カードとしてのサタン
サタン | ||
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レアリティ:★★★★ | コスト:10 | 入手先:ダンジョン固有 |
(25固定ダメージ 手札を全てデッキから破棄する)x3 |
手札破棄カードにして、リバイアサンと双璧を成すトップクラスの火力カード。
25x3=75ダメージは固定ダメージの総量としては最強を誇る。単発の威力だけを見ても第2位タイという強さ。
なお固定ダメージと一緒に手札破棄も3連続で行うようだが、特に意味はない。
リバイアサンと同様、火力は見事だが手札破棄の存在が悩ましい。
かたや単純にカード破棄の手段として見ると、コスト10はいくらなんでも高過ぎる。無足で踏み倒すなどしたいところ。
このカードは崩壊の爪痕のダンジョン固有ドロップ。
ピックカードとしては他のダンジョンでも出るので、それを拾ってからクラフトで作成する手順でも入手できる。
関連カード
- 手札破棄つながり
- 疫病ネズミ・コカトリス・森の鍛冶屋 グレナス・コープスゴーレム・リバイアサン・サタン
追われる身の エマ・ホープイーター・腐食の呪い・(ドラゴンゾンビ?) - 固定ダメージ量ベスト3(デッキ依存型を除く)
- 1位(30ダメ):ブラックドラゴン・ゲヘナ?
2位(25ダメ):サタン・ドラゴンゾンビ?・シアエガ・カロン・ゴーゴン?・タイダルウェイカー
3位(24ダメ):アイスドラゴン - 当代の魔王
- 魔王 モードレッド
- その他の魔王
- ベルゼバブ?・バフォメット・(魔界の簒奪者 ヴァルブルガ)
- 悪魔
- デーモン・ナイトメア?・サキュバス?・グレートデーモン?・デーモンロード・パズズ?・デビルクイーン?・ブラッククラウン?・バエル?
サタン・ベルゼバブ?・バフォメット・アスモデウス?・マルコシアス・貪る者・リリス・ゲヘナ?・ナベリウス・ウヴァル?
(とばりの夢魔 アンジェラ?・汚れた聖魔 ルーシー?) - 元部下
- 魔王の尖兵・魔王の従者
- 堕天使(予備軍)
- 顕現した神性 ガブリエス?
ボス敵としてのサタン
名前 | HP | 使用技 | 常時発動 | ||
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サタン | 412 | ダークスフィア | 2nターン | 10固定ダメージ | 守護 2ガード |
闇の侵食 | 2nターン | 1暗殺20T | |||
ダークフォール | 4nターン | 13固定ダメージ 敵の補助効果を全種類解除 20盲目5T | |||
ハイグラビティ | 1nターン | 鈍重2T | |||
カタストロフィ | 8nターン | 8固定ダメージx5 |
崩壊の爪痕15Fボス。守護ガード持ち。
凄まじい火力の固定ダメージを連発してくる。基本技のダークスフィアですら難易度ノーマルで10ダメージ。
ダークフォールは難易度チャレンジャー1で20ダメージに達する上、同一ターンにダークスフィアも来るので例えノーマルでも無防備だとあっさり死ぬ。
さらに補助効果を全て消し去り、かつ20盲目で通常ダメージを潰すというあくどさである。この大ダメージ及び補助状態解除からの復帰の速さがカギを握る。
闇の侵食による暗殺はペースが遅過ぎるので無視してよい。
難易度ハード以降はさらにえげつない技を使い始める。
まずはハイグラビティによる鈍重の付与。これが掛かると疾走や啓蒙を含めた一切の追加ドローが完全に封じられる。
遅行のようにドローを連打して無理やり解除するようなこともできない。毎ターン欠かさず使ってくるので抵抗や免疫を絶やさないこと。
……といってもダークフォールの直後は必ず絶やされ、鈍重の餌食になってしまうのだが。できれば治療カードも用意できると安心。
鈍重自体は短時間で切れるので、1ターンでも防ぎ損ねたらおしまいということはない。慌てず抵抗を張り直すなどしたい。
難易度マスターから使い出すのはモードレッドも使ってきた大技カタストロフィ。
これ自体も最大HPをはるかに超える高威力だが、問題は同じターン、それもカタストロフィの直前にダークフォールを使って来ること。
ダークフォールであらゆる守りを剥ぎ取られたままカタストロフィの直撃をもらってしまう。つまり敗北確定である。悪魔か。魔王だよ。
このコンボを防ぐには4ターン目にスタンを仕掛けること。これでダークフォールとカタストロフィの使用ターンがずれて個別に対処できるようになる。
または8ターン目までに速攻でけりを付けるかだろう。
過去作品でのサタン
DDFでは伏魔殿のボスを担当。
同時にDDFのストーリー本編における最重要討伐対象、すなわちラスボスでもあった。
元々のサタンは神に仕える天使の一人だったが、神の人類に対する寵愛に嫉妬し堕天。
天界から下界へと下り、引き連れてきた多くの天使たち共々悪魔と化した……という、原典のサタンに忠実な過去を持つ。
DDD・DDF世界の歴史上で最もサタンが脅威となったのは、DDF時代より数百年前。彼が世界の法則を歪めて世界崩壊を企てた時である。世界の 法則が 乱れる!
この時は当時の英雄たちの活躍でサタンが討たれ、最悪の事態こそ回避された。だがもたらされた被害は甚大で、世界の地形は激変し地図の書き換えを余儀なくされる。
そしてDDF時代とは比べ物にならないほど発達していた当時の文明や技術が、この一件によりほとんど失われてしまう。世界の文化レベルは一気に後退することとなった。
(ちなみにサタンの持つ法則操作能力は、今作のハイグラビティにその片鱗を見ることができる)
そしてサタンも、完全に滅びた訳ではなかった。
一旦表舞台を去り、力を蓄え続けること数百年。世界崩壊への執着に人類への復讐心を上乗せし、再び魔物を率いて世界を脅かし出した(これがDDF当時の話)。
だがこの時も冒険者たちの先制攻撃に遭い、彼は世界崩壊に手を触れることすらなく撃破される。かくして世界は再び守られ、主人公の懐には報奨金1000金貨が入った。
二度に渡って敗れたサタンはいよいよその権威を失い、ついには魔王の座から転落した。
新たに台頭した魔王に部下は引き抜かれ、居城は追われ野に放り出されてしまう。今のサタンはもはや一介の悪魔に過ぎない。
そんな彼は現在、かつて自分が引き起こしかけた世界崩壊の爪痕にたたずんでいる。果たせずじまいだった野望を偲んでいるのか、またはこの期に及んでなお人類滅亡の策を模索しているのか。
地位は奪われても魔力は健在で、依然として危険分子であることに変わりはない。そろそろ完全にご退場願うべきだろう。