BSDQ1
幸せのメダル。BSDQ1オリジナルアイテムのひとつ。
BSDQ1の【アレフガルド】各地に隠されているメダルで、フィールド上を除く城や町、洞窟などの特定地点を【しらべる】と手に入れることができる。入手時にはコインのMEが鳴る。
隠し場所は伏せられ、光るエフェクトなどのヒントや目印もないため、家具や茂み、さらには何もない床などをしらみつぶしに探すしかない。
セレクトボタンで開くステータス画面に当日の入手枚数が、さらにシナリオ目標をクリアすると各話の入手済み数と未入手数も表示される。総数は46枚あり、入手したメダルは翌週に持ち越される。道具欄には入らずこの画面でしか数を把握できない。
【ちいさなメダル】を元ネタにしたことがありありとわかるアイテムなのだが、ゲーム上では景品と交換することはできず、特別な効果も発揮しない。
では存在意義は……? というと、BSDQ1独自ステータス「ランキングポイント」に1枚100点として加算されるもので、BSDQ1本放送時リアルで実施されたランキング応募イベントにおいては入手数が多いほど有利になっていたのだ。
SFC版DQ1から改変されたBSDQ1のようなサウンドリンクゲームは、原作をプレイ済みであれば進行を有利に運ぶことができる。
しかし、およそ50分×4話の制限時間内にメインシナリオを攻略しつつ、ヒントもなしにマップから46個ものオリジナルアイテムを探すとなると、原作をプレイしていようが勘と運にたよるしかない。
ランキング要素を設けたサウンドリンクゲームは、ラジオ連動イベントをはじめとしたランダム要素を加味することで、原作と差別化すると同時にランキング順位の分散も図られていた。
しあわせのメダルもこの目的で追加されたアイテムであり、実際全てのメダルを見つけることのできたイベント応募者はいなかったという。
直接ではないが、換金によりランキングポイントへ寄与するBSDQ1オリジナルアイテムには【ぎんのかけら】、【ふしぎなやさい】がある。