《国家》
惑星チュルホロを中心に星系を治める星国家。ジスカル・チュルホロ?を祖とする。チュルホロ帝国。
はじめは宇宙の片隅の小さな星の物語のようだったが、いつの間にか銀河宇宙に覇を唱えるような大帝国になっていた。
関連項目: マボウ虫
『ジスロフ帝国の興亡』
- (プロローグより)地球から280億光年離れたとある星系にある惑星のひとつ、チュルホロを統治している星国家。必ずしも星系を治めているとは言ってない。王位継承者・ジスロフ・チュルホロは銀河を我が手にする野望に身を焦がしているが、美化を除けば、実際そんなに野心もない。
- ゲーム中の台詞ではチュルホロを中心とするこの星域は「レヌ星系」と呼ばれていたりする。この呼び名は後に設定から消えた。
『自給自足』
- 『ジス帝』をプレイするかぎりでは、それなりに善政を敷いて国民の支持を得られるが、作中でジスロフは「暴君」と呼ばれ続け、ゲーム外の歴史でもチュルホロ帝国の世間的評判はすこぶる悪かった。帝国内では反乱やテロがくり返し、ジスロフが方々で恨みを買ったぶん、そのたびにお妃のナナが誘拐されることでツケを払った。
『怪盗プリンス』
- ジスロフの時代にできた冥界との縁がもとで、チュルホロ帝国のみならず宇宙全体がおかしくなり始めていた。ジスロフの息子プリンスは反抗期になって家出したが、幼い頃から「暴君の息子」と呼ばれて石を投げられるほど国民のモラルは低かった。星系で人気を博する怪盗の一人となって名を上げたプリンスは、帰還してのち即位。即位して即日にまた家出した。
- プリンスに帝国を託してジスロフは去り、プリンスを嫉む双子の弟おしゃまによって惑星チュルホロは爆破される。一方、当のプリンスは冥界へ向かったきり行方不明になる。
『アールエス』
- 『アールエス』では作中「チュルホロ帝国」と呼ばれ、「マボウ虫と明日」の名前はすっかり見えない。皇帝として即位したジスマ(おしゃま)は旧チュルホロの衛星エデンに首都を移し、十二天や白川シキにも忠誠を誓わせていた。真っ二つになったチュルホロ跡地にはスラムが残り、怪盗協会?の生き残りがテロリストとして追い込まれている。
- 帝国国内も不穏なさなか、別の宇宙から侵攻してくる冥界の勢力とチュルホロ帝国軍は戦争状態にある。同時に帝国軍は地球へも宇宙船を送り、地球塔の再起動を試みて冥界への対抗手段にしようとしていた。