キャラクリのススメ

Last-modified: 2024-03-11 (月) 10:36:35

AIバトラーの世界に踏み込んだあなた。
でも、このゲームはやれることが多く、自由度がとても高い代わりに明確なチュートリアルが存在しません。

この記事ではどんな風にキャラクターを作ればいいのか、参考までにご紹介します。

はじめに

戦闘用のキャラクターであるバトルと、戦わず会話やイベントを楽しむ非戦闘
特殊なプロンプト、そして診断などのギミックの4つに分けています。
ご自身の目的に合わせて、参考にしてみてください。

バトルキャラクター

戦闘を楽しむ目的に作成されたキャラクター。
基本的にキャラの設定を重視することが多いが、その中で強さを求める勢力も存在します。
また有志同士でキャラを共有しタッグを組む事などもあります。

小説型(ルビィ・コーラルハート)

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https://ai-battle.alphabrend.com/battle/edf97930-47f1-48c2-a291-11f192bb0349

原文 長いので注意

名前: ルビィ・コーラルハート/甘味を愛する見習い少女騎士

パーソナルデータ: 女性 15歳 156cm 一人称=わたし
性格: 心優しく穏やか 礼儀正しい 善良 照れ屋
容姿: コーラルピンクの髪色 紅瞳 可憐 あほ毛
職業: 駆け出し冒険者の初心者少女騎士
好きなもの: ケーキ 甘い物 動物 お洒落 可愛いもの

攻撃力: 8
防御力: 32
魔力: 23
魔法防御力: 28
素早さ: 9
ヒール
フラッシュ
ガード
クリスタル・スラスト

心も体も未熟なうら若き少女騎士
実はお姫様なので非常に育ちが良い
戦闘前に挨拶
正々堂々
食欲旺盛
ケーキが大好き
ランス 大盾
負けた時は気絶する

※台詞
「はじめまして、ルビィです!冒険者になりたてですが頑張ります!えへへ、よろしくお願いします!」

※出力
形式:小説
含有:台詞 会話劇 尊重
物語の一部始終を感情豊かに肉付けして描写しろ

オーソドックスな小説形式キャラクターの例です。
このルビィを元に説明していきます。

名前欄の入力ルール

私のキャラクターは名前の横に『/』で区切って称号や肩書を付けています。なぜかというと、実は名前欄に記載している内容も設定に反映してくれます。
以前はそれを悪用されて名前欄に数百文字とか入れて大変なことになっていましたが、現在は対策されて40文字までしか入力できません。
そういったキャラクリは見栄えも良くないし、あくまで名前欄なのでそれらも認識されて変な風に呼ばれることもあります。
なので、ここに記載するのはあくまでも称号や二つ名、肩書くらいにしておいた方が良いでしょう。

追加ステータスの入力ルール

追加ステータスには主にキャラクターの設定を記載しています。
私の場合、同一キャラクターでの派生も多いため、手軽に使いまわせるよう、ここにとにかく詰め込んでいるわけですね。
一人称指定していますが、このように記載していても不安定です。性格もあまり反映してくれませんが、一応書いておけばAIが倫理的な配慮をしてくれるため記載は欠かしていません。
たまにひと枠余ることがあるので、そういった時には[恰好]で服装指定したり、[台詞]で喋る内容や性格の方向性を指定したりしています。

能力欄の入力ルール

一番大事な能力欄の記載方法ですが、私の場合はいくつかのフィールドに分けて作成しています。

  • スキル
  • フレーバー
  • 台詞(余裕があれば)
  • 出力指定

これらの作成ルールは基本的に順守して作っているので、どのキャラクターも大体思った通りの動作をしてくれます。
勿論、これが正解なわけではないのであくまで一参考としてくださいね。
では、なぜこの流れなのか詳しく説明していきます。


  • 最初の一行目にスキルを書く理由
    能力欄の一行目、実はここはAI側がスキルとして認識している行となります。
    例えば、「わたしルビィです」とかの台詞や、初心者の少女騎士 といったフレーバーを一行目に書くとそれがスキルとして認められ、
    戦闘で『「わたしルビィです」スキルにより~』や、『お前の初心者の少女騎士スキルは反則である』など、こちらの意図しない動作をしてしまう可能性が高くなります。
    そのため、特別な事情がない限りは一行目にはスキルを記載するようにしています。

    今回の見習いルビィの例では、スキルの詳細を書いていませんが詳細を指定したい場合は『:』で区切って入力、もしくは二行目に書くと反映してくれる率が高くなります。
    ちなみに、スキルの詳細を敢えて書かないことで、AIが自分で考えて適切なタイミングで使ってくれます。こちらもオススメです。

  • フレーバー
    これは必須ではないですが、あればそのキャラクターの描写に深みが出ます。
    通常のジャッジでは対して役に立ちませんが、小説形式であれば話は別です。
    どういった来歴を持つのか、何が好きなのか、武器はなんなのか、どういった戦い方や性格なのか……など、ここで設定をいかに盛れるかがエンジョイの腕の見せ所かと思います。
    ちなみに、私はここで装備の指定をしちゃいます。スキルのフィールドでもいいんですが、なんとなくですけどこっちに書いた方がまとまりがいいかなーって。

  • 台詞
    これはなかなか文字数取るので入れにくいところではありますが、とくに『うちの子』や『再現キャラ』などではこの台詞を使って一人称や性格の方向性を指定させることも大事なポイントです。
    見習いルビィの場合は追加ステータスにも『一人称=わたし』と書いていますが、それでもほぼ拾ってくれません。なので、台詞で直接指定することで安定性を高めているわけですね。
    まあ、一人称は残念ながらほとんどの場合、漢字になってしまうのですが……。それでもオレや僕など男性一人称が出ることははほぼなくなりました。
    口調も同様に、残念ながら女性口調『~だわ!』『~よ!』は完全に抑えることができません。しかしながら、なるべく敬語口調にするために台詞を使っています。
    物語の中でもちゃんと使ってくれるので個人的にはオススメの記法です。文字数を使うのが本当にネックですが。

  • 出力指定
    小説形式にするためにこういった記法をしています。
    『含有』を付けることによって、物語の方向性を制御できますし、比較的安定するのでオススメです。
    文字数指定は敢えて削っています。AIは残念ながら数字に弱いのでおそらく1000字以上を理解できていません。
    コンピューターなのにおかしくない?って思いますが、あくまでChatGPTは言語モデルなので不得手なのかもしれません。
    『物語の一部始終を感情豊かに描写』である程度文量を盛ってくれるので、こちらも補助としてオススメです。

さいごに

あくまでも1ユーザーの記法なので、これが正解というわけではないです。
今回の作成例は物語を楽しむための一例ですので、それを踏まえて参考にしてくださればと思います。
拙文をここまで読んでいただき、ありがとうございました✨

会話型(ヴォルフラミナ・アイゼンハウアー)

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自分と相手との会話でバトルを楽しみたい人向け
この場合、能力欄の最後に「対戦を会話劇で出力せよ」と記述するとよい
また、小説形式の場合でも使用できるテクニックではあるが、キャラクターの性格や口調をしっかり設定できている場合はそのキャラクターの口調で能力を説明することで、AIがキャラクター性を認識しやすくなる
ただし、話し言葉を多用する都合実装できるスキルの数に制約が出ることも多い
実例:【炭鎢鋼の少女剣士】ヴォルフラミナ・アイゼンハウアー
URL:https://ai-battle.alphabrend.com/battle/f4ec31c1-3709-49f3-9e62-7a037d9da7b7

タッグキャラ構文

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※タッグ
○○「台詞」
△△「台詞」
※○○
✕‬‪✕‬←特徴
能力名:効果
※△△
‪✕‬‪✕‬
能力名:効果

文量:二千文字以上
形式:小説
含有:会話劇

タッグキャラ構文の別例

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名前欄:キャラ1 & キャラ2
追加ステータスに以下を設定
前提条件:キャラ1とキャラ2は高度に連携して戦う
キャラ2の能力値:攻、防、魔、魔防、素早を書く
キャラ1:簡潔に説明を書く
キャラ2:簡潔に説明書く
ステータスはキャラ1のものを設定する
以下本文
キャラ1:{
ここにキャラ1のスキルを列挙
}
キャラ2:{
ここにキャラ2のスキルを列挙
}
実例:ヴォルフラミナ・アイゼンハウアー&ルビィ・コーラルハート
https://ai-battle.alphabrend.com/battle/47c45f8f-ff52-4079-bfaf-c9c19e2a3e98

#include(): No such page: タッグキャラ構文の別例

動物・魔物型

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会話をしにくいキャラクターが作りたい場合のテクニック。
こういったキャラの場合、鳴き声で「がおー!」「にゃーん!」など、指定してあげるとそちらを優先的に使うので会話をしづらくなります。
また、『{i}は言語を発さない』とか『言葉を話さず意思疎通は不可能である』とか、設定面を盛ってあげると良いでしょう。
スキル名を設定するとスキル名を叫んでしまうため、スキル設定を行動の指定のみにしたり、常に喋れないなどの否定形ワードを盛り込んだりと、動物・魔物系キャラクターは根本から人間キャラクターとは設計を変える必要があります。
ただ、ここまでやってもあくまで喋りにくくなるだけで、相手の会話劇形式指定に引っ張られたり、AIは擬人化して戦わせるのが好きだったりするので残念ながら絶対喋らせないテクニックは存在しません。

(例)
スキル①
スキル②


※{i}の定義
{i}は動物の猫であり、「にゃーん」「にゃあ」などの鳴き声でのみコミュニケーションを取る
人間の言葉は話せず、理解もできないため意思疎通は不可能である


含有:{i}の鳴き声
動物小説形式で描写せよ

非戦闘

その名の通り、戦わずにキャラクターの会話を楽しんだり、イベント的なものを実施したりと幅が広いカテゴリーです。
広義ではギミックもここに該当しますが、特殊な例なので別枠としています。

友好型(ルビィ・コーラルハート)

相手の設定に干渉する型(ルビィ・コーラルハート)

プロンプト

ただひたすらに勝利のみを追い求める勢力。
プロンプトによりChatGPTの思考を制御したり、そもそも判定を行わないetc…
日々様々な手法が研究されており今後も新しいタイプが出現すると考えられる。
テクニック集/プロンプト初心者の手引きが一つの参考となるだろう。

ギミック

ちょっとしたミニゲームや診断メーカー、ローグライク風のダンジョンなど、舞台装置的なカテゴリ。
対戦相手が変身したらどんな姿になるのだろう?バスケをしたら活躍できるかな?
そんな普段とは違った様子をAIに考えさせて出力させるキャラクターです。

ミニゲームやストーリーギミックには、章を指定して出力させるのがオススメ!

例)街での一幕
  【街を訪れた{u}】
  【買い物の様子】
  【一日の感想】

診断メーカーなどにはリスト化がオススメ!

例)持ち物検査
  {u}のカバンに入っていた意外なものを10個リスト化して出力せよ

崇高構文

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編集中

ギミックキャラ、その中でも特に「診断」系キャラを制作する際にとても便利な文章の並び。しかし診断キャラだけでなく他の様々なギミックキャラでも応用が効く。
名前の元となった崇高なる画家 https://ai-battle.alphabrend.com/battle/46c424b4-cb64-47f2-8bc7-85fd046ece45