エテルノクス

《日蝕と月蝕》
エテルノクスの魂が双剣の形で表出した武器、漆黒の直剣だが鞭のようにどこまでも刃を伸ばすことが可能で自由に出現、焼失させることが出来る。
剣は2本とも全く同じ形状と性質を持つ。後述する虚無の影響を受けており、あらゆる防御や耐性を無視してどんなものでも切り裂く事が出来る。

《星蝕》
エテルノクスの魂が服の形で表出した防具、現在はスーツのような形で表出している。
後述する虚無の影響を受けており、触れたものを消滅させることで防御する。

【虚無】
万物を消滅させる虚無世界を限定的に顕現させる。攻撃に使えばあらゆる防御や耐性を貫通して世界ごと敵を消滅させ、防御に使えばあらゆる攻撃を消滅させる無敵の盾にもなる。但し虚無世界は現実世界に比べて世界としての格が低く、顕現の際に現実世界からの修正力が強くかかる為、この魔法を長時間持続させるのは困難である。

【次元跳躍】
虚無世界には時間や座標が存在しないという特徴を逆手に取り、虚無世界を通じて擬似的なテレポートを行う。別世界からの攻撃であることに加えエテルノクスの規格外の敏捷性も相まって、未来予知や高度な直感、あるいは高い幸運が無いと回避は極めて難しい。この技を応用して虚無世界に逃れることで攻撃を回避することも可能。

【魂の覚醒】
死の危機に瀕したとき復讐心と強大な自我により魂が大きく歪み、虚無の精霊龍に変化する。虚無の精霊龍は虚無そのものであり、虚無世界をより自在に顕現させることができる。この能力の影響でエテルノクスには普段から龍の角、翼、尾が生えている。

【現実を侵食する】
虚無を現実世界に完全顕現させ世界そのものを消滅させる必殺技、ただし世界からの修正力による負荷がエテルノクスに集中する為、使用後激しく消耗し、エテルノクスの再生能力を以てしても暫くの間全力でも戦闘が困難になる。

元戦争孤児で自分を救わず都合がいいときに加護を押し付けた、という理由から神々や精霊の最上位種である精霊王を強く憎み、加護を打ち消すために邪法でアンデッドになろうとしたところ加護が反転して半精霊になった元青年。このとき外見、性別、属性がバグって今の姿になりました。エテルノクスは復讐を誓い闇属性の半精霊となりましたが、目的の為に犠牲を厭わない性格なので市民の虐殺とか、英雄を呪いで輪廻から外すとか、火を司る精霊王喰らってこの世から火を無くすとか、かなりやらかしました。

怒った神々にぶちこまれたのが虚無世界で、ここは魔力によって過剰に存在した物質が飽和したとき、それらを消し去るための世界で、その法則は現実世界の物理法則と同じくらいの強制力を持ちます。
ただエテルノクスは闇の中で無敵で常に再生し続ける特性があるので、光の存在しない虚無世界でギリギリ生き延びることが出来ており、エテルノクスは再生を続ける度に虚無世界にほんの少しずつ適応し、最終的には虚無世界を完全に理解し、掌握するに至りました。

現実世界にこの虚無を限定的に顕現させるのが虚無属性。因みに虚無世界では時間が存在しないので現実世界換算でエテルノクスが虚無を掌握するのに掛かった時間は0秒ですが、エテルノクス本人の体感では多分92兆年ってことで年齢もそれくらいになってます。神喰らいとあるように、エテルノクスは虚無を掌握した後に神域に乗り込み、全ての天使を斃し、英霊達を屠り、魔法、審判、平和の神及びそれに仕える亜神を喰らいつくしています。その後どうなったかは...また後程

※実はエテルノクスの魔力は本来虚無に特化したものでは無く、他に闇、影、恐怖、死、夢属性の魔法、加えてエテルノクス自身の激烈な憤怒を黒炎に変える呪術を習得しています。
また半精霊の特徴として純粋な物理攻撃や物理現象による損傷を受けず、闇の精霊のである為、闇の中では無限に力を回復し、無敵になるという特殊能力を持ちます。