Tier 5 アメリカ 駆逐戦車 T67
T42砲塔+57mm Gun M1(初期状態)
T49砲塔+57mm Gun M1
T49砲塔+3-inch AT Gun M7
加速力と最高速度のバランスが整っており、総合機動力はアメリカ駆逐戦車の中でもトップクラスである。
ただし装甲は(どっかの紙箱程ではないにしろ)ペラッペラなので被弾を避ける立ち回りが要求される。
Blitzでは当初T49という名でツリー化されたが、Ver3.7アップデートにより、PC版と同じくT67へと名称変更されている。
Ver3.9により登場したTier8 T49との区別の為。
現在はツリーから外されコレクター車両となっている。…が、最近どうやら初心者のプレイヤーにミッションの形式で配布されいているらしい
直近90日の平均勝率:52.49%(2021年9月13日現在、BlitzStars調べ、ver8.2.1)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v7.1.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 売却価格 (ゴールド) |
T67 | V | アメリカ | 駆逐戦車 | 550 | 21/19/13 | 55/20 | 14.74 | 250 |
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実用出力重量比(hp/t) | 23.75 |
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武装
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
VI | AT M1A1 A | 8.82 | AP APCR HE | 128 177 20 | 165 135 180 | 1455 1191 1588 | 0.41 | 1.9 | 45 | 96 2800 7 68 | 1,567 | +20° -10° |
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砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
V | T49 | 25/19/13 | 18 | 230 | 3,300 |
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射界 | 全周 |
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エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
V | Wright Continental R-975EC2 | 350 | 20 | 550 |
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履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
V | T49E2 | 16.40 | 32 | 2,000 |
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乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Radio Operator
- Loader
解説
アメリカtier5駆逐戦車。高い分間火力と機動性、隠蔽率を持っており、駆逐には珍しい旋回砲塔を持っている。
その一方純粋な駆逐戦車として見ると砲性能は不足しており、独自の立ち回りが要求される。
装甲
紙。この一言に尽きる。文字通り無いも同然であり、HEだろうが易々と貫通してしまう。HPも非常に低く、撃たれ弱さは全車両中トップクラス。
つまり、敵の射線が通る場所に留まってはいけないという意味である。
攻撃力
TDとMTの中間ほどである。TDとしては貫通が低めではあるが気にならない程度、精度はあまりよろしくない。DPMは高め、俯角は10度確保されている。
ただ芋っているだけでは他のTDの劣化になってしまう。機動力や砲塔などを活かして戦っていかなければならない。
機動力
全てのアメリカ駆逐戦車の中でトップレベルの機動力を持つ。スマートな外観に見合ったエグい速力を発揮する。
計画では88kmもの最高速度を発揮する予定だったが、トランスミッションの性能不足などで、期待通りとはいかなかった。
それでも55kmの快速を誇るので、ストレスを感じない。
本車両の目玉である機動力はこのTier帯では桁外れである反面、駆逐戦車らしく砲塔旋回が遅く、軽戦車のような機動戦は苦手である。陣地転換や味方の救援にて多大な力を発揮してくれる。
立ち回り方
全周旋回砲塔と良好なDPMをもつ主砲に優れた機動力を持ち合わせている。隠蔽率も良いが機動力、DPMも高いので芋るというよりは見つからないよう、茂みを活かしつつ火力が必要な戦場に積極的に動き、高い分間火力を届けよう。ただし装甲は紙な上、砲塔旋回は遅いので近接格闘戦は苦手である。以上から撃たれない立ち回りと戦況を見極める戦術眼が求められる。
総評
本車は機動力、隠蔽率、攻撃力が何れも高水準でまとまっている。従って、隠蔽戦闘に関してずば抜けた適性をもち、これにおいて右に出る車両は少ない。
その代償に防御面は非常に脆く、またHPも低い為、多くの敵から射線の通る場所で見つかった場合には一瞬で撃破されてしまうだろう。
この車両で活躍するには、如何に被弾せずに行動出来るかにかかっている。
高い機動力で有利なポジションに移動し、常に敵との間合いを測りながら高い攻撃力で敵に大打撃を与えよう。
本車は砲塔旋回以外の面においてCromwellに似通った性能をしている。向こうで培った機動戦などのノウハウを本車で発揮したり、本車で培ったポジショニングや砲塔指向のテクニックをCromwellに活かすのも良いだろう。より良い戦果が期待できる。
特徴
長所
- 見た目も動きもカワイイ
- バランスの良い機動力
- 中々のDPM
- アメリカ車両らしい優れた俯角
短所
- 紙装甲
- 砲塔旋回がかなり遅い
- 駆逐の中では貫徹力が低い
歴史背景
(PC版wikiにより転載)
http://wikiwiki.jp/wotanks/?plugin=attach&refer=T67&openfile=T49.jpg
1942年、戦車駆逐大隊が装備するGMC(Gun Motor Carrige:自走砲)として、M4中戦車をベースに3インチ砲を搭載したM10 ウルヴァリンが制式化されたが、装甲をかなり削ったにもかかわらず、その重量は30tを越え、最高速度も48km/hに過ぎなかったほか、車高も高かった。これでは敵機甲部隊の進路に先回りし、有利な地点で待ち伏せ攻撃を仕掛けるという戦車駆逐大隊の戦術の理想的な実現は難しかった。そのためその後継となる、より高速で機動できる自走砲の開発が1941年より開始された。
当初37mm砲を搭載し、クリスティー式の足回りを持つ車両が設計されたが武装の貧弱さなどが指摘されたため、武装の強化を含む各種改良を加えた車両の開発が1942年4月よりGM傘下のビュイック・モーターカー社で開始された。これがT49である。
T49は軽快な機動性を確保するため、165馬力のエンジンにトルクコンバーターを搭載、トーションバーサスペンションの足回りを採用して、理論上は最高時速88kmを出す予定だったが、コンバーターの性能不足などで実際には時速60km程度しか出せなかった。
武装はイギリスの6ポンド砲を参考にした57mm Gun M1を密閉砲塔に搭載していた。
T49は1942年7月から試験に供されたが、戦車駆逐委員会はT49により強力な75mm Gun M3を積むことを命令したため、計画はT67と名称が変更された。
T67はM10の計画段階のものに似たオープントップの砲塔(ゲームに登場する初期砲塔)に75mm Gun M3を搭載し、クリスティー式の足回りを有していたが、1942年11月より行われた試験の結果、増大した重量に対しエンジン出力が不足していることが判明したため、戦車用のより強力なエンジンが搭載されることになった。また試験中により対戦車火力の高い76mm Gun M1が実用化されたため武装としてこちらを搭載することになり、計画名称はT70と変更され、これが1943年10月にM18 GMCとして制式化されることになる。
参考資料
『British and American tanks of World War Two』Peter Chamberlain, Chris Ellis
「アメリカ軍駆逐戦車」『グランドパワー』2011年7月号
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ツリー化、枝化とは?
- コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
- コメント1に関連したコメント2 -- 2018-09-28 (土) 7:00:00
- コメント1に関連したコメント3 -- 2018-09-28 (土) 8:00:00
- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
上のように、関連するコメントを子要素にすることを「ツリー化」「枝化」などと言います。
この「ツリー化」を行わないと、どのコメントに対する意見なのか分かりにくくなることがあり、混乱を招くため、必ず関連するコメントをするときは「ツリー化」を行ってください。
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