Tier 2 イギリス 中戦車 / 日本語表記: ヴィッカース中戦車 Mk. II / 略称:Medium II
↑ Vickers Medium Mk. II* + OQF 3-pdr Gun Mk. I
↑ Vickers Medium Mk. II** + 6-pdr 8cwt QF Mark I
潔いまでに防御を考えてない車体形状。車体の高さだけでも同Tier戦車の1.5倍近い。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 360⇒380 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 8/8/8 |
最高速度(前/後)(km/h) | 40/12 |
重量(初期/最終)(t) | 13.59/14.13 |
実用出力重量比(hp/t) | 11.32 |
本体価格(Cr) | 3,500 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 不可 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
QF 6-pdr 8 cwt Mk. II | 14.29 ⇒16.67 | AP AP HE | 45 57 29 | 70 70 95 | 1,000 ⇒1,167 | 0.52 | 2.1 ⇒1.9 | 459 574 459 | 185 | 35 1,200 22 | 300 | -7°/+16°*1 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
OQF 3-pdr Gun Mk. II | 16.67 | AP APCR HE | 43 72 23 | 50 50 65 | 833 | 0.43 | 2.3 | 574 718 574 | 220 | 0 800 0 | 250 | |
QF 6-pdr 8 cwt Mk. I | 16.67 | AP AP HE | 57 72 29 | 70 70 95 | 1,167 | 0.47 | 2.3 | 538 673 538 | 160 | 35 1,200 22 | 450 | -7°/+16°*2 |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
Vickers Medium Mk. II* | 8/6/6 | 32 | 280 | 1,750 |
---|---|---|---|---|
Vickers Medium Mk. II** | 8/8/8 | 32 | 300 | 2,000 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Armstrong Siddeley V8 | 90 | 20 | 200 |
---|---|---|---|
Sunbeam Amazon | 160 | 20 | 340 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Vickers Medium Mk. II | 13.9 | 26 | 3,500 |
---|---|---|---|
Vickers Medium Mk. IIA | 15.2 | 28 | 3,500 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
WS No. 14 | 250 | 40 |
---|
乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Loader |
---|
拡張パーツ
Class3 | × | × | × | × | Class3 | ||||||
× | × | × | Class3 | × |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 9.06%⇒9.24% | 2.2% |
移動時 | 6.84%⇒6.98% | 1.66% |
開発ツリー
QF 6-pdr 8 cwt Mk. II (初期/3,000) | ||||||
Vickers Medium Mk. II* (初期/120) | ━ | Vickers Medium Mk. II** (50/350) | ━ | OQF 3-pdr Gun Mk. II (200/3,100) | ━ | QF 6-pdr 8 cwt Mk. I (1,200/25,000) |
Armstrong Siddeley V8 (初期/0) | ━ | Sunbeam Amazon (250/3,000) | ||||
Vickers Medium Mk. II (初期/330) | ━ | Vickers Medium Mk. IIA (100/620) |
車両に関する変更履歴
v0.8.1 | 実装 |
v0.9.14 | 一部モジュールを削除 |
v0.9.20.1 | HDモデル化 |
v1.9.0 | QF 6-pdr 8 cwt Mk. IIの総弾数を80発から185発に変更 OQF 3-pdr Gun Mk. IIの総弾数を111発から220発に変更 QF 6-pdr 8 cwt Mk. Iの総弾数を80発から160発に変更 修理費用を50%ダウン 収益性を19%ダウン Vickers Medium Mk. II*砲塔時のHPを170から360に変更 Vickers Medium Mk. II**砲塔時のHPを190から380に変更 コレクション車輌に移行 |
解説
- 概要
v0.8.1で追加されたTier2のイギリス中戦車。(コレクション車輌)
Vickers Medium Mk. Iを改良した車両である。
- 火力
Vickers Medium Mk. Iより装填速度と貫通力ともに上がっている。
正面俯角は初期砲と中間砲は-6°、最終砲は-5°とやや狭い。正面以外はいずれも-7°まで取れる。
時間あたりのダメージ量は貫通力を考慮すれば同格上位。- QF 6-pdr 8 cwt Mk. II
初期砲。
改良砲塔では発射速度と照準時間が向上する。
ただし、精度が悪い上に課金弾の強化APを用いても貫通力の伸びが低い。
同格で重装甲のH35やR35などを相手にするには分が悪い。もちろん格上の重装甲車輌を相手にするのも厳しい。
早期に下記の主砲に換装しよう。 - OQF 3-pdr Gun Mk. II
中間砲。
改良砲塔でのみ搭載可能。
単発火力・DPMが低いが精度に優れる。
また金弾のAPCRは弾速と貫通力が高く扱いやすい。 - QF 6-pdr 8 cwt Mk. I
最終砲。改良砲塔への換装が必要。
初期砲から単発火力・発射速度は据え置きだが、貫通力・精度が向上する。
課金弾を用いなくても貫通力不足で苦戦する事はほとんどないだろう。
しかし、正面俯角が-5°という欠点があり、起伏の大きい場所ではやや不便を感じる場面が多い。
- QF 6-pdr 8 cwt Mk. II
- 装甲
全周8mm(初期砲塔のみ6mm)で、格下Tier1の機関砲や榴弾すら防げない。
Medium Iと比べても、周囲の敵の装填速度・単発火力・時間あたりダメージ量が上がった分相対的に弱体化し、Medium I以上にすぐに撃破されてしまう。
同格他車には側面や背面が本車より薄いものがあるが、正面装甲は最薄である。- 耐久性
改良砲塔での耐久値380は、Tier2戦車としては上位である。
とはいえ、周囲の火力も順当に増加しているため、装甲の薄さや車体の大きさ、機動性の低さによる被ダメージ量を加味すると頼れるとは言い難い。
- 耐久性
- 機動性
Medium Iと比べ最高速度40km/hへ向上し、加速力も若干改善されている。
とはいえ、Tier2中戦車としては微妙な機動力である。
巨大な車体のせいで飛び出し撃ちは苦手である。
- その他
隠蔽性能はかなり低く、敵に発見されやすい。
本車は装甲が薄いため、前線の味方から少し離れた後方の位置から狙撃や火力支援することが多い。配置によっては無線が届かないこともある為、通信範囲や視認範囲に優れた味方と協力できる位置取りを意識しよう。
- 総論
Vickers Medium Mk. Iの性能を向上させた中戦車である。
Medium Iからの変化が少ないので、戦法もそのまま踏襲することになる。
Tier2相応の戦闘力を保持しており、同格他車に引けを取らないが、性能配分は前車より火力とHP比率が高まっており、他性能は皆無である。
同格駆逐戦車に負けない火力を誇る主砲を、素早い旋回砲塔に搭載していることは前車と変わらない。
Tierが一つ上がった事でより強力な車両とマッチングする為、装甲・機動力や隠蔽率の低さ、被弾面積の不利が一層目立つ形になっている。
欠点を念頭に置き、前線のやや後方から火力支援をすると良いだろう。
低隠蔽・紙装甲の中戦車および駆逐戦車の中間的な運用をすることになるだろう。
史実
Mk.II軽戦車は1925年にMk.I軽戦車に各種の改良を加えた発展型として登場した。
Mk.II軽戦車では装甲厚の増大とそれに伴う重量の増加、視界を向上させるために操縦手席を前方へ移動し、サスペンションを装甲スカートで保護するなどの改良が加えられている。武装についてはMk.I軽戦車と同じであった。
最終生産型として20両が生産されたMk.IIA軽戦車は、サスペンションなどの改良が図られたシリーズの集大成といえるもので、第2次世界大戦直前の1939年まで使用が続けられたことが本車の優秀性を物語っている。
なおMk.I/Mk.II軽戦車シリーズは当初は軽戦車に分類されていたが、後にさらに小型の軽戦車が登場したために中戦車に名称が変更されている。そのため、ゲーム内での呼称もMk.II中戦車となっている。
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