AMX 38

Last-modified: 2024-04-27 (土) 23:05:57

Tier 3 フランス 軽戦車

AMX 38_0-min.PNG
↑ AMX 38 + 37 mm SA38
AMX 38_1-min.PNG
↑ AMX 38 + 47 mm SA35
開発先のAMX 40とは対照的な角ばった形状から、「メカアヒル」「ポリゴン」などの愛称がある。

v0.9.17まで

amx38_1.jpg
搭載武装
左上:37mm SA38 右上:47mm SA34
左下:25mm Canon Raccourci Mle. 1934 右下:47mm SA35

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値390
車体装甲厚(mm)60/40/40
最高速度(前/後)(km/h)25/10
重量(初期/最終)(t)15.96/16.05
実用出力重量比(hp/t)9.97
本体価格(Cr)41,000
修理費(Cr)
超信地旋回不可
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
37 mm SA3825AP
APCR
HE
34
67
24
40
40
45
1,0000.482705
881
705
32514
800
10
70-6°/+17°
25 mm Canon Raccourci mle. 193433.33AP
APCR
46
68
27
27
9000.451.7950
1,188
5155
800
71-2°/+25°
47 mm SA3418.75AP
APCR
HE
25
46
24
50
50
62
9380.532.3450
563
450
29510
800
13
90-6°/+20°
47 mm SA3518.75AP
APCR
HE
45
79
24
55
55
70
1,0310.472.5660
825
660
21020
1,200
13
100
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
AMX 3860/40/40283102,500
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Aster15015540
Aster M16015600
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
AMX 38 1er prototype16303,000
AMX 38 série18323,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
ER 52300100
ER 53360100
 

乗員

1Commander(Gunner/Radio Operator/Loader)2Driver
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class3装填棒×砲垂直安定装置×改良型旋回機構×改良型照準器×追加グローサーClass3
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造×改良型装甲材Class3内張り装甲×
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時15.96%4.63%
移動時11.97%3.47%
 

派生車両

派生元FCM 36(LT/1,270)
派生先AMX 40(LT/4,610)
 

開発ツリー

クリックで表示
37 mm SA38
(初期/1,890)

25 mm Canon Raccourci Mle. 1934
(150/2,320)

47 mm SA35
(265/3,250)
AMX38
(初期/600)

47 mm SA34
(95/2,400)

AMX 40
(4,610/147,500)
ER 52
(初期/0)
ER 53
(610/3,650)
Aster
(初期/750)
Aster M
(340/4,500)
AMX 38 1er prototype
(初期/500)
AMX 38 série
(315/1,850)
 

車両に関する変更履歴

クリックで表示
v0.9.17.1HDモデル化
v1.9.025 mm Canon Raccourci mle. 1934の総弾数を258発から515発に変更
37 mm SA38の総弾数を162発から325発に変更
47 mm SA34の総弾数を148発から295発に変更
47 mm SA35の総弾数を120発から210発に変更
修理費用を44%ダウン
収益性を12%ダウン
HPを220から390に変更
派生元車輌を変更

解説

  • 概要
    v0.7.1で追加されたTier3のフランス軽戦車
    D2の後継車両としてAMX社が開発した試作車両である。
     
  • 火力
    主砲は2種類の47mm砲が新たにラインナップに追加される。
    • 47 mm SA35
      最終砲。25mm Canon Raccourci mle. 1934に匹敵する貫通力を持ち、火力もかなり改善される。
      v0.9.18以降全てのTier3戦車がTier5戦車とマッチングしなくなった為、本車の弱点である貫通力の低さが緩和された。
      それでもなおTier3の中では貫通力が低いものの、課金弾を多目に積んでおけば、全く歯が立たない相手はMatildaくらいとなり、後述する装甲に頼り丁寧に撃てば理論上は格上にも対抗可能と言えよう。
      ただし、精度は0.47と劣悪な上に照準時間・DPMもかなり低性能であり、単純にTier4との撃ち合いをするには厳しい。遠距離から攻撃をしようにもこの精度ではまともに当たる事もなく、必然的に近距離戦を強いられるだろう。
       
  • 装甲
    軽戦車のカテゴリとは裏腹に、Hotchkiss H35から更に装甲が強化された。
    同格ではトップクラスの防御力を持つが、昼飯・豚飯を駆使しても駆逐戦車や格上には抜かれてしまう為、敵の動向はしっかりと見極めたい。
    ちなみにAMX 38同士では通常弾の低貫通も相俟って勝負がつかない事があり、課金弾での弱点狙撃が必須になる。
    • 砲塔
      砲塔は避弾経始を考慮した多面体であり、正面は60mm・側背面が40mmとなっている。
      防楯部分は全て二重装甲でおよそ90mm相当であり、防楯の外が60mm。正面から見える天板は40mm+傾斜55°でおよそ70mm相当。
       
    • 車体
      前面は操縦手の視察口を含め、60mmという装甲厚を誇り、側背面はいずれも40mm。
      正面の傾斜部分に至っては100mm超えする箇所があり、格下からの砲撃を殆ど受け付けない。
      昼飯時の正面垂直部は傾斜30°で69mm、40°で78mm相当、豚飯の側面装甲は60°で80mm、70°で117mm相当になる。
      なお、切り欠きは真正面からでは70-90mm前後の実装甲厚になるものの、昼飯・豚飯の角度を採ると40mmの弱点として晒す事になってしまうので可能な限り隠したい。
       
  • 機動性
    欠点だった機動性の低さはあまり改善されていない。
    砲塔旋回はやや向上しているが、その他の点に関してはHotchkiss H35とほぼ同じと考えていい。
    寧ろTierが上がり快速な車両も増えるため、足の遅さがさらに目立つ。下手すると重戦車より遅いこともあり、お世辞にも軽戦車らしい機動力とは言えない。砲塔の旋回速度が24°/sと重戦車並みに遅く、高機動の相手に接近を許すと一方的に攻撃されてしまうこともあり得る。ただし、車重は重くないため、馬力がある戦車に押してもらったときはそれなりに速度が出る。
     
  • 偵察性能
    隠蔽率はそれなりにあるものの、視認範囲・通信範囲は平均以下であり、前述の機動性と相まってとてもではないが偵察向けの車両とは言えない。
     
  • 総論
    防御力に特化した重戦車のような軽戦車であり、その代わりとして攻撃性能と機動力、偵察性能は平均を下回る部分が多い。
    もっともv0.9.18からTier5戦車とマッチングしなくなった影響が本車には特に大きく、強みの重装甲をより活かしやすくなったと言える。格下のLTやMTが多いマッチングなら、適切な角度を保つことで、かなりの粘り強さを発揮でき、完封することも難しくない。
    ただし、やはりTier4戦車の高貫通の前には自慢の装甲も容易く抜かれる上に、重装甲戦車に対しては、APCRを用いても貫通が難しいこともある。その場合は無理に真っ向から戦おうとせず、味方に気を取られている装甲の薄い敵を狙ったり、低貫通砲装備の同格以下相手のときのみ強気に前に出るといった運用と思考の切り替えが必須である。
     
    分からない単語があれば用語・略語

史実

amx38_02.jpg
AMX 38は1937年にAMX社が計画し短期間で開発した軽戦車である。
この車両は当時採用されていたRenault R35より重装甲重装備であり、Renault D2の小型化した後継車両であった。
1938年にルノー社のRenault DACとの競争に勝利し、AMX38として採用され、2台の試作車両が製造された。
重量は18tもあり、軽戦車とは名ばかりの中戦車であった。

参考資料
http://www.chars-francais.net/

情報提供

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