M4A1 Revalorisé

Last-modified: 2024-04-27 (土) 23:05:57

Tier 8 フランス 中戦車(課金戦車) ( 略称: M4A1 Rev. / 通称: スーパーシャーマン / 日本語表記: ルヴァロリゼ)

M4A1_Rev.jpg
巨大でゴツいマズルブレーキが特徴的。

特別スタイル「クロワッサンハンター (Chasseur de Croissant)」

Chasseur_de_Croissant.jpg

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値1,400
車体装甲厚(mm)51/38/38
最高速度(前/後)(km/h)40/16
重量(t)35
実用出力重量比(hp/t)15.71
本体価格6,400G
修理費(Cr)8,400~
超信地旋回不可
ロール狙撃型中戦車
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
105 mm D. 1504 L/514.69APCR
HEAT
HE
200
250
53
390
390
480
1,8280.352.41,460
980
700
51580
4,800
410
2,500-10°/+15°
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
M4A1 Revalorisé64/64/64423906,000
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Continental R97555015550
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
M4A1 Revalorisé40.2408,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
SCR 528F75080
 

乗員

1Commander(Radio Operator)2Gunner3Driver4Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class2装填棒Class2砲垂直安定装置Class1改良型旋回機構Class1改良型照準器Class1追加グローサーClass1
改良型無線機車長用視覚システム改良型モジュール構造Class1改良型装甲材Class2内張り装甲Medium
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時10.83%2.14%
移動時8.15%1.61%
 

車両に関する変更履歴

クリックで表示
v0.9.12実装
v0.9.17移動中の射撃精度を11%向上
車体旋回中の射撃精度を11%向上
射撃精度を0.36mから0.35mへ変更
砲塔旋回中の射撃精度を19%向上
照準時間を2.8秒から2.4秒へ変更
エンジン出力を460h.p.から550h.p.へ変更
ディーゼルエンジンからガソリンエンジンへ変更
主砲俯角を-7度から-10度へ変更

解説

  • 概要
    v0.9.12で追加されたTier8のフランス課金中戦車。通称『スパシャ』。名前の Revalorisé(ルヴァロリゼ) はアップグレードという意味。
    フランスでM4A1 Sherman(M4A1(76)w)を改造した、後にイスラエルが配備するM51 Super Shermanのプロトタイプである。
    フランス製105mm砲を搭載した事から、本ゲームではフランス中戦車として実装された。
     
  • 火力
    • 105 mm D1504 L/51
      AMX 30の105 mm mle. F1をベースにしたSuper Shermanの史実砲*1である。
      Tier8中戦車では数少ない390ダメージの単発火力を誇る。
      同じ火力の砲が搭載可能なT-34-3T-44の122mm砲に比べ通常弾貫通力、精度・照準時間、弾速、弾薬単価*2に優れ、砲垂直安定装置を搭載すれば照準拡散も緩めとなる。
      通常弾の貫通力は200mmとTier8中戦車としてはそこそこだが、同火力の砲搭載車両に限れば第2位の値である。弾種がAPCRであるため弾速は非常に速い。
      総じて火力と扱いやすさのバランスが取れた優秀な砲である。
      ただし、課金弾が貫通力250mmのHEATであり、格上の重装甲車両を正面から攻撃するには不安が残るので注意しよう。
      俯角は-10°と十分な数値であり、地形適性は良好である。
       
  • 装甲
    Tier5中戦車のM4A1 Shermanと同じ装甲なので全く頼る事ができない。
    T49O-Ho、自走砲などの大口径HEが貫通する事が多く、少しのミスが死に直結しやすい。
    一応、格下戦車の狙いの甘い弾ならば、車体の丸みを帯びた部分が運良く弾いてくれる可能性があるものの、基本的にあてにしない方がいいだろう。
     
  • 機動性
    v0.9.17にてエンジン出力が改善された事で加速力は良好となり、履帯性能と相まって平地ならば直ぐに40km/hに到達する。
    とはいえ最高速度40km/hは中戦車の中でも遅い部類であり、陣地転換には早めの判断が欠かせない。
    旋回性能は並だが、遅めの後退速度に留意したい。
     
  • その他
    視認範囲は390mと広めであるが、M4系統の例に漏れず隠蔽率は中戦車としては低い。上述の通り装甲も薄いので車長スキル「第六感」は真っ先に取得を目指したいところだ。
     
  • 総論
    M4A1 Shermanに105mm砲を強引に搭載したという史実の通り、防御力を捨てて攻撃力に特化したピーキーな課金戦車である。
    容姿や経歴の似たSherman Fireflyの攻撃性能をTier8相当にまで引き上げた車両とも言える。
    火力に特化した車両とは言ったものの、肝心の火力面も課金弾の性能から重装甲車両相手には通用しづらく、ただ単に後方から狙撃だけしていれば良いという訳ではない。
    基本は一歩引いた位置~中遠距離での火力支援をしつつ、必要に応じて側背面を突く形になるだろう。
    ただし、防御力はTier8中戦車としては不足しており、最高速度も遅めなので普通の中戦車運用をするとしても少々難易度が高い。
    v0.9.17で大幅に強化されたとはいえ、性能を活かすには十分な技量が必要であり、総じて中・上級者向けの車両と言える。
     

史実

M51_Super_Sherman_history.jpg

 

本車はフランスツリーに含まれているが、実際はアメリカ軍のM4シャーマン戦車に、イスラエルとフランスが共同開発した105mm砲を搭載したイスラエル国防軍の戦車、M51 スーパーシャーマンの試作一号車である。

 

第二次世界大戦後、1948年に建国されたイスラエルの国防軍には戦車が無かったので、スクラップ廃棄用として売り出されていたM4シャーマン戦車を世界中から大量にかき集め、再生し配備していた。
当初は75mm砲や105mm榴弾砲、76mm砲を使用してアラブ諸国のT-34-85SU-100に対抗していた。
さらに強化としてフランスAMX-13軽戦車の75mm砲を搭載し「M50スーパーシャーマン」として完成、1958年に配備された。
しかし、その後アラブ諸国にはソ連製のT-54T-55IS-3が配備されつつあった為、さらなる強化としてフランスAMX-30戦車の105mm砲の搭載を目標とした。
そのままではシャーマンの砲塔内に収まらないので、射撃の反動を抑える目的で砲弾の装薬を減らし、砲身を切り詰め大型の砲口制退機を搭載した「M51スーパーシャーマン」として完成した。
弾速(砲口初速)は落ちたものの、フランスの105mm砲は対戦車用としてHEAT弾を使用しており貫通力に影響は生じなかった。
1962年に完成し配備され、1967年の第三次中東戦争、1973年の第四次中東戦争においてアラブ諸国の戦車に対して戦果をあげた。

 

情報提供

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使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。

アーカイブ1

※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は外部掲示板を利用してください。


*1 ただし、M4 Sherman向けに砲身を切り詰めており、56口径から44口径に短縮されている
*2 平均攻撃力390の主砲の多くが通常弾1発あたり1,000Crを超える中で580Crは破格の安値と言える