Strv fm/21

Last-modified: 2024-04-27 (土) 23:05:57

Tier 1 スウェーデン 軽戦車

Strv fm 21_0-min.PNG
↑ Strv fm/21 + 37 mm kan m/Škoda
車体は細長い独特の形状をしており、水陸両用戦車にも見えなくもない。

 

Strv fm 21_1-min.PNG
↑ Strv fm/21 + 20 mm akan m/Madsen
どことなくドイツのLeichttraktorに近い雰囲気があるが、実際ドイツから密輸した戦車であり、Leichttraktorよりも旧式だったりする。

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値280
車体装甲厚(mm)14/14/14
最高速度(前/後)(km/h)25/14
重量(初期/最終)(t)9/9.02
実用出力重量比(hp/t)6.1
本体価格(Cr)0
修理費(Cr)0
超信地旋回不可
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
37 mm kan m/Škoda23.08AP
AP
HE
33
44
18
40
40
45
9230.441.9500
460
460
2300
800
7
38-10°/+15°
名称連射弾数/間隔(s)弾倉交換時間(s)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力弾倉合計攻撃力精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)弾倉/総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
20 mm akan m/Madsen2/0.38AP
AP
HE
27
38
10
12
12
16
1200.52.5805
775
890
10/1,1102
400
2
53-10°/+15°
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
Strv fm/2114/14/1428290500
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Daimler-Benz m/19105520400
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
Strv fm/2110352,500
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
1 W Sv26534
 

乗員

1Commander(Gunner)2Driver3Radio Operator4Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置×装填棒×砲垂直安定装置×改良型旋回機構×改良型照準器×追加グローサー×
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造×改良型装甲材×内張り装甲×
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時10.2%2.43%
移動時7.64%1.82%
 

派生車両

派生先Strv m/38(LT/275)
 

開発ツリー

クリックで表示
37 mm kan m/Škoda
(初期/0)
20 mm akan m/Madsen
(35/1,940)
Strv m/38
(275/3,900)
Strv fm/21
(初期/0)
1 W Sv
(初期/0)
Daimler-Benz m/1910
(初期/0)
Strv fm/21
(初期/0)
 

車両に関する変更履歴

クリックで表示
v0.9.17実装
v1.9.020 mm akan m/Madsenの総弾数を480発から1,110発に変更
37 mm kan m/Škodaの総弾数を100発から230発に変更
収益性を29%ダウン
HPを130から280に変更
派生先車輌を変更

解説(v1.9.0)

  • 概要
    v0.9.17で追加されたTier1のスウェーデン軽戦車
    ドイツから輸入したLK II軽戦車をベースにした実験車両である。
     
    ゲーム新規開始時からガレージに入っている戦車のうちの1つ。
    撃破されても修理代がかからず、初期砲(37 mm kan m/Škoda)の通常弾であれば弾薬代もかからない。
     
  • 火力
    アメリカのT1と同様に砲塔が車体の後ろについているので、飛び出し撃ちは後退しながら行うと良い。
    • 37 mm kan m/Škoda
      同格の中では、貫通力や装填時間も含めて標準的な性能。
       
    • 20 mm akan m/Madsen
      機関砲。装甲の薄い相手にはそれなりに威力を発揮する。
      正面が硬い敵の場合、側面に回り込む足がないのでやや厳しい。
      また弾倉交換時間が長く、DPMは最低レベル。同格を撃破するのに3弾倉は必要なので、隙をカバーできる立ち回りを覚えておきたい。
       
  • 装甲
    全周14mmしかなく、基本的に弾が当たればダメージを受ける。
    後部砲塔である事を利用して、練習も兼ねて豚飯の角度を活用すれば弾けないことはない。特に市街地マップで活用し易い。
    大柄な車体ゆえかHPはTier1軽戦車で最も多く、中戦車のMedium Iに次ぐ多さで、多少の被弾もHPで耐えられる。
     
  • 機動性
    エンジン出力が不足しており、鈍足。
     
  • その他
    スウェーデン車両の中で、通信手は本車の他にはTier8以降の駆逐戦車にしか搭乗できない。イベント報酬の女性通信手やこの車両である程度育った通信手は、この車両を売却後は当分用済みになるので、Goldに余裕があれば職能の変更を考えたい。
     
    2016年~2017年の年末年始のイベント報酬により本車仕様の女性乗員が手に入った。
     

史実

詳細

Strv_fm21_history1.jpg
Strv_fm21.jpg
Stridsvagn försöksmodell/21(ストリッツヴァグン フェシェクスモデル シュギエット)とは、1921年~1922年にスウェーデン軍に配備された戦車である。

 

元々はドイツで開発されたLK II(Leichter Kampfwagen II)軽戦車であり、ドイツ本国では採用されなかったものをスウェーデンが輸入して改良した車両だった。
なお、スウェーデンがこれを輸入する際、農業用トラクターの部品ボイラープレートと称して秘密裏に輸入していた。(第一次大戦後のヴェルサイユ条約でドイツは武器の輸出を禁止されていた)
当初はPansarvagn försöksmodell/1922と呼ばれていたが、すぐにStrv fm/21へと改称した。
LKII_history.jpg
↑LKII試作型

 

このStrv fm/21はスウェーデンで初めての装甲戦闘車両だった。
1922年から1か月余りの試験を受けるとしばらくの間は倉庫に入ったままだったが、1923年秋には歩兵との合同演習に参加した。
1924年には装甲強化の為に一度解体され、その後に1924年から1927年までの一連の実験に参加した。
その中で迷彩塗装とその効果についても議論された。
従来の戦車はフィールドグレーに塗られるのが一般的だったが、Strv fm/21は黒線と緑・茶・黄色の夏季迷彩や2つの冬季迷彩が試験されたと言われている。
Strv_fm21_camo_history.jpg
↑冬季迷彩が施されたStrv fm/21

 

しかし、試験を続けていく内に予備部品が不足がちになっていき、1927年頃までは複数の実験車両から部品を切り貼りしては使いまわしていたようだ。
やがてStrv fm/21では性能不足である事が鮮明になり、戦車技術が成長しつつあったスウェーデンは新型戦車開発に舵を切る事になった。
なお、フランスのRenault NC-27をStrv fm/28として輸入した事もあったが、スウェーデンの気候に合わなかったので採用はされなかった。
Strv fm/21は1938年までスウェーデン陸軍に配備されていたものの、あくまで実戦で運用する予定はなかった。
Strvm-21_history.jpg

 

公式動画
参考1 参考2 参考3

情報提供

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アーカイブ1

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