Tier 9 スウェーデン(パンユーロ) 重戦車 Emil II (エミール トヴォ)
車体前部の出っ張りがない点を除けばほとんどKranvagnと同じ形状。
強固な砲塔と高い瞬間火力というコンセプトはそのままに、オートリローダーを採用したことで立ち回りに柔軟性が生まれている。低いDPMをいかにカバーするかが重要になるだろう。
直近90日の平均勝率:52.59%(2023年8月30日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v7.5.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
Emil II | IX | パンユーロ (スウェーデン) | 重戦車 | 2100 | 110/80/50 | 30/20 | 37.61 | 3,600,000 |
---|
武装
自動装填砲
Tier | 名称 | 連射弾数/間隔(s) | 弾倉装填速度(s) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | 弾倉合計攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 弾倉/総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
IX | 10.5cm TK 105-9 | 1/3.00 | 23.00 | AP APCR HE | 217 242 53 | 320 270 400 | 960 810 1200 | 1987 1677 2484 | 0.37 | 2.3 | 3/60 | 1010 3600 9 650 | - | +10° -9° |
---|
自動再装填砲
Tier | 名称 | 連射間隔(s) | 各装填時間(s) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均 攻撃力 | 弾倉合計攻撃力 | 精度(m) | 照準速度(s) | 弾倉/総弾数 | 弾薬費(Cr/G) | 重量(kg) | 俯仰角 |
残弾数 | |||||||||||||
X | 12cm akan L/40 | 3.53 | 11.75/10.28/10.28 (計:32.31) | APCR HEAT HE | 252 300 60 | 400 340 515 | 1200 1020 1545 | 0.38 | 2.5 | 3/48 | 1015 3600 9 870 | 790 | +10° -9° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
0/1/2 |
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
VIII | Emil II | 175/70/37 | 20 | 250 | - |
---|
射界 | 全周 |
---|
エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
IX | AV-1195 | 400 | 15 | - |
---|---|---|---|---|
IX | AVS-1195 | 450 | 15 | +55 |
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
VIII | Emil II 1 a | 38.00 | 15 | - |
---|---|---|---|---|
IX | Emil II 1 b | 40.00 | 20 | - |
乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
派生車両
開発ツリー
Emil I | ━ | Emil II 161,950 | ━ | 10,5 cm TK 105-9 | ━ | 12 cm akan L/40 34,500 | ━ | Kranvagn 212,500 6,100,000 |
━ | Emil II | |||||||
━ | AV1195 | ━ | AVS1195 24,700 | |||||
━ | Emil II 1 a | ━ | Emil II 1 b 27,500 |
:必要経験値
:必要クレジット
解説
スウェーデンルートのTier9重戦車。KRV(EMIL)計画に基づいて製造された試作重戦車の第2案である。
高い汎用性を持つオートリローダーを搭載している代わりにDPMが低くこの特徴は次のクランヴァンにも共通する。
装甲は前身以上に強化されているが課金弾の貫徹力の低さは相変わらずである。
装甲
- 砲塔
砲塔正面は実質280~290mm前後と前身から順当に強化されているが、300mmを超える課金弾が多いこのTier帯では慢心は禁物である。こちらも俯角を組み合わせたハルダウンでは350~370mmにも達し格上重戦車の課金弾すらシャットアウトする。砲塔の最下部と主砲基部は傾斜がほぼなくおよそ270mmとこれらの部分はやや薄くなっている。
キューポラは2つありそれぞれ実質85mmしかないが、非常に小さい。ハルダウンしても完全に隠すことはできないが、前身と同様に仰角を使って砲身を上げるとキューポラは完全に隠れるテクニックが存在しキューポラが狙われやすい平地では特に有用である。
砲塔後部は変わらず70mmで高貫徹榴弾のみならず、マッチする車両に多い12,8cm砲も貫通上げならば*1榴弾の貫通が可能である。
- 車体
前身より装甲厚は減少したが、楔形装甲にすることにより実質270~280mmと防御力は増している。数値上は格上重戦車の通常弾も防ぐことができるが、その形状から昼飯で防御力を強化することはできないことや、鋭い傾斜で補っているため少しでも角度が緩むと貫通されてしまう点に注意しよう。
車体下部は実質200mm程度で格下中戦車の通常弾ぐらいまでならば跳弾を期待できるが、言うまでもなく重戦車同士の戦闘では隠すことが基本である。
シャーシが拡張され前身にあった履帯上の突起もなくなったが、側面装甲は80mmと変わっていないためこのTier帯で積極的な豚飯は厳しい。
主砲
初期砲は前身からの引き継ぎ砲で320×3発のオートローダー砲である。貫徹力がTier7並で到底実用に耐えうるものではない。
初期砲での出撃は間違いなく戦犯であるためフリー経験値を用いて最終砲を搭載しよう。
- 12cm akan L/40
400×3発のオートリローダー砲。射撃間隔はおよそ3.5秒*2と遅めであるが、7秒で1200ダメージを叩き込める瞬発火力はやはり魅力的である。DPMは2000程度とかなり低く相手のゴリ押し等や混戦時のダメージレースに弱いため戦況判断と共に残弾管理の重要性が増してくる。
貫徹力は通常弾は252mmと平均的であるものの、課金弾の貫徹力が300mm止まりで同格重戦車と比べると最低値である。この数値では多くの格上重戦車を安定して貫通することがかなり厳しいうえ、弾種がHEATでもあることから傾斜にも弱い。重戦車であるため換気装置を積むメリットは薄く、砲弾調整を搭載してAPCRの貫通力を265mm、HEATの貫通力を330mmにするのが無難と言えるだろう。同じようなオートローダー砲を持つAMX 50 120と比べると精度と照準の拡散は同等で課金弾貫徹力が大きく劣り照準時間もやや劣っている。
こちら側のアドバンテージはオートリローダー故に射撃に融通が効くことと、俯角が9度取れ、硬い頭でハルダウンしながらローダー砲の瞬間火力を押し付けられる点である。
ちなみに、仰角は10度とAMX 50 120とさほど変わらない程狭く、頭上の敵を狙えないことがあるので注意。オートリローダーの再装填時間は基本的に(射撃後の遅延)+(再装填時間)である。全弾撃ち切った後は(再装填時間)のみを要し、(射撃後の遅延)は発生しない。
本車の場合*3は、1発目=3,53+9,79=(13,32)、2発目=3,53+9,79=(13,32)、3発目=0+11,15=(11,15)が実際の再装填時間となる。三発撃ち切った後が一番DPMが高く、1発目と2発目のリロード時間は変わらない。全弾の装填が完了するには30秒近く要するため撃ち切るかどうかはよく考えたほうがよい。
機動性
低い出力重量比による加速の鈍さや斜面を登るときに大幅に機動性が落ちるなど基本的な特性は変わっていない。
最高速は30kmと前身よりも落ちたものの、エンジン出力の向上でそこまでの大差はないが、前身と比べて車体旋回速度が大幅に落ちてしまったので同じ感覚で乗ると扱いづらさを感じるだろう。
地味に嬉しい長所として後退速度が20kmと比較的速い。また改良済みエンジン出力ブーストが搭載可能なので随所で活かしていきたい。
立ち回り方
特徴
長所
- 非常に強固な正面砲塔装甲
- 優秀な俯角(9度)
- ある程度信用のおける正面車体上部装甲
- 以上故にハルダウンが決まるとほぼ鉄壁と化す
- オートリローダー砲のため瞬間火力が高い上に扱いやすい
- 後退速度が20km/hとかなり高速
- 特殊消耗品や特殊常備品が搭載可能
短所
- オートリローダー故の劣悪なDPM
- 課金弾貫徹力が300mmと低め
- 低出力のエンジンによる劣悪な加速と旋回性能(消耗品で一時的に改善可能)
- 薄い車体下部及び車体・砲塔側背面装甲
- 揺動砲塔のため俯角を取るとキューポラが露出する
- 狭い仰角(+10°)
初期の研究
Tier9の割には全てのモジュール開発にかかる経験値は少なくて済む(合計で86,700 EXP)ため、Tier帯を鑑みてもできる限り全て開発してから出撃したい。
どうしてもフリー経験値が足らない場合は、機動力自体は改良済みエンジンブーストを使用することである程度カバーが出来るので最優先で主砲を開発しよう。
前身から引き継ぐ10,5 cm砲は貫通力不足が著しいので絶対にこの砲で出撃しないこと。
歴史背景
戦車事典より
1949 年のプロジェクトで開発された重戦車のひとつです。1952 年に 3 種類の重戦車プロジェクトが提案され、EMIL 1952 E2 は、そのうちの 2 つ目の型でした。本車の重量は装甲やエンジンによって異なり、34 - 39 トンでした。しかしながら、1952 年の末、類似の特性を有しつつも装甲が強化された E3 型が支持されたため、E2 型の開発は中止されました。
Emil II(エミール トヴォ)またはStridsvagn E2は、KRV(EMIL)計画に基づいて設計された重戦車の中タイプの計画案である。
KRV(EMIL)計画は大まかにEmil I、II、IIIの3つの案に大別され、最大で18種類ものバリエーションが検討されていた。
この中型案は、Emil Iと比べて車体正面にIS-3のような楔型装甲を導入する事で防御力を強化し、主砲には長砲身10.5cm砲か15cm砲といったより強力な火砲が選定され、予定重量は38トンほどだった。
結局、スウェーデン陸軍が要望した15cm砲を搭載するには重タイプのEmil III/Stridsvagn E3が望ましいとされ、このEmil IIは計画段階で中止となった。
↑本ゲームにおける履帯名の区分けはこの図表から採られたのだろう。
コメント
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ツリー化、枝化とは?
- コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
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- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
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