Tier 1 スウェーデン 軽戦車
↑ Strv fm/21 + 37 mm kan m/Škoda
車体は細長い独特の形状をしており、水陸両用戦車にも見えなくもない。
↑ Strv fm/21 + 20 mm akan m/Madsen
どことなくドイツのLeichttraktorに近い雰囲気があるが、実際ドイツから密輸した戦車であり、Leichttraktorよりも旧式だったりする。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 280 |
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車体装甲厚(mm) | 14/14/14 |
最高速度(前/後)(km/h) | 25/14 |
重量(初期/最終)(t) | 9/9.02 |
実用出力重量比(hp/t) | 6.1 |
本体価格(Cr) | 0 |
修理費(Cr) | 0 |
超信地旋回 | 不可 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 | |
37 mm kan m/Škoda | 23.08 | AP AP HE | 33 44 18 | 40 40 45 | 923 | 0.44 | 1.9 | 500 460 460 | 230 | 0 800 7 | 38 | -10°/+15° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
名称 | 連射弾数/間隔(s) | 弾倉交換時間(s) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 弾倉合計攻撃力 | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 弾倉/総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
20 mm akan m/Madsen | 2/0.3 | 8 | AP AP HE | 27 38 10 | 12 12 16 | 120 | 0.5 | 2.5 | 805 775 890 | 10/1,110 | 2 400 2 | 53 | -10°/+15° |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
Strv fm/21 | 14/14/14 | 28 | 290 | 500 |
---|
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Daimler-Benz m/1910 | 55 | 20 | 400 |
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履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Strv fm/21 | 10 | 35 | 2,500 |
---|
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
1 W Sv | 265 | 34 |
---|
乗員
1 | Commander(Gunner) | 2 | Driver | 3 | Radio Operator | 4 | Loader |
---|
拡張パーツ
× | × | × | × | × | × | ||||||
× | × | × | × | × |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 10.2% | 2.43% |
移動時 | 7.64% | 1.82% |
派生車両
派生先 | Strv m/38(LT/275) |
---|
開発ツリー
37 mm kan m/Škoda (初期/0) | ━ | 20 mm akan m/Madsen (35/1,940) | ━ | Strv m/38 (275/3,900) |
Strv fm/21 (初期/0) | ||||
1 W Sv (初期/0) | ||||
Daimler-Benz m/1910 (初期/0) | ||||
Strv fm/21 (初期/0) |
車両に関する変更履歴
v0.9.17 | 実装 |
v1.9.0 | 20 mm akan m/Madsenの総弾数を480発から1,110発に変更 37 mm kan m/Škodaの総弾数を100発から230発に変更 収益性を29%ダウン HPを130から280に変更 派生先車輌を変更 |
解説(v1.9.0)
- 概要
v0.9.17で追加されたTier1のスウェーデン軽戦車。
ドイツから輸入したLK II軽戦車をベースにした実験車両である。
ゲーム新規開始時からガレージに入っている戦車のうちの1つ。
撃破されても修理代がかからず、初期砲(37 mm kan m/Škoda)の通常弾であれば弾薬代もかからない。
- 火力
アメリカのT1と同様に砲塔が車体の後ろについているので、飛び出し撃ちは後退しながら行うと良い。- 37 mm kan m/Škoda
同格の中では、貫通力や装填時間も含めて標準的な性能。 - 20 mm akan m/Madsen
機関砲。装甲の薄い相手にはそれなりに威力を発揮する。
正面が硬い敵の場合、側面に回り込む足がないのでやや厳しい。
また弾倉交換時間が長く、DPMは最低レベル。同格を撃破するのに3弾倉は必要なので、隙をカバーできる立ち回りを覚えておきたい。
- 37 mm kan m/Škoda
- 装甲
全周14mmしかなく、基本的に弾が当たればダメージを受ける。
後部砲塔である事を利用して、練習も兼ねて豚飯の角度を活用すれば弾けないことはない。特に市街地マップで活用し易い。
大柄な車体ゆえかHPはTier1軽戦車で最も多く、中戦車のMedium Iに次ぐ多さで、多少の被弾もHPで耐えられる。
- 機動性
エンジン出力が不足しており、鈍足。
- その他
スウェーデン車両の中で、通信手は本車の他にはTier8以降の駆逐戦車にしか搭乗できない。イベント報酬の女性通信手やこの車両である程度育った通信手は、この車両を売却後は当分用済みになるので、Goldに余裕があれば職能の変更を考えたい。
史実
Stridsvagn försöksmodell/21(ストリッツヴァグン フェシェクスモデル シュギエット)とは、1921年~1922年にスウェーデン軍に配備された戦車である。
元々はドイツで開発されたLK II(Leichter Kampfwagen II)軽戦車であり、ドイツ本国では採用されなかったものをスウェーデンが輸入して改良した車両だった。
なお、スウェーデンがこれを輸入する際、農業用トラクターの部品やボイラープレートと称して秘密裏に輸入していた。(第一次大戦後のヴェルサイユ条約でドイツは武器の輸出を禁止されていた)
当初はPansarvagn försöksmodell/1922と呼ばれていたが、すぐにStrv fm/21へと改称した。
↑LKII試作型
このStrv fm/21はスウェーデンで初めての装甲戦闘車両だった。
1922年から1か月余りの試験を受けるとしばらくの間は倉庫に入ったままだったが、1923年秋には歩兵との合同演習に参加した。
1924年には装甲強化の為に一度解体され、その後に1924年から1927年までの一連の実験に参加した。
その中で迷彩塗装とその効果についても議論された。
従来の戦車はフィールドグレーに塗られるのが一般的だったが、Strv fm/21は黒線と緑・茶・黄色の夏季迷彩や2つの冬季迷彩が試験されたと言われている。
↑冬季迷彩が施されたStrv fm/21
しかし、試験を続けていく内に予備部品が不足がちになっていき、1927年頃までは複数の実験車両から部品を切り貼りしては使いまわしていたようだ。
やがてStrv fm/21では性能不足である事が鮮明になり、戦車技術が成長しつつあったスウェーデンは新型戦車開発に舵を切る事になった。
なお、フランスのRenault NC-27をStrv fm/28として輸入した事もあったが、スウェーデンの気候に合わなかったので採用はされなかった。
Strv fm/21は1938年までスウェーデン陸軍に配備されていたものの、あくまで実戦で運用する予定はなかった。
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