Tier 7 ソビエト連邦 自走砲
スペック
車体
HP | 780 |
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車体装甲厚(mm) | 20/20/10 |
最高速度(km/h) | 30 |
重量/最大積載量(t) | 45.15/48.7 |
本体価格(シルバー) | 1,370,000 |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
初期状態 | M-17T | 152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931 | SU-14 | SU-14-1 | 780 | 10R | |
500 | 14 / [12.35] | --/--/-- | 360 | ||||
11.05 | 1.5/1.7/2.9 | 14 | 360 | ||||
152 mm BR-2開発時 | M-17F | 152 mm BR-2 | SU-14-1 | SU-14-2 | 765 | 12RT | |
700 | 16 / [18.24] | --/--/-- | 625 | ||||
14.40 | 1.4/1.6/2.7 | 16 | 360 | ||||
203 mm B-4開発時 | M-17F | 203 mm B-4 | SU-14-1 | SU-14-2 | 12RT | ||
700 | 16 / [18.43] | --/--/-- | 625 | ||||
14.55 | 1.4/1.6/2.7 | 16 | 360 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | ||||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 爆発範囲 | 発射速度 | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | 射程 | |
152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931 | HE HEAT | 810 15G | 88 250 | 545 420 | 3.66 -- | 5.47 | 6.00 | 0.70 ? 2.18 | 42 | +45 -1 | ? | |
152 mm BR-2 | HE AP HE | 1,120 12G 13G | 88 246 90 | 570 450 570 | 3.66 -- 5.11 | 5.26 | 6.00 | 0.66 ? 2.30 | 42 | +60 -1 | ? | |
203 mm B-4 | HE AP HE | 1,910 1,845 20G | 102 260 102 | 1,170 870 1,170 | 6.07 -- 8.49 | 2.57 | 7.00 | 0.78 ? 3.28 | 26 | +60 -1 | ? |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier7ソ連自走砲。
圧倒的火力を持つ反面、火力以外の部分に関しては扱いづらい。 - 砲
初期砲が155mm級の同格SPGと比較すると、威力が劣り射界も厳しく装填速度も活かしづらい。
時間帯火力の152mm・瞬間火力の203mmの双方において申し分の無い圧倒的な火力を持つ。
最終砲に換装してからが本領発揮だ。- 152mm ML-20
初期砲。SU-8と同じもの。
発射速度や精度が強化されたものの、正直に言って火力不足。 - 152mm BR-2
中間砲。精度と火力が若干向上する。
劇的な改善とは言えない。 - 203mm B-4
最終砲。同格最高の1170ダメージを叩き出し、貫通すれば格上HTすら瀕死に追い込む驚異的な破壊力を持つ。
また通常弾としてAPも用意され、貫通力は260mmで870ダメージを誇り。貫通すれば同格はもちろん格上HTですら50%以下は一撃圏内。
一方で、Tier7最低の精度と照準時間、25秒以上の装填速度、全自走砲中最低の左右角(4°)など欠点も目立つ。- AP弾使用に関しての注意点
本砲には強烈な貫通力と威力を誇るAP弾が用意されているが、使用には注意が必要だ。まず、当たり前であるが榴弾のように至近弾によるダメージが発生しないため、劣悪を極める精度の中直撃させることが求められる。さらに、直撃したとしても非貫通、跳弾、履帯に吸われるなどして、多くの弾と時間が無駄になってしまうことがある。AP弾を使用するタイミング、標的などを十分に考慮した上で使用したい。
- AP弾使用に関しての注意点
- 運用のポイント
射界がとにかく狭いので、敵の動きを予測した上で車体固定を多用し、不意に照準が開かないようにしよう。
また、203mm砲の装填時間は25秒以上かかるため、どの敵を攻撃するかや、装填中かどうかを伝える事も、戦友のために重要だ。
- 152mm ML-20
- 機動性
全自走砲の中でも旋回性・加速力・最高速度の全てが最低クラス。
機動力に優れた自走砲の集まるTier7においてその機動性の低さが目立つ。 - 防御
隠蔽率はそれほど悪くは無いが、車体サイズがMausよりも大きく、全車両中最大級で、装甲厚も同格最薄である。
そのため、機動性の低さと大きさにより軽戦車に発見されやすく敵の的になりやすい。 - 総論
単発火力以外全てを犠牲にしたような自走砲だが、圧倒的火力故に定番位置から定番の戦線を狙うだけでも戦果を上げることが出来る。
重戦車の戦線が形成される定番の場所に照準を置いて待ち、落ち着いて狙った方がよいだろう。
使い難さが目立つが、その火力はあなたに相応の成果をもたらすはずだ。
史実
SU-14-1は、1933年に開発されたT-35重戦車の車体を流用していました。
T-35は、陸上戦艦としてソ連軍が多砲塔重戦車に執心だった頃のもので、主砲の76mm戦車砲と、2門の45mm戦車砲、同じく2門の7.62mmDT機関銃をそれぞれ4つの砲塔に分けて搭載していました。 このため搭乗員が11人、総重量45tと当時としては重量級で、低速な上にトラブルも多く、完全に失敗作とされプロパガンダのパレードで赤の広場でのメーデーパレードに参加したくらいで、実戦に参加しないまま5年間で61両のみしか生産されませんでした。
このT-35の一部が、自走自衛火砲として改造されることが計画されました。
T-35の車体をオープントップ化されて、エンジンは大型火砲を搭載するために前方へ移動されました。
1934年に、152mmB-10海軍砲および、152mmML-20砲架ベースの203mmM-4臼砲を搭載する計画が提案されます。
ところが、203mmM-4臼砲は命中精度が劣悪で、使用に耐えられないと判断され、152mmB-10砲は俯仰操作が遅く、発射率も遅く、そして砲身寿命が短いことなどを含むいくつかの問題が指摘された結果、双方共に試験結果は芳しくないとされ、正式採用はされませんでした。
SU-14-Br-2に搭載される152mmBr-2カノン砲は、152mmB-10海軍砲に代わり開発されたもので、当時赤軍が持つ中でも巨大な砲の1つ、対戦車戦闘に奨励される重砲で、1941年の秋、この試作車輌はクビンカ実験場からドイツ軍を砲撃し、フェルディナント(エレファント)駆逐戦車の正面装甲にすら、大穴を開けるほどの威力を持っていました。
SU-14-BR2は量産されませんでしたが、試作車は1940年のモスクワ防衛戦に投入されて生き残り、現在ロシア郊外のクビンカ戦車博物館に展示されています。
コメント
- 見た目がめちゃくちゃかっこいい -- 2017-02-20 (月) 15:03:01
- あとロマンに溢れる。 -- 2017-04-09 (日) 22:39:26
- す、すごく...大きいです -- 2017-06-18 (日) 11:10:52
- そして、ペラい・・・せめて100mmは欲しかった(暴論) -- 2017-06-20 (火) 20:58:30
- 最終砲装填50秒以上というから覚悟してたけど、30秒ちょいしかなかった -- 2020-05-01 (金) 00:27:14
- 50秒かかるのはPC版の話だからね -- 2020-05-01 (金) 02:41:09
- なかなか当たらん。ただし当たると一撃必殺。まさに漢の大砲 -- 2022-04-30 (土) 22:38:33