M14/41

Last-modified: 2022-09-01 (木) 04:07:46

Tier 2 イタリア 中戦車 (日本語表記:メディオ・クワットルディチ・クワラントゥーノ )

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↑ M14/41 + Cannone da 37/40

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↑ M14/41 + Cannone da 47/32

スペック(v1.18.0)

車体

耐久値380
車体装甲厚(mm)30/25/25
最高速度(前/後)(km/h)32/12
重量(初期/最終)(t)13.86/14
実用出力重量比(hp/t)10.36
本体価格(Cr)4,100
修理費(Cr)
超信地旋回不可
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
Cannone da 37/4027.27AP
AP
HE
39
60
18
40
40
45
1,0910.42640
640
550
2407
800
9
95-10°/+20°
Cannone da 47/3223.08AP
HEAT
HE
52
75
24
50
50
70
1,1540.432630
450
250
17520
1,600
16
210
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
M14/4142/25/25303001,400
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
SPA 8T12515850
SPA 15T14515875
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
M13/4014361,532
M14/4115381,532
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
R.F. 1 C.A.31017
 

乗員

1Commander(Gunner)2Driver3Radio Operator4Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class3装填棒×砲垂直安定装置×改良型旋回機構×改良型照準器×追加グローサーClass3
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造×改良型装甲材Class3内張り装甲×
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時13.74%3.39%
移動時10.32%2.55%
 

派生車両

派生元Fiat 3000(LT/270)
派生先M15/42(MT/1,230)
 

開発ツリー

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Cannone da 37/40
(初期/1,950)
Cannone da 47/32
(140/3,400)
M15/42
(1,230/45,400)
M14/41
(初期/580)
R.F. 1 C.A.
(初期/620)
SPA 8T
(初期/1,100)
SPA 15T
(145/5,200)
M13/40
(初期/320)
M14/41
(105/610)
 

車両に関する変更履歴

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v1.0.1新規実装
v1.9.0Cannone da 37/40の総弾数を104発から240発に変更
Cannone da 47/32の総弾数を87発から175発に変更
修理費用を50%ダウン
収益性を25%ダウン
HPを190から380に変更
v1.18.0エンジン「SPA 15T」のTierをIIからIIIへ変更
エンジン「SPA 15T」のコストを1,350クレジット から 5,200クレジットへ変更

解説(v1.0.1)

  • 概要
    v1.0.1で追加されたTier2のイタリア中戦車
    大戦初期、フィアット社及びアンサルド社がM13/40を微改良した中戦車である。
     
  • 火力
    • Cannone da 37/40
      初期砲。Fiat 3000からDPMや精度が向上している。
       
    • Cannone da 47/32
      最終砲。同格の中では貫通力に優れており、照準時間や精度もそれなりで優秀と言える。
      ただし、課金弾(HEAT)や榴弾の弾速はかなり遅くなる。
       
  • 装甲
    • 砲塔
      前面が42mmとTier2としてはかなり厚く、ハルダウンすれば機関砲は殆ど弾けるだろう。幸い、俯角は10°とかなり深くとれる。
      ほっぺも25mmだが角度がついており前面より更に跳弾を見込めるが、よそ見をすると傾斜が殺されて薄くなってしまう点には注意。前面を抜いて来る貫通力を持つ敵にはほっぺを撃たせる手もある。
       
    • 車体
      装甲厚自体はやや厚めの値で低貫通の機関砲程度なら防ぐこともあるが、見た目通りの垂直装甲であり頼れるものではない。
      ただ前面装甲は形が複雑なため、このTierの精度ならやや遠目から甘い場所に入った跳弾する事はある。この形状のため昼飯の角度はあまり信用できない。
      また、側面が25mmなので豚飯すれば硬い砲塔も相まってそれなりに弾けるのだが、形状が仇となり建物に隠れても垂直な部分が見えてしまう。
      とはいえ素直に出るよりは信頼できるだろう。貫通される可能性も加味して行う事。
       
  • 機動性
    最高速度・出力重量比・砲塔旋回速度のどれも低め。
    車体の旋回速度だけは及第点。
     

史実

詳細

M14_41_history1.jpg
M14_41_history2.jpg

 

M14/41中戦車は先に就役したM13/40中戦車の小改良型である。足回りはM13/40から変わっていないものの、車体はより良い装甲を備えるよう再設計されていた。ただし、外観上の違いはラジエーターグリルのレイアウトが変更された程度でM13/40との見分けは殆ど付かない。

 

予てから懸案事項だった出力不足の対策として、新開発されたフィアットSPA社製15T-M41・4ストロークV型8気筒液冷ディーゼルエンジンが搭載され、125馬力だったM13/40から145馬力に出力が向上した。更に、北アフリカ戦線での戦訓からエアフィルター等の砂漠用装備も標準装備される様になっていた。

 

M14/41は1941年から1942年にかけて生産され、終戦までにM13系列の車輌では最も数多い1103両が生産されていた。生産した車輌は主に北アフリカ戦線に投入された他、イタリア国内にも本車両を装備した部隊が多数存在していた。イタリア降伏後はドイツ軍や北イタリアのRSI軍が残存車輌を使用し、主に対パルチザン戦に用いられた。また、北アフリカ戦線では連合国側のイギリス軍やオーストラリア軍が装甲戦力の不足を埋める為に他のイタリア軍戦車と同様に鹵獲・運用していた。

 

派生型としては、M14/41の車体を用いたセモヴェンテ da 90/53自走砲がある。
またM13/40と同じくセモヴェンテ da 75/18自走砲の車体としても利用された。

 
 

参考資料
『Viva!知られざるイタリア軍』吉川和篤著 イカロス出版
https://ja.wikipedia.org/wiki/M14/41
http://combat1.sakura.ne.jp/M13-40.htm

 

参考1

情報提供

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アーカイブ1

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