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添付敗者復活
穣：オータムリーブスですよろしくお願いします
静：お願いします
穣：冬なのにがんばって秋の彩りを着てきました
静：はい
穣：冬は才能が10分の1になります我々
静：笑いの才能
穣：そう、にも関わらず毎年この大会に参加している
静：そうなんです
穣：まずはそこを評価して頂きたいものですね
静：ネタの前に？
穣：ネタの前に
静：それを評価してくれと
穣：その無謀さを評価してください
静：あーそうでございますか
穣：えぇー……改めまして、2代目オータムリーブスですよろしくお願いします
静：はいよろしくお願いします！初代がいらっしゃったんですか？
穣：初代が、はい 初代は天保の大飢饉でお亡くなりになりまして
静：随分昔からある
穣：由緒正しき最古の漫才師でした
静：しばらく途絶えてたんですね
穣：はい一時、また復活
静：名に恥じぬようにね
穣：そうですね、がんばっていきましょう
静：はい
穣：私ね
静：はいはい
穣：豊穣が専門だけど、実は料理も得意なんですよ
静：あぁそうそう
穣：住処で毎日料理を作ってるんですよ
静：そうそうありがたいですね
穣：だからその特技を活かしてね
静：うん
穣：将来的にさ
静：はいはいはい
穣：料理番組をやって
静：うん
穣：荒稼ぎがしたいな
静：荒稼ぎは言い方悪いよ荒稼ぎは
穣：うん
静：たしかに幻想郷には料理番組がない
穣：そうなのよ
静：もし成功したらね
穣：うん
静：こう色々……フライパンのグッズとかあってね
穣：そうそうそうなの！私もオリジナルのフライパンとかも出したい
静：あ～そう、この前も川から流れてきたねレシピ本
穣：はいはい
静：川越……シェフですか？
穣：ぁー、そうそうそう 川越シェフみたいに荒稼ぎしたい
静：荒稼ぎって言い方が悪いな
穣：したいですね
静：料理番組ですか
穣：ちょっとやりたいからさ
静：あぁーいいじゃないの
穣：ちょっと1回リハーサルでさ
静：うん
穣：静葉がアシスタントで
静：はいはいはい
穣：私が料理を作るから
静：あーいいですよ
穣：1回やらせてよ
静：はいっやりましょうかじゃあ
穣：(BGM) 秋穣子のオータムキッチン♪
静：さぁ～始まりました、今日も穣子先生が素敵な料理を作ってくれますよ よろしくお願いしまーす！
穣：はいよろしくお願いします
今日もこのフライパンでおいしい料理を作っちゃいますよ
静：おぉー、先生それオリジナルのフライパンですか？
穣：これはねずみ講のフライパンですね
静：先生関係ない
穣：えっ？
静：あぁ～そうなんですか？
穣：毎月ね
静：はい
穣：川に大量に流れてくるの、お鍋のセットが
静：まぁまぁ……ぁ、そうですか
穣：モノはいいですよ
静：モノはね、はい 噂は聞いてますけど
穣：本当にモノはいいですからね
静：あ～そうですか……っ先生、や、やってらっしゃるんですか？
穣：はい、私もう広告塔やっております
静：広告塔なんですか
穣：はい、先月オータムストリームダイヤモンドダイレクトザナドューターに昇格しまして
静：長いな……
穣：えぇ
静：すごい称号ですね じゃあ早速ね
穣：早速作っていきましょうか
静：なにを作るか
穣：今日はですね
静：はい
穣：妖怪の山で獲れた素材を
静：おぉ！
穣：ふんだんに使いました！
静：なるほど
穣：秋のチャーハンを
静：おぉ～楽しみですね！では早速ね、材料のほうをお願いしまーす
穣：まず
静：はい
穣：三途の川で釣ったクニマス
静：おぉ～クニマス
穣：そして迷いの竹林のタケノコ
静：タケノコ、はい
穣：そして魔法の森のオオイワヒメワラビ
静：はい
穣：そして永遠亭の最強味噌が
静：秋のチャーハン、先生 ……妖怪の山は？
穣：あ、ご安心ください
静：はいはい
穣：やっぱりチャーハンと言えばお米ですね
静：はいはい
穣：お米は博麗神社旭1号
静：山わい！先生、山の素材が1つもないよ
穣：大丈夫っ味付けに
静：あぁ～なるほど！
穣：守矢神社の盛り塩
静：厄除けだ！調味料には使わないでよ
穣：塩はとても貴重よ？
静：まぁ……
穣：それでは早速料理のほうをね？チャーハンを作るわけですけども
静：はい
穣：まずはこちらフライパン
静：はいはい
穣：よく熱してくださいね
静：あぁ～なるほどね
穣：これも5分間
静：おぉー
穣：強火で熱しております
静：っちょっと熱しすぎ……
穣：もうこのように煙が
静：煙が出てます！これは危ないですね先生ね
穣：はいはい表面どうなってますか？
静：あぇーもう焦げついてますよ、これ駄目だ先生
穣：これフライパン駄目ですね
静：使えないです
穣：でもちょっと見てください
静：はいはいはいはい
穣：水でスッと流すと
静：わぁー！焦げが落ちた！
穣：元通り
静：すごいわこれ
穣：これがねずみ講のフライパンです
静：ねずみ講のフライパンいいですよ先生！広告塔だな本当に…… 作ってくださいよ
穣：あ、作りましょうか
静：はい
穣：はい、じゃあこちらね まずフライパンを熱してください
静：はい
穣：そしてたっぷりとサラダ油をかけましょうね
静：おぉー結構多めにかけますねぇはいはい
穣：さ、ここでワンポイントアドバイス～
静：さぁ出ましたワンポイントアドバイスです！
先生がね、毎回料理にりゃくだつ、役立つワンポイントアドバイスをしてくださってます
先生、今日のワンポイントアドバイスは？
穣：はい、「保証人にはなるな」
静：先生ワンポイントアドバイス…… 料理
穣：はい？
静：人生のワンポイントアドバイスですよそれは
穣：なったらおしまい
静：おしまいですけども
穣：その前にもうあなたが噛んだ時点でもう
静：まぁ……
穣：ちゃんと言う気がなくなりました
静：それは失礼しましたね ちょっと料理を
穣：はい、では材料ですが
静：はい
穣：まずはクニマス
静：クニマス、はい
穣：そしてこちらタケノコ
静：おぉータケノコ
穣：そしてこちら味噌
静：おぉー味噌
穣：この順番で入れてくださいね
静：この順番？
穣：はい
静：なにか意味があるんですか？
穣：五十音順です
静：そういうことですか どうでもいいなそしたら
穣：あとはフライパンを返すだけですよ
静：はいはい
穣：やっぱりチャーハンと言えばこの(ｼﾞｭｰｼﾞｭｰ)
静：わぁ！
穣：やっぱりこの返す技術ですね
静：これはよく見ますけども
穣：これは簡単にはできないと思いますよっ
静：あぁーでも流石ですね先生
穣：まぁまぁまぁ
静：見事な返しですね
穣：んまーまぁまぁまぁ私はもうずっとやってますから
静：すごーい
穣：簡単にはできないと思いますけど
静：そうでしょうね
穣：ちょっとあなた1回やってみる？
静：ぁは、私なんて料理やらないですから
穣：だからあなたができないからこそーこういうのは駄目ですよっていうのをみなさんにお見せしようと
静：あー恥ずかしいなぁ……できるかしら
穣：はいやってみて
静：手首をなんか、こう返すように(ｼﾞｭｰｼﾞｭｰ)
穣：
静：あぁ案外できるもんですね先生(ｼﾞｭｰｼﾞｭｰ)
穣：
静：どうですか先生(ｼﾞｭｰｼﾞｭｰ)
穣：貸して
静：……張り合ってるの？
穣：(ｼﾞｭｰｼﾞｭｰ)
静：なんでそんなドヤ顔？
穣：はいやってみて
静：はい ちょっと高くしてみる……お！いけるもんだな～先生(ｼﾞｭｰｼﾞｭｰ)
穣：
静：センス、センスあるのかな？(ｼﾞｭｰｼﾞｭｰ)
穣：貸しなさい！
静：あぁっ
穣：(ｽﾄﾝ ｽﾄﾝ)
静：高すぎるでしょ先生！わぁー高ーいすごーい！
穣：あちちちちち！！！
静：アツアツじゃない！あちーじゃないよ
穣：ふぅ……
静：張り合うことないよ、全部チャーハン浴びたじゃないですかあなた
穣：これで秋チャーハンの完成です♪
静：どこがよいい加減にして
穣：どうも、ありがとうございました～
