Tier7 ソ連 自走砲
↑ 152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931
初期状態。同じ砲を搭載するSU-8と比較して後部の作業スペースがとっても広々。
↑ 152 mm BR-2
最終状態その1。BR-2に換装すると巨体に見合った長砲身になる。
↑ 203 mm B-4
最終状態その2。ソ連自走砲でお馴染みの203 mm B-4。
スペック(v1.13.0)
車体
耐久値 | 350 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 20/20/10 |
最高速度(前/後)(km/h) | 30/8 |
重量(初期/最終)(t) | 45.25/48.10 |
実用出力重量比(hp/t) | 14.55 |
主砲旋回速度(°/s) | 12 |
視界範囲(m) | 260 |
本体価格(Cr) | 1,370,000 |
修理費(Cr) | |
ロール | 自走砲 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 爆発範囲(m) | スタン時間(s) | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931 | 2.61 | HE HE AP | 38 48 182 | 550 650 380 | 6.7 4 - | 6.6~11 × × | 0.7 | 5.5 | 455 487 546 | 32 | 810 970 920 | 2,363 | -0°/+45° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
152 mm BR-2 | 2.4 | HE HE AP | 38 48 216 | 600 800 440 | 7.2 4 - | 11.5~23 × × | 0.69 | 5.3 | 500 535 600 | 32 | 1,120 1,310 1,120 | 5,720 | -0°/+60° |
203 mm B-4 | 1.13 | HE HE AP | 52 65 258 | 900 1,200 600 | 10.4 5 - | 12.6~28 × × | 0.82 | 6.6 | 425 455 510 | 16 | 1,910 2,270 2,055 | 5,200 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
M-17T | 500 | 20 | 610 |
---|---|---|---|
M-17F | 700 | 20 | 610 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
SU-14 | 48.7 | 14 | 15,000 |
---|---|---|---|
SU-14-1 | 52.7 | 16 | 15,000 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
10R | 360 | 100 |
---|---|---|
12RT | 625 | 110 |
乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Gunner | 4 | Driver | 5 | Loader | 6 | Loader |
---|
拡張パーツ
× | Class2 | × | Class2 | × | × | ||||||
× | × | Class2 | × | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 7.07% | 0.61% |
移動時 | 3.53% | 0.3% |
射界
射界 | 左4°/右4° |
---|
開発ツリー
152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931 (初期/64,830) | ━ | 152 mm BR-2 (14,800/92,000) | ━ | 203 mm B-4 (64,000/235,000) |
10R (初期/3,660) | ━ | 12RT (5,600/33,600) | ||
M-17T (初期/13,460) | ━ | M-17F (10,000/35,000) | ||
SU-14 (初期/14,000) | ━ | SU-14-1 (7,800/18,500) |
車両に関する変更履歴
v0.8.6 | 新規実装 |
v0.8.9 | 性能を微調整 |
v0.8.11 | 収入を増加 |
v0.9.7 | 視認範囲を 360m から 330m に調整 |
v0.9.18 | 全ての主砲のAP弾、HEAT弾を削除 SU-14サスペンションの移動時・車体旋回時の拡散を11%減少 SU-14-1サスペンションの移動時・車体旋回時の拡散を6%減少 152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931の精度を0.8mから0.7mに変更 152 mm BR-2の精度を0.76から0.69に変更 203 mm B-4の精度を0.88から0.82に変更 152 mm BR-2の砲旋回時の拡散を12%減少 203 mm B-4の砲旋回時の拡散を11%減少 203 mm B-4の発砲時の拡散を17%減少 152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931の装填時間を26秒から23秒に変更 152 mm BR-2の装填時間を27秒から25秒に変更 203 mm B-4の装填時間を55.5秒から53.2秒に変更 152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931の照準時間を7秒から5.5秒に変更 152 mm BR-2の照準時間を7秒から5.3秒に変更 203 mm B-4の照準時間を8秒から6.6秒に変更 152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931の通常弾の貫通を88mmから38mmに変更 152 mm BR-2の通常弾の貫通を88mmから38mmに、課金弾を90mmから38mmに変更 203 mm B-4の通常弾・課金弾の貫通を102mmから52mmに変更 152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931の通常弾のダメージを910から600に変更 152 mm BR-2の通常弾・課金弾のダメージを950から700に変更 203 mm B-4の通常弾・課金弾のダメージを1,850から1,050に変更 152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931にスタン効果を追加 152 mm BR-2にスタン効果を追加 203 mm B-4にスタン効果を追加 視認範囲を360mから260mに変更 |
v0.9.20 | HDモデル化 |
v1.5.0 | 152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931の最小スタン時間を7.15秒から6.6秒に変更 152 mm BR-2の爆発範囲(m)を8/9から7.6/8.6に変更 152 mm BR-2の最小スタン時間を12.65秒から11.5秒に変更 203 mm B-4の爆発範囲(m)を11.5/13から10.9/12.4に変更 203 mm B-4の最小スタン時間を14秒から12.6秒に変更 |
v1.9.0 | コレクション車輌に移行 |
v1.13.0 | 152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931に代替砲弾(HE)、戦術砲弾(AP)を追加 152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931の標準砲弾(HE)のダメージ値を600HPから550HPに変更 152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931の標準砲弾(HE)の爆発範囲を7mから6.7mに変更(記載なし) 152 mm BR-2に戦術砲弾(AP)を追加 152 mm BR-2の代替砲弾(HE)の弾速を500m/sから535m/sに変更 152 mm BR-2の代替砲弾(HE)の貫通力を38mmから48mmに変更 152 mm BR-2の標準砲弾(HE)のダメージ値を700HPから600HPに変更 152 mm BR-2の代替砲弾(HE)のダメージ値を700HPから800HPに変更 152 mm BR-2の標準砲弾(HE)の爆発範囲を7.6mから7.2mに変更(記載なし) 152 mm BR-2の代替砲弾(HE)の爆発範囲を8.6mから4mに変更(記載なし) 152 mm BR-2の代替砲弾(HE)の弾薬費を5,200Crから1,310Crに変更(記載なし) 203 mm B-4に戦術砲弾(AP)を追加 203 mm B-4の代替砲弾(HE)の弾速を425m/sから455m/sに変更 203 mm B-4の代替砲弾(HE)の貫通力を52mmから65mmに変更 203 mm B-4の標準砲弾(HE)のダメージ値を1,050HPから900HPに変更 203 mm B-4の代替砲弾(HE)のダメージ値を1,050HPから1,200HPに変更 203 mm B-4の標準砲弾(HE)の爆発範囲を10.9mから10.4mに変更(記載なし) 203 mm B-4の代替砲弾(HE)の爆発範囲を12.4mから5mに変更(記載なし) 203 mm B-4の代替砲弾(HE)の弾薬費を8,000Crから2,055Crに変更(記載なし) |
解説(v1.12.1以前)
- 概要
v0.8.6で追加されたTier7のソ連自走砲。(コレクション車輌)
多砲塔重戦車T-35などの車体をベースにした試作重自走砲である。
S-51と同様に圧倒的火力を持つ反面、火力以外の部分に関しては扱いづらい。
- 火力
中間砲・最終砲はS-51と同じくする。
装填速度に優れる152 mm BR-2、単発火力と爆発範囲に優れる203 mm B-4の二択であり、双方ともTier相応の火力を有する。
しかしソ連自走砲特有の扱いづらさは健在であり、特に射界が左右4度と極めて狭い。
敵の動きを予測した上で車体固定を多用し、不意に照準が開かないように注意しよう。
なおBR-2以後は爆発範囲が微増する改良砲弾を搭載できるが、元々の精度が悪い関係上費用対効果は高いとは言えないため、財布と相談して搭載しよう。
積載量に関してだが、初期砲及び203 mm B-4であれば初期履帯のまま全最終モジュール+常識的な拡張パーツを3個搭載可だが、152 mm BR-2では改良履帯が必須となる。- 152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931
初期砲。
Tier6であるSU-8の最終砲だが、装填速度が悪化している上にTier7としてはやや力不足となるため、早急にBR-2を開発しよう。 - 152 mm BR-2
SU-14の史実砲であり、ルート途上ではあるが次の砲が扱いづらいので最終砲候補に挙げられる。
装填速度がTier8のSU-14-2の同砲よりも速く、最短で20秒を切る。
DPMは他国の自走砲より1割程度も優っており、一定のダメージとスタンによる支援を継続的に行える。
ただし、火力の割に精度・照準時間は微妙であり、狭い射界も加味すると発射速度を活かすには工夫が必要となる。 - 203 mm B-4
SU-14の史実砲であり、最終砲候補の一つ。
同格最高の1,050ダメージを叩き出し、非貫通でも400~500ものHPを削り取る火力を有し、爆発範囲も12mとかなり広い。
しかし絶大な単発火力の代償は大きく、Tier7最低の着弾分布と照準時間、50秒以上の非常に遅い装填速度、わずか16発の弾数など、この砲を乗せると火力以外の全てが犠牲になってしまう。
とにかく装填が長いので、残りの装填時間や照準位置は定期的に味方へ知らせた方が良い。
なお、開発経験値が6万超と非常に多く、どのみち152 mm BR-2には長くお世話になるだろう。
- 152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931
- 生存性・隠蔽性
あのMausよりも大きな車輌サイズに反し、装甲厚は同格最薄でHPも平凡である。
一応、隠蔽は超重戦車よりはマシだが、平均的な重戦車と同レベルであり、低機動と巨体が相俟って容易に発見されてしまう。
- 機動性
出力重量比は平均よりやや下程度だが、最高速度と旋回性は全自走砲の中でも最低クラス。
機動力に優れた自走砲の集まるTier7においてその機動性の低さが際立ってしまっている。
- 総論
良好な火力を持つ自走砲である。
152 mm BR-2搭載時は、良好なDPMを活かして一定のダメージとスタンによる継続支援ができる点が最大の長所となる。
一方の203 mm B-4搭載時は、軽装甲車輛や複数車輛が固まっている地点を上手く爆撃できれば大ダメージを見込めるだろう。しかし、発射速度が非常に遅いので外してしまった場合のロスが大きく、安定性に欠いているので扱いづらさが否めない。
v0.9.17.1以前の超単発火力の自走砲というイメージは捨て、手数で地道にダメージを稼でいく自走砲と考えた方が良い。
史実
1930年代前半、T-28を支援する目的で開発された多砲塔重戦車であるT-35の車台(T-28とT-35のパーツを組み合わせて製作されたという説も存在する)を用いた重自走砲の開発が行われた。
それは上部構造を取り除き、エンジンを前方に移動した車台に152mm砲または203mm B-4を搭載するもので、戦闘室はオープントップだった。しかし試験の結果が良好でなかったらしく、結局制式採用はされていない。(こちらが本車両である)
さらに30年代後半には、152mm BR-2を搭載し、密閉戦闘室を持つSU-14-BR2が開発された。(SU-14-2)
SU-14-BR2は量産されなかったが、試作車は1940年のモスクワ防衛戦に投入されて生き残り、現在ロシアのクビンカ戦車博物館に展示されている。
参考資料
『クビンカ戦車博物館コレクション ロシア戦車編』モデルアート社
https://ru.wikipedia.org/wiki/%D0%A1%D0%A3-14
SU-14のロシア語版wiki。
https://commons.wikimedia.org/wiki/Category:SU-14_in_the_Tank_Museum,_Kubinka
(クビンカ戦車博物館に展示中の車両の写真)
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