Tier 3 アメリカ 軽戦車
スペック
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 旋回速度 | 視認範囲 | |||||
初期状態 | Guiberson T-1020-4 | 20 mm Hispano-Suiza Birgikt Gun | Stuart E1 | D37812 | 345 | SCR 200 | |
245 | 40 | 38/25/25 | 265 | ||||
20.35 | 40 | 280 | |||||
37 mm Gun M5開発時 | Continental W-670 | 37 mm Gun M5 | Stuart E1 | D37812 | 345 | SCR 210 | |
262 | 40 | 38/25/25 | 325 | ||||
21.81 | 40 | 280 | |||||
37 mm Gun M6開発時 | Continental R-975-C1 | 37 mm Gun M6 | Stuart E2 | D39273 | 380 | SCR 506 | |
350 | 45 | 38/32/32 | 615 | ||||
27.47 | 48 | 330 |
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 [装填時間:単] [装填時間:倉] | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
20 mm Hispano-Suiza Birgikt Gun | AP APCR | 3 1G | 30 41 | 12 12 | 98.9 単[0.1] 倉[7.70] | 1,187 | 1.70 | 0.50 | 750 [(3×5)×50] | +20 -10 | |
37 mm Gun M5 | AP APCR HE | 18 2G 10 | 48 70 19 | 40 40 50 | 24 | 960 | 2.10 | 0.46 | 103 | +20 -10 | |
26.09 | 1,044 | 1.70 | 0.46 | 103 | +20 -10 | ||||||
37 mm Gun M6 | AP APCR HE | 18 2G 10 | 56 76 19 | 40 40 50 | 26.09 | 1,044 | 1.70 | 0.41 | 103 | +20 -10 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier3アメリカ軽戦車。
比較的優秀な装甲と高い旋回速度を併せ持つ。 - 火力
- 20 mm Hispano-Suiza Birgikt Gun
機関砲。
平均貫通力が30mmと更に低い上、弾倉合計攻撃力も180と頼りない。装備する機会は限られるだろう。 - 37 mm Gun M5
貫通力が不足気味であり、頼りになるとは言い難い性能。
同格ぐらいならなんとか貫通できるが、上位戦車相手は不利。
しかも、最終砲になっても大差がない。 - 37mm Gun M6
最終砲。
M5の微強化版。
AP貫通56mm、単発火力40と心許なく、APCRも一部の同格軽戦車のAPに劣る。
自走砲にすら弾かれ、例え無防備な敵陣に侵入できたとしても注意は怠れない。
次のM5 Stuartでも同性能であるため、貫徹可能な相手を今のうちに覚えておこう。 - ラムアタック
軽戦車としては比較的車重があり、なおかつ速度も出るので、LT相手なら手数に入れておくとよい。
ただし、自身もダメージを被り、履帯が切れることも多いので、実行するなら周りの状況に気を配る必要がある。
- 20 mm Hispano-Suiza Birgikt Gun
- 装甲
前面装甲は38mmとこのTierとしては優秀であり、弱い機関砲なら真正面から大半を無力化できる。
高い機動力と相まって格下や同格Pz.I Cとの格闘戦は圧倒的優位に立つ事が可能だ。*1 - 機動性
最高速こそ平凡だが、大出力の最終エンジンが優れた加速力を提供してくれ、重めの車体とは裏腹に優秀な機動力を誇る。
車体旋回速度も速く、敵の背面に回り込むなどで主砲の性能の低さを補うには十分な性能となっている。
自衛能力の低い戦車などを蹂躙する事も容易いため、不用意に孤立した敵を見逃さないようにしたい。 - 偵察性能
同格軽戦車では平均以上の330mの視界を有しており、加えて無線機の性能にも優れているため偵察力は高い。
とはいえ、隠蔽率が少々低い事と、高い車高から来る投影面積の大きさには十分注意を払う必要がある。
隠れているつもりが丸見えだったという事もあるので、隠れる場所や退避場所の選定は慎重に。
無謀な切り込み偵察もできるだけ避け、可能な限り転進の容易な場所を選びたい。
ただし車高の高さは難点ばかりではなく、頭出しによる偵察がし易いという利点もあり、特にプロクホロフカなどの傾斜地周辺の走り偵察が比較的安全に行える。
場所によっては茂みに隠れつつ丘の向こうを視界に収める事も可能なので、状況に応じて走りと置きを使い分けよう。 - 総論
実際の立ち回りとしては、同格相手ならギリギリ砲が通用するため、攻撃的な立ち回りでも十分に活躍が可能。
ただ、前述したPz.I Cとの相性が良い一方で、T-46、Cruiser Mk. IV、Chi-Haなど貫通力が高い戦車との相性は極めて悪い。DPMの低さもあり、単機で殴り合おうものなら高確率で負けてしまうので味方との連携を忘れずに。
格上戦場では、軽戦車のセオリー通り偵察に絞って行動していこう。発砲はダメージより牽制などに使用していく事になる。
また、火力の低さから(特に格上に対して)NDKよりも横撃を加えて走り去るヒット&アウェイの方が撹乱効果が高い。
囮として動くなら、敵にとって狙い易い投影面積も武器になるだろう。
良好な加速と旋回力による機敏な運動性を生かし、弱点と相性を押さえ、大胆かつ無謀未満の行動を心がけて運用すれば自ずと戦果がついて来る筈だ。
史実
M3軽戦車スチュアートは、M2軽戦車の後継として第2次世界大戦中盤まで広く使われた、アメリカ軍の代表的軽戦車といえます。
M3軽戦車スチュアートは、ドイツ軍によるフランス電撃戦の戦果に刺激を受けて、当時、戦車装備では遅れていたアメリカ陸軍首脳部の考えを変えさせた結果、開発がスタートするというものでした。
大急ぎで開発が進められ、外観はM2軽戦車と大差ないものの、M2軽戦車での使用実績を踏まえた堅実な改良が施されて実用性の向上に成功、1941年3月には、第1号車がロールアウトしました。
M2軽戦車との違いは、誘導輪の大型化に伴い、不整地での走行に有利な接地式になったことと、主武装が37mmM5戦車砲になり、M2A4では防盾の外にあった駐退器が防盾内へ収められスマートになったことが挙げられます。
当初、車体と砲塔はリベット接合方式でしたが、榴弾砲や機関銃弾の直撃でちぎれて車内を飛び回り危険なために、早い段階で溶接方式に改められました。
1941年3月末には、馬蹄型の新砲塔に変更され、装甲を30~18mmに増強されています。
M3A1では、後期砲塔のキューポラを廃止し、油圧駆動の砲塔にジャイロスタビライザー付きの主砲を備えていました。
M3A3は更に砲塔を一新、車体も大幅にリファインされて更にスマートな軽戦車になりました。
一部、エンジンにはディーゼルエンジンを採用したものもありました、このタイプは主に海兵隊で使用された他、イギリスやソ連にレンドリースとして送られています。
M3軽戦車は1943年までに、総生産数が約8,000両を超えるといわれています。
アフリカやヨーロッパ戦線では強行偵察と歩兵支援に使われていましたが、太平洋戦線では、主力戦車並に日本軍の戦車を相手に圧勝し、日本側の砲弾を受け付けず(というよりは、命中しても弾の方が砕けた!)、装甲の薄い日本戦車を大いに苦しめる存在となりました。
日本軍側でも、鹵獲したM3軽戦車は大変重宝され、部隊の主力として運用されていたそうです。
コメント
- スポッティングopsがこれで達成できた。7両偵察して生還。 -- 2017-03-20 (月) 16:13:15
- 今無料なのは何故だろう -- 2021-03-15 (月) 00:46:24
- 分からん確認したけどBT-7も無料になってる他は買ってあるから分からんけども… -- 2021-03-15 (月) 00:56:26