Tier 7 ドイツ 駆逐戦車
スペック
車体
HP | 850 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 80/50/40 |
最高速度(km/h) | 46 |
重量/最大積載量(t) | 44.15/45.5 |
本体価格(シルバー) | 1,345,000 |
修理費(シルバー) |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
初期状態 | Maybach HL 210 TRM P30 | 7,5 cm Pak 42 L /70 | Jagdpanther | Jagdpanther | 850 | 310 | |||||||
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650 | AP APCR HE | 150 194 38 | 135 135 175 | 68 | 109 7G 98 | 15.79 1.70 0.33 | 30 | --/--/-- | 26 | 370 | |||
8,8 cm PaK L/56開発時 | Maybash HL 210 TRM P30 | 8,8 cm PaK L/56 | Jagdpanther | Jagdpanther | 850 | 310 | |||||||
650 | AP APCR HE | 160 220 44 | 220 220 270 | 60 | 252 8G 252 | 11.11 1.70 0.34 | 30 | --/--/-- | 26 | 370 | |||
10.5 cm PaK 45 L/52開発時 | Maybash HL 230 TRM P30 | 10.5 cm PaK 45 L/52 | Jagdpanther verstärkte ketten | Jagdpanther | 850 | 415 | |||||||
870 | AP APCR HE | 200 244 60 | 320 320 420 | 40 | 1,030 12G 650 | 7.32 1.70 0.34 | 32 | --/--/-- | 26 | 370 | |||
8.8 cm PaK 43 L/71開発時 | Maybash HL 230 TRM P30 | 8.8 cm PaK 43 L/71 | Jagdpanther verstärkte ketten | Jagdpanther | 850 | 710 | |||||||
870 | AP APCR HE | 203 237 44 | 240 240 295 | 57 | 252 11G 252 | 9.84 2.3 0.31 | 32 | --/--/-- | 26 | 370 |
外観
Jagdpanther - 7,5 cm Pak 42 L/70
PzJäg für 8.8cm PaK - 8,8 cm PaK L/56
PzJäg Panther - 8.8 cm PaK 43 L/71
Jagdpanther PaK 43 II - 8.8 cm PaK 43 L/71
Jagdpanther PaK 43 - 8.8 cm PaK 43 L/71
Jagdpanther PaK 45 - 10.5 cm PaK 45 L/52
モデリング的には、史実のPanther Gの車体を流用したG2後期型が近いようである。
解説
- 概要
Tier7のドイツ駆逐戦車。ここからがドイツ駆逐戦車の真骨頂。Jagdpanzer IVと比べて攻撃力が一回り強化されたが正面装甲は80mmのまま。また車体の大型化に比例して茂みに隠れにくくなり隠蔽率も低下している。 - 火力
最終的に主力になり得る主砲は、8.8cm PaK 43 L/71と10.5cm PaK L/52の二つで、Jagdpanzer IVの悩みの種だった貫通力が格段に向上している。砲弾価格に大きな差があるため、自分のプレイスタイルやクレジット収支で主砲を選択するといいだろう。- 7,5 cm Pak 42 L /70
初期砲。
さすがにこれを使うのは厳しいのでフリー経験値を投入するかCoop戦のみでの使用にとどめておきたい。
幸い、8.8cm砲はすぐに開発できるので長くは使わずに済む。 - 8,8 cm PaK L/56
最初のアップグレードで開発可能。
金弾を使えば格上にも対抗可能なので、実戦に臨む場合はせめてこの砲を装備したい。
なおAP弾の貫通力は厳しいので金弾を多めに持ち込んでおきたい。
フリー経験値を投入して開発した場合は一緒に通信機も開発しておきたい。 - 8.8cm PaK 43 L/71
後述の10.5cm砲と比べて単発攻撃力が低く照準時間が長いが、装填速度、精度、極僅かだがこちらのほうが上。また砲弾の速度が10.5cmより速いため遠距離の偏差射撃が行いやすく、AP弾の価格が10.5cmの約1/4と安い。手数で稼ぐ人向けの砲。 - 10.5cm PaK L/52
照準速度と攻撃力に優れた砲。さらにHE弾の攻撃力が高くなり、装甲を貫通できない状況での対抗手段として使う事もできる。8.8cmと比べて僅かだが貫通力が低下するのと、AP弾が1発1000クレジットを超える事に注意。また弾速が8.8cmよりも遅いため砲換装すると偏差射撃の感覚が変わる。
- 7,5 cm Pak 42 L /70
- 装甲
正面装甲は80mm傾斜35度の139mm。
格下のAP弾すら防げるかどうか微妙なライン。
斜面を利用したハルダウンで正面装甲の見掛けの傾斜を増すことができるが、
車体下部の角度がその分浅くなるので、ハルダウンする時には下部を地形で完全に隠すことが重要である。
また、昼飯(11度)で横方向の傾斜を増し、俯角をとる事で(理想的な角度を取れたと仮定して)164mm程度の厚みになる。
防楯付近に限って言えば装甲がやや厚めなので、オートエイム(防盾付近を照準される)などで撃たれると結構な具合で弾いてくれる場合もある。
なお被弾時の乗員判定が広く、特に車体正面向かって右側を撃つと操縦手を負傷させ機動力を奪える可能性がある。
ちなみにパンター車体の形状の欠点として履帯上部の16mm部分がある。
正面からならばまず撃たれない形状だが、ハルダウン時には履帯ごと撃ち抜かれる危険がある。また榴弾の爆風がここで判定されると直撃しなくても大ダメージになる。隠蔽が中戦車程度で、車体が大柄で敵の弾に当たりやすいこともあり狙撃の位置取りにはくれぐれも気をつけよう。 - 機動性
軽快な機動力を持つ三突?や四駆と比べると低くなった旋回性能と45tを超える重量のせいで最上位エンジンでも動作が重く感じる。しかし同Tier駆逐戦車の中では優秀な機動力を維持している方なので陣地転換に困る事は少ない。ただし坂の上りでは速度の落ち方が大きいため、高低差の激しいMAPでは位置取りに気をつけよう。 - 通信・隠蔽率・視界
相変わらず無線機問題が付いて回り、最終無線機開発までは通信範囲に悩まされることになる。
しかも今まで軽戦車並みに高かった隠蔽率は激減しているので充分に注意が必要である。
今までよりも50~100m程離れた所から見つかってしまうと思っておいた方が良いだろう。
カモスキル、カモネット、茂み&15mルールを使用した待ち伏せも可能ではあるが、
ドイツ駆逐戦車屈指の隠蔽率を誇る三突や四駆と同じ感覚で待ち伏せすると発見されてしまう。
視界が同Tier駆逐の中では広めなので各種拡張パーツで視界を広げ、少しでも早く敵を発見したい。
貫通力の高い火砲を得てより攻撃的な運用が可能になっているので、この車両に適した間合いを覚えていこう。 - 総論
開発序盤では砲の性能がTierに対して貧弱で四駆と変わらない攻撃力の状態が長く続くが、反面隠蔽率は低下しているため四駆と同じような運用が難しく、さらにマッチング的に他の猛獣?や書記長クラスが犇めく部屋に頻繁に放り込まれる事もあって序盤が辛い駆逐戦車になっている。
開発完了後は高めの最高速度、長めの視界、性能の向上した砲を生かして前車両よりはやや攻撃的な動きをすると良い結果を出しやすい。ただし待ち伏せも隠蔽率が低下したとはいえ、まだ通用するレベルなので状況に合わせて動きを切り替えよう。
ちなみに、素敵性能高めの後姿はベースとなったパンター譲りである。
史実
8.8cm PaK 43 L/71を用いた重駆逐戦車の試みが行われた。候補として挙がった車体はNashorn、Hummelに使用されたPz.Kpfw.III/IV?。ヘンシェル社との開発に負けたものの既に90両分の製作部品が用意されていたポルシェのVK 45.01 (P)?(後のFerdinand)が候補に挙がったが、前車は小さくてパワー不足であり、後者はあまりにも重すぎる為に候補から外された。
そこで候補に挙がったのが、Pz.Kpfw.V Panther?の車体で1942年8月3日、設計・生産がクルップ社に打診されたが、当時クルップ社はPz.Sfl. IVc の開発に従事しており、設計・生産は無理であった為、ダイムラー・ベンツ社に同年10月15日に設計・生産が打診された。この時にヒトラーから試作型Pz.Kpfw.V Panther?に対する改良要求を受け設計が予定されていたPanther IIの車体を利用する事が決定され、8.8cm Sturmgeschutz (Sd.Kfz.172)と名付けられた8.8cm重突撃砲が1943年1月5日には最終設計を終えた。
同年5月1日にPanther IIの開発が中止されるとPz.Kpfw.V Panther(Panther I)の車体を利用して5月24日、ベルリンでのダイムラー・ベンツの工場では製作スペースが限られる為、ブラウンシュヴァイクのMIAG社へと生産は移される事となる。6月には本格的な生産を行う為にMIAG社が製造の引継ぎを行い、10月20日にはこのモデルのモックアップが、東プロイセンのArys(現ポーランド領Orzysz)においてヒトラーにPz.Kpfw. Tiger II、Jagdtiger(当時はJagdpanzer VI)と共に披露された。10月末にはMIAG社はプロトタイプを製作。11月にはプロトタイプの2両目が完成した。
この車両はPanzerjaeger 8.8cm auf Panther I (Sd.Kfz.173)と名付けられた。後のJagdpantherである。プロトタイプのテスト後、12月より生産が開始された。
Jagdpantherは終戦まで3社により生産された。
MIAG社が1944年1月から270両。MNH社(ニーダーザクセン・ハノーバ工機製作所)が1944年11月から112両。MBA社(マシーネンバウ・ウント・バーンベダルフ社)が1944年12月から37台。
月産生産数は150両の予定であったが、最高生産台数は1945年1月の72両であった。総生産台数は色々と情報がある様で1943年12月~1945年3月まで413両。1943年12月~1945年5月まで425両。1943年12月~1945年5月まで417両。とバラバラである。正確に分かっているのは1943年12月~1945年3月生産分397台である(シャーシナンバー300001~303001は判明しているが行方不明になったシャーシナンバーもある為それはカウントされていない)。この様に生産台数がハッキリしない点については連合軍による空爆で生産拠点(主にMIAG社とMNH社)が破壊され混乱が起きていたのではないかとされる。
余談ではあるが1944年2月27日、ヒトラーにより自走砲Hummel、駆逐戦車Nashornと共に名称を変更され、それまでの制式名称Panzerjaeger 8.8cm auf Panther I から新たにJagdpantherと命名された。
コメント
- 乗ってて思ったけどこの車両乗るくらいなら重戦車乗ったほうがええわ、、 -- 2016-08-19 (金) 16:34:08
- この戦車は今回のギリースーツで自分は大活躍したけどな・・・・。 -- 2016-08-19 (金) 16:42:54
- 前の四駆はギリースーツしやすかったんだけどな、、 -- 2016-08-19 (金) 21:28:01
- 隠蔽悪いしどうしても劣化ティーガーって思ってしまうわ -- 2016-08-19 (金) 21:28:57
- まあ88使えるTDはtier6(微劣化なら5)にもいるからな。105使わないと体力と精度をトレードオフした虎みたいになっちゃうかもね。105も88と微妙に癖が違うから慣れない人は慣れないし -- 2016-08-20 (土) 10:09:16
- この戦車は今回のギリースーツで自分は大活躍したけどな・・・・。 -- 2016-08-19 (金) 16:42:54
- 良い足、良い砲、-8の俯角だから結構活躍できて良戦車。パンター車体だからラムアタックも非常時で使えて楽しい、装甲もハルダウンして祈れば弾いてくれるから前線でも戦えるぞ -- 2017-05-16 (火) 22:10:09
- 使ってみたら思いの外軽快に走るし火力も有るしいい戦車だね。隠蔽低いからハルダウン出来る地形に頼った防御方法になっちゃうけど。 -- 2018-05-03 (木) 23:01:12
- 最近、上手い人が一人いるTier8上限でも必ず3500以上でMVPなってる。 -- 2022-03-01 (火) 17:41:18