T18 HMC

Last-modified: 2021-02-16 (火) 19:13:47

Tier 3 アメリカ 自走砲

T18 HMC-min.PNG

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値195
車体装甲厚(mm)51/32/25
最高速度(前/後)(km/h)48/6
重量(初期/最終)(t)13.64/13.64
実用出力重量比(hp/t)19.21
主砲旋回速度(°/s)16
視界範囲(m)250
本体価格(Cr)45,000
修理費(Cr)
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力爆発範囲(m)スタン時間(s)精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
75 mm Howitzer M1A18.57HE191751.06×0.684.83807556138-8.33°/+40°
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Guiberson T-1020-424512331
Continental W-67026220256
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
T18 HMC15233,000
T18 HMC modified15233,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
SCR 20026540
SCR 21032580
SCR 506615110
 

乗員

1Commander(Radio Operator/Loader)2Gunner3Driver
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class3装填棒×砲垂直安定装置×改良型旋回機構×改良型照準器×追加グローサー×
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造×改良型装甲材×内張り装甲×
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時16.99%4.42%
移動時8.49%2.21%
 

射界

射界左21.21°/右21.21°
 

開発ツリー

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75 mm Howitzer M1A1
(初期/26,000)
SCR 200
(初期/0)
SCR 210
(330/1,980)
SCR 506
(5,600/33,600)
Guiberson T-1020-4
(初期/5,000)
Continental W-670
(310/8,200)
T18 HMC
(初期/600)
T18 HMC modified
(350/1,850)
 

車両に関する変更履歴

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v0.9.12実装
v0.9.18全ての主砲のHEAT弾を削除
視認範囲を280mから250mに変更
貫通力を38mmから19mmに変更
v1.9.075 mm Howitzer M1A1の総弾数を42発から75発に変更
修理費用を44%ダウン
収益性を12%ダウン
HPを110から195に変更
コレクション車輌に移行

解説

  • 火力
    Tier3自走砲の大半が105mm砲を装備する中、本車は75mm砲止まりと火力が非常に心もとない。榴弾貫通が狙える機会はほぼ無く、格上の重装甲車両にはほとんどダメージが通らない。
    しかし射程は長い上、射界もそこそこなので車体を頻繁に動かすことは少なくて済むだろう。精度は0.68と近辺の自走砲の中では破格の数値なので直撃を狙いやすいのも長所だ。
    その素早い装填速度から来る手数を活かし、軽装甲な車両を優先的に狙おう。
    尚、砲旋回速度が若干遅い点には注意が必要である。
     
  • 装甲
    駆逐戦車時代から据え置きの前面50.8mm、側面も31.8mmを誇る。Tierが一つ上がり当時ほど役立つものではないが、自走砲としては破格の硬さである。
    同格の機関砲や低貫通AP程度までならばよく弾くが、格上には流石に貫通されてしまうため、あくまでも直射のチャンスを増やせるかもしれないオマケ程度と考えた方が良い。
     
  • 機動性
    馬力が高く、直線なら悪くない速度が出る。陣地転換にはさほど困らないだろう。しかし履帯の接地抵抗が極端に悪く、車体を旋回させると一気に減速する上に悪路では動きが鈍くなる。
    直射を試みる際は横に張り付かれづらい細い通路などに引き込むことがオススメと言える。
    搭乗員の操縦手スキル「オフロード走行」を付けると旋回の悪さ、加速の鈍さをそこそこ改善できる。
    あまり気にする必要はないが、後退速度6km/hは全車輌中ワーストタイ。
     
  • 総論
    Tierは引き上げられたが大きな特徴である装甲は変わらず、正面は機関砲ではほとんど貫通されない。
    しかし現在の本来の役割は遠距離砲撃であるため、あまり装甲を使うような無理な運用はしない方が良い。
    悲しいことにHEAT弾も撤廃され、残ったものは悲惨な火力で紙装甲すら貫通することも難しい榴弾のみであり、装填の早さと高精度、長射程を活かして軽装甲車両を地道に狙っていくしかない。
    一方で、格下戦車に多い機関砲装備には滅法強く、戦況によっては被弾覚悟で確実な直撃を狙って接近したり、悪足掻きとして体当たりも有効な選択肢であることは間違いない。
    マッチングと敵の構成により運用に一工夫入れることで、自走砲とは少しかけ離れた面白味を醸し出してくれるだろう。
     

史実

t18-hmc_2.jpg

1941年11月、M3軽戦車の車台を用いた近接支援車両であるT18の開発が開始された。
この車両はM3軽戦車の砲塔と車体上部を撤去して車体下部を延長した戦闘室を備え、戦闘室右側に75mm Howitzer M1A1をM3中戦車から流用した砲架に搭載していた。
設計完了後に軟鉄製の戦闘室を持つ試作車2両が製作され、アバディーン性能試験場(APG)で試験が行われたが、背の高い戦闘室とフロントヘビーが原因で満足な性能を発揮せず、M5軽戦車に75mm Howitzer M3を搭載するM8自走榴弾砲の制式化が決定した1942年4月に本車の開発は中止された。

 

参考資料
『British and American tanks of World War Two』Peter Chamberlain, Chris Ellis

 

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