M40/M43

Last-modified: 2024-01-09 (火) 14:16:20

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Tier 8 アメリカ 自走砲

公式紹介ページ

スペック

車体

HP960
車体装甲厚(mm)108/25/13
最高速度(km/h)39
重量/最大積載量(t)36.61/37.0
本体価格(シルバー)2,700,000

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
初期状態Wright Continental R-975C1155 mm Gun M1A1M40M40M43960SCR 510
40020--/--/--325
10.901.4/1.6/2.710380
203 mm Howitzer M1開発時Ford GAA early203 mm Howitzer M1M43M40M43SCR 619
50022--/--/--750
13.451.3/1.5/2.510380
 

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ爆発範囲発射速度照準時間精度総弾数最高角
最伏角
射程
155 mm Gun M1A1HE
HE
1,120
13G
88
90
930
930
3.97
5.34
3.315.500.62
11.67
1.92
40+55
-5
1,412
203 mm Howitzer M1HE
AP
HE
1,870
1,765
20G
102
241
102
1,100
870
1,100
6.07
--
8.49
2.626.300.86
12.61
3.01
26+55
-5
1,335

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

  • 概要
    Tier8アメリカ自走砲
    M4A3E8 Shermanをベースにしているだけあって他国の重SPGと比べると走行は非常に軽快。
    射角も広く、各性能のバランスが良い扱いやすい重SPGである。
     
    • 155 mm Gun M1A1
      M12の最終砲の装填と照準時間が若干向上したものであり、運用も同じ感覚で行える。
    • 8-inch Howitzer M1
      威力と爆発範囲に優れた203mm口径の榴弾砲である。
      特に爆発範囲は通常弾ですら152mm砲の金弾を超えており、至近弾でも大きな被害を与えやすい。
      大口径砲の例に漏れなく射程は152mm級の砲と比べてやや短い。
      とは言え、マップ対角線上の端から端までは届かない、と言った程度の長さ。
      その分大きな仰角で狙えるので、初期砲に比べれば途中の低い障害物に遮られる可能性が少しだけ低い。
      また、貫通241mmを有するAPは運用は難しいが当たれば恐ろしい被害を与える。
      HEの非貫通ダメージでは戦況を変えられない時用に、1,2発は積んでおいて損はない。
       
  • 装甲
    M4A3E8の車体を流用してるとはいえ本車輌は自走砲、例に漏れず紙装甲である。
    一応車体下部の丸い部分だけは108mmあり、そこならばHEの貫通を防ぐ事もある。
     
  • 機動力
    他国の同格重自走砲と比べるとまずまずの性能。
    最高速度が38.60km/hと決して速くはないものの、車体旋回性能は実はアメリカ自走砲の中でも屈指。
     
  • 総論
    高い火力、広い射界、そして陣地転換に困らない程度の機動力を併せ持つ自走砲である。
    これといった癖を持たず、扱いやすい部類と言えるだろう。
     

史実

M40自走榴弾砲は、M12自走砲の後継としてM4A3E8のコンポーネントを流用した車体に、155mmカノン砲M2ロングトムをオープントップ式に搭載したアメリカ陸軍155mm自走榴弾砲の一つで、別名ビッグ・ショットと呼ばれました。

車体最前部に操縦手と副操縦手が座り、両者にM6ペリスコープが装備されています。 エンジンは操縦手・副操縦手席後方の車体前部に移されて、車体後部は砲の操作スペースに当てられており、戦闘室後面の装甲板は後ろに倒して踏み台にすることができました。 車体前面装甲厚は100~50mmもあり、46度の角度で装備されていました。 側面装甲厚は25mmで、上部に行くほど薄くなり、12mmまで減少、車体底部は12~25mmとなっています。

主砲は、155mmM1A1榴弾砲で搭載弾数は20発、T30弾薬輸送車が随伴する形態をとっていました。発射速度は毎分1発、仰角は45度、旋回角は左右18度ずつで、発射時には車体後部の駐鋤(ちゅうぢよ:射撃時の反動で車体を動かない様にする固定装置)を地面に打ち込んで固定します。 観測所からの通信用に、SCR-610・SCR-608B無線機(車体前部右にあり)を搭載しているほか、直接照準には車体に装備したM69Fテレスコープ照準器を使用しました。

1944年7月に試作車T83の初号車が完成し、3両でテストが行われ、1945年5月に制式化されたものの、1945年2~9月に418両が生産されたところで第2次大戦が終結し、そのまま生産終了となってしまいました。
1945年2月末のケルン攻略戦で第991野戦砲兵大隊が使用したのが初陣で、沖縄攻略戦にも使用され、朝鮮戦争にも参加しました。 その後イスラエル軍に供与され、12.7mmM2重機関銃1挺、7.62mmM1919A4機銃1挺を自衛用に装備して第4次中東戦争に参加しています。

155mmM1A1榴弾砲を203mmM1榴弾砲に換装したものが、M43自走榴弾砲として1945年2月に試作車がテストを受け実戦にも投入され、同年後半に24両(48両?)が改造されて朝鮮戦争から本格的に実戦投入されていました。

コメント

  • 最終砲、絞り切ったと思っても大抵照準円の端っこに飛んでいくので非常に扱いづらい…。まだM12の方が当てやすかった -- 2018-06-10 (日) 13:17:26
  • 私は、M12よりこちらがやりやすいですね。爆風が大きいですので。 -- 2018-06-10 (日) 14:09:25
  • 主砲曲がってる。リコール!!!!!(涙目) -- 2020-01-15 (水) 18:11:21
  • こいつをフリーで最終砲にするか、次のtier9まで我慢するか悩みどころです。 -- 2020-04-28 (火) 00:09:18
    • 個人的にはフリーで最終砲でいいかな、多少ずれてもダメかなりはいるからやりやすい。 -- 2020-04-28 (火) 00:36:59