《建造物》《地名》
幾星霜を経ても朽ちることない永久塔。
建造したのは宇宙第1創造主・万古?に召し使われたドルバン人であるといわれている。ドルバン建造物のひとつ。
- 地上から宇宙までそびえ立っている塔上層の構造物と、地底深くに下っていく下層・深層部分がある。「地球塔地下」だけが主要な作品舞台になっていることもある。
『ストーリー・オヴ・スペシャリスト』
- ゲーム中に地球塔は存在しないが、技のひとつ「猫術」のレベル6"猫人"の解説中に言及がある。
猫術のリストをみれば、この地球塔や猫人の記述はスミスの小説『ノーストリリア』を直接引用している。ただし、ハヤカワ文庫の邦訳(浅倉久志訳)でそういう語があるわけではない。<猫人>
宇宙最高技術を以って建設された伝説の塔・地球塔最下層に生息した不人。HPを回復させる+15
『スターダンス』
- 【中央】にそびえる地球最大の建造物。全長666キロメートルとされているが、同じ作中で「月に届く」とも言われている。6億年前に天界人によって建てられたのち永年の経過で塔は風化し、現在は元の高さの半分しかないともいい、噂通りなら「永久に朽ち果てない」わけでもないようだ(朽ちてる)。
- 塔は【中央】の象徴であり、天界人オデュセイアが支配して以後は、塔最上階より息子ジレンマに指令を下す。集結したウェスタ全艦隊が地球塔を攻略目標としたが、ジレンマは塔上より放った光の矢で進軍前にウェスタ軍を全滅させる。その後はスターダンス一行が塔を昇り、オデュセイア・ジレンマに立ち向かうことになった。ジレンマとは最下層で戦い、オデュセイアとは最上層で決着をつける。
- 地球塔は【中央】の司令室であるとともに、塔全体は無数の階層に分かれてさまざまな施設・支局が中にあるらしい。塔中腹には「猫のレストラン」(猫の喫茶)があり、宇宙士の溜まり場となっている。塔の上階へはエレベータで移動できるが、徒歩でしか行けないそれらの階へ昇るには、地上からは長い旅になる。
- スミスの小説を参考にするなら、塔の機能は宇宙港でもあるらしい。アストロノーツの待機場所。
- 地球塔の最下層より深い地下エリアでは、オクタビアンをはじめとするエウテルペ人や過去のスペシャリスト達の亡霊が現れ、戦いの試練の場となる。亡霊スターダストによると、現在の地球塔のある場所はかつてはアケローンの丘と呼ばれ、塔が築かれる以前より宇宙の歴史の重要な場面を担ってきたという。
『ライヂング★スター』シリーズ
『ラブリーポリス・トリクーガ~遠い約束~』
- 『ミサ2』のストーリーの関心は塔の上層部分には全くなく、地下にあるヒルトン炭坑やトレーダー分岐点のことがもっぱら話題になる。ロストメモリーも参照。
- 『スターダンス』以来、ゲームの歴代主人公達(歴代スペシャリスト)と戦うステージだった地球塔は、VBSによるとスペシャリスト達の修行の場だったという。リンダの語るところでは、メフィストとマクベスは弱冠10代にして地下987階に到達し、そこで勝負をしたという。
『クレイジー・コロシアム』
- ゲーム中、舞台が「地球塔である」とは明言されない。「クレイジー・コロシアム」という世界は、フロアごとに街があり、各ストリートの代表選手を倒せば上の階へ昇れる勝ち抜きバトルの巨大な会場だった。
- コロシアムの出場者たちには「勝てば願いが叶う」以外の背景はなく、コロシアムの外の世界やストーリーはない。後にザクレブのコメントでは「地球塔と呼ばれるタワーが闘技場と化した時代」と回想されている。*1
『ライヂング★スター7』
- ダンジョン「地球塔地下」難易度8
『あおいほし』『あおいほし2』
- 『あおいほし』の舞台は再びタワー状の世界で、上層から下層にわたる巨大都市だったが、市民の間にある階級差別が苛烈になり、『クレコロ』以上に閉鎖的で抑圧的になっていた。上級民と下級民には遺伝子改造による生まれながらに超えられない壁があり、塔最下層に落ちた者は生物とも扱われない、バケモノとされた。
- 巨大都市を成り立たせている根幹にはヒトの思いを具現化して叶えるブレイン・キューブ?の存在があり、この世の法則・物理を超越するキューブにコンタクトした者は、願いや、思いのままに現実を変えられる幻想的な世界でもあった。キューブ都市はキューブの見る夢であり、地球塔そのものがキューブを収める器、キューブにアクセスするための装置になっていた。
『GGD』
『アールエス』
『Sea Tree』
『きみの島 Your Island -KIMI NO SIMA-』
『ポーンさんがやった果てのヘレン』
- 地球塔地下。霊体の冒険の最中に訪れる。金貨がみつかる