Tier 4 ドイツ 重戦車 Durchbruchswagen 2 (ドゥルヒブルフスヴァーゲン ツヴァイ)
略称 D.W. 2 (デー ヴェー ツヴァイ)
ドイツ最初の重戦車。
Tiger Iの開発母体となった30トン級戦車の計画案。
基本性能(v7.1.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 売却価格 (ゴールド) |
D.W. 2 | IV | ドイツ | 重戦車 | 620 | 65/50/50 | 35/12 | 30.74 | 100 |
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武装
砲塔:VK 30.01 (H) 0-Serie
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
IV | Kw.K. 40 L/43 A | 4.80 | AP APCR HE | 103 139 38 | 160 140 200 | 768 672 960 | 0.42 | 1.9 | 87 | 70 1600 4 38 | 1,437 | +20° -8° |
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砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
IV | VK 30.01 (H) 0-Serie | 75/50/50 | 42 | 230 | 3,000 |
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エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
IV | Maybach HL 116 | 300 | 20 | 750 |
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履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
IV | D.W.2 | 33 | 32 | 10,000 |
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乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Radio Operator
- Loader
解説
主砲
コレクター車両化した為、最終砲しか選択できなくなった。
- 7.5 cm Kw.K. 40 /L43
十分な単発火力と、通常弾でも格上に対応可能な貫通力を誇る。
榴弾貫通力が比較的高く、格下の軽戦車に対しては有用である。
しかし装填時間がどう縮めても11~12秒とかなり長いため攻勢に出辛く、守りにくい。
精度と絞りは良い為、一発一発を無駄にしないよう、しっかりよく狙って撃つように。
防御力
全周垂直な50mmと、正面はMT並みで頼りない。
正面下部にはトランスミッションが配置されており、ここを撃たれると頻繁にエンジン故障や火災が発生するので消耗品は多めに準備しよう。
しかし側面装甲の50mmは良好な数値で、豚飯が非常に有効。
また、豚飯ができない場合も50度程度の昼飯で格下の通常弾程度なら防ぐこともできる。
障害物などに車体正面を隠し、車体側面と砲塔のみ相手に見せる。
砲塔は砲塔装甲50mm、防盾50mmで、防盾周縁部は被って100mmになるが、防盾中央は50mmで確実ではない。
キューポラは50mmで弱点ではない。
機動性
最高速度は控えめだが、加速、旋回は高めで戦闘には差し支えない。
砲塔と合わせて車体も旋回させればLTのNDKにも対応可能。
立ち回り方
重戦車らしく前に出て戦うことになる。
とはいえ正面装甲は薄く、昼飯も格下までしか通用しない。障害物や地形を利用し、車体を隠すことが重要になる。
俯角は広いのでハルダウンも有用。単発火力で勝る相手に対しては単発交換も優位に立てる。
単発火力で負ける相手に対しては、厚めの側面装甲を活かした豚飯で弾いて隙をついていこう。
特徴
長所
- 高い耐久値
- 優秀な主砲
- 厚い側面装甲
- 重戦車としては高い機動力
短所
- エンジンが損傷しやすい
- すぐ抜かれる前面装甲
- 劣悪すぎるDPM
- 現在入手不可
歴史背景
1935年のドイツ陸軍はハインツ・グデーリアン大佐の主導により乗員育成用のPz.Kpfw. I、Pz.Kpfw. IIの両軽戦車に加え、主力戦車となる15t級戦車(Pz.Kpfw. III)、そして歩兵支援用の18t級戦車(Pz.Kpfw. IV)といった多岐に渡る各種車両開発の真っ最中であったが、陸軍兵器局長クルト・リーゼ将軍は更に強力な30t級戦車の開発を提案した。
この車両は「攻撃防御戦車」(Offensive Abwehr von Panzerwagen)と呼ばれ、仮想敵国たるフランスが保有するシャール2C重戦車の撃破を目的とするものだった。
戦車開発担当の兵器局第六課は1936年中にマイバッハ発動機製作所社長カール・マイバッハと搭載エンジンについて2度に渡り検討会を開き、出力600hpの12気筒ガソリン・エンジンを搭載することになった。
更に同年11月にクルップ社に対して7.5cm砲搭載砲塔の開発を求め、翌年1月にはヘンシェル社に対して車体の開発を要求した。
本車には当初「BW」の秘匿名称が与えられていたが、Pz.Kpfw. IVの試作車にも同じ名称が与えられたため、「IW」(Infanteriewagen:歩兵車)に変更され、さらに最終的には「DW」(Durchbruchwagen:突破車)に再変更された。
1937年10月1日にヘンシェル社はDWの計画書を提出。この計画書によるとクリーブランド式履帯走行装置型のDWと多段階走行装置型のDWを1938年後半までに完成させることになっており、後に前者には「DW1」、後者には「DW2」の名称が付与された。
一方、クルップ社は1937年2月22日に兵器局第六課に砲塔図面を提出した。初期型のPz.Kpfw. IVと同じく24口径7.5cm戦車砲KwK37を装備しており、装甲厚は前/側/後面50mm、上面15mm、防盾部20mmとPz.Kpfw. IVよりはるかに強力であった。ヘンシェル社は1938年8月頃に最初の試作車体であるDW1を完成させた。DW1の車体装甲厚は前/側/後面50mm、上/下面20mmとIV号戦車より格段に強力であった。エンジンについてはマイバッハの新型エンジンが間に合わなかったため、Pz.Kpfw. III、IV用のHL120TR V型12気筒液冷ガソリン・エンジン(出力280hp)が搭載された。
DW1は1938年9月9日から走行試験に供されたが完成度が低く、兵器局第六課はDW2製作を求めた。
DW2は基本的なデザインはDW1とさほど変わらなかったが、DW1で圧板技術の低さから前後に分割されていた車体は一体式に改められ、エンジンはマイバッハ社製のHL116 直列6気筒液冷ガソリン・エンジンが搭載された。
その後、兵器局第六課はそれまでヘンシェル社のみで進めていた30t級戦車の開発を「VK30.01」の名称でより本格的に行うよう方針変更し、1939年10月にポルシェ社とダイムラー・ベンツ社にもVK.30.01の開発を要請した。
これに伴いヘンシェル社のDWシリーズはVK 30.01 (H)に名称が変更された。
この30t級戦車の計画は後に36t級戦車の計画(VK 36.01 (H))を経て45t級戦車の開発計画(Pz.Kpfw. VI Tiger、Pz.Kpfw. VI Tiger (P))にまで発展する。
車名 | D.W. 2 | → | VK 30.01 H | → | VK 36.01 H | → | Tiger I | → | Tiger II |
開発年 | 1938 | 1939 | 1941 | 1942 | 1943 |
コメント
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ツリー化、枝化とは?
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