ユーザーレイド

Last-modified: 2019-10-27 (日) 03:31:36

ユーザーレイドとは

ユーザー個人が専用マップにてレイドボスを召喚することで行われるレイドバトル。
全てのユーザーが参加可能。
運営側が開くゲリラクエストとは異なり、DP消費や入退場の制限もない。
制限時間は20分(ただしイベントボスを召喚した場合は45分)。

内容

召喚には「○○の~の召喚書」が必要。
フィールド内に現れたボスモンスター×1を、20分の制限時間内に討伐する。
(イベントボスなどの一部は制限時間45分)
ポータルに入る前に召喚ボス名・残りHP(%表示)・残り時間が確認できる
討伐が成功すると、報酬としてEXP・JEXP(ただし書物・アチーブなどのボーナスや、ブランニングの効果は反映されない)、
アイテムが獲得できるが、プレイヤー個々の貢献度によってS~Cでランク分けされ、報酬に差がつくようになっている。
レイドが成功した場合、ホストとなったプレイヤーには、ボーナスとして1,000,000Exp/ 200,000Jexpが入る

討伐が失敗した場合は、何も獲得することはできない。

手順

手順としては、
①各拠点内に設置されているポータルからユーザーレイド開始用マップへ移動
②「~の召喚書」を使用→使用した場所に赤色のポータルが出現する
③赤色のポータルから「ユーザーレイド受付」へ移動し、管理人に話しかける→レイドフィールドへ
という流れである。
単にユーザーレイドに参加するだけの場合は①と③のみである。

召喚書の解説およびラインナップ

召喚書はメインタワーに生息する各コアモンスターを討伐することでドロップする
黒の魔導書」を基礎材料として、召喚したいボスモンスターに応じて素材を変えて作成する(合成屋にて作成)。
召喚書には現時点で10種類あり、それぞれ召喚されるボスモンスターが異なる。
また召喚されるボスモンスターも、同系統の亜種やコアなどランダムで変化する。
中でもコアモンスターが召喚された場合、そのレイドに参加するだけでアチーブメント(希少種遭遇「階層名」)が入手できる。
なお定期的に行われるイベントにて、そのイベントダンジョンに出現するボスモンスターを召喚する
特殊な召喚書を作成・入手できる。

召喚書名召喚ボスモンスター
魔獣の召喚書ジャバウォック、グリード、ジャバウォックコア
水蝕の召喚書ファルネウス、イクリプス、ファルネウスコア
天護の召喚書ヴァイルギン、ディスタリオン、ヴァイルギンコア
獄狂の召喚書ヴィメシュナイダー、エクソリア、シュナイダーコア
冥哭の召喚書レコウス、ガディオウス、レコウスコア
海髭の召喚書バルバロス、ルグラン、バルバロスコア
巌龍の召喚書アウンガヘル、ニーズヘッグ、アウンガヘルコア
幻妖の召喚書烏天狗、夜叉天狗、烏天狗コア
覇剛の召喚書グリンガルズ、アースバルド、グリンガルズコア
暗縛の召喚書グランゼール、ドゥルクード、グランゼールコア
樹兵の召喚書ミルズゴレム、ユグルガディア、ミルズゴレムコア
械王の召喚書キングトライン、モナクメタ-リ、キングトラインコア
邪神の召喚書ヴァンデッタ、ベンジェンド、ヴァンデッタコア
雷霆の召喚書サピエナ、アケイナ、サピエナコア
水渦の召喚書クレーシル、グラージ、クレーシルコア
颶風の召喚書ケツァルコアトル、ククルカン、ケツァルコアトルコア
障碍の召喚書ヴリトラ、アグリトラ、ヴリトラコア
撈月の召喚書マーマンエンペラー、マーマンロード、マーマンエンペラーコア
暴威の召喚書トロール、ギガース、トロールコア

ボス別レイド戦解説

基本的な部分はメインタワー内に生息するボスと同じである。
しかし相当数のプレイヤーと共に戦うため、若干敵の挙動が読みにくくなる。
注意する点は
ボスをフィールドの一部に引っ掛け動きを制限する戦い方(いわゆる「ハメ殺し」)を試みるプレイヤーが多いものの、
・あらゆる角度からプレイヤーが攻撃するため、敵側のターゲットが一点に定まらない
・追い込んだポイントの出口に立つプレイヤーが多く、その方向にボスが進んで行く
・理由は各々だが、ノックバックスキルではじき出すプレイヤーが存在する
などなど、少人数戦よりも失敗する要素が多い。また一度引っ掛けた場所からずれた場合、もう一度その場所に押し戻すのではなく、遥か遠く離れたポイントに吹き飛ばすのが主流となってしまっており(理由はおそらく、敵を追いかけながらノックバックスキルを当てているからだと思われる)、無駄に時間を消費してしまうことが非常に多い。

なおユーザーレイド実装当時から、ボスの姿がこつ然と消える→遠く離れた場所に姿を現す/ 攻撃してもダメージ数値が現れず、ボス側からの攻撃もなくなる→離れた場所に瞬間移動するといった、いわゆる「位置バグ」が高確率で発生している。
この症状が起きた場合はボスに攻撃を当てるのを止め、マップ上のボスマークが消える位置まで移動してみると、ボスの移動先を比較的早めに知ることができる。

魔獣系(ジャバウォック、グリード、ジャバウォックコア)

フィールドは草原階層3Fクリプス
ユーザーレイド実装直後からしばらくは一番の人気を誇っていたが、
今はほとんど召喚されない上、召喚されても失敗する状態である。
難易度は比較的低く、理由としては、①常に地上にいる②移動速度が遅い&あまり大きく動かない③プレイヤー全体が場慣れしている、の3つが考えられる。
吹き飛ばし効果のあるスキルでマップ最下部orマップ最上部(本来移動ポータルがある場所)・マップ左上のくぼんだ場所に追い込むのが主流だが、大きく横に跳んだり、大きく前に跳び爪でなぎ払う攻撃を行うことで簡単に溝や壁際から離れてしまうため、実際はほとんど意味をなしていない。

水蝕系(ファルネウス、イクリプス、ファルネウスコア)

フィールドは湿原階層6Fサイン
本来は極めて攻撃が見切りやすく簡単に倒せるボスモンスターなのだが、水中に潜る・空中に浮かびながら雷を落とす・突進による長距離の移動といった行動が原因で、攻撃が当てられない時間が頻繁に生じ、時間が掛かる
この系統に関しては決まった攻略法が存在せず、闇雲に吹き飛ばし効果のあるスキルを使用するプレイヤーが多い。そのため本来プレイヤー側の攻撃タイムにも等しい口からのレーザー光線も、吹き飛ばしスキルで位置が大きくずれることで、縦横無尽に拡大する恐ろしい範囲攻撃に化ける。

天護系(ヴァイルギン・ディスタリオン・ヴァイルギンコア)

フィールドは雪山階層9Fソルレイン
現時点で一番成功率が低い。
理由はただ一つ、範囲魔法攻撃の威力が高すぎることにある。
両手を合わせてからワンテンポ遅れて、プレイヤーの真下から突き出す氷の餌食になるのが大概の死因である。

獄狂系(ヴィメシュナイダー、エクソリア、シュナイダーコア)

フィールドは洞窟階層12Fディグハ
場慣れしている上級者とそうでないプレイヤーとで、体感難易度がはっきりと分かれる。
水蝕系ほど頻繁にではないが、後半になるにつれ地面に潜って範囲攻撃を行う確率が高くなるため、時間掛かる
砂漠階層用に装備を火属性にしてあるプレイヤーにとっては、非常にやりやすい敵である。
動き自体はのそのそしているものの、範囲の広いor出の早い攻撃を仕掛けてくるため、常に警戒している必要がある。

冥哭系(レコウス、ガディオウス、レコウスコア)

フィールドは砂漠階層15Fエルダ
ほとんどフィールドの下か左半分しか使わないが、着地点に攻撃判定のある青い炎を残す3ステップの移動距離はかなり長く、翻弄されやすい。
黒い霧やバックステップからの突風攻撃は非常に避けにくいのだが、一番の脅威は体力が残り3分の1ほどに削られて以降に繰り出す、眼前のプレイヤーを炎で焼き尽くす範囲攻撃である。モーション自体はわかりやすいのだが、プレイヤーの立っている場所から炎が上がるという攻撃の性質上、その数が多すぎることによって処理落ちやラグが生じ、端末の画面が固まったまま逃げ切れず、炎の餌食になるプレイヤーが非常に多いと思われる。
ここでもやはり吹き飛ばしスキルで隅へ隅へ追いやろうとする者が多いのだが、そうするとかえって真正面からの光球や黒い霧を喰らいやすくなるので、個人的にはおすすめしない。

海髭系(バルバロス、ルグラン、バルバロスコア)

フィールドはリゾート階層17Fトゥルムス
一二を争う人気度を誇るレイドボスである。
移動速度が速い上に動きに落ち着きがなく、側転や体をコマのようにしてジグザグに高速移動する技、腕の大砲を使った移動技によって一気にプレイヤーから離れた場所へと移動するため、攻撃を継続して当てるのが難しい。
ノックバックスキルによって位置をずらされると、攻撃が空振りすることが多くなる。

巌龍系(アウンガヘル、ニーズヘッグ、アウンガヘルコア)

フィールドは21Fクラタ
上記の天護系を凌ぐほどの難易度である。
ボスの攻撃は全体的に出が早い上に、火力が非常に高い。
接近していくと、角度によってはボスの脚しか見えなくなるため、さらに被弾の危険度が増す。
いわゆる重課金・廃課金クラスの装備でガチガチに身を固めていなければ、回復薬が間に合わなくなる恐れは十分に高い。そのため紙装備だという自覚のあるプレイヤーは、即刻立ち去った方が身のためである。

幻妖系(烏天狗、夜叉天狗、烏天狗コア)

フィールドは24Fミカグラ

覇剛系(アースガルズ、グリンガルズ、グリンガルズコア)

フィールドは荒野階層27Fカラカル
戦闘に使われる面積はそれほど広くなく、大きく移動する必要はない。
さらにボスモンスターに対しては丸いフォルムの関係上、どの方向からでも攻撃を当てやすい。
小さな岩を四ヶ所の定位置に配置し前方に交差させながら飛ばす攻撃や、四股を踏むような動作の後に巨大な岩の壁を地面から突き出す攻撃など、見切れば避けやすい攻撃技が多い。しかしリゾート階層ボスのバルバロス系の行うものと似た横ローリングの動作は出が非常に早く、攻撃判定も存在するため注意が必要である。

暗縛系(グランゼール、ドゥルクード、グランゼールコア)

フィールドは古城階層30Fファボス玉座

樹兵系(ミルズゴレム、ユグルガディア、ミルズゴレムコア)

フィールドは世界樹階層33Fイミラブル

械王系(キングトライン、モナクメタ-リ、キングトラインコア)

フィールドはおもちゃ階層36Fストゥフ

邪神系(ヴァンデッタ、ベンジェンド、ヴァンデッタコア)

フィールドは廃村階層39Fソウルス
一二を争う人気度を誇るレイドボスである。
経験値も高い事から、参加人数が少ない時間帯以外は失敗する事がない。
時折ダメージ判定のある瞬間移動技を使用するが、
基本的な移動は極めてゆっくりであるため、スキルを継続して当てやすい。

雷霆系 (サピエナ、アケイナ、サピエナコア)

フィールドは浮遊大陸階層42Fテヴァ

水渦系 (クレーシル、グラージ、クレーシルコア)

フィールドは滝階層45Fキュレア

颶風系 (ケツァルコアトル、ククルカン、ケツァルコアトルコア)

フィールドは遺跡階層48Fトラコパン

障碍系 (ヴリトラ、アグリトラ、ヴリトラコア)

フィールドは火山階層51Fニアム

撈月系 (マーマンエンペラー、マーマンロード、マーマンエンペラーコア)

フィールドは海底階層54Fリザティオ

暴威系 (トロール、ギガース、トロールコア)

フィールドは農村階層57Fバドワイ

イベント系(ここでは主に道化系〈ピジェスター〉について記述)

フィールドはチャレンジダンジョンの1F。
完全な円形かつあまり広くないマップの関係上、位置バグが生じにくくはあるが、
同時にハメ殺しもしにくく、一時的な避難場所もないという一長一短あるフィールドである。
通常のレイドの3倍もの制限時間があるため、少人数でもクリアできる場合もある。
クリアに時間がかかる分、報酬が高い。
(以下、ピエロレイドについて)
今現在最も開かれているのが、「道化の召喚書」を使用する、通称「ピエロレイド」である。
人気の理由としては、
・大きく動かないため、攻撃を継続して当てやすい
・攻撃の挙動がすべて同じだが、その分見切りやすい
・睡眠状態と引き換えに、残りHPの一定割合を回復するスキルを使ってくれる
などが考えられる
過去のイベントボスのスキルを複合的に使ってくるが、いずれも致命傷にはなりにくい。
またスタン状態になるスキルは一切使ってこないので、睡眠状態への対策さえ取れていれば良い。
基本的に棒立ちに等しい状態でいるため、あらかじめ端のほうへノックバックしておき、
壁に押し付けるように三方向から袋叩きにするのがセオリーとなっている。
なお回復スキルを使ってきた際の睡眠状態を避ける手段として、
わざと毒状態となるスキルを食らっておくというものがある。

注意事項(ユーザーレイド開催者側)

  • 既に他のプレイヤーがユーザーレイドを開いている場合、なるべくそれが終わるまで召喚を控えるた方が良い。
    理由としては、両者が開かれたタイミング・ログインしているプレイヤーの人数によっては、両者とも失敗に終わる確率が高くなるためである。
    ただし夜などの人の多い時間帯であれば、召喚されるモンスターの種類にもよるが、2つ同時に開いても問題がない場合もある。
  • 上の事柄にも関連するが、ごく稀に5つ以上のレイドポータルを立てつづけに作成するプレイヤーも存在する。当然ほとんど失敗して終わることになるが、召喚書を作成する手間を考えると非常にもったいない。なので、なるべく遊びでユーザーレイドを開くのは控えた方が良い。

注意事項(ユーザーレイド利用者側)

  • ユーザーレイドに限らず、ゲリラクエストのレイド戦にも言えることだが、吹き飛ばし効果のあるスキル
    (例:ウォリアーのファストスタブ・マジシャンのロックメイス・レンジャーのブロウチェイン、etc...)を使用するプレイヤーが非常に多い。
    これらのスキルを使用すると、ボスモンスターの位置が頻繁にずれていき、プレイヤー側の攻撃が当たらない+当たらない範囲にいるはずのプレイヤーにまでボスの攻撃が当たるようになるという事態が起こる。
    さらに言えば、プレイヤーの攻撃の空振りが続くことで、参加人数によってはレイドが失敗に終わることがあり得る。
    いわゆる「タゲ取り」の仕組みがない以上、できるだけモンスターの動きに合わせて戦うのが、プレイヤー全体への気配りと言える。
  • 支援職(アコライト・クリエイターなど)に対して、あまりしつこく回復を要求するのは控えるべきである。
    レイド戦で経験値を稼ぐには、モンスターを攻撃しなければならない=回復スキルをいくら使っても報酬は増えない。つまり支援職のプレイヤーは、善意で攻撃の合間を縫って回復スキルを使ってくれているので、回復してもらえるだけありがたいという考え方でいたほうが良い。