Tier 3 フランス 軽戦車
スペック
HP | 350 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 60/40/40 |
最高速度(km/h) | 25 |
重量/最大積載量(t) | 15.86/16.0 |
本体価格(シルバー) | 41,000 |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
初期状態 | Aster | 37 mm SA38 | AMX 38 1er prototpe | AMX 38 | 350 | 300 | |||||||
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150 | AP APCR HE | 34 67 24 | 40 40 45 | 162 | 14 2G 10 | 25 2 0.47 | 30 | 60/40/40 | 28 | 310 | |||
47 mm SA34開発時 | Aster M | 47 mm SA34 | AMX 38 série | AMX 38 | 360 | ||||||||
160 | AP APCR HE | 36 69 24 | 50 50 62 | 148 | 10 2G 13 | 18.75 2.29 0.53 | 32 | 60/40/40 | 28 | 310 | |||
25 mm Raccourci mle. 1934開発時 | Aster M | 25 mm Raccourci mle. 1934 | AMX 38 série | AMX 38 | |||||||||
160 | AP APCR | 46 68 | 27 27 | 258 | 5 2G | 33.33 1.70 0.45 | 32 | 60/40/40 | 28 | 310 | |||
47 mm SA35開発時 | Aster M | 47 mm SA35 | AMX 38 série | AMX 38 | |||||||||
160 | AP APCR HE | 45 79 24 | 55 55 70 | 120 | 20 3G 13 | 18.75 2.50 0.47 | 32 | 60/40/40 | 28 | 310 |
解説
- 概要
ー幸せの青い鳥ー
Tier3フランス軽戦車。
仏LTルート低Tierの多分に漏れず重装甲・鈍足で、クラス詐欺筆頭とも言える。
角ばった形状と国識別章のラウンデルの絶妙な位置から鳥などと名称を付けられるが、かの有名なポケモンの1つ「ポリゴン」にそっくりであるとよく言われる。
次のAMX40が丸くなり「ポリゴンII」に似ているため、そう付けられたと言う説もある。 - 主砲
4種類の砲があるが、どれも充分な性能とは言えない。
最終的には25 mm Raccourci mle. 1934か47mm SA35のどちらかを最終砲として運用することになる。
47mm砲と25mm砲のどちらを最終砲とするかは、俯角と命中のどちらを重視するかによるだろう。
25 mm Raccourci mle. 1934以外の俯角は6°と狭い方なのに注意。- 37 mm SA38
初期砲。
AP弾は同格でも通じにくく精度も良くないので、どうしても金弾を多用することになる。 - 47 mm SA34
口径は上がったが性能は据え置きどころか劣化気味。
貫通力とダメージは微増したものの、それ以外の部分が低下しており、特に精度と弾速の大幅な悪化が厳しい。
開発しても載せずにスルーした方が良いだろう。 - 25 mm Raccourci mle. 1934
口径は下がったが、貫通力と精度が向上。最終砲候補。
AP弾の貫通力が上がって同格なら何とか貫通を狙えるようになり、金弾の搭載比率を下げられるようになったのでお財布に対する負担が減った。
精度は相変わらず微妙だが搭載できる砲の中では最高値であり、弾速の大幅な向上もあって若干遠目からでも当てられるようになった。
ただしこの砲は俯角が2°しかないという大きい欠点を抱えている。
またHEを搭載できない事にも注意が必要。 - 47mm SA35
SA34の強化型。25mm Canon Raccourci Mle. 1934に匹敵する貫通力を持ち、最終砲候補になる。
とはいえ、貫通力そのものはTierに比して不足気味であり、課金弾を使用しても正面からでは全く敵わない敵も多い。昼飯したM3スチュアートはおろか、同胞フランス戦車にも苦労させられるので、持てる限りの課金弾を用意しておこう。
砲精度と収束もあまりいいとは言えず、行進間射撃にしても火力の低さと命中の悪さがついて回ることになる。
砲塔旋回速度も早いとは言えない上に、25mm砲よりはマシだが俯角が取れない欠点もあるので、起伏の多い地形では不利となる。
- 37 mm SA38
- 防御
前面で60mmという破格の装甲は大部分に傾斜装甲が採用されており、非常に強固。昼飯45度で正面84mm、豚飯70度で側面117mmになる。
砲塔は避弾経始を考慮した多面体で、当たり方によっては、貫通力70-80mmでも弾くことがある。
砲塔後部のハッチと、側面の覗視孔だけは弱点なので、後ろから狙われないように注意が必要である。
また、頑丈な装甲の中身はとても脆く、一度撃ち抜かれてしまうと、HPを大幅に削られるので要注意である。
また、駆逐戦車は昼飯時の正面装甲でも問題なく貫通できる場合が多い為、その動向には注意を払いたい。昼飯や豚飯を駆使しても駆逐戦車や格上には抜かれることが多くなる。 - 機動性
カメのような鈍足ぶり。
周りには快速な車両も多いため、足の遅さがさらに目立つ。
下手すると重戦車より遅いこともあり、お世辞にも軽戦車の機動力とは言えない。
ただし、車重は重くないため、馬力がある戦車に押してもらったときはそれなりに速度が出る。 - 総論
防御に特化し、攻撃力と機動力は低性能。
売りである重装甲も格上に対しては簡単に貫通される上、重装甲の戦車に対してはほとんど攻撃が通らず完封されることもある。
無理に真っ向から格上と戦おうとせず味方に気を取られている装甲の薄い敵を狙ったり、低貫通砲装備の同格以下相手のときのみ強気に前に出るといった難しい運用が強いられる。
史実
イシー・レ・ムリノー工廠(AMX)が1938年に計画した、D2戦車の小型化を図った後継の軽戦車として短期間で開発されました。
AMX38の重装甲は傾斜装甲を持つ砲塔もあって、当時のルノーR35よりも厚く、重装備でもありました。
同年に行われた、ルノーDAC戦車との競作に勝利して、試作車を2両完成させますが、翌年のドイツ軍侵攻のため生産は中止されたとも言われているようです。
重装甲により18tにまで膨れ上がった車重は、軽戦車には不相応の重量でしたが、フランス軍が装甲を厚くすることに熱心だったことからの結果であると言えるでしょう。