実況の文化

Last-modified: 2020-02-16 (日) 14:15:23

ガバガバ解説始まるよ


実況形態

形式

物事を行うときの則るべき一定の手続きや方法・様式のこと

実況
感想や文句を書き込みながら実況スレの完走を目指す
クッキー☆実況を名乗っているが取り扱う話題は多岐に渡る。
懲罰
完走失敗した場合にスレを立て直す
もう失敗が許されないシビアな状態で実況を行い、住民のやる気のなさを戒め発奮を促すことを趣旨としているが、本当に反省しているかは定かではない。
懲罰を行わないことを宣言してから実況を始めるサドンデスという派生形式も存在する。
一期一会
1日1スレで実況を打ち切る
元々は「惰性の長時間実況ではなくスマート化を図るべき」とする高い意識によって生まれた形式だが、現在は2スレ目の完走が著しく困難と判断された場合に適用する戦略的撤退としての意味合いが強い。一期一会にすべきかの判断は各住民の一存に委ねられるため、当人は一期一会と判断しても別の住民によって次スレを立てられてしまう事態が往々にして発生する。
本家分家
複数の実況スレを同時進行させる
スレが重複しても、それぞれの住民が統合させる意思を見せないことを起因に展開される。作成された時間が早いほうを本家、遅いほうを分家とする場合が多い。片方が完走もしくはdat落ちした場合、もう片方の増援に向かうことで通常の実況に戻る。意見の衝突による分裂ではないため相手側に敵意を向けるようなことはないが、「他方のスレより先に落ちるのは恥」とする競争意識により対立構造が生まれる場合がある。
打ち切り・やり切り
スレの途中であっても適切なタイミングで実況を終了させる
勇気ある撤退であると同時に匙投げでもある。
乗っ取り
クッキー☆を連想させるタイトルのスレを乗っ取って実況を始める
かつての本流だが、クッキー☆との文化的な分離に伴い、乗っ取り文化は消滅の危機にある。ただしtime.isのみを書き込むチキン野郎の姿は今でも確認することができる。
チャレンジ
短期的なテーマを設定して実況を行う
実況の起爆剤と銘打たれることがあるが、思い付きで突発的に計画・実行されることが多く、特に深い意味や効果はない。「バレンタインはクッキー☆ほんへ以外を指定しない」などの一時的に行動に制限を科すイベント型チャレンジと、「開幕動画をSRバムに統一する」といった短中期的な日課を定めるステージ型チャレンジに分類することができる。

時間帯による実況の傾向

基本的に早朝組、朝組、昼組、夕方組、夜組、深夜組に分類される。
傾向や固定観念はあるが時間帯によって住民層がガラリと変わるわけではない。

早朝組
夜~深夜から惰性で続けている住民が多数を占める
そのため「さっさと実況を切り上げたい」「反対する気力が失せた」「メインは雑談」「飽きた」といった理由でガバガバ受け入れ厨の巣窟と化している場合が多い。その緩さから非常に実験的な指定が執り行なわれ、組織的なブームが生み出されることがある。
朝組
徹夜もしくは早起きの実況民で構成される
人は少ないが、巷で都市伝説と形容されるほどの過疎ぶりではない。なんJ全体が落ち着いた時間帯であるため、あまり人気のない動画を実況するのに適している。
昼組~夕方組
新規入門に向いている時間帯と言われていた時期もあった
あまりスレは立たないが人数自体はそれなりに集まる。コアな動画が指定されることが少ない時間帯とされるが確証はない。住民は「野球の試合中に実況スレを立てない」という伝統を遵守している。
夜組
なんJそのものが活発なゴールデンタイム
深夜と並ぶ実況スレの象徴的な時間帯で、メジャーからマイナーまで広い範囲をカバーできる時間帯とされている。気を抜くとすぐにdat落ちするため夜の部の少人数実況は修行の機会として十分な効果が期待できる。
深夜組
試験場であり主戦場
クソ動画・クソ親等を受け入れる土壌が豊かで探究力に富む。夜に比べるとスレッドの保持が容易であり「深夜だから」という免罪符が通用するため、新しい動画の試験運用を定期的に行っている。雑談の割合が高い傾向にある。

路線

そのときの大まかな傾向・方針から生まれる流れのこと。ルールではない。

指定内容に関する路線

路線説明
原理主義路線クッキー☆ほんへ以外の実況を認めない路線
回帰路線ほんへや淫夢といった基本的な動画を実況する路線
古典路線かつてブームになった動画を懐古する路線
温故知新路線賞味期限が切れた古い動画の可能性を探求する路線
苦行路線時間をドブに捨てて実況難度の高い動画に挑む路線
経験値路線来たるべき苦行路線を想定して実戦的な実況を行う路線
受け入れ路線ガバガバな動画も実況動画として受け入れる路線
巻き込み路線1人で見るのが怖い動画をみんなと一緒に見る路線
介錯路線根腐れ時に強烈なクソ動画を投げつける路線
単品路線クソ動画爆弾のフリとして短い単品動画を刻んでいく路線
開拓路線溢れるフロンティア精神で実況範囲を広めていく路線
発掘路線ひとつのジャンルを今より深掘りしていこうとする路線

実況スレの流れに関する路線

路線説明
雑談路線指定された動画を実況せず雑談に興じる路線
コメント路線YouTubeやニコニコ動画の気になったコメントをコピペする路線
ふたば路線レスの多くに画像で返信する路線
フリースタイル路線住民に自由に実況させて自主性を育む奥の手路線

ネタ路線

路線説明
エア実況路線脳内で動画を再生し同時実況する難易度の高い路線
ウロボロス路線実況ネタを実況民で賄おうとする路線
往路復路路線今までの指定を逆順に遡る路線
専門板路線唐突に専門板のような雰囲気になる路線
シフト制路線増援が来たら交代で実況を抜ける路線
やり直し制路線一旦スレを落として新鮮な気持ちでもう1度実況する路線

アクティブIDの人数

アクティブIDとは?
積極的に実況を行うIDを指す。
スレに顔を出したが実際にはほとんどレスしないIDを除いた指標として用いられる。

1人
実況スレを背負っている状態
ブラウザやルータの不調といった普遍的な障害が致命的な一手になりうる。1人実況は脳内物質が分泌されるため逆に落ちないという噂が真しやかに囁かれている。
2人
相方がいるためトイレに行ける状態
雑談が可能であるため孤独感は緩和されるが、そのせいで慢心してdat落ちすることが多々ある。しかしながらクソ動画爆弾で他人を道連れにできることは実況において精神的な需要がある。
3人
やや少ない状態
攻守に締まりのある基本陣形とされる。現代ク実ではこれ以上の人数を望むのは贅沢であると見なされるため、3人実況をベースにオーダーと加減を考えていく必要がある。
4~5人
普通の状態
十分にムーブメントを生み出すことが可能な人数と言える。これだけのアクティブがいればスレの強度も相当なものであるため、5人の状態で情けない実況をするようであれば、そのク実は相当厳しい立場にある。
6~9人
人が集まっている状態
「ク実再興してる」といった旨のポジが展開される。少しくらい席を外してもスレの勢いに支障が出ない人数帯であり、嫌な動画が指定されたら簡単に逃げることができるため、一周回って脆さを見せることがある。
10人~
大盛況と言える状態
「実況全盛期か?」といったジョークが飛ばされる。普段のクソ雑魚実況に慣れ切っているため、勢いが出すぎて逆に困惑してしまう実況民が続出する。
20人~
勢い10万が見える状態
ク実の黄金期と言える。無理
珍記録
1人で907レスして完走
499レス499レス1レス1レスの4人で完走

レギュレーション

制限カード

実況動画の枠組みに入れることが可能ながら、量が膨大すぎて収拾がつかなかったり、親等を無限に繋げることができてしまったり、そもそも実況に適していなかったり、非常に商業的であったり、宗教上の理由で閲覧できなかったりするため、実況民がどことなく空気を読んであまり指定しない動画のこと。
いざ指定されたら普通に実況されるため、絶対的な禁止や制限があるわけではないが、厳格な要件でそれがク実の理念の侵害にならないかを審査する必要があるとされている。

ゲーム実況
ゲーム実況を実況する不可解な二重構造はク実の立脚点に幾分かの影響を与えた。しかし全盛期MSRMZNMの勢いを以ってしても根腐れを防ぐことができなかったため、実況実況に対する苦手意識を払拭できない住民が少なくない。FF6のように「根腐れするもの」という大前提の元で経験値路線に活用される動画もあるが、青鬼のように下心丸出しで指定される動画もある。制限というより単純に実況しづらいため敬遠される側面が強い。
ASMR
耳元で囁いたり、心地よい音の出るロールプレイを行う動画のこと。
多くの場合で動画時間が30分を超えており、更に深堀りすれば3年は実況に困らないレベルの物量があるため、迂闊に指定して「浅村ブームが到来した」という既成事実を作らないよう、一歩引いた視点での実況が求められる。なにより実況難度が高い。深夜帯に指定されたら丁度良い睡眠導入剤になる。それに割れ行為でもある。
Vtuber
Vtuberの地位が確立された2018年、既にク実は衰退期を超えて瀕死の状態を迎えていたため、その状況で新しい要素を取り入れたら手が回りきらない、あるいはク実がVtuberに近寄ることで企画に迷惑が生じる可能性があるとして、制限カードに加えられるようになった。しかし最悪の世代を超えた2019年、Vtuberの指定が解禁されたことに伴いク実は再興を果たしたが、当時の名残として「建前上、よく分からないVtuberを指定するときは自分のミスであるように振舞う」文化が残っている。
全然知らないやつのキャラソン
あまり知らないやつのキャラソンですら厳しい実況を強いられるため、全然知らないやつのキャラソンはほとんどの場合で不評を買う。それに全然知らないやつに限って中途半端に歌が上手いため、余計に微妙な空気になるケースが定期的に見られる。
プロ声優の動画
ク実は素人声優の祭典ということもあり、プロ声優が出演する作品は不釣り合い、場違い、後ろめたい等の理由で拒否される傾向にあった。しかし「どこまでがプロなのか」という明確な線引きがされていないため、ラインがガバガバに変動する。現在は東方M-1を筆頭にプロ声優が出ている同人作品までならおよそセーフという基準で一致している。原発はあまりプロ扱いされない。
音声のない動画
かつて音声のない動画が指定されるも「どうやって実況するんだよ」というツッコミにより再指定が行われ、フリースタイル路線に突入したことがあった。禁止カードに近い。
るりま関連
るりまが出演する動画を実況した実績はあるのだが、ク実が阿刀田阿子界隈と一定の距離を置いていることは明らかである。ニコニコ動画でるりまが人気を博した頃には既にク実が独自路線を歩み始めていたため、当時の動画勢と融和する空気が作られなかったことが原因と考えられる。そもそも彼女の存在すら認知していないとすっとぼける住民も存在する。

伝統芸能

プロレス

ク実は素人の動画を閲覧するという性質上、頻繁に倦怠感が流れるため、それらの空気を払拭する目的で能動的にインターネットプロレスが行われる。些細な意見の相違をあたかも大事の論争のように見せ、物事を必要以上に叩いたり競わせることで陳腐ながらスレを盛り上げる役割を担っている。
今までに実況を通じた空想的な愛着が高じてプロレスではなく本心で対象を持ち上げ始めた例がいくつかあるが、あまり良い結末を迎えていない(メンヘラ発覚、顔面開示、他界隈にFA)ため、過剰な肩入れには注意を必要とする。

主な例

  • ぱせり×実況民
    ぱせりがサンドバッグにされているのに実況民がぱせりに勝てない矛盾が発生している
  • はたたん×クソ犬
    スレ文化の発展と共に歩んだプロレスの殿堂
    元はクソ犬死ね派とクソ犬かわいい派のクソ犬一人相撲だったがはたたんの台頭によりライバル関係が成立した
  • ドルチェ×アメリア
    もはや伝統芸能と化したク実を代表する王道プロレス
    しかし語録が有能すぎる弊害により現実はアメリアがリードを譲らない
  • 雪城×音羽
    ドルチェ&アメリアの意思を継ぐ雪音合戦はかつて新時代の到来を予感させた
    クレバーな雪城と強烈な一発がある音羽の争いは終着点が見えない
  • 右翼×左翼
    左翼派が多い
  • カントリーマァムバニラ味×チョコ味
    みこころ一家のツッコミ役・豊聡耳神子の好物がカントリーマァムなことを発端にプロレスが発生した
    活発に議論が行われているが進展が難しく結論が出ない。抹茶推しなどの逆張り第三勢力も存在する
  • ジェラシースター×ぱちゅみりん
    一瞬でプロレスを超えてくる層が存在する非常にデリケートな問題
  • サミー・ソーサ×マーク・マグワイア
    ソーサが東方厨、マグワイアがアンチ東方厨というク実外の人間にまったく通じないキャラ付けがされている
  • 音楽教師×保健体育教師
    女子中学生らしい陰湿な中傷合戦が行われる

ただの悪口の免罪符にプロレスを使うのはNG

ゴリ押し

無理やりに自分の考えを押し通すという意味の言葉だが、ク実においてゴリ押しはスレを推進およびコントロールするための重要な素因のひとつである。現在のク実文化のほとんどが何らかのゴリ押しとその副次的な流れから形成されており、成功したゴリ押しの影響力は広範囲かつ細部に及ぶ。ク実の歴史はゴリ押しの歴史と言っても過言でないため、何かをゴリ押せば反発が生じるが、何もゴリ押さなければスレが停滞するというトレードオフに悩まされている。

日課

定期的に実況を課せられるノルマ動画のこと。
実況スレに深く浸透するゴリ押しの理念をもっとも分かりやすく体現した行動である。選定された動画によってご褒美にも苦行にもなりえるが、度が過ぎた苦行狙いは「日課にするに値しない」として突っ撥ねられることもある。実況を達成した場合のインセンティブも、未達成の場合のペナルティも存在しないため、日課を行う動機はすべて「実況しなければいけない」という強迫観念のみで構成されている。
ほんへやTIS三部作といった“基礎中の基礎”とされる動画は日課とはまた異なる扱いを受ける。

主な例

  • ぱせりアルバム
    画面の前の住民がマラソンランナーと化した古典日課の決定版
  • パチュ爆
    どんな場面でも登板できる名リリーバーとして活躍した
  • 外部交流
    住民一丸となって作品の理解と考察に取り組んだメモリアルな日課
  • アルはた
    本当に毎日指定されていたため「あれやった?」とノルマ状況を確認する流れが形成された
  • グリモワ
    2時間超えの動画をほぼ毎日実況する集団パニックが発生した
  • SRバム
    リユニオンにより開幕にSRバムが指定されるパターンが頻発した
  • 東方M-1
    回数をゲージとして視認することで日課の常識を変えたク実界の黒船
  • FF6
    「俺がいない間にFF6を進めるな」の精神で足を引っ張り合い滅亡した

基本的に2ヶ月ほどで日課から外れる。

一人称

今度書くわ

謎の流行

たびたび独自性やストイックさをアピールしてしまうクッキー☆実況だが、実態はただのファッキチ馴れ合い厨であるため、外から入り込む文化が定期的に一時的な流行になる。それらの多くは取るに足らない出来事としてすぐに忘れ去られるが、ヤーマンのように定着するケースも存在する。

主な例

  • テニミュ
  • 捕鯨
  • チャージマン研
  • ブロント語
  • ピネガキ
  • クラウドさん
  • なんJ民のスカイプ会議音声
  • MikuMikuDance
  • オリカメーカー
  • ン拒否するゥ
  • BUMP OF CHICKEN
  • 愚地独歩
  • テコンダー朴
  • NTRもの
  • 自分のことを野原ひろしだと思いこんでいる精神異常者
  • 小室圭
  • ゴシップ動画のサムネイル
  • ドラゴンボール
  • ONE PIECE
  • アベンジャーズ

投稿者

投稿者とは文字通り動画を投稿するクッキー☆実況民を指す。一説によると実況民の2人に1人が投稿者であり、更に投稿者のほとんどが複数のサブアカウントを持っているため、投稿者の数が実況民の数を上回っている。主にアルバム製作や動画の移管を行っており、極一部の例外を除いたほとんどの投稿が無断転載である。
投稿者は音源の保管・保全の担い手とされるが、「そんなもの担わなくて良い」というのが実況民の本音であるため、無断転載行為のグレー色と合わせてしばしば糾弾の対象になる。現在は投稿文化の停滞や価値観の変容により、それほど投稿者自身の人格や主張を強調しない方向に進んでいる。

ファッキチ

実況民。キモいやつが多いのでよく叩かれる。投稿してすぐに退会する捨てアカも多い。

投稿者の例
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dさんニコニコアステカ
yさんニコニコ中日ファン
nさんニコニコ制覇記念
bさんニコニコイルカスレ
rさんニコニコCLEファン
gさんニコニコロッテファン
sさんニコニコソフトバンクファン
kさんニコニコ三国志ファン
jさんyoutubeATLファン
kさんyoutubeNYYファン
mさんニコニコ子作りえっち
tさんニコニコ中華版

アウトサイド

持ち出し犯。たまにガチの剣幕で叩かれる。

投稿者の例
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nさんニコニコ実況ネタを広めた結果殉職した
uさんニコニコニコニコ動画で活躍中
yさんニコニコニコニコ動画で活躍中
yさんニコニコDeNAファン
aさんニコニコニコニコ動画で活躍中

まいどん

まいどん。叩かれる。

投稿者の例
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実況データ