T71 CMCD

Last-modified: 2021-08-19 (木) 13:06:10

Tier7 アメリカ 軽戦車

T71_CMCD_0-min.PNG
↑ 76 mm Gun M1A2L
初期状態。T71 DAと同様、車体は小さいものの車高がかなりあるため隠蔽率は低めになっている。機銃塔の大きさも気になる。

T71_CMCD_1-min.PNG
↑ 76 mm Gun T185E
最終状態。
揺動砲塔のT71 DAとは対照的に、通常砲塔を搭載している。車体はSDモデル時代のT71と同じ。

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値840
車体装甲厚(mm)25/22/19
最高速度(前/後)(km/h)64/25
重量(初期/最終)(t)17.92/16.98
実用出力重量比(hp/t)24.74
本体価格1,400,000
修理費(Cr)6,804~
超信地旋回
ロール万能型軽戦車
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
76 mm Gun M1A2L13.95AP
APCR
HE
130
177
38
115
115
185
1,6050.382792
990
792
6096
2,800
68
1,590-10°/+20°
76 mm Gun T185E13.33APCR
HEAT
HE
145
210
38
150
150
185
2,0000.381.91,219
975
975
60270
5,600
250
646
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
T71 CMCD22/22/22463903,000
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Continental AOI-628-135020498
Continental AOI-628-242020498
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
T71 CMCD19604,500
T71 CMCD improved20654,500
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
AN/GRC-3410120
AN/GRC-7745120
 

乗員

1Commander(Radio Operator)2Gunner3Driver4Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class3装填棒Class2砲垂直安定装置Class2改良型旋回機構Class2改良型照準器Class2追加グローサーClass2
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class2改良型装甲材Class2内張り装甲Light
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時13.17%3.08%
移動時13.17%3.08%
 

派生車両

派生元T37(LT/62,400)
派生先M41 Walker Bulldog(LT/111,700)
 

開発ツリー

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76 mm Gun M1A2L
(初期/61,500)
76 mm Gun T185E
(11,200/72,800)
M41 Walker Bulldog
(111,700/2,400,000)
T71 CMCD
(初期/20,000)
AN/GRC-3
(初期/21,600)
AN/GRC-7
(9,000/54,000)
Continental AOI-628-1
(初期/14,000)
Continental AOI-628-2
(10,000/34,000)
T71 CMCD
(初期/15,000)
T71 CMCD improved
(8,300/19,000)
 

車両に関する変更履歴

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v0.9.16スーパーテスト用に追加
v0.9.20.1新規実装

解説

  • 概要
    v0.9.20.1でT71の分裂に伴って追加されたTier7のアメリカ軽戦車
    T71 DAT92と競合した、キャデラック社の新型軽戦車の計画案である。
 
  • 火力
    T71 DAと同じ主砲であるものの、単発砲ゆえに精度・収束時間がT71 DAより若干良くなっている。
    俯角も-10°まで取れるので、アメリカ戦車らしく地形を利用して有利に立ち回ろう。
    • 76 mm Gun M1A2L
      T21と共通の本車の初期砲。
      発射速度こそ改良砲より早いものの、DPMをはじめその他の点については全てにおいて劣っている。
      貫通力も金弾を使用すればなんとか実用可能となるが、それでもやはり不安の残る数値である。
       
    • 76 mm Gun T185E
      T71 CMCDが搭載予定だった史実砲。
      単発こそ150と控えめだが、2,000という同格LT最高のDPMを持つ。
      貫通力こそ通常弾で145と不安が残る値ではあるが、機動力や命中性がそれを補って余る。
      収束時間が同格LT内では非常に早く、精度も前身から大幅に向上した。また照準拡散も控えめなので、行進間射撃や咄嗟の射撃なども命中する可能性が高い。
      T71 DAと比較すると、こちらは拡散が少ない上に0.2秒収束が早い。
      課金弾の弾代が非常に高額ではあるが、単発砲であるが故必要な時にのみ装填するよう心がければ収支に大きなダメージを与えなくても済む。
       
  • 装甲
    T71 DAとは違い通常の傾斜装甲であるが、そもそもの装甲厚自体が非常に薄いのであまり大きな差は無い。
    また、T71 DA以上に隠蔽性が悪く、静止時隠蔽はTier4以降の軽戦車としては2番目に低い(最下位はAufklärungspanzer Panther)。思いがけない所で発見されることも珍しくない。
     
  • 機動性
    優秀な速度性能と旋回性能を持っている上、超信地旋回が可能なので、非常に小回りが利く車両となっている。
    特に車体の旋回速度は全車両中でもトップクラス。
     
  • 総論
    優秀な視界と機動性、扱いやすい砲に軽戦車としては劣悪な隠蔽性と、良くも悪くもアメリカ軽戦車らしい一台に仕上がっている。
    特に隠蔽性は中戦車にも劣るレベルなので、優秀な視界と高性能な主砲を生かした中距離からの置き偵察・走り偵察を主軸としつつ、時には高いDPMを用いて、味方戦車とともに積極的に攻撃に参加していこう。

史実

T71 CMCDはキャデラック社が提案した軽戦車の計画案である。
CMCDとは、Cadillac Motor Car Design(キャデラック・モーター・カー・デザイン)*1の略。

 

1952年からM41 Walker Bulldogの代替を目的とした新型軽戦車の開発が始まった。
当初は90mm砲搭載の20トンの重量制限が要件とされたが、すぐに76mm砲搭載の18トンの重量制限に改められた。
デトロイト・アーセナル、キャデラック、エアクラフト・アーマメンツの3社にデザインの提出が要求され、その内のキャデラック社案が本車両であった。
しかし、エアクラフト・アーマメンツ社のT92軽戦車が比較評価の末に有望視された為、キャデラック社の計画案は試作段階に至らなかった。
なお、そのT92軽戦車の欠陥が多発した結果、キャデラック社が開発していたSheridan空挺戦車が採用される事になった。

 

情報提供

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マスター(M)バッジ報告専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。

アーカイブ1

※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は外部掲示板を利用してください。


*1 「キャデラック社案」の意。ただし、DesignではなくDivision(部門)の可能性もある