
デッキコード
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【5話 名誉剣士隊長・ゼレナ】
"ムイ"との戦闘に加え、休む間もなく"ミッドポッター"と戦闘する"アスロナ"と"マナ"。二人は既に"ムイ"との戦闘で力を出し尽くしており、余力を潰すのが好きな"ミッドポッター"の前で力尽きるのも時間の問題だった。
"ミッドポッター"と"マナ"は、どうやら仲間意識があったらしく、戦闘の最中にもそのやり取りが聞こえた。
「"ムイ"を回復したのも、記憶を抜き取ったのも、近道だったからだよ」
「何の!?ミッドポッター、"私達"が計画でつまずいてるのも……鑑みても、あなたは……」
「"やりすぎ"だって?ああ、他にも手配書を書いたりしたね。あれは新鮮な体験だったよ」
「話を聞いて!……」
そのように言うマナも、息が絶え絶えで、もう技を繰り出せない状態だった。
アスロナは……既に木の幹の下で、気絶していた。
「こんなの……ないよ……!」
「はい、チェックメイト」
ミッドポッターは【フィデュル・テ】による怪しい光で、即座にマナを気絶させた。
「……うん。さて……っ?」
その時、"誰か"にミッドポッターの脇腹が貫かれた。あまりにも速いスピード、負傷に気付くのが遅れる程に。そして、それが"眼前に居る"。
「"アラン"さんは既に"八岐財団"のお嬢様の所に送り届けたわ。彼は決して"無意(ムイ)"なんて名前じゃないし、あなたを引き留めた二人も避難させたから」
ミッドポッターは周囲を軽く見て、二人が消えた事を確認した。それを見ている"眼前の女"は、その様子を楽しむような微笑みを見せた。
「あとは、あなただけ」