P.44 Pantera

Last-modified: 2024-04-27 (土) 23:05:57

Tier 8 イタリア 中戦車 ( 読み:ペサンテ・クワランタクワットロ・パンテーラ)

P44_Pantera_0-min.PNG
↑ P.44 Pantera prima variante + Cannone da 90/53
初期状態。全体的にPantherに似た形状になったが、防楯・足回り・エンジン区画にP.43 bis/ter等の系譜が感じられるハイブリッド仕様。

P44_Pantera_1-min.PNG
↑ P.44 Pantera seconda variante + Cannone da 90/74
最終状態。改良砲塔は若干高くなるものの、基本的な形状は変わらない。主砲のマズルブレーキがSkorpion Gを髣髴とさせる。

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値1,300⇒1,400
車体装甲厚(mm)80/50/50
最高速度(前/後)(km/h)60/20
重量(初期/最終)(t)44.33/45
実用出力重量比(hp/t)22.22
本体価格(Cr)2,530,000
修理費(Cr)12,600~
超信地旋回
ロール支援型中戦車
 

武装

名称連射間隔(s)各装填時間(s)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力弾倉合計攻撃力精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)弾倉/総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
残弾数
Cannone da 90/532
⇒2.5
10/8(計:18)⇒
12/10/8(計:30)
AP
APCR
HE
165
195
45
240
240
320
480
⇒720
0.35
⇒0.34
2.2758
800
710
2/60
⇒3/60
435
4,400
305
1,300-5°/+20°

-8°/+20°
0/1⇒0/1/2
Cannone da 90/742
⇒2.5
10/8(計:18)⇒
11/10/8(計:29)
AP
APCR
HE
212
259
45
240
240
320
480
⇒720
0.35
⇒0.33
2.2
⇒2.1
1,050
1,100
1,000
2/60
⇒3/60
435
4,400
305
1,550
0/1⇒0/1/2
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
P.44 Pantera prima variante100/50/50303707,000
P.44 Pantera seconda variante120/60/60323808,000
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
SPA 344700151,700
Alfa RA1000I C.A.850201,000
FIAT RA1050I C.A.1,000201,000
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
P.44 Pantera465010,000
P.44 Pantera v.s.485410,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
R.F. 2 C.A.41535
R.F. 3 M. 2525136
R.F. 4 M.710160
 

乗員

1Commander(Radio Operator)2Gunner3Driver4Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class2装填棒×砲垂直安定装置Class1改良型旋回機構Class1改良型照準器Class1追加グローサーClass1
改良型無線機車長用視覚システム改良型モジュール構造Class1改良型装甲材Class3内張り装甲Medium
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時13.22%⇒12.29%2.76%
移動時9.92%⇒9.21%2.07%
 

派生車両

派生元P.43 ter(MT/100,750)
派生先Prototipo Standard B(MT/149,200)
 

開発ツリー

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Cannone da 90/53
(初期/78,000)
Cannone da 90/74
(19,000/122,000)
P.44 Pantera seconda variante
(16,700/31,400)
Prototipo Standard B
(149,200/3,500,000)
P.44 Pantera prima variante
(初期/22,000)
R.F. 2 C.A.
(初期/8,200)
R.F. 3 M. 2
(4,080/23,400)
R.F. 4 M.
(7,300/43,700)
SPA 344
(初期/38,000)
Alfa RA1000I C.A.
(17,800/56,000)
FIAT RA1050I C.A.
(22,500/67,000)
P.44 Pantera
(初期/17,400)
P.44 Pantera v.s.
(17,300/34,200)
 

車両に関する変更履歴

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v1.0.1新規実装

解説(v1.0.1)

  • 概要
    v1.0.1で追加されたTier8のイタリア中戦車
    Pantherの設計を取り入れたP.43の発展型、と思われる計画案である。
    "Pantera(パンテラまたはパンテーラ)"はイタリア語で「豹」を意味する言葉。
     
  • 火力
    本車からイタリア車輌最大の特徴である自動再装填砲(オートリローダー)となる。初めて使用する場合は、オートリローダーの特性を頭に入れてから出撃しよう。
    改良砲塔に換装することで弾倉内の弾数や俯角が変わるため、フリー経験値投入も視野に入れてできる限り早く開発したい。(その前に最終砲の開発が必要だが・・・)
    • Cannone da 90/53
      P.43 terの最終砲で初期砲。
      精度や照準時間が向上するものの格上相手には貫通力が完全に不足するため、フリー経験値で最終砲を開発するか課金弾メインで使用するか選択しよう(課金弾で同格MTの通常弾レベル)。
       
    • Cannone da 90/74
      最終砲。
      通常弾・課金弾ともに貫通力に優れ、照準時間や精度も優秀。これまで悩まされてきた弾速も改善しており扱いやすくなった。
      なお、同国同格のProgetto 46と比べると、連射間隔が長いほか照準拡散や俯角でもやや劣っており、砲性能の面では完全にリードされている。後述の機動性では勝っているため立ち回りでカバーしたいところだ。
      一発ごとのDPM(改良砲塔)

      ・3発装填完了から

      合計装填
      時間(s)
      合計
      攻撃力
      換算DPM
      1発82401,800
      2発184801,405
      3発297201,271

      ・弾倉0発から(撃ち切り後)

      合計装填
      時間(s)
      合計
      攻撃力
      換算DPM
      1発112401,309
      2発214801,226
      3発297201,271
       
  • 装甲
    中戦車としては優秀な防御力を誇っていたこれまでの車輌から一変し、車体の大型化もあり頼れない装甲となってしまった。
    装甲配置はPantherを若干薄くしたといった感じであり、このTier帯ではほぼアテにできない。
    一応車体側面は50mmあるので跳弾は狙えるほか、改良砲塔では正面の大部分が150mm+微傾斜で格下の通常弾であれば防ぐこともある。
    車体・砲塔共にPantherよりも平べったい形状になっているため、隠蔽性は見た目の印象ほど悪くない。
     
  • 機動性
    極めて優秀。Lorraine 40 tらと並び同格中戦車トップクラスの最高速度と上位の出力重量比、さらには全車輌中でもトップクラスの車体旋回速度を併せ持つ。
    ただし、砲塔旋回速度だけは中戦車として遅い部類である点には注意。
     
  • 総論
    装甲は頼れないが、優秀な機動力と自動再装填砲の柔軟性を併せ持ち、中戦車に求められる役割は十分以上にこなせる性能を持つ。
    しかしながら、前述のとおり課金戦車であるProgetto 46の方が砲性能が高く、本車が勝る機動性もそれほど大きな違いとなっていないため、課金が必要な点を除き敢えてProgetto 46ではなく本車を使う利点がないのが最大の問題点である。
    とはいえ、本車の性能自体は同格の中でも悪くないので、自動再装填のシステムに慣れれば活躍することは難しくないだろう。
     

史実

詳細

P.44 パンテーラ(Pantera)は、二次大戦中にイタリアで開発された中戦車の計画案のひとつであり、設計案のみに終わりました。(ゲーム内解説より)

 

おそらく元ネタはイタリア語版WikipediaP.43の記事内の以下の文章だろう。
ただし、この文章は出典が明記されておらず、WG社がP.43 bisとPantherを組み合わせた架空戦車の可能性が高い。

 

Esiste una fotografia del P43 come modello in legno (e probabilmente in scala ridotta) assieme ad altri modellini di un P40 e del P43 bis, da 30 tonnellate con cannone che sembra potesse essere una versione alleggerita del pezzo da 90/53.
Nella stessa foto vi è un modellino di una versione del Panther tedesco leggermente più piccola e con cannone probabilmente da 90/53, che la parte germanica stigmatizzò come un plagio del Panzer V Panther di cui l'Italia aveva ricevuto i disegni costruttivi per la produzione su licenza.

 

P.43、P26/40の他のモデル、90/53戦車砲を搭載した30トン版のP43 bisの木製のモックアップ(おそらく縮尺通り)の写真があります。
同じ写真にはドイツのPantherと90/53戦車砲のモデルがあり、一部のドイツ人にPantherの盗作として批判されました。このPantherの図面はイタリアでライセンス生産を行うためにドイツから受け取ったものでした。

 

情報提供

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