Tier 8 イタリア 中戦車 ( 読み:ペサンテ・クワランタクワットロ・パンテーラ)
↑ P.44 Pantera prima variante + Cannone da 90/53
初期状態。全体的にPantherに似た形状になったが、防楯・足回り・エンジン区画にP.43 bis/ter等の系譜が感じられるハイブリッド仕様。
↑ P.44 Pantera seconda variante + Cannone da 90/74
最終状態。改良砲塔は若干高くなるものの、基本的な形状は変わらない。主砲のマズルブレーキがSkorpion Gを髣髴とさせる。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 1,300⇒1,400 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 80/50/50 |
最高速度(前/後)(km/h) | 60/20 |
重量(初期/最終)(t) | 44.33/45 |
実用出力重量比(hp/t) | 22.22 |
本体価格(Cr) | 2,530,000 |
修理費(Cr) | 12,600~ |
超信地旋回 | 可 |
ロール | 支援型中戦車 |
武装
名称 | 連射間隔(s) | 各装填時間(s) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 弾倉合計攻撃力 | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 弾倉/総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
残弾数 | |||||||||||||
Cannone da 90/53 | 2 ⇒2.5 | 10/8(計:18)⇒ 12/10/8(計:30) | AP APCR HE | 165 195 45 | 240 240 320 | 480 ⇒720 | 0.35 ⇒0.34 | 2.2 | 758 800 710 | 2/60 ⇒3/60 | 435 4,400 305 | 1,300 | -5°/+20° ⇒ -8°/+20° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
0/1⇒0/1/2 | |||||||||||||
Cannone da 90/74 | 2 ⇒2.5 | 10/8(計:18)⇒ 11/10/8(計:29) | AP APCR HE | 212 259 45 | 240 240 320 | 480 ⇒720 | 0.35 ⇒0.33 | 2.2 ⇒2.1 | 1,050 1,100 1,000 | 2/60 ⇒3/60 | 435 4,400 305 | 1,550 | |
0/1⇒0/1/2 |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
P.44 Pantera prima variante | 100/50/50 | 30 | 370 | 7,000 |
---|---|---|---|---|
P.44 Pantera seconda variante | 120/60/60 | 32 | 380 | 8,000 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
SPA 344 | 700 | 15 | 1,700 |
---|---|---|---|
Alfa RA1000I C.A. | 850 | 20 | 1,000 |
FIAT RA1050I C.A. | 1,000 | 20 | 1,000 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
P.44 Pantera | 46 | 50 | 10,000 |
---|---|---|---|
P.44 Pantera v.s. | 48 | 54 | 10,000 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
R.F. 2 C.A. | 415 | 35 |
---|---|---|
R.F. 3 M. 2 | 525 | 136 |
R.F. 4 M. | 710 | 160 |
乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader |
---|
拡張パーツ
Class2 | × | Class1 | Class1 | Class1 | Class1 | ||||||
○ | ○ | Class1 | Class3 | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 13.22%⇒12.29% | 2.76% |
移動時 | 9.92%⇒9.21% | 2.07% |
派生車両
派生元 | P.43 ter(MT/100,750) |
---|---|
派生先 | Prototipo Standard B(MT/149,200) |
開発ツリー
Cannone da 90/53 (初期/78,000) | ━ | Cannone da 90/74 (19,000/122,000) | ━ | P.44 Pantera seconda variante (16,700/31,400) | ━ | Prototipo Standard B (149,200/3,500,000) |
P.44 Pantera prima variante (初期/22,000) | ||||||
R.F. 2 C.A. (初期/8,200) | ━ | R.F. 3 M. 2 (4,080/23,400) | ━ | R.F. 4 M. (7,300/43,700) | ||
SPA 344 (初期/38,000) | ━ | Alfa RA1000I C.A. (17,800/56,000) | ━ | FIAT RA1050I C.A. (22,500/67,000) | ||
P.44 Pantera (初期/17,400) | ━ | P.44 Pantera v.s. (17,300/34,200) |
車両に関する変更履歴
v1.0.1 | 新規実装 |
解説(v1.0.1)
- 概要
v1.0.1で追加されたTier8のイタリア中戦車。
Pantherの設計を取り入れたP.43の発展型、と思われる計画案である。
"Pantera(パンテラまたはパンテーラ)"はイタリア語で「豹」を意味する言葉。
- 火力
本車からイタリア車輌最大の特徴である自動再装填砲(オートリローダー)となる。初めて使用する場合は、オートリローダーの特性を頭に入れてから出撃しよう。
改良砲塔に換装することで弾倉内の弾数や俯角が変わるため、フリー経験値投入も視野に入れてできる限り早く開発したい。(その前に最終砲の開発が必要だが・・・)- Cannone da 90/53
P.43 terの最終砲で初期砲。
精度や照準時間が向上するものの格上相手には貫通力が完全に不足するため、フリー経験値で最終砲を開発するか課金弾メインで使用するか選択しよう(課金弾で同格MTの通常弾レベル)。 - Cannone da 90/74
最終砲。
通常弾・課金弾ともに貫通力に優れ、照準時間や精度も優秀。これまで悩まされてきた弾速も改善しており扱いやすくなった。
なお、同国同格のProgetto 46と比べると、連射間隔が長いほか照準拡散や俯角でもやや劣っており、砲性能の面では完全にリードされている。後述の機動性では勝っているため立ち回りでカバーしたいところだ。・3発装填完了から
合計装填
時間(s)合計
攻撃力換算DPM 1発 8 240 1,800 2発 18 480 1,405 3発 29 720 1,271 ・弾倉0発から(撃ち切り後)
合計装填
時間(s)合計
攻撃力換算DPM 1発 11 240 1,309 2発 21 480 1,226 3発 29 720 1,271
- Cannone da 90/53
- 装甲
中戦車としては優秀な防御力を誇っていたこれまでの車輌から一変し、車体の大型化もあり頼れない装甲となってしまった。
装甲配置はPantherを若干薄くしたといった感じであり、このTier帯ではほぼアテにできない。
一応車体側面は50mmあるので跳弾は狙えるほか、改良砲塔では正面の大部分が150mm+微傾斜で格下の通常弾であれば防ぐこともある。
車体・砲塔共にPantherよりも平べったい形状になっているため、隠蔽性は見た目の印象ほど悪くない。
- 機動性
極めて優秀。Lorraine 40 tらと並び同格中戦車トップクラスの最高速度と上位の出力重量比、さらには全車輌中でもトップクラスの車体旋回速度を併せ持つ。
ただし、砲塔旋回速度だけは中戦車として遅い部類である点には注意。
- 総論
装甲は頼れないが、優秀な機動力と自動再装填砲の柔軟性を併せ持ち、中戦車に求められる役割は十分以上にこなせる性能を持つ。
しかしながら、前述のとおり課金戦車であるProgetto 46の方が砲性能が高く、本車が勝る機動性もそれほど大きな違いとなっていないため、課金が必要な点を除き敢えてProgetto 46ではなく本車を使う利点がないのが最大の問題点である。
とはいえ、本車の性能自体は同格の中でも悪くないので、自動再装填のシステムに慣れれば活躍することは難しくないだろう。
史実
P.44 パンテーラ(Pantera)は、二次大戦中にイタリアで開発された中戦車の計画案のひとつであり、設計案のみに終わりました。(ゲーム内解説より)
おそらく元ネタはイタリア語版WikipediaのP.43の記事内の以下の文章だろう。
ただし、この文章は出典が明記されておらず、WG社がP.43 bisとPantherを組み合わせた架空戦車の可能性が高い。
Esiste una fotografia del P43 come modello in legno (e probabilmente in scala ridotta) assieme ad altri modellini di un P40 e del P43 bis, da 30 tonnellate con cannone che sembra potesse essere una versione alleggerita del pezzo da 90/53.
Nella stessa foto vi è un modellino di una versione del Panther tedesco leggermente più piccola e con cannone probabilmente da 90/53, che la parte germanica stigmatizzò come un plagio del Panzer V Panther di cui l'Italia aveva ricevuto i disegni costruttivi per la produzione su licenza.
P.43、P26/40の他のモデル、90/53戦車砲を搭載した30トン版のP43 bisの木製のモックアップ(おそらく縮尺通り)の写真があります。
同じ写真にはドイツのPantherと90/53戦車砲のモデルがあり、一部のドイツ人にPantherの盗作として批判されました。このPantherの図面はイタリアでライセンス生産を行うためにドイツから受け取ったものでした。
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