≪残響するノクターン≫
コスト3 [L] ◆補助
召喚(シェード)[ATK]X [DEF]2
あなたのターン開始時に以下を行う。
◆物理 自走する槍撃:物理攻撃
攻撃力のXは、あなたの攻撃力に等しい。金貨:〇〇
Blade Rondo -Grim Garden-で登場した3コスト◆補助。
プレイヤーと等しい攻撃力で物理攻撃を行う召喚(Y)効果を持つ。
毎ターン物理攻撃してくれる召喚(Y)であり、防御力も序盤なら充分なレベル。
毎ターン≪加熱法≫を行う、物理攻撃中心の構築と相性が良い。
そうした構築の補助攻撃役として採用されることが多いだろう。
逆に、魔法攻撃(X)主体のデッキだと≪加熱法≫が無駄気味であり、相性は悪い。
ダメージを増やすカードとしては、≪駆り立てるマーチ≫や≪満ち溢れるキャロル≫が候補に挙がる。
混成構築にはなるが、≪高揚するカノン≫を効率よく活かせるカードでもある。
攻撃役としての起用が中心だが、金貨2を利用した強襲として≪絢爛剣≫のコストにする手もある。
- ≪窓辺立つミュージカル≫の夜時効果と合わせると、プレイヤーの攻撃力Xに+2された状態で攻撃することになる。
≪窓辺立つミュージカル≫のテキストは以下の通り
コスト3 [L] ◆補助
召喚(ドール・ミュージカル)
【昼】
このカードが場にある間、あなたの防御力は+1される。
【夜】
このカードが場にある間、あなたと、あなたの配下の攻撃力は+1される。ラインが引かれているテキストの処理を≪残響するノクターン≫の行動に適用すると
- ≪窓辺立つミュージカル≫の効果がプレイヤーに適用され、攻撃力Xが+1されている。
- ≪残響するノクターン≫が(X+1)を参照する。
- ≪窓辺立つミュージカル≫の効果が≪残響するノクターン≫に適用される。結果、攻撃力が(X+1)+1になる。
上記の処理はカードの使用と処理の「6.攻撃力の確定」で行われる処理である。
効果がシンプルで使いやすい為、物理攻撃中心の構築であれば安定して運用できるだろう。
より上から圧をかけていくことができるが、その分≪加護法≫で防がれやすい点には注意が必要。
また、攻撃性を嫌われて≪ディスペルワイス≫によって除去を狙われたり、≪迷い道のトパーズ≫によって以後の物理を全て無効化されたりする危険性もある。
場に出すタイミングも考えて運用していきたい。
- その性質上、物理攻撃であっても≪灰の剣≫との兼ね合いは微妙。
≪加熱法≫を捨てるタイミングに気を遣えば、共存は不可能ではないが。 - 「残響」とは、音源が震動をやめた後も音が響いて聞こえる現象のこと。
- 「ノクターン」とは、ラテン語で「夜の」を意味する形容詞がつけられた、ピアノの為の小曲のこと。夜想曲。
カード情報 | |
---|---|
カードナンバー | No.54 |
イデア名 | Chiffon & Shade |
Art | RAYVON |
フレーバー | 無知な村娘を利用するつもりが、いつしか心から護る羽目になった悪魔の騎士の物語。 |