O-Ho

Last-modified: 2024-04-27 (土) 23:05:57

Tier 8 日本 重戦車 / 日本語表記:オホ

O-Ho_Kyu.jpg
↑ O-Ho + 10 cm Cannon Type 92
初期砲は精度を除きほとんどTier6のO-Iから据え置きの砲性能のためまず見かけない。
O-Ho_Chu.jpg
↑ O-Ho + 15 cm Howitzer Type 96
副砲塔の干渉による俯角制限はO-Niよりも深刻。
O-Ho_Shin.jpg
↑ O-Ho + 10 cm Experimental Tank Gun Kai

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値1,700
車体装甲厚(mm)200/105/150
最高速度(前/後)(km/h)25/10
重量(初期/最終)(t)120/121.22
実用出力重量比(hp/t)9.9
本体価格(Cr)2,680,000
修理費(Cr)約13,000
超信地旋回不可
ロール攻撃的重戦車
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
10 cm Cannon Type 925.71AP
AP
HE
175
201
53
300
300
360
1,7140.413.1720
720
765
100250
3,600
190
1,792-10°/+20°
15 cm Howitzer Type 962.73AP
HEAT
HE
121
150
75
700
700
890
1,9090.543.3500
500
540
60540
4,800
660
1,432
10 cm Experimental Tank Gun Kai6.45AP
AP
HE
215
253
53
330
330
430
2,1290.423.1916
916
900
100510
4,400
245
2,500
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
O-Ho200/200/2002038023,000
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
2x Kawasaki Type 98 V-12 (550)1,100201,020
2x Kawasaki Type 98 V-12 (600)1,200201,020
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
O-Ho1221728,000
O-Ho Kai1301928,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
Type 96 Mk. 4 Bo42550
Type 3 Otsu550240
Type 3 Ko750560
 

乗員

1Commander2Gunner3Driver4Radio Operator5Radio Operator6Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class1装填棒Class1砲垂直安定装置Class1改良型旋回機構Class1改良型照準器Class1追加グローサーClass1
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class1改良型装甲材Class1内張り装甲Superheavy
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時0.40%0.08%
移動時0.17%0.04%
 

派生車両

派生元O-Ni(HT/110,200)
派生先Type 4 Heavy(HT/177,700)
 

開発ツリー

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10 cm Cannon Type 92
(初期/68,500)

10 cm Experimental Tank Gun Kai
(18,300/124,000)
Type 4 Heavy
(177,700/3,700,000)
O-Ho
(初期/30,000)

15 cm Howitzer Type 96
(14,750/71,200)
Type 96 Mk. 4 Bo
(初期/14,000)
Type 3 Otsu
(4,000/22,000)
Type 3 Ko
(9,300/54,000)
2x Kawasaki Type 98 V-12 (550)
(初期/51,000)
2x Kawasaki Type 98 V-12 (600)
(27,500/77,500)
O-Ho
(初期/19,000)
O-Ho Kai
(19,000/38,500)
 

車両に関する変更履歴

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v0.9.10新規実装
v0.9.2010 cm Experimental Tank Gun Kaiに課金弾を追加
v1.5.015 cm Howitzer Type 96の装填時間を17秒から22秒に変更
15 cm Howitzer Type 96のHE弾の攻撃力を910から890に変更

解説

  • 概要
    v0.9.10で追加されたTier8の日本重戦車
    O-Iの想像図の一つをベースにした120トンの超重戦車である。
    大型のオとイロハの開発順のホで5番型大型戦車という意味である。
     
  • 火力
    Tier8となり砲垂直安定装置(スタビ)が搭載可能。拡張パーツを攻撃に振り分けるか防御に振り分けるか、悩ましいところである。
    ラインナップはO-Niから引き続き使用できる榴弾砲と、火力・貫通力の強化に加えて優秀なDPMを誇る10cm砲の2択となる。
    ただし、いずれも副砲塔のせいで正面を向いた状態では俯角に制限がかかってしまう。O-Niの15cm砲でも同様の問題は生じていたが、こちらはより深刻。
    副砲塔は中央よりも左側に偏っているので、車体を左へ向けて砲身を右側へ向けると手っ取り早く副砲塔に邪魔されずに俯角が取れるようになる。
    主砲の取付け位置は高いので、上手くハルダウンすれば投影面積をかなり抑えることが出来る。
    参考

     このくらいの角度
    オ-ホ_稜線射撃の角度.png

    O-Ho_armor01.PNG
    ちなみにこの角度まで傾けると履帯裏の70mmの車体側面で強制跳弾出来なくなるので注意。
    一応、一番薄い車体部分でも実装甲厚合計は200mm前後あるが、右側の履帯は見せない方が無難。

    • 15 cm Howitzer Type 96
      O-Iからのお馴染み15cm榴弾砲だが、v.1.13.0でのHEの刷新により、実戦での単発ダメージ及びDPMがかなり低下してしいる。
      もともとv1.5.0でのリロード速度の低下が響いていた本砲であるが、厳しい状況と言わざるを得ない。
      重戦車の弱点を狙えるだけの照準拡散の良さはあり、積極的に装甲厚の薄いところを狙う事が出来なくもないが、装填が遅すぎるため、豚飯やハルダウンしている相手を崩すことは難しい。
      AP弾は貫通力121mmと厳しいものの、50mm未満の薄い装甲には3倍ルールによって跳弾されないので、天板が狙える場合は貫通のチャンスがある。
      尚HEAT弾の使い道はほぼない。金弾を使う必要が無いためある意味財布には優しい。
      副砲塔間での俯角制限は10cm砲よりもきつく、たった1度しか取ることができない。車高が高いせいで副砲塔間ではもはや目の前の敵車輌を狙うことすら困難であり、基本的に前方左側への射撃は不可能と考えておいた方がいいだろう。
       
    • 10 cm Experimental Tank Gun Kai
      発射速度に優れる10cm砲。そのDPMはKV-5とほぼ同等でTier8重戦車としては高めの値を誇る。
      ステータス的にはO-Niの10cm砲の課金弾が通常弾化したものだが、HE以外の砲弾に互換性はない。
      v0.9.20アップデートにより念願の貫通253mmを誇る課金AP弾が追加された。AP弾という点から傾斜のある部分にも標準化で相殺しやすく、傾斜装甲の多いソ連車輌には有利となるだろう。
      ただし精度、照準時間は火力の割に劣悪であり、中距離以遠では弱点を狙うことも難しくなる。
      しっかり弱点を狙えば格上の重装甲車輌にも通用する貫通力はあるが、後述の装甲を考えるといずれの性能も物足りなさが否めない。
      なおこちらの砲は副砲塔の上でも-3°から-5°まで俯角を取ることができ、15cm砲程致命的な俯角制限ではない。
      副砲塔の間と、正面を0度として右に9度から25度の範囲では俯角制限が若干緩くなるので覚えておこう。
      それでも車高の高さも相まってかなり戦いにくい事に変わりはない。
       
      2種どちらの砲も一長一短であったが、v1.13.0現在の15cm榴弾砲は実戦で使うにはかなり厳しい性能となっている。
      KV-2T49などに行われた「HE弾を多用する車両への調整」もO-Iから本車両までの日本重戦車には行われていないため、WG的にはHEを多用する車両とはみなされていない模様
       
  • 装甲
    O-Niから正面、側面共に増厚されたものの、砲塔正面と車体正面上部は同格重戦車の中ではむしろ薄い部類になる。
    貫通力200mm未満の格下や榴弾砲搭載車輌に対しては強気に出ることが出来るが、このあたりのTierから貫通力のより高いHEAT弾が装備される車輌が多くなるため、正面に広々と広がる垂直装甲は弱点となりやすい。
    相変わらず投影面積も大きい上、装甲形状や俯角制限により角度を付けて工夫することも難しい。
    天板は60mmと厚く、自走砲の砲撃には比較的耐性がある。
    • 砲塔
      砲塔はキューポラも含めて全周満遍なく200mmあり、格下相手なら横や斜めからの不意討ちにも強い。
      その代わり正面は据え置きの200mmであり、ある程度以上の貫通力を持つ相手にとっては砲塔正面が広範囲に弱点となっている。そのため、同格以上との撃ち合いには弱い。
      なお、軽くよそ見をすることで傾斜を付ければ、貫通力220mm程度の砲弾ならシャットアウト可能なので、格下相手にはうまく活用しよう。向かって右側に予備履帯が貼り付けてあるので、こちら側を向けるのがもっとも硬い。
      よそ見時の装甲

      O-Ho_armor02.PNG
      220~240mm程度の装甲厚になる。
      ただし、このよそ見の角度では実装甲220mm程度の面が非常に広くなるため、高貫通砲の遠距離狙撃にはむしろ弱い点に注意が必要。
      O-Ho_armor01.PNG
      砲塔正面の切り欠き(画像では赤い部分)は真正面からなら350~400mm弱の実装甲厚となるため、狙いの粗い攻撃には真っ直ぐ砲塔を向けるか10°くらいのよそ見に留める方が良い。

      俯角を活かしたハルダウンで投影面積を減らしつつよそ見を駆使して戦うのも悪くないが、どうあがいても高貫通砲を持つ格上や駆逐戦車には貫通されかねないので、装甲を使った撃ち合いの時には敵車輌の貫通力をある程度把握しておく必要もあるだろう。
    • 車体
      車体正面は切り欠き含め200mm厚。垂直部分が多いが、切り欠きや側面装甲が前身から強化されたことで、多少車体を傾けることが出来るようになった。
      副砲塔も全周200mmあるが、円筒形をした垂直装甲である為、AP貫通力が200mmを超えるTier8車両相手では角度をつけても抜かれやすい弱点となっている。
      側面は105mm、背面は150mmとO-Niに引き続き側面より背面の方が装甲が厚い。
      予備履帯が貼り付けてある部分は他より20mm厚いが、範囲は狭くあまり効果は期待できない。
      切り欠き部分の傾斜が相殺されることから昼飯・豚飯向きの車両ではないが、そもそも撃つ時に斜めに向かないと俯角が足りない可能性が高いというジレンマを抱えており、どう工夫しても車体の防御力には限界がある。正面装甲で防げる以上の貫通力を持つ相手には、HPを使って耐える戦い方に切り替えよう。
       
  • 機動性
    重量と巨体に相応の鈍さ。最高速度が20km/h程度しか出せない超鈍足組に比べればいくらかマシといったレベル。
    重量の増加に伴い出力重量比はO-Niからは低下しているが、同格のTiger IIやTierが一つ上のE 75を上回っている。
    しかしながら、トップスピードと旋回性能は相変わらず劣悪である為、鈍足には変わりない。
     
  • 総論
    選べる二種類の主砲と拡張パーツにより、乗り手によって運用に幅のある車両であった。
    機動性・投影面積・隠蔽率・俯角制限といった様々な制約に対し得られる火力も防御力もはっきり言って足りていないのが本車両である。
    Tierトップかつ格下も交じったマッチングであれば味方と共に前線を押していく事も出来るが、昨今のTier8の戦場でそれが通用する場面は限られる。
    • 15 cm Howitzer Type 96
      貫通力と発射速度が厳しく、このTierのHTとして火力は非常に低い。
      ガバガバで全く狙撃に向いていない10cm砲に比べれば雀の涙でも防御姿勢をとった相手にダメージを与えられるのは利点。
      しかし最終砲としてこちら選択するには乗り手に相当な練度が必要となるだろう。
       
    • 10 cm Experimental Tank Gun Kai
      こちらではKV-5に似た高DPMと重装甲を押し付けていく手数型重戦車となる。
      正面装甲がほぼ均一かつ、良好な発射速度で隙も少ない為、15榴と比べて対格下性能に優れるのが特徴。
      一方、主砲の照準性能・極端な俯角制限といった扱いづらい欠点が数多く存在する。しかも同格重戦車には、本車輌以上の砲性能・機動性・砲塔装甲を兼ね備えたCaernarvonという強大なライバルがいる為、なおさら本車輌のデメリットに対して強みが物足りない印象がある。
      2度にわたる弱体化を受けた榴弾砲よりはマシだが、扱いが難しい事には変わりない。
       

史実

このオホ車 (O-Ho) は、優れた装甲防御力を有する超重戦車の実現を目指した開発計画による設計案のひとつです。複数の砲塔を備えており、全方位への射撃が可能でした。本計画は終戦に伴い中止されたため、試作車輌は製造されておらず、実戦投入はありませんでした。(ゲーム内解説より)

 

O-I_super_heavy_tank.jpg
画像はWikipediaより
オホ車は、オイ車の旧説に存在した120t戦車をモチーフにした架空戦車である。
この車両は、デルタ出版の『帝国陸海軍の戦闘用車両』などに載っている100トン戦車の想像図と酷似した外観になっており、資料によってはそれと同様の形状の車両が120トン戦車(オイ車)として紹介されており、いわゆる従来説のオイ車である。
リプレイファイルの車名がO_I_120なのも開発時には120tオイ車として製作されていた為と思われる。
近年発見されたとする資料によれば120t戦車は存在しなかったとされるが、そもそもその資料が正しく他の資料が誤りという確証も無い。

情報提供

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マスター(M)バッジ報告専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。

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