アルマ

Last-modified: 2023-05-10 (水) 17:45:29

人名/あ行》《人名/猫

アルマ

原始の魂を持った地球最後の伝説の猫。

『0次元キャットアルマゲドン』

アルマ

『ルインド・アース』シリーズ

ルインドアースのアルマ


西暦2999年、地球に降り注ぐ大量の隕石群を前に
全人類は地球からの大脱出?を計った。
残された生物達がただ死を待つ中、
一匹の猫アルマは地球を救うべく必死の抵抗を行った。
しかし、猫は、落ちてくる隕石を避けるのに精一杯であった。
猫の願いが空虚に散ると共に、地球は滅びた……
大地を闇と極寒が覆い、あらゆる種が死滅した。


人類という主人を失い、暗黒の時代を背負わされた動物達は、
ただ無限の時間を耐え続けた。
地球崩壊からどれくらいの時間が経過したか、
それを測ることのできる文明はもうない。
ある時、かつてインド洋と呼ばれた海の奥底で、
動物達は、遺跡を発見した。
隕石がもたらした激しい気象現象が、
人類ですら見つけられなかった異文明の痕跡をあらわにさせたのだ。
巨大遺跡は地中奥深くにまで続き、
地殻直下から一気に水平方向へ地球全土に広がっていた。


動物達は願った……ここにこそ人類に代わる自分たちの本当の主人がいるはずだ、と。
動物達は、異文明人に接触するために、一匹の代表を選出した。


彼は猫だった……だが、以前の猫とは違う、翼を持ち、水中で呼吸することができた。
過酷な環境と永い時間が彼らに大いなるチャンスを与えていたのだ。
そして、偶然にも彼は、かつて地球を救おうとした憐れな猫アルマの遺伝子を受け継ぐ子孫であった。
ルインは、全動物達の運命を背負って、巨大遺跡へと侵入した……!!