青色人

《民族》
海藤ウィルスやキューブ?世界と深く関わりをもつことになった人種グループ。
『あおいほし』『きせきの扉』で背景が語られるが、作品ごとの設定は連続していない。

『あおいほし』

青色人
不人と人の混血。人の魂・人の偶像と、人との融合体とも言え、人が描く夢想との合体の証明。

• 死者の魂からキューブ?が具現化する、キューブの夢見る幻想のような存在である不人はキューブの意思に従うが、青色人の意思はその制約にない、という程度にしか『ほし』作中で青色人の存在については語られない。後に『アールエス』中で言及されたときには、

  人類からの差別支配に抵抗しようとした亜人ミッド・ポイント?とアタゼルは、塔の中で何度も青色人という不思議な生命体に遭遇し…

  と青色人が何らかのメッセンジャーのような役割を負ったように書かれている。

『きせきの扉』

• メアが回想するエイダとエグゼ姉弟のエピソードの中で語られる。全世界に致死的な海藤ウィルスが蔓延するさなか、アフリカ中央部で発生した青色人という人種グループが注目された。青色人はウィルスの毒性に対して何らの免疫や耐性を持ってはいなかったが、ごく短命で、平均寿命の長い生物をターゲットにする海藤ウィルスが感染しない。
• 青色人の特性をウィルス対策に活用することに人類は失敗したが、青色人の存在は人類にとって存亡の脅威になった。殺人ウィルスが現在の人類一般を淘汰して青色人の血統を選択的に残せば、将来の人類全体の寿命が極端に短くなるため（青色人の寿命は20年に満たない）。各国は青色人の繁殖と拡散を厳しく規制し*1、青色人の血を引くエイダとエグゼの姉弟は過酷な立場で暮らすことになった。
• 『きせき』の海藤ウィルスは宇宙から隕石とともにもたらされたもの。当時、青色人がアフリカでたまたま発見された理由は作中にない。

『怪盗プリンス』

• 風摩?のプロフィール。青色人だが例外的に寿命が長い。光を奪い闇を作り出す能力は青色人の力のように語られている。

『アールエス』

• 「青色人染料」高レベルの合成素材。エンエンの館のEXアイテム。エンエンは青いから。

  青色人の皮膚より抽出した染料

『SISTER』

• 召喚の際に召喚ICONを装備していないと発動する。

『地球塔調査書』

• 上記『ほし』での解説、不人と人との混血（知能は高い）との引用の後、『平均寿命が短く、後に長期寿命生物にのみ感染する海藤ウィルスに対し強い存在となった』として『きせき』の内容と連結して記入された。