HMH Chrysler K

Last-modified: 2018-07-13 (金) 14:52:48

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Tier 8 アメリカ 重戦車(課金戦車)

公式紹介ページ

スペック

HP1,500
車体装甲厚(mm)152/102/76
最高速度(km/h)35
重量/最大積載量(t)60/63
本体価格(ゴールド)11,840
修理費(シルバー)

パッケージ

HMH Chrysler K
(11,840G)

詳細

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ総弾数弾代発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
HMH Chrysler KChrysler 1200 HP105-mm Gun T5E1AHMH Chrysler KHMH Chrysler K1,500
1,200AP
APCR
HE
198
260
53
320
320
420
100
G
5.94
1.9
0.36
32254/127/8924380

解説

バージョン4.3の時に実装されたアメリカ課金戦車。

史実

1946年5月14日にIS-3のもたらした脅威からクライスラー社は独自設計した新型重戦車を戦争装備委員会に提案しました。
この計画案はChrysler K Tankと呼ばれていたそうです。
クライスラー社には同じくChrysler Kの名を持つ自動車が存在しますが、それとは完全に別物であり、こちらはK-Carの愛称で呼ばれていました。
-閑話休題-
この計画案は、後部砲塔、MBT-70のような砲塔内に操縦手を含めた全搭乗員を収める構造、ユニークな形状のサスペンション、1,200馬力の高出力エンジンを特徴としていました。 ただし、電気・ガソリンのハイブリッド駆動装置を搭載しているのでエンジンで発電のみをするシリーズハイブリッドではなく、現代のハイブリッドエコカーによくあるモーター併用のパラレルハイブリッドだったのかも知れません。
面白い事に、ソ連でも同じく乗員を砲塔内に収める設計をこの頃から模索していました。
推定重量は約60t、車体・砲塔前面装甲厚は179mmあり、車体正面装甲は傾斜込みで約205mm、主砲には105 mm T5E1を搭載予定でした。 副武装は車体前部左右に7.62mm機銃、後部左右に12.7mm対空機銃を装備し、遠隔操作で射撃するようになっていました。
結局、詳細は不明ながらこの計画案が採用される事はなく終わりました。 例え試作されても、当時の技術ではハイブリッド機構の信頼性をクリア出来なかったであろう事は明らかである事は歴史の教える所となるでしょう。
恐らくデトロイト社を中心としたT29T30系列の発展型であるT43重戦車(のちのM103。M103の量産を任されたのはクライスラー社であった)が優先された為とも言われ、どちらにしてもモックアップが作られただけで試作段階には至らなかったそうです。

1960年代後半、M60に代わるMBT-70の開発時にChrysler Kの設計が活かされのですが、肝心のMBT-70はドイツとの共作の際に設計段階から大揉めしていた事で立ち消えになり、そちらも採用される事はなく終わってしまいました。

MBT-70とは、1960年代にアメリカと西ドイツがタッグを組み、M60系列の後継として「夢の無敵戦車」のコンセプトの元に開発されましたが、運用面での考えの違いから意見が合わずに没案となり、それぞれM1エイブラムス戦車とレオパルド2を作るに至りました。
設計段階で寸法をアメリカのインチ・フィート法か西ドイツのメートル法にするかで揉めたり、色々と盛り込み過ぎて複雑化した弊害が顕著化して信頼性低下につながった結果ポンコツ化したり、コスト高で「あの」マクナマラ長官の合理化主義に反するとされたり等、失敗が確約するべくして提案されたとも言われていました。(米ロバート・マクナマラ国防長官は元自動車メーカー出身で、軍部内のローコスト化を推し進めた人物で、空海軍の戦闘機を一緒の機種にしたら経費が安くなる!と言って、空母への着艦距離が足りないならオプション装備でなんとかしろと無茶を宣い、後に空軍でしか採用されず、最終的に電子戦機としか使い道のないF-111戦闘爆撃機を作らせた張本人だったりします。)

コメント

  • 史実担当者、いいぞ、もっとやれw  まさか本当に『米国面』な珍戦車だったとは… 正面で対峙すると厄介な戦車だけど、車体後部に弾薬庫が並んでる構造見ると、一抹の不安ががが -- 2018-03-06 (火) 00:11:17
    • かの英国の弟分なだけに、変な所で米国面は発揮されるw 厄介なのは実行出来るだけの余裕を持ってるところ(他所なら試作で止めるところを数作ったりw)。 -- 2018-03-06 (火) 21:41:33
  • 味方が頑張ってたのに負けて全体的に与ダメも少ないと思ったら、相手チームのコレが1万1千もダメージ吸ってた・・・自走砲には最優先で狙ってほしい -- 2018-07-13 (金) 10:55:31
    • やっつけ感ひどい見た目してるけど、半端な腕前のプレイヤーは同格でも詰むからなぁ。 狙撃上手い人でも辛いとされる理由に、まともな弱点が狭い、旋回性とかがキチってる、生存性が極めて高い車内構造、コイツの特性上高低差による有利を取り辛い、、、という。一応弱みは結構あるが被弾上等でゴリ押ししないと基本狙えないから、放置すると手に負えなくなる。 -- アメジスト? 2018-07-13 (金) 13:50:15
      • 狙撃ならペネ245はないとキツイ。まずいのが赤き国のペネ175族で、障害物無しでも正面150m以内に立たれた時点で詰む。そうでなくとも天板(120m以上なら3倍で抜ける)以外が抜けないので、HEで殴るしかない。 同高度でも底板に向けてHE放り込めば燃えて逆転ワンチャンスあるので重戦車や大口径中戦車を選んだ以上は諦めるなw -- アメジスト? 2018-07-13 (金) 13:59:41
  • Gold Noobを実験体に独自調査した弱点メモ引っ張り出したけど、車体下部が理論装甲厚220mm(※真正面)、キューポラが250mm強で、前者がペネ245↑後者がペネ280↑推奨っていうね、、、。 車体の機銃は罠。砲塔前部に2つ見えるペリスコープも罠。 昼飯20度なら恐らく履帯裏が撃てるがペネ220必須か。同高度でも砲塔基部の隙間に下跳弾させれば車体天板抜けるが最早ネタなのでこれも×。口径120mm以上なら車体天板(推定38mm。40未満は確定)をぶち抜ける可能性がある。 砲塔は防盾もキッチリ同値なのでやめといた方が良い。 一応砲塔上部、天板より若干下にペネ230で抜ける絶妙な装甲厚の部分があるが狭過ぎるので現実的ではない、、、つまり同格でも厳しいし、格上でも崩し辛い状況が多々ある。 -- アメジスト? 2018-07-13 (金) 14:36:26
    • 結局どうするかって事なのだが、豚飯(だっけ?)してたら何やってもほぼ無駄だから全速で逃げろ。 全身露出突撃してる時も車体下部が選ばれし戦車しか抜けない上にグリグリ動くから極力拒否すべき。側背面は乗員&モジュール撃ち放題なのでお約束通り囲んで数ゲーに持ち込むべきなのだが、初速&旋回がOPクラスなので被害が出る。 車体下部抜けばエンジン半壊する可能性があるので、そこから強襲するのが最も現実的か。 Tier6&7は正面が詰んでるので背面取る事だけ考えよう。 -- アメジスト? 2018-07-13 (金) 14:50:20
      • こうして考えてみると、アメリカTier8プレミアム重戦車、強いのだらけだな、、、w 252Uが温情に思える調整だ、、、。 -- アメジスト? 2018-07-13 (金) 14:52:48