Tier8 ソ連 自走砲
↑ 152 mm BR-2
初期状態。SU-14-2の史実装備。
↑ 203 mm B-4
最終状態。
「スクールバス」と呼ばれてしまうほど異常に車体が大きく、Maus並の巨体と低隠蔽を有する。
スペック(v1.13.0)
車体
耐久値 | 410 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 50/30/20 |
最高速度(前/後)(km/h) | 30/8 |
重量(初期/最終)(t) | 63.99/63.48 |
実用出力重量比(hp/t) | 11.03 |
主砲旋回速度(°/s) | 12 |
視界範囲(m) | 260 |
本体価格(Cr) | 2,720,000 |
修理費(Cr) | 約9,000 |
ロール | 自走砲 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 爆発範囲(m) | スタン時間(s) | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
152 mm BR-2 | 2.22 | HE HE AP | 38 48 216 | 600 800 440 | 7.2 4 - | 11.5~23 × × | 0.66 | 4.5 | 500 535 600 | 32 | 1,120 1,310 1,120 | 5,720 | -0°/+60° |
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203 mm B-4 | 1.36 | HE HE AP | 52 65 258 | 900 1,200 600 | 10.4 5 - | 12.6~28 × × | 0.77 | 5.6 | 425 455 510 | 16 | 1,910 2,270 2,055 | 5,200 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
M-17T | 500 | 20 | 610 |
---|---|---|---|
M-17F | 700 | 20 | 610 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
SU-14-2 | 64 | 14 | 15,000 |
---|---|---|---|
SU-14-2 enhanced | 66 | 16 | 15,000 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
10R | 360 | 100 |
---|---|---|
12RT | 625 | 110 |
乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Gunner | 4 | Driver | 5 | Loader | 6 | Loader |
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拡張パーツ
Class1 | Class1 | × | Class1 | × | × | ||||||
× | × | Class1 | × | Heavy |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 3.48% | 0.3% |
移動時 | 1.71% | 0.15% |
派生車両
射界
射界 | 左4°/右4° |
---|
開発ツリー
152 mm BR-2 (初期/92,000) | ━ | 203 mm B-4 (64,000/235,000) |
10R (初期/3,660) | ━ | 12RT (5,600/33,600) |
M-17T (初期/13,460) | ━ | M-17F (10,000/35,000) |
SU-14-2 (初期/14,000) | ━ | SU-14-2 emhanced (15,115/27,310) |
212A (217,500/3,700,000) |
車両に関する変更履歴
v0.8.9 | 203mm B-4 の精度を0.87から0.86に変更 |
v0.9.18 | 全ての主砲のAP弾、HEAT弾を削除 SU-14-2サスペンションの移動時・車体旋回時の拡散を31%減少 SU-14-2 enhancedサスペンションの移動時・車体旋回時の拡散を31%減少 152 mm BR-2の精度を0.74から0.66に変更 203 mm B-4の精度を0.86から0.77に変更 152 mm BR-2の砲旋回時の拡散を24%減少 203 mm B-4の砲旋回時の拡散を30%減少 152 mm BR-2の装填時間を23.2秒から27秒に変更 203 mm B-4の装填時間を46秒から44秒に変更 152 mm BR-2の照準時間を6.5秒から4.5秒に変更 203 mm B-4の照準時間を7.5秒から5.6秒に変更 152 mm BR-2の通常弾の貫通を88mmから38mmに、課金弾を90mmから38mmに変更 203 mm B-4の通常弾・課金弾の貫通を102mmから52mmに変更 152 mm BR-2の通常弾・課金弾のダメージを950から700に変更 203 mm B-4の通常弾・課金弾のダメージを1,850から1,050に変更 152 mm BR-2にスタン効果を追加 203 mm B-4にスタン効果を追加 視認範囲を310mから260mに変更 |
v0.9.21 | HDモデル化 |
v1.5.0 | 152 mm BR-2の爆発範囲(m)を8/9から7.6/8.6に変更 152 mm BR-2の最小スタン時間を12.65秒から11.5秒に変更 203 mm B-4の爆発範囲(m)を11.5/13から10.9/12.4に変更 203 mm B-4の最小スタン時間を14秒から12.6秒に変更 |
v1.9.0 | 派生元車輌を変更 |
v1.13.0 | 152 mm BR-2に戦術砲弾(AP)を追加 152 mm BR-2の代替砲弾(HE)の弾速を500m/sから535m/sに変更 152 mm BR-2の代替砲弾(HE)の貫通力を38mmから48mmに変更 152 mm BR-2の標準砲弾(HE)のダメージ値を700HPから600HPに変更 152 mm BR-2の代替砲弾(HE)のダメージ値を700HPから800HPに変更 152 mm BR-2の標準砲弾(HE)の爆発範囲を7.6mから7.2mに変更(記載なし) 152 mm BR-2の代替砲弾(HE)の爆発範囲を8.6mから4mに変更(記載なし) 152 mm BR-2の代替砲弾(HE)の弾薬費を5,200Crから1,310Crに変更(記載なし) 203 mm B-4に戦術砲弾(AP)を追加 203 mm B-4の代替砲弾(HE)の弾速を425m/sから455m/sに変更 203 mm B-4の代替砲弾(HE)の貫通力を52mmから65mmに変更 203 mm B-4の標準砲弾(HE)のダメージ値を1,050HPから900HPに変更 203 mm B-4の代替砲弾(HE)のダメージ値を1,050HPから1,200HPに変更 203 mm B-4の標準砲弾(HE)の爆発範囲を10.9mから10.4mに変更(記載なし) 203 mm B-4の代替砲弾(HE)の爆発範囲を12.4mから5mに変更(記載なし) 203 mm B-4の代替砲弾(HE)の弾薬費を8,000Crから2,055Crに変更(記載なし) |
解説(v1.12.1以前)
- 火力
ラインナップは前身から変わらず、両砲ともS-51から引継ぎのものである。
車体移動・旋回時の拡散が非常に良くなっており、射界が狭い本車にとってはかなり有難い。*1
俯角0度と一切下に撃てないので近接射撃は難度が高い。- 152 mm BR-2
前身から装填速度こそ低下しているが、精度・照準拡散・照準時間がそろって向上しており、より狙いやすくなった。
また低下したと言っても装填速度は他国に比べても早く、時間当たりの火力は理論上同格最高である。
ただし相変わらず弾道は非常に低いので注意が必要。
一部のパーソナルミッションにはこの砲の方が向いている。 - 203 mm B-4
攻撃力と広い爆発範囲が売り。相手がたとえ移動していてもダメージを与えやすい。
前身の時ほどのインパクトこそないが、装填速度、精度、照準速度が向上し大分扱いやすくなっている。
総弾数が少なめなので、景気よく撃っていると弾切れを起こす可能性がある。
- 152 mm BR-2
- 装甲
正面は50mmの傾斜装甲、巨大な防楯も50mm厚。徹甲弾には無力だが、中口径榴弾一発程度なら耐える。
側面は均一な30mmだが、2枚の履帯スカートが装備されており、ここに限れば榴弾やHEATを防ぐ可能性がある。背面は20mm。
- 機動性
最高速度は表示上31km/hとなっているが実質20km/h程度とアンダーパワー気味。加えて、旋回性能は重戦車以下。
S-51と比べても明らかにノロノロとした動きになる。
スタート地点から移動中に敵の軽戦車にスポットされてその巨体を隠せず爆散している光景を見る事もあるだろう。
また初期地点からあまり動けないので、意表を突くような射撃ポイントの確保は難しい。
- その他
- 開発・拡張パーツ
初期状態では余剰重量10kgという状態で無線機を変えると余剰重量が0kgとなる。
ただし、203mm砲を乗せると520kg軽くすることができ拡張パーツも装備可能となるため、フリー経験値に余裕があるなら改良履帯より先に203mm砲を開発すると良い。
密閉戦闘室のため換気扇が装備できる点は大きなポイント。クラス1は60万クレジットと値は張るが効果は大きい。 - 隠蔽・無線
ゲーム中の全車両中でも最大級の巨体を有し、隠蔽率が非常に悪い。前述の機動力の低さも相まって敵に発見・撃破されやすいので、敵の配置と視認範囲については常に気を配ること。
通信範囲もTier8自走砲ではドベであるが、実用上問題無い性能は有している。
- 開発・拡張パーツ
- 総論
Tier8自走砲としては十分な火力を持つ。前述のとおり隠蔽率と機動力が劣悪なので、くれぐれも発見されない立ち回りを最優先すること。陣地転換はリスクが高く不得意だが、やむを得ず行う場合は他の自走砲よりも大幅に早い段階で、かつ慎重に行う必要がある。
史実
(写真は152mm BR-2を搭載したSU-14-BR2)
1930年代前半、T-28を支援する目的で開発された多砲塔重戦車であるT-35の車台(T-28とT-35のパーツを組み合わせて製作されたという説も存在する)を用いた重自走砲の開発が行われた。
それは上部構造を取り除き、エンジンを前方に移動した車台に152mm砲または203mm B-4を搭載するもので、戦闘室はオープントップだった。しかし試験の結果が良好でなかったらしく、結局正式採用はされていない。(SU-14-1)
さらに30年代後半には、152mm BR-2を搭載し、密閉戦闘室を持つSU-14-BR2が開発された。(こちらが本車両である)
SU-14-BR2は量産されなかったが、試作車は1940年のモスクワ防衛戦に投入されて生き残り、現存している。
2020年現在はロシアのパトリオットパークに移設・展示されている。
↑展示されるSU-14-BR2
↑車体が大きいだけに車内はかなり余裕がありそうだ
画像引用:https://yuripasholok.livejournal.com/12911926.html
参考資料
『クビンカ戦車博物館コレクション ロシア戦車編』モデルアート社
http://ru.wikipedia.org/wiki/%D0%A2-35
T-35のロシア語版wiki。
中ほどの「Техника, созданная на базе Т-35」という項目でSU-14について述べられている。
http://www.thetankmaster.com/english/afv/SU-14-BR-2.asp
(クビンカ戦車博物館に展示中の車両の写真)
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