Tier3 日本 重戦車 / 略称: Type 91 / 日本語表記: 九一式重戦車
↑ Type 91 Heavy + 7 cm Gun Type 94
初期状態。小さめの転輪が非常に多い。
↑ Type 91 Heavy + 47 mm Gun Type 1
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 445 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 20/15/15 |
最高速度(前/後)(km/h) | 25/13 |
重量(初期/最終)(t) | 20/20.1 |
実用出力重量比(hp/t) | 12.44 |
本体価格(Cr) | 46,500 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 不可 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
7 cm Gun Type 94 | 15 | AP HEAT HE | 30 90 35 | 100 100 160 | 1,500 | 0.48 | 2.6 | 300 400 350 | 175 | 25 2,800 45 | 325 | -12°/+20° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
47 mm Gun Type 1 | 28.57 | AP AP HE | 81 122 25 | 70 70 90 | 2,000 | 0.4 | 2.1 | 810 810 810 | 265 | 20 1,600 20 | 411 |
※正面左側の副砲塔と干渉する範囲では俯角+2°~-11°、後部は砲塔170°~180°の範囲では-11°
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
Type 91 Heavy | 20/20/20 | 30 | 330 | 1,500 |
---|
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
BMW IV | 224 | 20 | 290 |
---|---|---|---|
BMW IV Kai | 250 | 20 | 290 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Dai-chi Osaka Sensha | 20.3 | 30 | 5,000 |
---|---|---|---|
Type 91 Heavy | 23 | 32 | 5,000 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
Type 94 Mk.4 Otsu | 300 | 40 |
---|---|---|
Type 94 Mk.4 Hei | 350 | 90 |
Type 96 Mk.4 Bo | 425 | 50 |
乗員
1 | Commander(Loader) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Radio Operator |
---|
拡張パーツ
Class3 | × | × | × | × | Class3 | ||||||
× | × | × | Class3 | × |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 6.33% | 1.83% |
移動時 | 3.13% | 0.91% |
開発ツリー
7 cm Gun Type 94 (初期/9,500) | ━ | 47 mm Gun Type 1 (1,200/21,000) | ||
Type 91 Heavy (初期/2,000) | ||||
Type 94 Mk. 4 Otsu (初期/600) | ━ | Type 94 Mk. 4 Hei (430/2,350) | ━ | Type 94 Mk. 4 Bo (1,400/14,000) |
BMW IV (初期/4,900) | ━ | BMW IV Kai (280/7,800) | ||
Dai-chi Osaka Sensha (初期/800) | ━ | Type 91 Heavy (380/2,200) |
車両に関する変更履歴
v0.9.10 | 新規実装 |
v0.9.15 | Dai-chi Osaka Sensha suspension: 移動中・車体旋回中の散布界を-15%に変更 Type 91 Heavy suspension: 移動中・車体旋回中の散布界を-17%に変更 47 mm Gun Type 1: 再装填時間を 2.2sから2.1sに変更 7 cm Gun Type 94: 照準時間を2.8sから2.6sに変更 7 cm Gun Type 94: 再装填時間を 4.2sから4sに変更 7 cm Gun Type 94: 散布界を0.52mから0.48mに変更 |
v1.9.0 | 47 mm Gun Type 1の総弾数を150発から265発に変更 7 cm Gun Type 94の総弾数を100発から175発に変更 修理費用を44%ダウン 収益性を12%ダウン HPを250から445に変更 コレクション車輌に移行 |
解説
- 火力
火力面における最大の欠点は、副砲塔が原因で正面左側は俯角が全く取れない事にある。
主砲塔の砲身が完全に副砲塔の位置に重なってしまうと、7cm砲装備時では俯角5度が最大となる。
47mm砲装備時に至っては“仰角”2度が最大俯角となってしまう有様。
砲塔の向きによって地形適性が大きく変動するので、射撃姿勢には常に気を配る必要がある。- 7 cm Gun Type 94
本車両およびType 95 Heavyの初期砲。
榴弾砲であり、APよりもHEの方が火力が大きく貫通力も高いため、HEを主体に運用しよう。副砲塔上では47mm砲よりも俯角を大きく取れるという利点がある。 - 47 mm Gun Type 1
Type 97 Chi-Haと互換性がある最終砲。
7cm砲と比べると単発火力は低下しているものの、俯角・貫通力・DPMに優れた砲であり、Chi-Haの物よりも装填速度が向上した事でDPMが強化されている。
近距離から課金弾を撃てば、MatildaやAMX 40でも正面から貫通できる。
ただし、Chi-Haに比べて攻撃面のポテンシャルは高い反面、上述の俯角制限が原因で癖が非常に強くなっている。
- 7 cm Gun Type 94
- 装甲
Tier3の中でも最低クラスの紙装甲であり、重戦車とは名ばかりである。
同格軽戦車のChi-Haよりもさらに装甲が薄く、格下の攻撃でも容易に貫通してしまう。
耐久値もTier3の中では普通程度でしかなく、Hetzerや自走砲等の大口径HEに撃ち抜かれて重傷を負うケースもあるので注意。
なお隠蔽性だけは一丁前に重戦車クラスなので発見されやすい。
- 機動性
平地での加速力はそれなりだが、最高速度が低いため結局は鈍重。
機動性の低さだけは重戦車らしい。
- 総論
劣悪な車体性能と引き換えに、攻撃に特化した戦車。
重戦車として見た場合、低単発の主砲に紙装甲・鈍重と不満が多い。どちらかと言うと、DPM型の全周砲塔付き紙装甲駆逐戦車、と割り切れば案外悪くない性能をしている。
史実
画像引用元:Wikimedia Commons
九一式重戦車または試製九一式重戦車とは、大日本帝国陸軍が1931年(昭和6年)(皇紀2591年=旧軍の兵器は昭和以降皇紀の下2桁で呼称する)に開発した重戦車。試製2号戦車とも呼ばれる。
本車は初めての国産戦車である試製1号戦車を改良した物である。試製1号戦車は1927年(昭和2年)に開発され、富士演習場で軍関係者や一般市民の前で行われたデモンストレーションでもおおむね好評であったが、唯一の欠点は重量が当初予定していた値より2t重い18tとなり、最高速度が20km/hに低下したことだった。
当時、陸軍の仮想敵はソ連であり、想定していた主戦場は不整地が多く、軟弱な地盤の中国大陸だった。ゆえに試製1号戦車の採用は見送られ、代わりに八九式中戦車が採用された。
ただし、敵に対し優位に立つために重戦車も必要と考えた陸軍が、1928年(昭和3年)3月28日に開発を決定したのが本車である。
重量は試製1号戦車と同じく18t、ただしエンジン出力を増大したため、最高速度は25km/hに向上している。主砲口径も、初期には57 mm戦車砲で、後に70 mm戦車砲(型式不明)に換装し、攻撃力がアップしている。
また、機関銃は試製1号戦車同様、車体前部と後部に設けた小銃塔に1挺ずつ、および、砲塔後部にかんざし式に1挺(これは試製1号戦車には無く、ビッカースC型中戦車以降の装備)の、合計3挺装備している。
消音器(マフラー)は、機関室の右側面に1つ配置されていた。
試作車輌なので、車体は軟鋼製であった可能性がある。車体前面左側に乗降扉がある。
本車の生産数は1輌と少ない。4年後の1935年(昭和10年)には本車の改良型として九五式重戦車が作られたが、こちらも4輌しか作られていない。
Wikipediaより引用
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