【カヤ】

Last-modified: 2021-09-03 (金) 21:04:07

DQ7

【グリンフレーク】に登場する【メイド】。四角関係ドロドロ愛憎劇の登場人物のひとり。
【イワン】とは屋敷の主従関係であるだけでなく、お互いにもっとも身近な存在だったと思われる。カヤ曰く「困っている人を見ると自分が助けなければならないと激しく思い込む」人物だったらしく、現在はその対象が【リンダ】に移っていることを妬んでいる。
英語版での名前はPS版ではKaya、3DS版ではCayenne(唐辛子から作られた香辛料カイエンペッパーを表す語)。
 
イワンにぞっこんであり、婚約者がいるにも関わらずキスして迫ったり、料理に毒を混ぜたなどと笑えないジョークを言ったり、【ペペ】に「リンダの事が好きなら、家族の事も何もかも放って、一緒にこの町を出ればいい」とけしかけたり、 自分の好きな男のために旦那を毒殺しようとしたりと、火曜サスペンス劇場を地でいくような悪女キャラクター。
最終的には【むらさきの小ビン】を落としてしまったことで事件が発覚。イワンに庇われ、2人とも追い出される形で町を去ることとなった。
 
いわゆる普通の町人の中ではかなりえげつない事をしている一人かもしれない。
「冷静なヤンデレ」と表現される様に、最初から殺すつもりで愛してもいない男と結婚し、毒殺未遂も結婚してからすぐではなく信頼を得つつ病に見せかけるべく少しずつ周到に行っていく執念から、彼女の恐ろしさが窺い知れるが、その行動はすべて「イワンへの愛」で一貫されており、良くも悪くも恋に生きた女性とも言える。また、町の人によるとリンダが出ていくまでは遠くからイワンを見守るという消極的な行動しかとってはいなかったらしく、リンダがいなくなった事により諦めていた感情が再び沸騰してしまったのかもしれない。ポルタからは「やったことは許されない」と断じられているが、「リンダと同じように愛した男を諦められなかったかもしれない」と少し同情されている。
メイドから経営者夫人にとかなりの出世街道を踏んでいるがそれすらも捨てて、すべてを失ったイワンと2人で消えるというのは、彼女にとっては望ましい結末だったのではないだろうか。
 
ちなみに本人談によると物心がついた時からメイドとして仕えており、屋敷の管理も任されていたらしく能力は非常に優秀な女性である。他にもペペの快気パーティの大量の料理も全て彼女一人で作ったものである。カサドールにメイドから見初められたのも能力故だったのかもしれない。