Type 91 Heavy

Last-modified: 2024-04-27 (土) 23:05:57

Tier3 日本 重戦車 / 略称: Type 91 / 日本語表記: 九一式重戦車

Type91_Kyu.jpg
↑ Type 91 Heavy + 7 cm Gun Type 94
初期状態。小さめの転輪が非常に多い。
Type91_Shin.jpg
↑ Type 91 Heavy + 47 mm Gun Type 1

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値445
車体装甲厚(mm)20/15/15
最高速度(前/後)(km/h)25/13
重量(初期/最終)(t)20/20.1
実用出力重量比(hp/t)12.44
本体価格(Cr)46,500
修理費(Cr)
超信地旋回不可
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
7 cm Gun Type 9415AP
HEAT
HE
30
90
35
100
100
160
1,5000.482.6300
400
350
17525
2,800
45
325-12°/+20°
47 mm Gun Type 128.57AP
AP
HE
81
122
25
70
70
90
2,0000.42.1810
810
810
26520
1,600
20
411

※正面左側の副砲塔と干渉する範囲では俯角+2°~-11°、後部は砲塔170°~180°の範囲では-11°

 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
Type 91 Heavy20/20/20303301,500
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
BMW IV22420290
BMW IV Kai25020290
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
Dai-chi Osaka Sensha20.3305,000
Type 91 Heavy23325,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
Type 94 Mk.4 Otsu30040
Type 94 Mk.4 Hei35090
Type 96 Mk.4 Bo42550
 

乗員

1Commander(Loader)2Gunner3Driver4Radio Operator5Radio Operator
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class3装填棒×砲垂直安定装置×改良型旋回機構×改良型照準器×追加グローサーClass3
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造×改良型装甲材Class3内張り装甲×
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時6.33%1.83%
移動時3.13%0.91%
 

開発ツリー

クリックで表示
7 cm Gun Type 94
(初期/9,500)
47 mm Gun Type 1
(1,200/21,000)
Type 91 Heavy
(初期/2,000)
Type 94 Mk. 4 Otsu
(初期/600)
Type 94 Mk. 4 Hei
(430/2,350)
Type 94 Mk. 4 Bo
(1,400/14,000)
BMW IV
(初期/4,900)
BMW IV Kai
(280/7,800)
Dai-chi Osaka Sensha
(初期/800)
Type 91 Heavy
(380/2,200)
 

車両に関する変更履歴

クリックで表示
v0.9.10新規実装
v0.9.15Dai-chi Osaka Sensha suspension: 移動中・車体旋回中の散布界を-15%に変更
Type 91 Heavy suspension: 移動中・車体旋回中の散布界を-17%に変更
47 mm Gun Type 1: 再装填時間を 2.2sから2.1sに変更
7 cm Gun Type 94: 照準時間を2.8sから2.6sに変更
7 cm Gun Type 94: 再装填時間を 4.2sから4sに変更
7 cm Gun Type 94: 散布界を0.52mから0.48mに変更
v1.9.047 mm Gun Type 1の総弾数を150発から265発に変更
7 cm Gun Type 94の総弾数を100発から175発に変更
修理費用を44%ダウン
収益性を12%ダウン
HPを250から445に変更
コレクション車輌に移行

解説

  • 概要
    v0.9.10で追加されたTier3の日本重戦車。(コレクション車輌
    試製一号戦車*1をベースに開発された試作重戦車である。
     
    v1.9.0現在、唯一にして初のTier3重戦車。
     
  • 火力
    火力面における最大の欠点は、副砲塔が原因で正面左側は俯角が全く取れない事にある。
    主砲塔の砲身が完全に副砲塔の位置に重なってしまうと、7cm砲装備時では俯角5度が最大となる。
    47mm砲装備時に至っては“仰角”2度が最大俯角となってしまう有様。
    砲塔の向きによって地形適性が大きく変動するので、射撃姿勢には常に気を配る必要がある。
     
    • 7 cm Gun Type 94
      本車両およびType 95 Heavyの初期砲。
      榴弾砲であり、APよりもHEの方が火力が大きく貫通力も高いため、HEを主体に運用しよう。副砲塔上では47mm砲よりも俯角を大きく取れるという利点がある。
       
    • 47 mm Gun Type 1
      Type 97 Chi-Haと互換性がある最終砲。
      7cm砲と比べると単発火力は低下しているものの、俯角・貫通力・DPMに優れた砲であり、Chi-Haの物よりも装填速度が向上した事でDPMが強化されている。
      近距離から課金弾を撃てば、MatildaAMX 40でも正面から貫通できる。
      ただし、Chi-Haに比べて攻撃面のポテンシャルは高い反面、上述の俯角制限が原因で癖が非常に強くなっている。
       
  • 装甲
    Tier3の中でも最低クラスの紙装甲であり、重戦車とは名ばかりである。
    同格軽戦車のChi-Haよりもさらに装甲が薄く、格下の攻撃でも容易に貫通してしまう。
    耐久値もTier3の中では普通程度でしかなく、Hetzerや自走砲等の大口径HEに撃ち抜かれて重傷を負うケースもあるので注意。
    なお隠蔽性だけは一丁前に重戦車クラスなので発見されやすい。
     
  • 機動性
    平地での加速力はそれなりだが、最高速度が低いため結局は鈍重。
    機動性の低さだけは重戦車らしい。
     
  • 総論
    劣悪な車体性能と引き換えに、攻撃に特化した戦車。
    重戦車として見た場合、低単発の主砲に紙装甲・鈍重と不満が多い。どちらかと言うと、DPM型の全周砲塔付き紙装甲駆逐戦車、と割り切れば案外悪くない性能をしている。
     

史実

Type_91_Heavy_history.jpg
画像引用元:Wikimedia Commons

九一式重戦車または試製九一式重戦車とは、大日本帝国陸軍が1931年(昭和6年)(皇紀2591年=旧軍の兵器は昭和以降皇紀の下2桁で呼称する)に開発した重戦車。試製2号戦車とも呼ばれる。

 

本車は初めての国産戦車である試製1号戦車を改良した物である。試製1号戦車は1927年(昭和2年)に開発され、富士演習場で軍関係者や一般市民の前で行われたデモンストレーションでもおおむね好評であったが、唯一の欠点は重量が当初予定していた値より2t重い18tとなり、最高速度が20km/hに低下したことだった。
当時、陸軍の仮想敵はソ連であり、想定していた主戦場は不整地が多く、軟弱な地盤の中国大陸だった。ゆえに試製1号戦車の採用は見送られ、代わりに八九式中戦車が採用された。
ただし、敵に対し優位に立つために重戦車も必要と考えた陸軍が、1928年(昭和3年)3月28日に開発を決定したのが本車である。

 

重量は試製1号戦車と同じく18t、ただしエンジン出力を増大したため、最高速度は25km/hに向上している。主砲口径も、初期には57 mm戦車砲で、後に70 mm戦車砲(型式不明)に換装し、攻撃力がアップしている。
また、機関銃は試製1号戦車同様、車体前部と後部に設けた小銃塔に1挺ずつ、および、砲塔後部にかんざし式に1挺(これは試製1号戦車には無く、ビッカースC型中戦車以降の装備)の、合計3挺装備している。
消音器(マフラー)は、機関室の右側面に1つ配置されていた。
試作車輌なので、車体は軟鋼製であった可能性がある。車体前面左側に乗降扉がある。
本車の生産数は1輌と少ない。4年後の1935年(昭和10年)には本車の改良型として九五式重戦車が作られたが、こちらも4輌しか作られていない。

 

Wikipediaより引用

情報提供

愚痴や日記など生産性のない話題外部総合掲示板をご利用ください。
マスター(M)バッジ報告専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。

アーカイブ1

※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は外部掲示板を利用してください。


*1 日本が独自開発した初めての戦車