基本情報
- イデア名:Starry
- 身分:魔女
思考加速魔法を得意とする、物語の魔女。シェオルの劇団にも「翻訳」の秘術を盗み出すためにピアニストとして潜入していた。
竜王ファゴラントスの復活と、その再封印にも立ち会っている(ザ・テンペストのTraditionより)。
収録弾
- Blade Rondo(無印)
- No.15 加速するロンド
- 思考加速魔法で認知を拡大し、独力で自分の半生を剣へと変じた物語の魔女の物語。
- IDEA.15 再帰的魔法紡ぎ スターリィ
- 「この物語は自前で綴る。一人でどこまでも行けるから」
- No.15 加速するロンド
- Blade Rondo -Night Theater-
- No.32 開花するスケルツォ
- 移動劇団に身をやつし、同胞との暮らしに微睡んだ物語の魔女の物語。
- MB.10 加速するロンド
- No.32 開花するスケルツォ
- Blade Rondo -Frost Veil-
- その他
- PR.05 加速するロンド(プロモーションカード)
- 音楽は心で受容する対象に非ず。未曾有を受容する、拡張された心そのものである。
- PR.05 加速するロンド(プロモーションカード)
Tradition
No.15 加速するロンド(スターリィ)
星々の流れるが如く美しき天才魔女スターリィの持つ輝かしい特技のひとつに「再帰」がある。魔法陣を描く魔法陣。魔法によって加速した思考で紡ぐ魔法。語り聞かされた者に語り継ぎたい欲求を喚起させる物語。これらの精妙幽玄たる工夫により、彼女は誰よりも複雑で柔軟な力を備えるイデアとなった。彼女は世界の失策であり、同時に最大の成果でもある。もうほんとすごいんだから。
――スターリィ・ヒルルドリー「スターリィ・ストーリー」
No.32 開花するスケルツォ(スターリィ)
スターリィ・ヒルルドリーはいつでも劇団を捨てられる。これが良い。ほかの団員には真似できない。劇団長や女神ですら、劇団に依存するほかに道がない。ピアニストという位置も良い。公演に欠かせないパーツでありながら矢面にも立つこともない。人間を食い物にする劇場などいずれ立ち行かなくなるだろう。彼らはそれに気づかない。劇場がいずれ破綻する前に、女神から「翻訳」の秘技を盗み出す。
それまでは譜面通りに鍵盤を叩き、与えられた配役ににまどろんでいる。