Tier 5 ドイツ 駆逐戦車 Sturmgeschütz III ausf.G (シュトゥルムゲシュッツ ドライ アウスフ ゲー) 、日本語三号突撃砲G型
III号戦車の車体を利用したドイツの突撃砲。通称三突。
突撃砲とはドイツ独特の部類であり、本来は歩兵支援のために装甲化した自走砲のことであったが、いつしか対戦車砲を載せ駆逐戦車のような役割も果たすようになっていった。
ドイツ軍の装甲戦闘車両としては最も多い約10,000輌以上が量産され、特に大戦後半の守勢に回らざるを得なかったドイツ軍の大きな支えとなった。
関連車両:Nightmare
基本性能(v7.1.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
StuG III G | V | ドイツ | 駆逐戦車 | 570 | 86/32/32 | 48 | 19.72 | 400,000 |
---|
武装
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
V | Pak 39 L/48 | 8.11 | AP APCR HE | 110 158 35 | 160 130 180 | 1298 1054 1460 | 0.37 | 1.7 | 48 | 0 1600 4 0 | 1,520 | +20° -10° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
VI | 7.5 cm Pak 42 L/70 | 8.82 | AP APCR HE | 150 194 40 | 160 135 200 | 1411 1191 1764 | 0.33 | 1.7 | 58 | 0 2800 7 0 | 1,740 | +20° -7° |
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
StuG III Ausf. G | - | 44 | 240 | - |
射界 | 左15°/ 右15° |
---|
エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
IV | Maybach HL 108 TR | 320 | 20 | 450 |
---|---|---|---|---|
IV | Maybach HL 120 TRM | 410 | 20 | 510 |
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
III | StuG III Ausf. F | 22.4 | 37 | 5,350 |
---|---|---|---|---|
IV | StuG III Ausf. G | 22.4 | 44 | 5,850 |
乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Loader
- Loader
- Radio Operator
派生車両
派生元:Hetzer
派生先:Nashorn / Jagdpanzer IV
開発ツリー
Hetzer | ━ | StuG III 14,050 | ━ | 7.5 cm Pak 39 L/48 3,840 | ┳ | 7.5 cm Pak 42 L/70 5,430 | ━ | Nashorn 25,000 ? |
┗ | JagdPz IV 31,100 910,500 | |||||||
━ | Maybach HL 108 TR | ━ | Maybach HL 120 TRM 1,810 | |||||
━ | StuG III Ausf. F | ━ | StuG III Ausf. G 1,115 |
:必要経験値
解説
立ち回り方
Hetzerから一転して、同格車両からでもAPで貫通されてしまう程の正面装甲になってしまった。代わりに(後退速度を除いて)なかなか良い機動性を手に入れる事が出来た。機動性を生かして陣地転換を繰り返し、常に味方を援護しよう。
体力が低く、単発火力は平均的で後退速度がかなり遅いため、最前線で戦うことができる車輌ではない。またWGの設定ミスなのか移動中の隠蔽率が重戦車並に悪く、不用意に動くとかなりの遠距離からでも発見されてしまう。敵の数が多い時は無理をせず、味方より少し下がって援護射撃や茂みから狙撃するのが無難。しかし敵の数が減り、残党狩りムードになってきたら狙撃をやめて持ち前の機動力を活かそう。
防御面に難はあるが、良好な機動力、精度の高い砲、高めの隠蔽を兼ね備えたバランスの良い車両である。中戦車的な立ち回りは砲塔が回らないため慣れないと難しい。駆逐らしい立ち回りを心掛けよう。
装甲
前面は80mm~90mm程度と、傾斜込みで120mm程度の防御力を持ったHetzerよりかなり薄くなってしまった。(Hetzerの方が後に開発されたので当たり前といえば当たり前であるが)
基本的に格下からでも安定して貫通されてしまう上に、車体下部にはエンジン判定も存在しているため、注意しよう。
相手と向かい合ったときには車体を振るのも一つの手だ。防楯などに当たれば弾いてくれることもある。
ハルダウンをすれば、硬い防楯も相まって前線を張れないこともない。しかし、体力の低さから重戦車との撃ち合いは避けたい。
側背面についても30mmしかない上、傾斜もほとんどかかっていない為、側面を不用意に晒すとNightmare等の大口径砲持ち戦車に大ダメージを受けてしまうので注意。
砲
10.5 cm砲がアップデート5.5で削除され、現在は7.5cm砲のみとなっている。
- 7.5 cm Pak 42 L/70
単発火力こそ平凡だが、高い分間火力、貫通力、精度を併せ持っており狙撃も楽々。最終砲たりえる性能を持ち、「常に敵を撃てる状況」にとことん強い。
同格ライバルの砲塔回る系駆逐戦車であるT67とは貫通力で差別化が出来ている。ちなみにDPMもほんのり高い。
機動性
速度、旋回ともに非常に良好で陣地転換に困ることはないだろう。重力モードでドリフトできる
ただし後退速度が非常に遅いので、とっさに遮蔽物に逃げ込むような真似は難しい。
突出しすぎた場合は落ち着いてその場で旋回し後ろに向きなおってから逃走するようにしよう。
特徴
長所
- 高い機動性
- 良好な精度と照準速度
- 静止中は隠蔽率が非常に高い
- 射角が広い
- 約5秒の装填速度(最終砲時)
- 優秀な砲性能
短所
- 遅い後退速度
- 脆いエンジン
- 狭い視界範囲
- 低い防御力
- あのSU-100Yより悪い移動中隠蔽率(重戦車レベルの悪さ)
初期の研究
まずは最終砲の研究を目指そう。
機動力が足りないと感じたら、最終砲(7.5 cm Pak 39 L/48)まで開発後エンジンと履帯を研究しよう。改良履帯は車体旋回時の照準拡散が抑えられる。
また、エンジンはIII号戦車と互換する。
歴史背景
PC版wikiより
「突撃砲」という戦闘車両は1935年にドイツ国防軍陸軍参謀本部に配属となったマンシュタイン少将の提案から生まれた。
ドイツ陸軍における機甲部隊は戦車そのものを主力として機動戦闘を行なうため、歩兵部隊への直接支援を常に行なうことはできない。
しかしながら、戦場において歩兵への火力支援はきわめて重要であることから、火力支援を専門に行う装甲車両を設けることを要求したのである。
この車両は戦車ではなく装甲化・機動化された砲兵という位置づけになっているが、野砲のように後方から長距離の曲射で支援を行なうのではなく、敵陣に肉薄して(ゆえに「突撃」)直射による火力支援を行なうことが特色であった。
そのため、この任務に付く車両は、戦車並みの完全密閉全周装甲、低車高による隠蔽性、陣地破壊に向く榴弾砲の搭載(ただし砲の全周旋回能力は初めから要求されていない)が求められた。
突撃砲の第一号であるIII号突撃砲の開発は1936年6月に開始された。
車体は当時開発中であったIII号戦車のものをほぼそのまま流用しており、前面50mm、側背面30mmと当時の水準ではかなりの厚みを持つ装甲板で箱型の戦闘室を形成し、短砲身75mm榴弾砲StuK 37 L/24(IV号戦車初期型の主砲である7.5 cm Kw.K. 37 L/24と同等)を搭載している。
1940年1月に完成したIII号突撃砲はフランス戦に投入され、効果的な歩兵支援車両であることが実証された。
このため、基本的な構成には変更を加えずに、1940年1月から1942年3月まででおよそ850両(A型からE型まで)が生産された。
ところが、圧倒的な物量を誇るソ連軍との戦いにおいては、III号突撃砲も対戦車戦闘に巻き込まれることが増え、短砲身の榴弾砲では装甲貫通力が不足であるとの評価を受けるようになった。
このためE型の生産は打ち切られ、長砲身の7.5 cm StuK 40 L/43(後により砲身が長い7.5 cm StuK 40 L/48に変更)を搭載して対戦車車両としての性格を強めたIII号突撃砲F型が登場する。
F型とF8型がおよそ700両生産された後、最終生産型のG型は終戦までにおよそ8000両という大量生産が行われた。
G型は戦闘室の設計が全面的に見直されており、搭乗員の動作に支障が生じないように戦闘室が拡大された他、
装甲が前面80mmに強化されており(F型の途中から)、全周ペリスコープ付きキューポラ、機銃用防盾、シュルツェン、遠隔操作機銃、ザウコップ鋳造防盾など、生存性を高めるための様々な工夫が追加された。
突撃砲は突撃砲大隊と呼ばれる専属の部隊で集中運用され、榴弾による砲撃で敵陣に突破口を開ける火力支援と、来襲する敵戦車を迎え撃つ歩兵部隊の盾として活躍した。また戦車不足のため、大戦後期には一部の戦車部隊にも配備されている。
III号突撃砲は第二次世界大戦時のドイツにおいて最も多く生産された戦闘車両であり、最も多くの敵戦車を撃破した車両であるとも言われる。
なお、III号突撃砲はIV号突撃砲が開発されて名称の区別が必要になるまでは単に突撃砲(StuG)と呼ばれていた。
上記のようにIII号突撃砲は次第に対戦車戦闘を重視した車両へと変化していったが、その流れとは別に、より大口径の榴弾による陣地破壊・対歩兵攻撃を行なえるようにする改良案が企画され、III号突撃砲に10.5cm榴弾砲を搭載して火力を強化した車両が開発された。
この車両は10.5 cm StuH 42(10.5cm突撃歩兵砲42)と呼ばれ、1943年2月から量産が始まり、およそ1300両が生産された。
搭載砲は10.5 cm le.FH.18歩兵砲を車載用に改造したもので、砲自体は10.5 cm StuH 42 L/28と呼ばれる。
前線においては通常の突撃砲とともに突撃砲大隊に配備され、それぞれの得意とする戦闘を分担できる体制がとられた。
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