Type 98 Ke-Ni

Last-modified: 2023-10-08 (日) 18:05:49

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Tier 3 日本 軽戦車

公式紹介ページ

スペック

車体

HP350
車体装甲厚(mm)16/12/10
最高速度(km/h)50
重量(初期/最終)(t)7,11/7,2
本体価格(シルバー)43,500
修理費(シルバー)

詳細

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ総弾数弾代発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
初期状態Type 100 Kuurei V-637 mm Gun Type 100Type 98 Ke-NiType 98 Ke-Ni350350
130AP
AP
HE
48
69
18
45
45
60
10614
2G
10
28.57
1.50
0.41
4430/16/1636310
37 mm Gun Type 1開発時Type 100 Kakyuu V-637 mm Gun Type 1Type 2 Ke-ToType 2 Ke-To380550
150AP
AP
HE
58
73
19
50
50
65
9316
2G
10
26.09
1.50
0.37
4830/16/1636310

解説

  • 概要
    Tier3の日本軽戦車。
  • 火力
    • 37 mm Gun Type 100(一〇〇式三十七粍戦車砲)
      初期砲。史実砲でもある。
      特に照準時間が優れており、連続射撃時や停止からの照準が素早く安定するのは有利。
    • 37 mm Gun Type 1(一式三十七粍戦車砲)
      最終砲。二式軽戦車の史実砲である。
      少々発射速度は低下しているものの、照準時間はそのままで貫通性能や攻撃力が向上しており扱いやすい。
      とはいえ上位Tier、特にTier4のなんちゃって中戦車Matildaと対抗出来るほどではない。
  • 装甲
    車体装甲が多少傾斜していて強そうだが、実際にはペラペラの紙装甲。
    大抵の砲に貫通されるのは勿論、105mm榴弾砲を食らうと一撃で爆散するので注意が必要。
    同Tierだと75mm短砲身辺りも脅威。
  • 機動性
    最高速は平凡だが、旋回や加速が優れているのでストレスなく動かすことが出来るだろう。
  • 総評
    57mmのような火力はないものの、バランスのよい軽戦車。
    同格までなら問題なく戦うことが出来るだろう。
    ただ同格以上に存在する重装甲戦車には歯が立たない。
    格上は自分で倒そうとはせず、履帯切り等の攻撃支援に回ろう。

史実

九八式軽戦車 ケニ

本車は九五式軽戦車の後継であり1938年から設計が開発されたが、実際の試作車の完成は1939年9月にずれ込んだ。

車体全高が低く抑えられ、また装甲板の接合に溶接を取り入れたことで、最大装甲厚が九五式軽戦車の12mmから16mmへと強化されているにもかかわらず、重量も軽減された上に速度も向上した。被弾経始にも考慮され、九七式中戦車のように砲塔や車体上部が斜めの装甲板に囲まれている。

足回りは開発時点でクリスティー式サスペンションを備え、大型転輪を片側に4個有するケニBと呼ばれるタイプ(性能表参照)も試作されたが、量産型では従来通りのシーソー式連動懸架を採用した。また従来では外部に露出していたサスペンション機構は車体内部に納められ、被弾にも強くなっている。

主砲には一〇〇式37mm戦車砲を採用し、九五式軽戦車の九四式37mm戦車砲に比べて攻撃力が改善されている。車載機銃は車体前面機銃と砲塔後部の機銃を廃止し、砲塔前面に主砲同軸に配置されている。このため敵歩兵への即応性が大幅に向上した。これにともなって砲塔は二名用となり、偵察能力も向上した。しかし車体に対し主砲の開発は遅れ、一〇〇式37mm戦車砲が制式化されたのは1941年(昭和16年)のことである。

エンジンは統制一〇〇型空冷直列6気筒ディーゼルに変更され、消音器(マフラー)は、機関室の右側面後方のフェンダー上に1つ配置されていた。

九八式軽戦車は九五式軽戦車より多くの面で改良されたものの、決定的な性能差にはつながらなかった。このことから日本陸軍では既に生産が軌道に乗っており、信頼性も十分であった九五式軽戦車の生産を優先して行った。そのため九五式軽戦車の生産数2,378輛にたいし、九八式軽戦車の生産数は113輛にとどまっている。

本車の改良型に二式軽戦車ケトがあるが、ゲーム内では本車をフル開発した状態がケトそのものである。

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