Hummel

Last-modified: 2023-08-27 (日) 17:18:09

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Tier 6 ドイツ 自走砲

公式紹介ページ

スペック

車体

HP655
車体装甲厚(mm)30/20/20
最高速度(km/h)42
重量/最大積載量(t)22.1/23.0
本体価格(シルバー)930,000
修理費(シルバー)

詳細

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ総弾数弾代発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回
速度
視認範囲HP通信範囲
初期状態Maybach HL 108 TR R15cm sFH 13 L/17Hummel Ausf.AHummel655310
250HE
HEAT
75
185
510
400
30505
12G
4.68
5
0.68
34--/--/--16360
15cm sFH 18 L/30開発時Maybach HL 120 TRM R15cm sFH 18 L/30Hummel verstärkte kettenHummel655710
300HE
HEAT
85
185
570
450
301,120
12G
4.73
6
0.66
26--/--/--16360

外観

解説

  • 概要
    Tier6のドイツ自走砲
    ドイツ語発音では「フンメル」だが、英語読みでは「ヒュンメル」の発音に近い。
  • 火力
    弾道に違いがある2種類の15cm砲があり、天板直撃狙いのL/17と堅実なL/29.5に分かれている。
    それぞれ一長一短があり、本車は初期砲のまま運用される例も多い。実際に両方を使い、自分の戦闘スタイルに合っている方を選ぶといいだろう。
    • 15 cm s.F.H. 13 L/17
      Grilleから引き継ぐ曲射砲。射程は約835m。
      Grille初期砲ほどでは無いが、山なり弾道による障害物ごしの天板抜きを狙いやすい。
      天板直撃の大ダメージを狙いやすい代わりに単発威力は後期砲に劣るため、天板が抜けないと大したダメージが出ない。
    • 15 cm s.F.H. 18 L/29.5
      単発威力の高い低弾道長射程砲。射程は約1250m。
      と言っても他国の同格SPGと比較して特別に優れた点も無い、よく言えば堅実な、ある意味凡庸な性能。精度は初期砲から改善しており、他国の同格自走砲に比べても良好な部類に入る。
      低弾道ゆえに射線を通せる場所が限られてくるため、定番ポイントを使う際は敵自走砲のカウンターに注意。
       
  • 機動性
    機動性はGrilleと同程度。
    隠蔽が低い分だけ見つかりやすいので、敵が近くなってからの移動には細心の注意を払おう。
  • 総論
    ドイツ自走砲ツリー最後の曲射砲にして低弾道長射程砲の入り口。砲は好みに応じて選択しよう。
    後期砲の弾薬費は初期砲に比べ倍増するが、スタ垢でもまだ赤字になる事は稀。
     

史実

1941年後半、バルバロッサ作戦で装甲部隊に追従できる砲兵部隊の欠如が明らかとなった。
そこでPz.Kpfw.III?の車体を利用して榴弾砲を搭載する計画が持ち上がった。役割としては他の車両を榴弾砲で支援するものだった。
1942年初頭、Pz.Kpfw.IIIの車体の15cm sFH 17榴弾砲を搭載したプロトタイプが製作されたが、Pz.Kpfw.IV Ausf.H?に榴弾砲を搭載する計画があった為に、試験はされなかった。
同年7月にPz.Kpfw.III及びPz.Kpfw.IVの統一を目論んで開発がスタートしていたPz.Kpfw.III/IV?の車体を流用する予定であったが、自走砲向きの車体ではなかった為、アルケット社とラインメタル社によってPz.Kpfw.III/IVの車体を自走砲専用の車体に改良し主砲に15cm sFH18 L/30榴弾砲(マズルブレーキ無し)を搭載した。
この時の名称は「III/IV号火砲搭載車両」とされた。
最終的にPz.Kpfw.III(主にPz.Kpfw.II Ausf.J?の駆動システムとステアリングシステム)とPz.Kpfw.IV(主にPz.Kpfw.IV Ausf.Fのサスペンション、冷却システム、エンジン)を組み合わせた車体と特別に設計された榴弾砲を与えられ、開発されたのがHummel(マルハナバチ)である。
1942年10月に完成し、ヒトラーに披露されたが、この時はまだHummelとは呼ばれず、1943年2月6日に車両名Panzerfeldhaubitze 18M auf Geschu・tzwagen III/IV (Sf) Hummelが与えられた。
新型車両である中戦車Pz.Kpfw.V Panther?、駆逐戦車Nashorn(当時の名称はHornisse)、駆逐戦車Ferdinandと共に1943年7月4日、クルスクの戦い(ツィタデレ作戦)に実戦投入された。
この時Hummelは第2、4、7、9、11機甲師団、機甲擲弾兵師団グロースドイッチュラント、SS第1~3機甲擲弾兵師団に配備され、それぞれにHummel 6両とHummel 弾薬運搬車(自走砲Grilleと同じである)1両で構成された。
余談ではあるが1944年2月27日にヒトラーの命令でHummelの名前は却下され、Panzerjaeger 8.8 cm auf Panther I (後のJagdpanther)とHornisse(後のNashorn)はその名称を変更された。

コメント

  • PC版と違って初期砲パッケじゃ無線範囲が… -- 2016-05-05 (木) 17:19:58
  • ラマーが無いんだな・・・ -- 2016-07-28 (木) 21:46:52
  • 後期砲は前後方向の精度に難あり、15cmだから爆風ダメも望めない -- 2020-08-13 (木) 17:43:55
  • 解説と違って、他国の自走と比べて精度が悪い気がします。しっかり絞って撃つと良いと思います。違っていたらごめんなさい。 -- 2022-09-09 (金) 16:27:47
    • 弾道が低いから射線に対する前後のブレがより大きくなるのが精度が低いと感じる要因だろうね。直に当てる事だけ見ると精度は高いけど至近弾でのダメはあんまり取れない印象 -- 2022-09-11 (日) 00:32:45