。その分少し傾けただけでも抜かれやすいという事になる*4ため、よそ見は厳禁である。
      上部は手前の傾斜が60mm、奥が30mm。手前は強制跳弾可能でHEATにも十分な装甲厚だが、奥は3倍ルールでほとんどの車両に抜かれてしまう。少し俯角を取れば奥の部分は隠せるので、頭出しする時も少し坂に乗り上げるなどの工夫をするとよい。
      向かって砲身の右側にハッチの盛り上がりがあるが、この部分は実装甲厚300mm超で徹甲弾は強制跳弾するため弱点では無い。
       
    • 車体
      正面上部はきつい傾斜により徹甲弾は強制跳弾可能、HEATには270mm程度。自走砲の榴弾が命中しやすい部位だが、素の装甲厚は70mmしかない。
      正面中部も270mm程度あり、ハルダウンから豚飯まで、様々な場面でチラ見えしても中々に信頼できる装甲厚である。
      正面下部は160mm程度の弱点。エンジンの破損判定もあるため、撃たれる機会が多い場合は搭乗員スキル等での補強も検討すべきだろう。
      側面上部の傾斜部分は40mmであり、122mm以上の口径が3倍ルール適用内。面積こそ小さいものの豚飯の際に非常に重大な弱点となってしまうため、対面の砲口径をよく確認されたし。逆に、小口径相手には強制跳弾となるため強気に出ることができる。
      側面中部~下部は垂直50mmとこちらも薄く、150mm以上の口径には3倍ルールで抜かれてしまう。自走砲の榴弾が命中しやすく300オーバーの大ダメージをもらいやすい。
      エンジンルームの出っ張り(100mm垂直)部分も弱点。向かって右側面を見せることでエンジンルーム部分の大半を砲塔のハッチで隠せるので、豚飯をするときはこちら側を使用すると良いだろう。
      広くとられた車体天板は25~30mmでこちらも3倍ルール対象。少しでも俯角を取れば隠せるが、エンジンルームや40mm部分を狙われる時についでに当たりやすい。格上の自走砲には最悪貫通される。
      また、履帯の上のライトが載っている部分は傾斜込みで250mm程度であり、豚飯の際はこちらも抜かれうる。
       
  • 機動性
    スウェーデン重戦車は基本的に快速だが、本車両は鈍足も鈍足。最高速こそ35kmだが、出力重量比と履帯性能ともに貧弱であり、加速・旋回速度・後退速度は非常に遅い。
    特に後退速度の遅さがハルダウン車両としては致命的で、拡張パーツで強化することが望ましい。
    拡張パーツで機動性を強化してもなお不満の残る速度であるが、積まないことには超重戦車と大差ない機動力になってしまう。
    上でさんざん自走砲への脆弱性を語ってきたが、この速度の遅さも打たれ弱さと直結している。
     
  • 総論
    優秀な貫通力・単発火力・弾速・俯角・正面装甲・投影面積を併せ持ち、重戦車としての性能は非常に高い。特に投影面積の小ささは特筆に値し、相手の絞る時間が長くなるという唯一無二の恩恵を受けられる。
    装甲には弱点こそ点在するものの、使い方次第で多くを隠すことができるため、一定の貫通力を超える車両以外にはかなり強気に出ることができる。
    攻撃面も砲塔の動かし方に慣れさえすれば、高貫通砲を良好な拡散で使用できるため非常に強力。通常弾の使い勝手の良さも稼ぎで嬉しいポイント。
    だが、発射速度・DPM・側面装甲・旋回速度の低さからラッシュ等の戦況に弱く、軽率に接近戦を許してしまうと一気に不利になってしまう。重戦車らしく距離を詰める際にもDPMの低さは致命的であり、相手の車輛特性や周囲の地形、味方の有無を確認することを怠ってはならない。
    また、鈍足でハルダウン車両で榴弾に弱いという自走砲にたいへん狙われやすい車両特性のため、自走砲の数や地形などをよくよく考えて動きを決めなければならない。

史実

MEUghP2.jpg

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  • 使ってるとDPMや砲拡散やら足回りやらでストレス要素が多めに感じる。使われても上でも言ってる通り撃つとこなしで、、、どうなんだこの車輌 -- 2021-12-24 (金) 22:13:46
    • 石頭で車体正面上部も硬いんだけど、加速力が鈍いから距離を詰め損ねたり、後退が遅くて駄目だったり。機動力が足を引っ張っていて総合的にはまぁまぁの強くも無いが弱くもない及第点かな。 -- 2021-12-24 (金) 23:25:08
  • 破格のアンチ252U性能じゃないか? -- 2021-12-25 (土) 15:06:20
    • 具体的にどの辺が?ガバガバ過ぎてむしろ大変じゃね -- 2021-12-26 (日) 02:40:34
      • 貫通では? この課金弾貫通なら砲塔スポスポよ。 -- 2021-12-26 (日) 13:28:34
      • 252も距離詰めてくるし近距離でやりたがるから、通常起こりうる打ち合いでは優位かと… -- 2021-12-28 (火) 21:04:24
      • まず殴り合いタイマン想定は無意味な議論だしそもそも252はもうOP強戦車ではない -- 2021-12-29 (水) 05:20:46
  • 砲塔が若干絞ってる形状のため少しでもよそ見してると強制跳弾角度がゆるいHEAT持ち(703Ⅱ、112、130PMなど)にぶち抜かれやすいです。なので顔出すときはHEAT相手になるべく向けておくようにしたいです。 -- 2021-12-30 (木) 07:09:01
  • なにげに天板が薄いのが致命的な気がする。30mmしかない(Strv S1と一緒)なので同格重戦車以上の主砲なら3倍ルールで抜き放題。 -- 2021-12-30 (木) 15:56:53
    • 天板30mmのHTは結構あるのだけれどこの車両は砲塔の幅がない&車高が低いせいで丸見えなのよね... -- 2021-12-30 (木) 16:16:19
    • あとは側面上部の斜めってるところが40mmでソ連重戦車に抜かれやすいのに気をつけたいね。 -- 2021-12-30 (木) 16:31:06
  • M-IV-Yと比べるとどっちが良いんかな? -- 2022-01-01 (土) 03:20:35
    • 相手しててどっちが嫌かで決めるのはどう?個人的には砲塔の被弾面積が小さいBofors Tornvagnだけど -- 2022-01-01 (土) 09:59:14
    • この砲塔当てにくそう。あきらめてほかの敵のところへ行くという心理作戦が出来そうだしな~。MーⅣーYは当たれば金弾でなんとかというところか -- 2022-01-01 (土) 11:01:19
  • 精度0.44が辛い。ハルダウンするときは大抵ある程度距離あるしそもそも近距離でもよく外れる。同じような主砲のT34は0.35なのに -- 2022-01-01 (土) 12:38:08
  • これの砲塔 クロスファイア狙うほうがよさげだな -- 2022-01-02 (日) 07:34:34
    • ウェストフィールドの稜線で敵TornVagnが頭出した瞬間にクロスファイア食らって弾け飛んでたの見たのは笑った -- 2022-04-26 (火) 22:37:04
  • 結局同格HT使用時に頭しか出してないこいつと撃ち合わないといかん場合は脳死HE連射で落ち着いてしまうな 車体が露出してるならどうとでもなるけどそうじゃないならな -- 2022-01-02 (日) 09:33:49
  • 足が遅くて精度もガバでDPMも高くなく車体も弱いんで頭出し出来るポジションに移動する前にやられるパターンが頻出する車両。自走に炙られればゴリゴリHPが削られるのでハルダウンできたとしてもあんまり脅威にはなれない。馬鹿正直に撃ち合ってくれる相手にはちょっとだけ強い、そんな感じの車両。ゲームを作れる車両ではない。 -- 2022-05-29 (日) 16:15:46
  • この車輛のロールは突破型重戦車ではなく、攻撃的重戦車です。 -- 2022-11-24 (木) 21:01:33

*1 正しくは0.44 m
*2 通常弾がAPCRであるため標準化角度では劣るが、代わりに弾速では優る。
*3 拡張パーツの内張り装甲などが一見良さそうに思えるが、素の装甲値に乗算で軽減の計算がなされる関係上、素の装甲厚が薄い本車両ではほとんど効果がない。
*4 全体的に絞られているのはもちろん、上記画像のスウェーデン国旗周辺をよく見ると、若干きつく絞られているのがわかる。面積こそ小さいが、約10度傾ければほとんどの車両にここを抜かれてしまう。