Tier 2 イタリア 中戦車 (日本語表記:メディオ・クワットルディチ・クワラントゥーノ )
スペック(v1.18.0)
車体
耐久値 | 380 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 30/25/25 |
最高速度(前/後)(km/h) | 32/12 |
重量(初期/最終)(t) | 13.86/14 |
実用出力重量比(hp/t) | 10.36 |
本体価格(Cr) | 4,100 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 不可 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
Cannone da 37/40 | 27.27 | AP AP HE | 39 60 18 | 40 40 45 | 1,091 | 0.4 | 2 | 640 640 550 | 240 | 7 800 9 | 95 | -10°/+20° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Cannone da 47/32 | 23.08 | AP HEAT HE | 52 75 24 | 50 50 70 | 1,154 | 0.43 | 2 | 630 450 250 | 175 | 20 1,600 16 | 210 |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
M14/41 | 42/25/25 | 30 | 300 | 1,400 |
---|
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
SPA 8T | 125 | 15 | 850 |
---|---|---|---|
SPA 15T | 145 | 15 | 875 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
M13/40 | 14 | 36 | 1,532 |
---|---|---|---|
M14/41 | 15 | 38 | 1,532 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
R.F. 1 C.A. | 310 | 17 |
---|
乗員
1 | Commander(Gunner) | 2 | Driver | 3 | Radio Operator | 4 | Loader |
---|
拡張パーツ
Class3 | × | × | × | × | Class3 | ||||||
× | × | × | Class3 | × |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 13.74% | 3.39% |
移動時 | 10.32% | 2.55% |
派生車両
開発ツリー
Cannone da 37/40 (初期/1,950) | ━ | Cannone da 47/32 (140/3,400) | ━ | M15/42 (1,230/45,400) |
M14/41 (初期/580) | ||||
R.F. 1 C.A. (初期/620) | ||||
SPA 8T (初期/1,100) | ━ | SPA 15T (145/5,200) | ||
M13/40 (初期/320) | ━ | M14/41 (105/610) |
車両に関する変更履歴
v1.0.1 | 新規実装 |
v1.9.0 | Cannone da 37/40の総弾数を104発から240発に変更 Cannone da 47/32の総弾数を87発から175発に変更 修理費用を50%ダウン 収益性を25%ダウン HPを190から380に変更 |
v1.18.0 | エンジン「SPA 15T」のTierをIIからIIIへ変更 エンジン「SPA 15T」のコストを1,350クレジット から 5,200クレジットへ変更 |
解説(v1.0.1)
- 火力
- Cannone da 37/40
初期砲。Fiat 3000からDPMや精度が向上している。 - Cannone da 47/32
最終砲。同格の中では貫通力に優れており、照準時間や精度もそれなりで優秀と言える。
ただし、課金弾(HEAT)や榴弾の弾速はかなり遅くなる。
- Cannone da 37/40
- 装甲
- 砲塔
前面が42mmとTier2としてはかなり厚く、ハルダウンすれば機関砲は殆ど弾けるだろう。幸い、俯角は10°とかなり深くとれる。
ほっぺも25mmだが角度がついており前面より更に跳弾を見込めるが、よそ見をすると傾斜が殺されて薄くなってしまう点には注意。前面を抜いて来る貫通力を持つ敵にはほっぺを撃たせる手もある。 - 車体
装甲厚自体はやや厚めの値で低貫通の機関砲程度なら防ぐこともあるが、見た目通りの垂直装甲であり頼れるものではない。
ただ前面装甲は形が複雑なため、このTierの精度ならやや遠目から甘い場所に入った跳弾する事はある。この形状のため昼飯の角度はあまり信用できない。
また、側面が25mmなので豚飯すれば硬い砲塔も相まってそれなりに弾けるのだが、形状が仇となり建物に隠れても垂直な部分が見えてしまう。
とはいえ素直に出るよりは信頼できるだろう。貫通される可能性も加味して行う事。
- 砲塔
- 機動性
最高速度・出力重量比・砲塔旋回速度のどれも低め。
車体の旋回速度だけは及第点。
史実
M14/41中戦車は先に就役したM13/40中戦車の小改良型である。足回りはM13/40から変わっていないものの、車体はより良い装甲を備えるよう再設計されていた。ただし、外観上の違いはラジエーターグリルのレイアウトが変更された程度でM13/40との見分けは殆ど付かない。
予てから懸案事項だった出力不足の対策として、新開発されたフィアットSPA社製15T-M41・4ストロークV型8気筒液冷ディーゼルエンジンが搭載され、125馬力だったM13/40から145馬力に出力が向上した。更に、北アフリカ戦線での戦訓からエアフィルター等の砂漠用装備も標準装備される様になっていた。
M14/41は1941年から1942年にかけて生産され、終戦までにM13系列の車輌では最も数多い1103両が生産されていた。生産した車輌は主に北アフリカ戦線に投入された他、イタリア国内にも本車両を装備した部隊が多数存在していた。イタリア降伏後はドイツ軍や北イタリアのRSI軍が残存車輌を使用し、主に対パルチザン戦に用いられた。また、北アフリカ戦線では連合国側のイギリス軍やオーストラリア軍が装甲戦力の不足を埋める為に他のイタリア軍戦車と同様に鹵獲・運用していた。
派生型としては、M14/41の車体を用いたセモヴェンテ da 90/53自走砲がある。
またM13/40と同じくセモヴェンテ da 75/18自走砲の車体としても利用された。
参考資料
『Viva!知られざるイタリア軍』吉川和篤著 イカロス出版
https://ja.wikipedia.org/wiki/M14/41
http://combat1.sakura.ne.jp/M13-40.htm
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