Spell/Thaumaturgy/Burden of Time

Last-modified: 2014-08-15 (金) 15:03:54

世界呪附:世界中で住人を殺害し、ユニットを老化させ、老人を速やかに病死させます

Burden of Time
領域使用宝石
Thaumaturgy Lv5儀式/水陸両用70
主属性副属性効果量効果発生数
Death5---
射程距離効果範囲精度補正疲労
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特殊世界呪附


ゲーム内説明文

This evil enchantment will make everyone in the world age at a highly accelerated rate. Unrest will increase in the entire world and soldiers will soon become crippled and useless. While this enchantment is active, the world will become more and more desolate until everyone dies. The spell lasts until someone dispels it or the caster dies.

和訳

この悪しき呪附は、世界中の全てのものの老化を大幅に加速します。不安は全世界で増大し、兵士たちはすぐに体に障害を負って役に立たなくなります。この呪附が機能している間、すべてのものが死に絶えるまで、世界は徐々に荒廃していきます。呪文は誰かが解呪する、あるいは術者が死ぬまで持続します。

解説

世界中のユニットをターンごとに一定確率で1~5歳老化させ、老齢のものに各種の戦傷や即死の可能性を与え、さらには人口を2%ずつ減少させていく世界呪附。死魔法の奥義とも言える凶悪な魔法でありながら、中盤には解禁できてしまう恐ろしい存在である。

寿命がせいぜい50年、雇用時の初期年齢も考えると長くても30年程度で老齢に至る人間にとっては、この呪附は文字通りの死の宣告となる。普段は意識するまでもない年齢の兵でも早ければ1~2年程度で老齢になり、それからしばらくすれば戦傷だらけになったり、即死したりする。
総じて初期年齢が高い魔術師にとっては事態はさらに深刻。元から老齢のものは論外だが、そうでないものでも兵士以上の速さで死に絶えていく。緑魔法を得意とする国だと多少はマシになるが、そうでない場合は研究すらままならない。

州の住民の死滅も極めて早い。Growth/Death天秤の1段階あたりの効果が0.2%に過ぎないといえば、2%という数値の異常さは明らかだろう。元がどれほど豊かな州だったとしても、いずれは完全な荒野と化すのは避けられない。
また不安度もそれなりに上がるため、守備隊の規模が不十分だと税収も低下していくことになる。かといってその鎮圧に金を使っているようなヒマは全くないだろう。


欠点は言うまでもなく、効果が世界中に及ぶこと。当然それには自国も含まれており、一般的な国ではまともに戦い続けることすら難しくなる。老化自体も問題だが、収入の急激な減少はいずれ補充さえも滞らせていくだろう。
また侵攻前に敵領土すべてを壊滅させてしまうため、切り取った領土の旨みもさっぱりなくなる。邪神型の破滅的な天秤設定でさえ奪った先からは得るものがあることを考えると、これほど自虐的な話もそうそうない。

例外は元から住民を死滅させるMiddle AgeのErmorLate AgeのLemuriaLate AgeのR'lyehの3国。これらの国で発動すれば、すべての敵に自国の苦しみを分け与えてやることができる。当の自分たちは荒廃した州にもある程度の使い道があるので、後々困るようなこともない。
また国全体が死魔法を得意としている場合、Twicebornや各種のアンデッド召喚を用いて国を死者の世界へと作り変えていくことでも対応できる。実行には相応の準備が必要になるが、長引きすぎた戦を強引に終わらせる手段としては悪くない。
意外なところだと、Late AgeのAtlantisも比較的相性が良い。これは種族の長い寿命(500年)と、兵士の平均的な初期年齢の低さ(20歳程度)に起因する。死魔法も得意なので、収入が絶え始めてからもなんとか対応していける。


4.04以降、一部アイテムの持つ加齢抑止効果はこれに対しても効果を発揮できるようになった。Boots of YouthElixir of Lifeを使えば重要な指揮官の老化は抑えられるし、またアーティファクトのFountain of Youthはその州に居るものすべての老化を抑えてくれる。これらは敵が発動した際の対抗策だけでなく、自国が使用する際の備えとしても役立つだろう。

4.10では、それまで100%発生していたユニットの老化判定が確率制に変更された。発生率は州のGrowth/Death天秤の影響も受ける。
これにより、以前ほどの圧倒的な速度で人間を死滅させることはなくなっているが、それでも楽観視はできない程度の効果が残っている。とくにDeath天秤を選択している国の支配圏内には長く留まるべきではない。


パッチ変更点

4.04

アイテムによる老化抑止の影響を受けるようになった

4.10

老化促進が一定確率でのみ発生するようになった

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